令和2年度第1回林業研究所研究・技術開発等評価委員会を開催しました
1 会議の名称:林業研究所研究・技術開発等評価委員会
	 
	2 開催日時:令和2年10月12日(水)13:30~16:30
	 
	3 開催場所:林業研究所 交流館 会議室
	 
	4 出席者:林業研究所研究・技術開発等評価委員4名(全員)
	
	5 評価対象課題及び評価結果(事前評価)
	(1)課題名:高品質・低コストなコンテナ苗の生産手法の開発
	  1.評価結果:評価平均点数:16.25点
	  2.評価項目別評価結果
	   ・必要緊急性:緊急に必要である(4)
	   ・新規独創性:新規性も独創性も高い(4)
	   ・目的達成の可能性:可能性が高い(4)
	   ・期待される効果:大いに期待できる(1)ある程度期待できる(3)
	  3.主な意見
	   ・保育までのトータルコスト低減になるような手法を見つけていただきたい
	
	(2)課題名:三重県におけるコウヨウザンの育成技術の開発
	  1.評価結果:評価平均点数:15.00点
	  2.評価項目別評価結果
	   ・必要緊急性:緊急に必要である(2)緊急に必要ではない(2)
	   ・新規独創性:極めて新規性も独創性も高い(1)新規性も独創性も高い(3)
	   ・目的達成の可能性:可能性が高い(4)
	   ・期待される効果:大いに期待できる(1)ある程度期待できる(2)
	    あまり期待できない(1)
	  3.主な意見
	   ・早生樹としてはやりとなっているが、これに乗る必要はない
	   ・建築用材として他の樹種にない特徴があれば期待したい
	     
	(3)課題名:生産性向上を目的とした作業日報の入力分析支援ツールの開発
	  1.評価結果:評価平均点数:14.50点
	  2.評価項目別評価結果
	   ・必要緊急性:極めて緊急に必要である(1)緊急に必要である(2)
	    緊急に必要ではない(1)
	   ・新規独創性:新規性も独創性も高い(3)新規性も独創性も低い(1)
	   ・目的達成の可能性:可能性が高い(3)可能性が低い(1)
	   ・期待される効果:大いに期待できる(1)ある程度期待できる(2)
	    あまり期待できない(1)
	  3.主な意見
	   ・素材生産量を日報で把握するのは難しい
	   ・現状が整理されるだけでも価値がある
	   ・簡単なデータ収集方法の開発、データを有効に分析できるツールを望む
	
	(4)課題名:特産化を目指したきのこ栽培技術の開発と高付加価値化に資する成分評価および品質保持技術の検討
	  1.評価結果:評価平均点数:21.00点
	  2.評価項目別評価結果
	   ・必要緊急性:極めて緊急に必要である(1)緊急に必要である(3)
	   ・新規独創性:新規性も独創性も高い(4)
	   ・目的達成の可能性:可能性が高い(4)
	   ・期待される効果:大いに期待できる(2)ある程度期待できる(2)
	   ・林業人材育成上の重要性:極めて重要である(1)ある程度重要である(3)
	  3.主な意見
	   ・かなり実現性が高い
	   ・県内の多くの方々が協力して、大きな成果につながることを期待する
	
	(5)課題名:スギ・ヒノキ人工林におけるニホンジカ被害の広域調査
	  1.評価結果:評価平均点数:18.25点
	  2.評価項目別評価結果
	   ・必要緊急性:極めて緊急に必要である(1)緊急に必要である(2)
	    緊急に必要ではない(1)
	   ・新規独創性:極めて新規性も独創性も高い(1)新規性も独創性も高い(2)
	    新規性も独創性も低い(1)
	   ・目的達成の可能性:可能性が高い(2)可能性が低い(2)
	   ・期待される効果:ある程度期待できる(3)あまり期待できない(1)
	   ・林業人材育成上の重要性:極めて重要である(1)ある程度重要である(3)
	  3.主な意見
	   ・被害対策に取り組むことは難しいが、剥被害の全体像を知るうえで重要な調査である
	   ・調査項目に優先順位を付けて計画を整理されることが必要
	   ・取得データの量がある程度集まるならば、県全域で調査を行う必要はないのでは
	
	6 会議の公開非公開
	 会議は知的財産の発生に関する情報が含まれていることなどから、非公開で行いました。
	
	7 評価の方法
	 林業研究所研究・技術開発等評価実施要領に基づく評価
	
	添付ファイル
	林業研究所研究・技術開発等評価実施要領