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OiBokkeShi×Entelechy Arts共同製作 『MovingDay-引っ越しの日-』

1.企画趣旨 
  朝日新聞「フロントランナー」で一面を飾るなど、近年【演劇×介護・老い】の取り組みで大注目の菅原直樹さん(俳優・介護福祉士)。2021年には、イギリスの高齢者団体「Entelechy Arts*1」とコヴェントリー市内で『Theatre of Wandering』(徘徊演劇『よみちにひはくれない コヴェントリーバージョン』)を上演しました。
 そんな菅原さんとイギリスとの共同製作第二弾に、なんと三重県内のシニアや介護関係者による劇団「老いのプレーパーク」の出演が決定!
 今回の共同製作では、イギリスと日本それぞれで、“高齢者の引っ越し”をテーマに短編演劇を制作・発表します。更に、後日互いの作品を映像鑑賞し、両国の高齢者を取り巻く環境について、意見交換を行う予定です。
日本側の作品は、三重県総合文化センター内の実際のフリーマーケット会場に“出店”し、描かれる複数の短編劇集。観客は3つの出店ブースを周りながら、出品された品々と高齢者たちの語りを通じて、老いの深みや楽しみ、そして現代社会と老いの関係に思いを巡らせることになるでしょう。
 三重からはじまる、国際的なプロジェクトにどうぞご期待ください。

Entelechy Arts*1
…ロンドン南東部のルイシャムに拠点を置く団体。アートや福祉、地域コミュニティを横断するプロジェクトを多数展開。
 
2.プロフィール
■「老いと演劇」OiBokkeShi
 俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に、2014年に岡山県和気町にて設立。看板俳優は、認知症の妻を介護する岡田忠雄(96歳)。「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップを実施。高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、演劇、介護のジャンルを越え、多方面から注目を集める。
 
■菅原直樹
 劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。12年、東日本大震災を機に岡山県に移住。14年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)、OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクト(2017年~)など、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数実施している。平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。平成30年度(第20回)、令和4年度(第23回)岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。奈義町文化功労賞受賞。2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。 

■老いのプレーパーク
 OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクトの一環として、平成30年度、公募で集まった老いや介護に関心のある三重県内の公募メンバーにより結成。最高齢は94歳。定年退職したシニア、理学療法士、介護真っ最中の主婦や、認知症のお母さんとその娘さんなど、顔ぶれはさまざま。老いの明るい未来を模索し、菅原直樹氏指導のもと平成30年度から毎年演劇作品を上演。老いのプレーパークの活動を追ったドキュメンタリー「老いてこそ~あなたの居場所はどこですか?~」(三重テレビ)が中部テレビ大賞(2020)優秀賞を受賞。
 
 
公演情報について                                                1.公演概要
OiBokkeShi×Entelechy Arts共同製作『MovingDay-引っ越しの日-』
(1)構成・演出 菅原直樹
(2)出 演 老いのプレーパーク
(3)作 品
  それぞれの理由で引っ越しを迫られている高齢者たち。引っ越しにあたって、自身の、あるいは親類の荷物
 整理をしたのを機に、彼らはまちのフリーマーケットに出品していた。ある客が、商品を買おうとすると、そ
 の高齢者はその品にまつわる記憶を語りだして…。息子家族との2世帯同居を解消して新天地で2人だけの生活
 を始めた老夫婦、夫と姑を看取り友人とおひとり様同士のシェアハウスで第2の人生を送ろうとする女性、亡
 き父の遺品整理を巡る引きこもりの弟としっかり者の姉の対立。高齢者を取り巻く様々な引っ越し事情が垣間
 見えてくる。
(4)会 場 三重県総合文化センター 知識の広場(三重県津市一身田上津部田1234)
(5)日 程 10月16日(日曜日)
   エピソード①11時00分/12時00分/13時00分 
   エピソード②11時30分/12時30分/13時30分
   エピソード③12時00分/13時00分/14時00分 
   上演時間:各回約20分 ※受付・整理番号配布は、各回開演の15分前
   ※フリーマーケット内の3つのテントを周遊し、各エピソードを鑑賞できます
(6)クレジット 
  主催:「老いと演劇」OiBokkeShi
  共催:三重県文化会館[指定管理者:(公財)三重県文化振興事業団] 
  協力:夢を手づくりする企業組合
  共同製作:「老いと演劇」OiBokkeShi、Entelechy Arts  
  企画制作:一般社団法人ベンチ 
  助成:ブリティッシュ・カウンシル

2.チケット
(1)料 金 事前予約制・当日精算
       有料席チケット500円(税込)
  ※各回定員10人 
  ※無料立ち見エリア(当日先着)もございますが、聞こえづらかったり、見えづらい場合があります
(2)取 扱 https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/42732 (専用予約フォーム)
(3)発売日 9月24日(土曜日)14時00分から
(4)問 合 三重県文化会館 事業課 電話059-233-1100

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 文化振興課 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2176 
ファクス番号:059-224-2408 
メールアドレス:bunka@pref.mie.lg.jp

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