現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 伊勢湾関連情報 >
  6. 貧酸素情報 >
  7.  平成17年度貧酸素情報(第1報)
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所  >
  4.  鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

伊勢湾貧酸素情報

平成17年度貧酸素情報

(第1報)

平成17年5月19日
三重県科学技術振興センター
水産研究部 鈴鹿水産研究室

伊勢湾の底層では溶存酸素量の低下が始まり,平年よりも1ヶ月程度早く2ppm台の値が観測された。

5月12日の調査船「あさま」の定線観測によると,水温は,表面で17.0~18.1℃,10mで14.2~17.2℃,底層で13.2~17.0℃の範囲にあり,全層にわたって平年並みからやや高めであった。

塩分は表面で25.75~32.07,10mで29.75~33.04,底層で29.92~33.53の範囲にあり,全層にわたって平年並みからやや高めであった。

DO(溶存酸素量)は,表面で6.0~7.9ppm,10mで4.0~6.6ppm,底層で2.3~5.8ppmの範囲にあった。全層にわたって平年よりも低く,底層では伊勢湾中央部の深所を中心に2ppm台の値が観測され,津市から明和町にかけての沿岸域でも2~3ppm台となっている。

底層における2ppm台の低い値の出現は平年よりも1ヶ月程度早く,今期は底層の貧酸素化が例年よりも早く進行していると考えられ,今後,その動向を注視する必要がある。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課 〒510-0243 
鈴鹿市白子1丁目6277-4
電話番号:059-386-0163 
ファクス番号:059-386-5812 
メールアドレス:ise-bay0@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000050804