盲学校では、生徒が和太鼓を演奏しながら身体を動かし音楽の躍動感を実感すること、講演とパフォーマンスを通じて生き方や自らの視覚障がいの捉え方について深く学ぶこと、地域の小学生及び地域住民への視覚障がい理解のための啓発の一助とすることを目的として、下記のとおり講演会「光る鼓動 自分の可能性を信じて」と和太鼓ワークショップを開催します。
記
1 日 時 令和元年7月17日(水)
2 実施会場 三重県立盲学校 体育館
3 対 象 盲学校児童・生徒、保護者、高茶屋小学校(4年生、6年生155名)
地域の皆さん、
4 実施内容 講演会、和太鼓ワークショップ
5 講 師 和太鼓奏者 片岡亮太さん
6 日 程
9時から 校長挨拶、講師紹介
9時5分から9時45分 講演会「光る鼓動~自分の可能性を信じて~」
9時45分から9時50分 お礼の言葉(生徒会長)
~ 休憩(和太鼓のセッティング) ~
10時から10時45分 和太鼓ワークショップ① 小学部・中学部・高茶屋小
11時から11時45分 和太鼓ワークショップ② 高等部(高茶屋小)
〈講師の紹介〉
和太鼓&パーカッション奏者の片岡亮太氏が目指すもの!それは「人が集い、音が響き、時が輝く」瞬間!講演では10歳で失明した片岡氏の歩んできた人生での学び、気づき、障害学の視点に触れながら日本とニューヨークの比較、ともに生きること、夢について話す。
●略歴●
1984年 生まれ。静岡県三島市出身。11歳の時に盲学校の授業で和太鼓と出会う
2007年 上智大学文学部社会福祉学科首席卒業、社会福祉士の資格取得。プロ奏者としての活動を開始。
2011年 ダスキン愛の輪基金「障害者リーダー育成海外研修派遣事業」の研修生として一年間渡米。ニューヨークでライブパフォーマンスやコロンビア大学内の教育学専攻大学院ティーチャーズ・カレッジでの障害学の学びを通して研鑽を積む。在米中、ジャズホルン奏者で作曲家の山村優子と出会い、デュオ「Ajarria(アジャーリア)」を結成。
2014年 静岡県立沼津視覚特別支援学校評議員に就任。
2017年 筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科非常勤講師に就任。邦楽打楽器(和太鼓、小鼓他)を仙堂新太郎、大太鼓をはせみきた、パーカッションをヴァンダレイ・ペレイラ各氏より師事。