斎宮歴史博物館が斎宮跡の実態解明を目的として行っている発掘調査において、奈良時代の斎王の宮殿と考えられる建物跡の一部を新たに発見しました。
このことを皆さんに広く知っていただくため、発掘調査の現地説明会を開催します。
1 発見の内容について
斎宮跡では、これまでの発掘調査で、飛鳥時代から平安時代にかけての斎王の宮殿ではないかと推定 される塀で囲まれた長方形の区画が複数確認されています。
今年の6月から9月に実施した調査では、奈良時代の区画と考えられる西正方位区画の内部で、1辺約1.7mから2mの大きさを持つほぼ正方形の柱穴が約3.2m(11尺)の間隔で並ぶ建物跡を1棟確認しました。
10月からその北側で調査を実施したところ、1辺約1.7mの大きさを持つほぼ正方形の柱穴が約3m(10尺)の間隔で並ぶ別の建物跡を新たに確認しました。建物の全体像は現在のところ不明ですが、この建物は区画のほぼ中央に位置しており、区画の正殿であると考えられます。このことから、この区画の内部には、南側と北側に2棟の建物が並んで建っていたことが判明しました。
柱穴の大きさや間隔といった建物の規格や、南北に並ぶ建物配置の特徴等は、奈良県の平城宮跡などで確認されている宮殿建物と同様の特徴を持つことから、これらの発見された建物は斎王の宮殿である可能性が高いと考えられます。
2 現地説明会について
(1)開催日時
令和8年11月14日(土曜日) 10時00分から11時30分まで
※この間、斎宮歴史博物館職員が随時説明を行います。
(2)会場
史跡斎宮跡第213次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内431-4)
※近鉄斎宮駅から会場までは、徒歩15分程です。
※斎宮歴史博物館から会場までは、徒歩10分程です。
※車でお越しの際は、ふるさと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から会場までは、
徒歩5分程です。なお、会場付近には駐車することはできません。
(3)説明者
斎宮歴史博物館 職員
(4)定員・参加費
定員なし(事前申込不要)、参加費は無料
(5)その他
以下の場合は、内容の変更やイベントを中止する場合があります。また、イベントを中止する場合
には、斎宮歴史博物館のホームページでお知らせします。
・雨天の場合(少雨決行)
・当日の朝7時の段階で三重県中部または明和町に、暴風特別警報、暴風警報、レベル3以上の氾
濫・大雨にかかる警報が発令されている場合
・その他災害の発生が予想されるなど開催が危険と判断される場合
(6)主催
斎宮歴史博物館
(7) 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課
電話 0596-52-7027(直通) / 0596-52-3800(博物館代表)
FAX 0596-52-3724