アート教育の実践と展開についてともに学ぶ研修会
ミエ・アート・ラボ を開催します!
アートが様々な分野に与える効用について、体験をまじえて講師と参加者がともに学びあう研修会『ミエ・アート・ラボ』。今年は「視点を変える」をテーマに、「教育」「福祉」「まちづくり」といった分野に対して、演劇や美術など、アートの特性を活かしたユニークな取り組みを行っている方々を講師にお招きします。
アートがどのように作用して、それぞれの課題を強みや個性へと変えていったのか。そのために必要な学びとは。
参加者のみなさんと一緒に“アートの持つ力”について考えます。
1.日 時: 平成31年1月20日(日曜日)
10時30分から17時まで(受付は10時から)
2.会 場: 三重県総合文化センター 多目的ホール
(津市一身田上津部田1234 三重県総合文化センター内)
3.内 容: (1) 基調講演:演劇×特別支援教育
「表現の世界に障害の壁はない」―演劇部15年の実践から―
講師:綿井朋子(奈良県立ろう学校 演劇部顧問)
助言:山田康彦(三重大学教育学部 教授)
奈良県立ろう学校高等部生徒3名による手話パフォーマンス
「Star Light」(ミエ・アート・ラボバージョン)を上演
(2) ワークショップ:事例に学ぶ ※①・②選択受講
①演劇×福祉「老いと演劇のワークショップ」
講師:菅原直樹(「老いと演劇」OiBokkeshi主宰、俳優、介護福祉士、岡山県奈義町
アート・デザイン・ディレクター)
演じることを通して、介護する人・される人が共に楽に気持ちよく過ごすための
ちょっとした気づきを得るワークショップです。
②美術×障がい×地域活性化「何となくいい感じってどんな感じ?」
講師:森敏子(子ども絵画教室アトリエ エピ代表、亀山トリエンナーレ事務局長)
アール・ブリュット(※1)に関する事例と共にとコラージュを使って「何となくいい
感じ?」を体験します。
(※1)アール・ブリュット(art brut)はポスト・モダンアートの作家であり同時に
精神障がい者などの美術作品の収集を進めたフランスのジャン・デュビュッフェ
(Jean Dubuffet)が1940年代後半につくりだした用語である。それは「生の芸術」
(きのげいじゅつ)と呼ばれ、原初の人間の本質や、最も自発的で個性的な創意に負っ
ている。完全に純粋な芸術活動であり、作者固有の衝動だけから出発している。
(3) テーマディスカッション
「アート教育のこれから。
2020年以降のアートシーンを地方から考える」
パネリスト:綿井朋子、山田康彦、菅原直樹、森敏子
コーディネーター:吉野さつき(愛知大学文学部 教授)
4. 受 講 料: 無料
5.定 員: ワークショップ①:30名 / ワークショップ②:40名
6.申 込 方 法: 事前申込制・先着順
窓口・FAX・Eメール・郵送にて受付
(申込み先は、7.に記載のとおり)
※受付期間 11月1日(木曜日)から2019年1月11日(金曜日)まで
※座席に余裕があれば当日参加可
7.問合せ・申込み先: 三重県生涯学習センター
〒514-0061
津市一身田上津部田1234 三重県総合文化センター内
TEL : 059-233-1151 FAX : 059-233-1155
E-mail : manabi-kouza@center-mie.or.jp
ホームページ : https://www.center-mie.or.jp/manabi/
8.そ の 他: (1) 基調講演、テーマディスカッションは手話通訳あり。
(2) 要約筆記の利用、赤外線補聴装置の利用(ホールのみ)などを希望される方はできる
かぎり開催日の1か月前までにご相談ください。
※ 調整の結果、ご要望にお応えできない場合もございます。