現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2021年2月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2021年2月熊野灘(24-25日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

 調査時の水温は、表面では17.2~19.0℃、50mでは17.3~18.7℃、100mでは16.9~18.0℃、200mでは13.4~14.7℃の範囲にあった。表面ではStn.22で、50mではStns.14,15,22で、100mではStns.14,15で同月観測開始以来の最高水温を更新した。水温は潮岬(33°26’N)より北の観測点で平年よりも高い傾向にあり、それ以南では平年より低かった。

   塩分は、表面では34.74~34.83、20mでは34.75~34.83、200mでは34.47~34.56の範囲にあった。表面ではStns.8,11,14,22,23,26,27,28で、20mではStns.1,8,11,12,14,15,
20,22,23,26,27,28で同月観測開始以来の最高値を更新し、200m以浅ではStns.29,30を除く全ての観測点で平年値を上回った。

 観測時の黒潮は大蛇行流路(A型)で、観測では黒潮に達しなかった。
 観測当時は、黒潮の蛇行北上部が西偏して遠州灘に達しており、反流となった黒潮からの暖水が熊野灘海域の表面を覆っていた。沖合では暖水が東から流入して南西方向に流れており、沿岸では北~東向きの流れが観測された。

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  丸山 拓也 ・ 福田 遼

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 DO:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*DO(溶存酸素濃度)欠測

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000248152