現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 平成29年5月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成29年05月09日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2017年5月熊野灘(1-2日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の表面水温は17.3~22.6℃、50mでは14.5~20.9℃、100mでは13.0~19.6℃、200mでは9.4~17.3℃の範囲にあった。表面では、沿岸域で平年より1~2℃低め、志摩半島沖~中部沖合域で平年並~1℃高めであった。50mでは志摩半島沖で平年より2℃程度高めの他は平年並~1℃程度低め、100m~200mでは平年並~1℃程度低めであった。黒潮域の表層では、平年より1~2℃程度低めであった。   

   表面の塩分は34.03~34.84、20mの塩分は34.46~34.84の範囲にあり、全域で平年より高めで、志摩半島沖~中部沖合域ではかなり高めであった。黒潮域の表層では、冬季からの高塩分傾向が続いていた。

 観測時の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、ほぼ東へ3ノット程度の流れであった。なお、今月の観測では、熊野灘北中部沿岸の比較的広い範囲でヤコウチュウ(夜光虫、Noctiluca scintillans)による赤潮が確認された。 

 調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員  久野 正博・笹木 大地

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000201610