みえのおさかな別情報
ヒジキ(褐藻類ホンダワラ科 ホンダワラ属)
概要
三重県は歴史あるひじきの産地で、ひじき加工品は全国1位の生産量を誇ります。長く、太く、風味が良いのが特徴で、伊勢ひじきの名のもとに全国に出荷されています。市場でも高い評価を得ており、三重ブランド認定品目にも選ばれています。
また、昭和59年には三重県ひじき協同組合が9月15日をひじきの日に制定しています。
収穫時期:3~5月の大潮の干潮時
主な漁法:岩場に繁茂した天然ヒジキを手で採取して収穫
主要産地:鳥羽市、志摩市、南伊勢町、尾鷲市
主な料理方法:煮物、混ぜごはん、酢の物
※みえのおさかなパンフレット(三重県水産資源・経営課)より
主な用途
主な用途:煮物、混ぜごはん、酢の物
三重県、千葉県、長崎県が全国の主要な産地で、平成24年漁期には、県内で約130トンのヒジキが収穫されており、全国でもトップクラスの水揚げを誇っています。
全国有数のリアス式海岸で、岩場で遠浅という三重県の沿岸域は、ヒジキにとって最適な生育場で、特に、伊勢志摩地方は古くからのひじきの産地として知られ、江戸時代の書物に、すでに伊勢の名産品として記載されています。
なお、伊勢志摩地域に古くから受け継がれている伝統的な製法(伊勢方式 蒸し製法)を用いて、ヒジキを加工販売する2事業体が、認定事業者として三ヒジキの煮物 重ブランドに認定されています。