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黒潮と沿岸海況の1か月予報

2023年6月の予測(2023年5月29日発行)

最新号(水温予測図入りFax版)

黒潮

 黒潮は大蛇行流路が継続するでしょう。黒潮本流が熊野灘沿岸にかなり接近すると予測されています。
 今後、黒潮の流路が不安定になる可能性があります。(A型)
  

熊野灘の海況

 黒潮接近の影響もあり、沿岸の水温はかなり高めとなるでしょう。
 黒潮の動きに伴い、沿岸では速い流れが生じたり、内湾でも急な水温変化が起こる可能性があります。

 ※「平年並」:平年値±0.5℃程度、「やや高め、やや低め」:平年値±1.0℃程度、
  「高め、低め」:平年値±1.5℃程度、「かなり高め、かなり低め」:平年値±2.5℃以上

 

参考サイト:本予測を作成するために参考としている情報です。


気象庁 海面水温予想図(気象庁のシステムによる予測で、毎日更新されます。2021年3月発行分より、本予測ではこちらを主な根拠として作成しています。)

気象庁 海面水温・海流1か月予報(気象庁発表の1か月予報で、10日毎に更新されます)
 

FRA-ROMS太平洋および我が国周辺の海況予測システム(水産教育・研究機構のシステムです。2021年2月発行分までは、こちらを主な根拠として作成しています。

黒潮親潮ウォッチ 黒潮予測(海洋研究開発機構アプリケーションラボによる予測実験)

 

黒潮流路の型(参考)

A型:大蛇行流路とも言われ、遠州灘沖で大きく離岸する流路です。熊野灘には遠州灘から黒潮内側反流が流入し、高水温になりやすいタイプです。1年以上の長期間持続するのが特徴です。典型的なA型は伊豆諸島の西を北上します。

B型:A型の規模を小さくしたような流路で、伊豆諸島の西側を北上するのが特徴です。長期間持続することはありませんが、熊野灘では高水温傾向になりやすいタイプです。

C型:伊豆諸島の東側を北上するのが特徴で、蛇行規模が大きい時は持続期間が長くなる傾向があります。

N型:直進流路とも言われ、熊野灘には暖水が流入しにくく、N型が安定すると、熊野灘は低水温傾向になりやすい特徴があります。

黒潮流路

 

バックナンバー約1年分(PDFファイル)

2022年1月26日発行 2022年2月9日発行 2022年2月24日発行 2022年3月15日発行

2022年3月28日発行 2022年4月26日発行 2022年5月16日発行  2022年5月27日発行

2022年6月15日発行 2022年6月27日発行 2022年7月26日発行 2022年8月29日発行

2022年9月26日発行 2022年10月25日発行 2022年11月25日発行 2022年12月26日発行

2023年1月26日発行 2023年2月27日発行 2023年3月27日発行 2023年4月27日発行

2023年5月12日発行 2023年5月29日発行(最新号)

※次回の「黒潮と沿岸海況の1か月予報」は、6月下旬に7月の予測を行う予定です。

 

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 資源管理・海洋研究課 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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