三重県看護職員等の海外派遣研修を実施します

　三重県では、英国のロイヤルフリーホスピタルに看護職員等４名を派遣します。ロイヤルフリーホスピタルへの看護職員等の派遣は平成２７年７月の知事訪英時に三重県とロイヤルフリーホスピタルとの間で締結した「看護職員等の研修受入に関する覚書」に基づくもので、今回で４回目となります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
１　研修目的
　「在宅療養を支えるための多職種連携」、「高齢者の不必要な入院回避」、また、今後増加が見込まれて　いる「認知症ケア」等にかかる本県の課題について、その課題解決に資する取組を学び、地域包括ケアシ　ステムの深化・推進の牽引役となる看護職のリーダーを育成する。

２　研修概要
（１）日程　　平成３０年９月１０日（月）から９月１３日（木）まで４日間
（２）場所　　ロイヤルフリーホスピタル・地域のナーシングホーム等関連施設、ナイチンゲール関連施設
　　　　　　　他（ロンドン市）
（３）研修生　三重県内の看護職員等　計４名
　　（敬称略）　訪問看護ステーションほたるいせ　　　管理者　　岡田まり
　　　　　　　（三重大学大学院医学系研究科）　　　（大学院生）
　　　　　　　　三重県立看護大学大学院看護学研究科　大学院生　小川真依
　　　　　　　　三重大学医学部附属病院　　　　　　　副師長　　辻井絵美
　　　　　　　　三重大学医学部附属病院　　　　　　　看護師　　森本佳織
　　　　　　　（三重大学大学院医学系研究科）　　　（大学院生）
（４）内容　　病院内及び関連施設において、認知症等老年期医療にかかる看護体制、また看護職員が果た
　　　　　　　す役割や多職種との連携・高齢者の不必要な入院回避や退院時支援等にかかる英国における
　　　　　　　取組についての見学実習及び現地スタッフとの意見交換、現地日本人老年専門医との交流
　　　　　　　会、ナイチンゲール関連施設の見学など。
　　　　　　　※詳細は、別添「平成３０年度 ロイヤルフリーホスピタル看護研修プログラム」のとおり
（５）その他　研修終了後、研修生による研修報告会（三重県主催）を実施します（日時は未定）。

３　壮行会
（１）　開催日　　 平成３０年８月６日（月）１６時４５分から１７時００分まで
（２）　開催場所　 三重県庁　３階　プレゼンテーションルーム
（３）　出席者　　 第４回看護職員等の海外派遣研修研修生　４名
　　　（敬称略）　医療機関関係者等
　　　　　　　　　三重大学医学部附属病院　　　　　　　病院長　　　　　伊藤正明　
　　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　看護部長　　　　江藤由美　
　　　　　　　　　三重大学大学院医学系研究科　　　　　教授　　　　　　辻川真弓　
　　　　　　　　　三重県立看護大学大学院看護学研究科　教授　　　　　　小松美砂　　　　　　　　　
　　　　　　　　　県関係者
　　　　　　　　　三重県　　　　　　　　　　　　　　　知事　　　　　　鈴木英敬
　　　　　　　　　三重県医療保健部　　　　　　　　　　部長　　　　　　福井敏人
　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　医療政策総括監　田丸智巳
　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　副部長　　　　　加藤和浩
（４）　内容　　・開会の辞
　　　　　　　　・壮行会趣旨説明
　　　　　　　　・知事あいさつ
　　　　　　　　・研修生あいさつ
　　　　　　　　・閉会の辞
　　　　　　　　・記念写真撮影

※参考
・ロイヤルフリーホスピタルについて
　英国ロンドン市内にあり、１８２８年に開院した英国において最も歴史ある病院です。１，５００床の病床を有し、年間受入患者数は１６０万人、救急患者の受入人数は２０万人でロンドン大学の教育関連病院となっています。
・これまでの派遣の実績
　平成２８年２月に６名、平成２８年９月に４名、平成２９年９月に５名の計１５名（老年看護分野８名、がん看護分野３名、周産期看護分野４名）の看護職員等を派遣しています。