三重県、福井県、京都府、兵庫県他が連携し、下記により「御食国(みけつくに)×京都 和食の祭典」を開催することになりました。
観光資源としての食の重要性が増すなか、古代から豊かな食材の宝庫であった「御食国」と呼ばれる、志摩、若狭、淡路と、都である京都が相集い、物産展や食の体験コーナー、観光PRコーナーを通じて、それぞれの地域の魅力を発信します。
記
1 日程・会場
日程:平成31年3月2日(土)、3日(日)10時00分から16時00分まで
会場:西本願寺境内地ほか(京都府京都市下京区堀川通花屋町下る)
2 開催内容
(1) 御食国・京都の和食を味わうフードコート
内容:志摩・若狭・淡路・京都の飲食・物産販売
(三重県からは、相可高校食物調理科の“まごの店”のほか、鳥羽市、志摩市、南伊勢町管内
の約10者が出展します。)
・各県観光PR
(三重県からは、伊勢鳥羽志摩観光連絡協議会が「温泉と食」をテーマに、観光PRを行い
ます。)
・日本酒等の試飲販売
・京料理人による特別点心販売・一品料理販売
(2) 御食国・京都の和食文化体験コーナー
内容:志摩・若狭・淡路・京都の「和食づくり体験」
宇治茶味わい体験、出汁の試飲体験、和菓子づくり体験、抹茶アート体験
(3) 御食国・京都のトークイベント
内容:<3月2日開催>「御食国の起源や歴史」をテーマとした基調講演及びパネルディスカッション
<3月3日開催>「京都の和食文化」をテーマとした基調講演及びパネルディスカッション
(4) 京都の和食文化の企画展示
場所/西本願寺伝道院
内容:京都の和食文化のパネル展示
3 入場料等
入場無料、事前申込不要(飲食、体験は有料)
4 主催
御食国・和食の祭典 in 京都実行委員会、日本料理文化博覧会実行委員会
(協力:西本願寺)
5 備考
三重、福井、京都、兵庫の各府県が連携して実施する「御食国 和食の祭典」は、昨年度、兵庫県淡路島で初開催した「御食国 和食の祭典in淡路島」に続き、2度目の開催となります。
6 「シェフの饗宴 in KYOTO」との連携について
「御食国×京都 和食の祭典」の開催を記念して、京都駅周辺の8ホテルと連携し、三重、福井、京都、兵庫の各府県の食材を使ったメニューを「シェフの饗宴 in KYOTO」(※)において提供していただくこととなりました。
(1)開催機関 平成31年1月11日(金)から平成31年3月31日(日)まで
(2)各ホテルが連携する府県は下記のとおり。
・京都センチュリーホテル、新・都ホテル・・・三重県
・京都新阪急ホテル、京都 東急ホテル・・・福井県
・リーガロイヤルホテル京都、ホテルグランヴィア京都・・・京都府
・京都タワーホテル、ホテル京阪 京都 グランデ・・・兵庫県
※「シェフの饗宴 in KYOTO」は、京都駅周辺の8つのホテルのシェフが、各回のテーマに沿って、旬
の食材を使った特別な料理を提供する企画。1999年からスタートし、今回が78回目となる。
(参考)
「御食国(みけつくに)」とは、古代、皇室や朝廷にそれぞれの地域の特色ある豊かな食材を納めた国のことで、志摩国、若狭国、淡路国が該当すると考えられています。平安時代に編集された『延喜式』には、志摩国はアワビ、サザエなどを10日ごとに納めるよう定められていたことが記されています。