県教育委員会では、平成28年に三重県で開催された第10回国際地学オリンピック日本大会の成果をふまえ、子どもたちが自然科学分野について日頃取り組んでいる「探究的な活動」の研究成果を発表しあったり、先進的な研究等に触れたりすることで、子どもたちの自然科学に対する興味・関心をより高め、「探究的な活動」を県内に普及することを目的として、「みえ自然科学フォーラム」を次のとおり開催します。
1 日時・場所等
日時:平成30年2月17日(土)10時00分から16時30分まで
場所:<中学生・高校生による研究成果発表、県立高校卒業生による講演>
三重県男女共同参画センター 多目的ホール、セミナー室A
(三重県津市一身田上津部田1234)
<京都大学生による小中学生向け科学体験講座>
三重県総合博物館(MieMu)
(三重県津市一身田上津部田3060)
主催:三重県教育委員会
共催:三重県総合博物館(MieMu)
京都大学大学院理学研究科
三重県立津高等学校
2 内容
(1)中学生・高校生による研究成果発表
ア 県内の高校生が、自ら設定した課題に対し、フィールドワークや実験を通じて取り組んだ「探究的
な活動」の研究成果について、口頭発表やポスター発表を行い、それぞれに5本程度の最優秀賞を授
与します。
発表校:桑名高校、桑名西高校、四日市高校、四日市農芸高校、神戸高校、
津高校、津西高校、松阪高校、相可高校、伊勢高校、上野高校、
鈴鹿高校、三重高校、桜丘高校
<口頭発表>
時間:10時05分から12時00分まで
場所:三重県男女共同参画センター 多目的ホール、セミナー室A
内容:発表グループ毎に10分間の発表と5分間の質疑応答を行います。
<ポスター発表>
時間:12時40分から14時40分まで
場所:三重県男女共同参画センター エントランス
内容:ポスターの前で口頭説明を行います。
イ 県内の中学生が自由研究等での研究成果を展示発表します。
時間:12時40分から14時40分まで
場所:三重県男女共同参画センター エントランス
内容:県内の中学生の研究成果のパネル展示により発表を行います。
(2)県立高校卒業生による講演会
時間:14時50分から15時50分まで
場所:三重県男女共同参画センター 多目的ホール
講師:東京大学教養学部1年生 矢口 太一 さん
テーマ:「セミの研究で世界へ ~やりたいこと“とことん”やってみないか?~」
内容:伊勢高校2年生の時に2015年(第59回)日本学生科学賞で内閣総理大臣賞を受賞した
矢口さんが、在学中に取り組んだ研究への想いや、日本代表として出場したアメリカのインテ
ル国際学生科学技術フェアで学んだこと、これからの研究の展望について講演します。
(3)京都大学生による小中学生向け科学体験講座
時間:10時05分から14時40分まで
(12時00分から12時40分までは昼休憩)
場所:三重県総合博物館(MieMu)
エントランスホール、学習交流スペース、レクチャールーム
内容:小学生や中学生が実験を通して科学のおもしろさや不思議さを体験します。3Dメガネで宇宙
を旅行できる「4Dシアター」や、スピーカーを作成する「ぐるぐるスピーカー」、光ファイ
バーをもちいた「光るツリー」の作成等を予定しています。