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ホテル勤務を生かせる場が、未経験の観光農園にあった!

PROFILE

山原裕美さん 【2017年ファイナリスト】

●SakuraBerry’sGarden さくらベリーズガーデン(四日市市)
  園長
  業種:観光農園

ホテル勤務を経て2児を出産。シングルマザーとなってからは事務職や新人指導を経て、2013年に観光農園の新規立ち上げに挑戦。女性目線での園内整備と、ホテル時代に培った”おもてなし力”、ホームページとSNSを駆使した情報発信で、リピート率7割の人気農園に育てる。完熟・大粒・甘みの乗ったブルーベリーにも自信。園のキャッチフレーズは「あなたのブルーベリーのイメージ変えてみせます!」。栽培は夫の山原忠彦さんが担う。

県・市町の附属機関の委員等履歴
・四日市市総合計画策定委員(2018年~2019年度)
 

私の使命

女性の靴&ベビーカーでも快適な農園に

毎年6~8月まで営業する観光ブルーベリー農園。ベビーカーも車椅子も通れる広い通路が整備され、防草シートが敷かれた平坦な地面は、女性のおしゃれ靴を汚すことはありません。「『観光農園を始めたいから力を貸して欲しい』と生産農家だった現夫に声を掛けてもらった時は、嬉しくて」。それまでは会社員として事務職に従事。「サービス業への思いは、いつもありました。けれどシングルマザーだったので、土日に働くのが難しくて」。子育てがひと段落した頃に巡ってきたチャンス。農業も観光農園も初めてでしたが「生産以外の運営管理を一任してほしい」と申し入れました。園内には山原さんのアイデアと心遣いがちりばめられています。

 

ホテル時代の接客術で、リピーターが7割!

開園当初から力を入れたのが、SNSの情報発信。「とにかく出来る事を精一杯に。結果が見えてきたのは3年目ごろ」と振り返ります。多くの来場者は40代~60代のオトナ女性。一度訪れた際に「美味しかった」「色んなブルーベリー品種(96品種1,000本)を食べ比べできた」などと喜び帰り、翌年には家族や友人などを誘って再び訪れるとか。「美味しさは一番の自信です。加えてホテル時代に培ったサービス業の経験も活きているかも」。一人ひとり顔を合わせての声がけを忘れず、予約者台帳にはその会話内容を毎日記す。「この農園が“心安い居場所”になって欲しいから」。その結果、2018年夏の営業では前年来園者の約7割が再訪したそうです。

 

私流リーダーシップ

農園に頼れる助っ人!『ベリーズおじさん隊』

観光農園の営業期間中は、夫の友人4名がボランティアスタッフとして参加。「『ベリーズおじさん隊』とみんなで名付けました」。職業は営業、設計、製造、会社経営とさまざま。それぞれに本業があるので、農園の手伝いは好意の参加です。従業員として雇用する時とは違う、人と人の向き合い方があると山原さんは言います。「やはり楽しく参加していただく。ここでも“心安さ”を大切にしています」。特に大切なのがボランティアそれぞれの「個性を見極め、個々に合う作業に関わっていただくこと」。仕事内容は接客から園の整備までさまざま。開園から5年経っても変わらない仲で「先日はお揃いのTシャツを作りました! 体育祭のような楽しい雰囲気です」。

 

職場改善は“世話好きおばさん”流

来園客とも、ボランティア参加者とも、一人一人の顔を見て関わるという山原さん。その心がけの基になっているのが、事務員時代の経験です。「毎年入社してくる新人の精神的フォロー役と、電話対応・接客の教育係を担っていました」。電気工事業の会社で、数少ない女性社員の一人として、潤滑油としての役割を期待されていたそう。「例えば5人が入社すると、5人とも違う思いや悩みを抱えています。表に出るのは不機嫌や無気力な態度。“世話好きおばさん”として(笑)、心の声を聞き出し、配置転換など可能な範囲で改善をしていました」。今も変わらぬ目配り気配り、そしてスピーディーな改善対応で、楽しい農園を開拓し続けています。

 

社外メンターとして

お話&アドバイスできる内容

■キャリアアップ・キャリアデザイン
■仕事と家庭の両立
■人材育成
■マナー講師

講演実績

2005年 「女性社員を対象にした『電話対応(基本編・応用編)』」(三重県内企業)
2017年 「Myスタイル起業 伝わる発表会」(東海3県女性起業家等支援ネットワーク)

こんな講演・相談に対応できます

■「観光業+農業」異業種の共有
■女性視点を取り入れた農園整備
■農業・観光農園のSNS活用術
■新人・女性のためのビジネスマナー

所属事業所概要

●SakuraBerry’sGarden さくらベリーズガーデン
 三重県四日市市桜町7818
 https://www.sakura-berrys.com
 社員数:2名、ボランティアスタッフ5名 

私の癒し

私のパワーの素、一番大きな存在は家族。特に2017年9月に生まれた初孫は何よりの癒しです。長く続く趣味は、「加賀の指ぬき」づくり。カラフルな絹糸が織りなす美しい模様を無心で縫っていく時間は、私の精神安定剤です。


 
2018年8月 取材
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 ダイバーシティ社会推進課 男女共同参画班 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2225 
ファクス番号:059-224-3069 
メールアドレス:iris@pref.mie.lg.jp

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