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平成27年07月08日

モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業 三重県実証拠点

平成27年度ケーススタディとディスカッション(第1回)

平成27年度ケーススタディとディスカッション(第1回)

日時 平成27年6月11日(木)午後1時30分から午後4時
場所

三重県農業研究所 植物工場三重実証拠点

内容

  ◆【話題】おすすめの灰色かび病・すすかび病対策

   講師:三重県農業研究所 辻朋子研究員

・病気が発生しにくい環境を整える

・薬剤散布の注意事項

・耐性菌とは     他   

 

 タバココナジラミの生活環

(研修資料より)

 ◆【話題】コナジラミ類の生態を知って賢く防除したい

  講師:三重県農業研究所 西野実主任研究員

・トマトで問題となるコナジラミ類の生態

・タバココナジラミとトマト黄化葉巻病

・タバココナジラミの防除技術   他

 タバココナジラミの生活環

(研修資料より)

 

 ◆ケーススタディーとディスカッション

(参加者)耐性菌の見分け方はありますか。
(講師)見分けるのは難しいです。「以前は効いた剤が効かなくなったのは耐性菌のせいか」と聞かれることがありますが、耐性菌の可能性の他、元々の菌量の多さや気象条件、防除履歴など様々な要因が考えられます。

(参加者)農薬の使用量を控えたいので、すすかび病が発生してから防除したいのですが。
(講師)すすかび病菌の潜伏期間は2~3週間あるので、発生を確認してから殺菌剤を使っても病気は止まらない(ように見えます)。9月の定植前や暖かくなる5月などに予防的に散布することが重要です。

(参加者)ナスすすかび病で登録のある薬剤の有効成分を確認することは、トマトすすかび病対策の参考になりますか。
(講師)ナスとトマトのすすかび病は菌の種類が違うので参考になりません。

(参加者)トマトの葉かきをして通路に落とした葉を片付ける際、葉に付着していた菌が舞い上がって伝染するのではないでしょうか。それを防ぐために、通路の葉を片付ける前に殺菌剤を散布するというのはどうでしょうか。
(講師)殺菌剤は感染を阻止する剤であり、菌を殺しません。舞い上がることを気にするよりも、感染源になる葉を早くハウスから出すこと。そうして菌数を減・轤オてから殺菌剤を散布するのが効果的です。

◆参加者の声(アンケートより)

・防除の作戦立てに役立った。
・ディスカッションでいろんな生産者の話が聞けて良かった。
・自分が農業経験がまだ少ない為、内容が理解しにくかった。

参加者 農業者、JA、農業資材メーカー等 48人 
モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業
三重県実証拠点(三重県農業研究所)
〒515-2316 三重県松阪市嬉野川北町530
TEL 0598-42-6358 FAX 0598-42-1644

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農業研究所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6354 
ファクス番号:0598-42-1644 
メールアドレス:nougi@pref.mie.lg.jp

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