公立学校職員の懲戒処分について

　平成２９年１０月２３日付けで、下記のとおり懲戒処分を行いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１　処分年月日　平成２９年１０月２３日

２　被処分者、根拠法令、処分内容及び処分対象事案の概要
（１）津市立雲出小学校　教諭（男性３０歳）
　　・　根拠法令　　地方公務員法第２９条第１項第１号及び第３号
　　・　処分内容　　停職６月
　　・　概　　要
　　　　上記の者は、平成２９年８月２４日午後５時５分、松阪市内の書店において、２,１６０円相当
　　　のコミック本５冊を窃盗し、店員に取り押さえられました。その後、松阪警察署等で聴取を受けた
　　　後に釈放され、９月２８日に不起訴処分となりました。

（２）志摩市立国府小学校　教諭（男性２５歳）
　　・　根拠法令　　地方公務員法第２９条第１項第１号及び第３号
　　・　処分内容　　減給１０分の１、１月
　　・　概　　要
　　　　上記の者は、平成２９年３月４日午後４時５０分頃、自家用普通自動車にて国道２３号線の津市
　　　栄町一丁目８４３番地の交差点を走行している際、並走していた左隣の自動車の車線変更を回避す
　　　るため、右にハンドルを切ったところ、反対車線に進入し、右折車線で停車していた自動車に正面
　　　から衝突するとともに、その衝撃で、同自動車が移動し、後方から走行してきた別の自動車に衝突
　　　しました。その結果、右折車線に停車中の男性運転手に、頚椎骨折の傷害を負わせました。
　　　　この事故により、同人は運転免許停止６０日の行政処分を受け、８月２８日に不起訴処分となり
　　　ました。

３　今後の対応方針
　　児童生徒の健全な育成を指導する責任を負う教職員のこのような行為は、教育に対する県民の信頼を
　著しく損なうものであり、かかる事案が発生しましたことを重く受け止めています。
　　県教育委員会としましては、今後とも市町教育長会議等あらゆる機会を捉え、法令順守、交通事故防
　止に対する意識の高揚を図るなど、服務規律の確保について徹底し、信頼回復と再発防止に努めてまい
　ります。