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平成20年08月05日

三重県水産研究に100年(創立百周年記念誌)

目で見る100年

活魚車のはじまり

興味ある記事が「時報」(昭和9年47号)にある。旧国鉄に当たる鉄道省は昭和6年から「活魚車(ナ1号型)」を走らせ活魚輸送をはじめたが、さらに翌7年改良型を作った。これを利用して鳥羽市の魚問屋がフグを兵庫駅まで輸送した時の詳細な添乗記録報告である。その日釣れた90尾と蓄養してあった15尾の合計105尾を送り、前者90尾のうち12尾が死んだが、後者には死んだ魚はなかったとある。結びに「活魚車は名刀のようなもので、その利用価値は使用者しだいで相違するが、ただ今では技術的にも経済的にも実用価値は認められて来た」といっている。

活魚車の説明図
活魚車の説明図

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 企画・水産利用研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-2225 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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