令和6年5月22日、日産ネットワークホールディングス株式会社(代表取締役 木俣 秀樹、神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号)から、UC鈴鹿(鈴鹿市西條町字四反田496-1、497-1、498-1)の敷地の一部における鉛及びその化合物による土壌汚染について、その対策が完了した旨の報告がありました。
本件は「三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項」に基づき、令和6年3月5日に事業者から土壌汚染発見の届出が行われたものです。
1 内容
事業者から提出された土壌汚染対策完了に係る報告書の内容は次のとおりです。
(1)令和6年4月15日から令和6年4月22日にかけて、土壌汚染対策工事を行いました。
(2)土量含有量基準を超過した部分については、計画どおり汚染範囲を掘削除去し、清浄土で埋め戻しました。
(3)掘削除去した土壌は、汚染土壌処理業許可業者へ搬出され、適切に処理されました。
汚染土壌の発見時から対策完了時まで、汚染箇所には関係者以外の立入禁止措置を講じており、人の健康又は生活環境に係る被害は生じていません。
2 届出内容の問い合わせ
日産ネットワークホールディングス株式会社 不動産事業本部 風間
電話:045-523-5412
【参考】
○鉛及びその化合物
古くから人類に利用されていた金属であり、現在でも鉛蓄電池やはんだ等に広く用いられています。地殻の表層部には、重量比で0.0015%存在し、広く分布しているため、地質等に由来するものも発見されます。そのため、人の組織等にも存在しますが、高濃度の鉛では、貧血や筋肉の虚弱などの中毒症状が現れます。また、無機鉛化合物では発ガン性があるとされています。