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知事のページ

 令和の始まりには想像もできなかった「新型コロナウイルス感染症」という脅威が、世界中に大打撃を与えています。あらためて、亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、感染されたすべての皆様にお見舞い申し上げます。4月7日に7都府県への発令から始まった国内の緊急事態宣言は、三重県は5月14日に、全国では5月25日にそれぞれ解除されました。これまで県の緊急事態措置にご理解、ご協力いただいた県民の皆様や事業者の皆様、ご来訪を控えていただいた県外の皆様、また県内の医療機能や社会基盤を支えていただいている医療関係者の皆様、市町や関係団体の皆様に深く感謝申し上げます。しかし、今なお、国内外で感染者が発生している地域もあります。県民の皆様におかれては、引き続き、 三密を避けることなど、「新しい生活様式」の実践に努めていただくようご協力をお願いします。状況は刻一刻と変化していますので、詳細は下記をご参照ください。
 https://www.pref.mie.lg.jp/covid19.shtm
 

みえモデル

 新型コロナウイルス感染症対策は新たなフェーズに入っています。感染症への警戒は緩められませんが、県内で感染を抑え込むことができている今こそ、感染防止対策を徹底しながら、「次の段階」として、傷ついた暮らしと経済の再生・活性化を図るという新たな挑戦に着手するときです。このことから、3月の緊急経済対策、4月の緊急総合対策に続く第3弾の対策として、5月29日に、「“命”と“経済”の両立をめざす『みえモデル』」を策定しました。
 「みえモデル」では、これからも続く感染症の脅威の中で、社会経済活動への影響を最小限にしたうえで、どのように県民の皆様の命と健康を守り抜くのか、また、感染症がもたらした価値観やライフスタイルの変化を踏まえながら、どのように傷ついた暮らしと経済の再生・活性化を図っていくのか、そのための道筋を明らかにしています。この「みえモデル」では、「デジタル・トランスフォーメーション」の推進やこれまで積み重ねてきた「三重の強み」の活用、一極集中リスクの軽減と地方創生の推進、SDGsの推進の四つを、全体を貫く視点に据え、段階を踏んで、取組を展開していきます。
 

感染拡大の防止と医療提供体制の整備

 第2波、第3波に備えた医療提供体制を万全にしなければ、経済再生への道は開けません。新型コロナウイルス感染症への対策を教訓とし、全県をあげた万全の対策を計画的かつ総合的に講じるため、全国に先駆けた本県独自の「三重県感染症対策条例(仮称)」を遅くとも年内に制定します。また「三重県新型インフルエンザ等対策行動計画」や「三重県感染症予防計画」について、国の行動計画の改訂を待つことなく、県独自で見直してまいります。
 また、県独自の対応として、今回の一般病床の確保数を目安に、新たな感染症が発生した場合に備え、一般病床における受入協力体制を平時から整備します。
 さらに、宿泊施設を確保するとともに、長期的には、新たな感染症への平時からの備えとして、感染症発生時には民間事業者との協定により宿泊施設を確保する新たな制度(「感染症協力宿泊施設(仮称)」)の創設を検討します。
 加えて、各郡市医師会や地元自治体等とも連携しながら、PCR検査を集中的に実施する「地域外来・検査センター」について10か所程度を目途に設置し、PCR検査体制を大幅に強化します。
 

事業の継続への支援と雇用の維持

  国に先駆けて融資ではない形での支援として創設した三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金については、概算払い請求のあった事業者から順次対応し、4月中にも資金をお届けするとともに、高いニーズを受け予算額を大幅に増加し、対応しています。さらに、企業の資金繰り負担を最大限軽減するため、国、県、民間金融機関等がスクラムを組み創設した「三重県新型コロナウイルス感染症対応資金」については、リーマン・ショック時に行った1回あたりの最大追加融資枠1,300億円を大きく上回る2,000億円の追加融資枠を設けました。今後も、あらゆる産業において、極めて厳しい状況が続くことが懸念されることから、中小企業・小規模企業の資金繰り支援を強力に実施していきます。
 また、外食・宿泊業等の休業や営業自粛の影響により、特に松阪牛や養殖マダイなどの高級食材をはじめとする県産農林水産物の需要減少や価格の下落が生じていることから、県内量販店や大手通販会社等と連携した販売促進活動を行っているほか、5月に通販ポータルサイト「オール三重! 全力応援サイト『三重のお宝マーケット』」を開設しました。今後も、再開された学校給食において、三重が誇る素晴らしい食材の子どもたちへの提供とあわせて、地産地消や食育を推進する取組を実施するなど、県内事業者の新たな販路開拓、消費喚起につなげていきます。
 加えて、地域経済の活性化、生産性の向上や防災・減災、インフラ老朽化対策などの国土強靱化等に資する公共事業の早期執行を図ることにより、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ景気の下支えに万全を期します。
 

県立学校の再開

 6月1日から、全学年・全学級において県立学校の教育活動を再開しました。学校では、教室の換気はもとより、登校時において過密状態を回避するための通学バスの増便、校内で多くの児童生徒が手を触れるドアノブや手すり等の消毒を行うスクールサポートスタッフの全校配置など、感染防止対策を徹底した上で、教育活動を実施しているところです。一方で、休業期間が長かったことから、学校再開後も、子どもたちはさまざまな不安を抱えていることと思います。この間の学習の遅れを心配する声もありますが、短期間に詰め込むのではなく、理解の状況に応じて、丁寧に学習を進めていくなど、一人ひとりに寄り添った対応を行っていきます。
 

部活動にかかる大会・コンクール等の中止に伴う対応

 県立学校の部活動についても、6月1日から再開し、段階的に練習試合や公式大会への参加など、活動を本格化させていくこととしています。一方、休業期間に子どもたちの日頃の練習の成果を発表する場である大会やコンクール等が中止となったことから、子どもたちの想いをかなえるため、県高等学校総合体育大会、 全国高等学校野球選手権三重大会については代替の大会を開催します。また、高校生の文化活動の発表の場である「みえ高文祭」については、合唱や吹奏楽などにおいて、多人数とならない工夫を検討していきますが、例年と同じ部門数で開催します。引き続き、子どもたちの安全確保を第一としつつ、子どもたちのこれまでの努力の証が、形として残るような活躍の場を確保できるよう取り組んでいきます。
 

人権と多様性の尊重

 感染拡大の防止や、県民の皆様への正しい情報提供の重要性に鑑み、勇気を出して情報の公表に応じていただいた個人や企業に対し、誹謗中傷等がなされることは絶対にあってはなりません。また、医療従事者、やむを得ない理由で県外から来県される方、外国から帰国された方、日本に居住される外国人の方などが、差別や偏見を受けることも、決して許されることではありません。根拠が不明な情報の拡散や不当な差別、いじめなどを行わないよう、民間企業のご協力による店舗での館内放送に加え、ラジオ放送や県ホームページなどを通じて、県民の皆様へ呼びかけを行ってきたところであり、今後の状況を踏まえ、引き続き取組を進めていきます。
 ダイバーシティ社会の実現に向けて、性の多様性についても、広く理解され、差別や偏見が解消されるよう、当事者の皆様からの声も踏まえ、多様な性的指向・性自認に関する新たな条例の制定に取り組みます。海外では、新型コロナウイルス感染症に関し、もともと同性婚への反対意見が強い国などにおいて、LGBTなどの当事者がアウティング等をおそれて検査を避けてしまうおそれがあると指摘する報道もあります。LGBTなどの当事者を傷つけるだけでなく、家族関係や就労環境を不安定なものにしたり、友人との人間関係を分断し孤立に追い込んだりしかねないカミングアウトの強制やアウティングについて、都道府県では初めて、禁止することを条例に規定したいと考えています。
 

スマート改革の推進

 今年4月から、私は国の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の委員を務めており、その会議では新型コロナウイルスの感染拡大防止に対応した社会の在り方について議論をしてきました。 全国的にテレワークの導入が急速に進んでいるように、新型コロナウイルス感染症の影響で、世の中の考え方や働き方が大きく変わってきています。感染拡大が落ち着いた後も、その状況が「新しい常態」(ニュー・ノーマル)になれば、たとえば、在宅勤務や都市の人が地方に拠点を持ちつつ遠隔で働くことが普通のことになる、そういう社会が到来すると考えられます。
 今年度本格的に実施しているスマート改革については、こうした「新常態」を見据えた行政の変革として位置づけ、ICTを活用 した業務の生産性の向上、職員の働き方の見直し、最新技術を活用した社会課題の解決を一層進めていきます。県庁が率先して変革を進めていくことで、三重県全体に変革の気運を波及させることをめざします。


 「凧は向かい風の時に最も高く上がる。追い風の時ではない。」
 英国の政治家、ウィンストン・チャーチルの言葉です。今、世界中で誰もが厳しい環境にある時期であるからこそ、「オール三重」で知恵と力を合わせ、新型コロナウイルス感染症による危機を突破し、夢や希望に満ち溢れる三重の未来を切り拓いていきます。

三重県知事 鈴木えいけい  

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