現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 研究所の紹介 >
  6. 沿革・研究所の百年 >
  7.  034:さくら乾と魚開き機械紹介
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所  >
  4.  企画・水産利用研究課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)

目で見る100年

さくら乾と魚開き機械紹介

熊野灘でアジの豊漁がつづいたことにより、試験場では大正11年には、長崎県下で生産されていた末広乾(さくら乾)すなわらミリン干しの製造を試み、漁業者を集め研究会を開いている。

翌大正12年の事業報告では「ボーニングマシン」なるアジやサンマ、サバを「裁割スル機械」の紹介をしている。この機械は最近ドイツで発明されたもので、裁割と同時に臓腑を除去し洗浄する装置だといっている。こんな最新機械が事業報告に紹介されているのが面白い。

水試が開いた末広乾(さくら乾)研究会の会場
水試が開いた末広乾(さくら乾)研究会の会場

ボーニングマシンの図
ボーニングマシンの図

本機ハ最近ドイツデ発明サレタ魚類ヲ截割スル機械デ先ヅ上図1図ノ如キ生魚ヲ図ノ如ク機ニカケルト第一二2図如ク頭ヲ除去サレ続イテ自動的ニ作用シ次ノ工程ニ入リ3及4図ノ如ク截割セラレ同時ニ臓腑ト骨ヲ除去サレ・・・
(事業報告より)
「ボーニングマシン」は自動魚切り開き機械

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 企画・水産利用研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000050594