県教育委員会では、令和9年度より新しいタイプの全日制高校として「みえ版フレキシブル高校」を設置し、高校生に多様な学びの機会を提供します。
1 設置の背景
・近年、不登校経験をはじめ多様な背景を有する生徒が増えており、定時制・通信制高校への入学者
が増加していることもその一例です。
・高校生の学習ニーズや学習スタイルの多様化が見られることから、生徒一人ひとりの学びのニーズ
に寄り添える柔軟な教育の仕組みが求められています。
2 概要
・「フレキシブル高校」とは、全日制・定時制・通信制の課程の授業を、生徒が在籍課程を変更する
ことなく横断的に履修できる新しい制度の高校です。
・「みえ版フレキシブル高校」は、生徒が全日制課程に在籍しながら、連携する他校の定時制・通
信制の授業も履修できる新しい学びのスタイルとなります。
・柔軟な学習スタイルにより、不登校経験者や体調面で朝からの通学が難しい生徒も、安心して全日
制高校で学ぶことができます。
3 設置校および連携校
・桑名北高校、久居高校、尾鷲高校の3校をパイロット校とし、入学定員の一部に「フレキシブルコ
ース」を設けて運用を開始します。
・「フレキシブルコース」の入学定員や入試方法の詳細は、令和8年7月に公表します。
設置校 学科・クラス数(定員) 連携校(課程)
桑名北高校 普通科・4クラス(160人) 北星高校(通信制)
久居高校 普通科・4クラス(160人) 松阪高校(通信制)、みえ夢学園高校(定時制)
尾鷲高校 普通科・2クラス(70人) 松阪高校(通信制)、尾鷲高校(定時制)
*普通科の定員の一部に「フレキシブルコース」を設けます。
*尾鷲高校の他の学科・コースは該当しません。
4 運用開始時期
令和9年4月
5 「みえ版フレキシブル高校」の仕組み・特色
(時間割のイメージは添付資料「みえ版フレキシブル高校」についてを参照ください。)
・「みえ版フレキシブル高校」では、連携する他の定時制高校や通信制高校の授業を受け、そこで修
得した単位を卒業単位に加えることができます。(卒業に必要な74単位のうち、認定する単位数
の上限は36単位です)
・通信制高校での単位修得をめざす場合、必要なスクーリング*を平日に自校で受講することもでき
ます。
・登校する日以外は、自宅で学習を進めたり必要に応じて学校で先生のサポートを受けたりしなが
ら、自分のペースで学ぶことができます。
*スクーリング:登校して教員から講義や実技指導を受けること。
6 今後の取組
・令和8年度は、関心のある中学生が「みえ版フレキシブル高校」の仕組みや魅力を十分に理解し進
路の選択肢としていただけるよう、パイロット校において個別の説明会等を実施します。
・令和9年度からの運用開始にむけて、準備を進めていきます。