現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 農業 >
  4. 病害虫防除所 >
  5. 病害虫についての資料 >
  6.  TYLCV501musikomi
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 病害虫防除所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

栽培終了時の蒸し込みの手順

1. 蒸し込み前の準備

(ア)被覆資材、温室のガラスに大きな破損箇所がある場合は、応急処置として、ビニールシート等でふさいでおく。
(イ) 施設内に雑草(ホトケノザなど)が生えている場合は、蒸し込み前に除草剤を処理するなどして除草しておく。
(ウ) タバココナジラミ密度が極度に高い場合は、殺虫剤を散布し、密度を低下させておく。
(エ) 施設の設備・機器によっては、蒸し込みにより故障するものもあるので、注意する。

2. 株の抜き取り

(ア) トマトが誘引された状態で、株を根から抜き取る(あるいは、地際部で茎を切断する)。抜き取り後もトマトは誘引された状態のままにしておく。

(イ) ・狽フ抜き取り等の作業は、雨天等の涼しい日又は時間帯を見計らって、できるだけ短時間で行う。

3. 施設の密閉

(ア) トマト全株の抜き取りが終了した後、側窓の巻き上げ、谷換気、天窓等を閉じ、すみやかに施設を密閉する。

 (イ) 施設開口部に0.4mm目合いの防虫網を展張している場合でも、タバココナジラミは施設内から施設外に逃亡するので、密閉は必ず行う。

4. 蒸し込み

(ア) 効果的な蒸し込みを行うには、施設内の最高気温が50℃以上になった日が、蒸し込み期間中に3日以上経過することを目安とする。

(イ) 夏期の晴れ日(外気温が27℃以上)であれば、ほとんどの場合、施設内の温度は50℃程度に上昇する。

(ウ) トマト株が褐色になり完全に枯死したことを確認して、蒸し込みを終了する。

5. 密閉の解除

(ア) トマト株が完全に枯死したら、密閉を解除し、施設を開放する。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 病害虫防除所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6365 
ファクス番号:0598-42-7568 
メールアドレス:byogai@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000047601