日本初のシンガポール向け活カキ輸出をめざして、日本政府とシンガポール政府による二国間協議が行われていた三重県の二枚貝衛生管理プログラムに係る全ての事項について、本日(12月14日)、水産庁からシンガポール政府との調整が整い、輸出が可能となった旨の通知を受けました。
これにより、本日から三重県産の活カキがシンガポールに向け輸出可能となります。
1 経緯
11月16日の三重県知事のシンガポール訪問において、シンガポール農食品・獣医庁副長官から、輸出の際に添付する衛生証明書の様式の協議を残し、三重県が作成した二枚貝衛生管理プログラムについて承認する旨を伝えられました。
その後、両国間において協議が続けられ、本日12月14日に水産庁から三重県に対し、12月12日付でシンガポール政府が衛生証明書様式について承認した旨の連絡がありました。
2 今後の方針
シンガポール政府の承認により、本日から活カキ輸出が解禁となったことから、今後は、日本初の活カキ輸出の開始に向け、これまでに商談等を行ったバイヤー等へ積極的に売り込みを行うとともに、2月にシンガポールにおいて開催されるJETRO主催の商談会(※)に参加し、今シーズン中の輸出開始をめざします。
※シンガポール商談会の概要
日 時:平成31年2月21日(木)
商談会名:日本産水産物輸出商談会inシンガポール
(主催・共催 JETRO、水産物・水産加工品輸出拡大協議会、全漁連)
参加業者:30業者程度(うち三重県6業者、カキ関係は3業者)