県教育委員会は、高校生の交通事故防止と被害軽減を目的に、高校生が交通ルールの遵守やヘルメット着用の必要性について意見交換を行う「三重県高校生バイシクルサミット2025」を開催します。
1 趣旨
三重県において、令和6年度に県立高校生が関係した交通事故は407件で、そのうち357件が自転
車事故でした。交通事故に占める自転車乗車中の事故の割合は約9割と高く、過去5年間を見ても同水準
で推移しています。また、県立高校に通う生徒のヘルメット着用率は、令和6年度5月時点の7.3%か
ら、令和7年5月時点で11.4%と4.1ポイント増加したものの、依然として低い状況となっていま
す。そこで、本サミットでは、県内の高校生が交通ルールの遵守やヘルメット着用について意見交換会を
行い、交通事故防止に向けて主体的に取り組む態度を育みます。
2 日時
令和7年7月30日(水曜日)13時00分から16時00分まで
3 場所
三重県庁講堂(津市広明町13番地)
4 参加者
県立学校19校(生徒48名、教員19名)
5 内容
<当日のスケジュール>
13時00分から13時10分まで 開会行事
13時10分から13時40分まで 【第1部】自転車事故の特徴
三重県警察本部交通部交通企画課
13時40分から14時10分まで 【第2部】安全な自転車通学講座
自転車の安全利用促進委員会
14時20分から15時45分まで 【第3部】グループディスカッション
15時45分から16時00分まで 閉会行事および写真撮影
6 サミット後の取組
・サミットで高校生が発表した意見をもとに、チラシやポスター等の啓発資料を作成し、自転車事故防止
の取組を推進します。
・高校生が考えた交通安全クイズを基に、県内の交通安全啓発活動で用いる交通安全教材を作成します。
・県立学校長会議や生徒指導担当者会議、市町等教育委員会との会議において、サミットの取組を共有
し、生徒の交通安全に係る主体的な取組を推進していきます。
7 その他
取材を希望される場合は、上記の担当課まで事前にお問い合わせください。