後藤昌子さん (防災の星第5回)
このコーナーは、これから地域の防災活動に貢献していこうとお考えの方に、
その5回目は、桑名市女性消防団の後藤昌子さんをご紹介します。すでにご活躍されている方を紹介しようというものです。 |
広報活動服姿の後藤昌子さん |
まず、桑名市女性消防団のことを教えていただきたいのですが? 平成10年に結成された組織で、AEDの使い方を教えたり、独居高齢者のお宅を訪問するなど、地域防災に関する様々なことを行っています。 |
女性消防団も、男性消防団のように市町単位であるのですか?
桑名市消防本部管内では、桑名市と東員町にあります。
どのように女性消防団のことを知ったのですか?
桑名市の広報誌で知りました。
それから、面接を経て10名ほどが入団したように記憶しています。
メンバーの変動はあるのですか? 桑名市消防団広報18号(抜粋)(PDF:81KB) |
そうすると、後藤さんが分団長ということですか?
防災ずきんの作り方 桑名市消防団広報16号(抜粋)(PDF:90KB) |
後藤さんはいつ頃からこうした活動に関心があったのですか?
高校生の頃から社会の役に立つ仕事をしたいと思っていました。
ですから、卒業後は愛知県で婦人警官をやっていました。
今やっていることは、婦警の頃の経験が役に立っていますね。
女性消防団にはどういった方が入団されていますか?
主婦の方もいますし、看護師や福祉関係の仕事をされている方などいろいろです。社会に貢献しようという気持ちがあれば問題ないかと思います。
ところで、何種類か服装がありますが、どのように使い分けているのですか?
制服と活動服があって、女性消防団にはそれ以外に「広報活動服」があります。
今着ていらっしゃる真っ赤な服ですね。
現在は紺の活動服が標準となっているのですが、赤い服の方が人気がありますね。
今日(3月19日)もこれから啓発に出かけられるそうですが? 毎月19日は車で桑名市内を回っています。今日は大山田団地や陽だまりの丘方面に行く予定です。 |
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最後にお聴きしますが、活動されていて苦労することは何かありますか?
地域の防災訓練に消防団として出向くと、年輩の方の参加が多いですが若い方は少ないですね。
災害はいつくるかわかりませんから、これからは若い方にも訓練に参加していただいて勉強してほしいですね。
実際に勉強している人もいらっしゃいますし、桑名市では中学2年で救命講習を必須で受講していますので、そうした方に期待したいです。
地域で工夫できることがあれば教えてください。
例えば、学校の運動会にバケツリレーとか炊き出し訓練など防災につながる種目を入れてみると参加者も増えかもしれません。まずは考えることだと思います。
ありがとうございました。