騒音規制法第18条の規定に基づき、県内(町の区域に限る。)の自動車騒音の状況を把握するため、自動車交通騒音を代表すると思われる地点を選定し、自動車交通騒音の測定を実施しました。
また、その地点を含む道路に面する地域の環境基準達成状況について、評価区間ごとに面的評価を実施しました。
令和6年度の調査は、令和4年度に策定した5ヶ年実施計画の2年目にあたり、次の2路線について騒音測定を実施しました。
なお、本事務は、平成24年度から市内の区域は市の長が行うこととされています。
路線 |
測定地点の住所 |
等価騒音レベル(dB) 昼間 夜間 |
|
---|---|---|---|
一般国道1号 | 三重郡朝日町大字小向 |
70 |
67 |
一般国道23号 | 三重郡川越町大字当新田 | 75 | 74 |
過去に測定した結果も含めて全評価区間を対象に道路に面する地域の環境基準達成状況について面的評価を行いました。その結果、評価対象住居等戸数2,761戸のうち、昼夜間ともに環境基準を達成した戸数は2,685戸(97.2%)でした。
評価結果の概要については次表のとおりです。
なお、令和5年度の全国の集計結果では、環境基準を達成したのは全体の95.0%でした。
(単位) |
三重県内 (町分) |
---|---|
評価区間数(以下、過年度分含む) | 41 |
評価区間の総延長 (km) | 40.2 |
評価対象戸数 (戸) | 2,761 |
環境基準を達成した戸数(戸) (割合)(%) |
2,685 (97.2) |
昼間のみ環境基準を達成した戸数(戸) (割合)(%) |
39 (1.4) |
夜間のみ環境基準を達成した戸数(戸) (割合)(%) |
2 (0.1) |
環境基準を超過した戸数(戸) (割合)(%) |
35 (1.3) |
上記の騒音測定結果や面的評価の結果について各道路管理者等に通知するとともに、今後も自動車交通騒音及び面的評価を計画的に実施していきます。
※1 別表1の路線別評価の評価対象住居等戸数と別表2の町別評価の合計が一致しないのは、路線が2つ以上重複する住居があるためです。