三重県多気郡内の工場(以下工場)で、麻しんの集団発生がありました。
県民のみなさまにおかれましても、麻しんを疑う時は早めに医療機関を受診してくだ
さい。受診の際には、必ず事前に医療機関に電話で麻しんの疑いがあることを連絡して
指示に従ってください。
また、相談は最寄りの保健所にご連絡ください。
なお、定期接種がまだのお子様は、早めに受けるようにしてください。
・ 発生場所 三重県多気郡内の工場
・ 経緯
2月2日 松阪保健所が、当該工場勤務する10代の女性が麻しんとの報告受け、検査を実施。
2月3日 女性が麻しん陽性と判明したので松阪保健所が当該患者等の調査を実施し、集団発生を探知
また、患者が松阪保健所、伊勢保健所管内から複数名いることが判明し、伊勢保健所も調査
を実施。
2月7日 国立感染症研究所とともに当該工場調査を実施。
・ 患者数 10名(2月8日18時00分現在、初発患者を除く)
【内訳】
年齢 20歳代男性3名、女性2名
30歳代男性3名、女性1名
40歳代男性1名
(同じ工場の従業員9名とその他1名(松阪市内医療機関勤務))
※ 引き続き患者の発生状況の把握や接触者の健康観察を行うとともに、工場等に対して、
感染拡大防止の指導をおこなっていきます。