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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成30年10月11日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

知事のタイ・シンガポール訪問(発表)
「みえ 子育てWAON」の発行(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・地方議員の厚生年金
・2019年統一地方選
・元内閣安全保障室長 佐々氏の訃報
・マックスバリュ東海と中部の統合
・「地域への対日直接投資サポートプログラム」第1次支援対象自治体への選定
・日本食文化会議2019 三重大会

発表項目

(知事)2つ今日は発表します。1つ目はタイ・シンガポールの訪問についてです。ちょっと長いですけども説明します。11月14日から16日にかけてタイとシンガポールを訪問しますので、その概要を発表します。日程の説明の前に、今回の訪問の目的を申し上げます。まずタイは大きく目的3つあります。1点目は、この7月、ソムキット副首相が来県した時に提案をいただきました、バンコクに設置します「三重タイ イノベーションセンター(仮称)」の開所式に出席するということです。三重県とタイの産業連携の拠点となる同センターでは、三重県の食品加工技術をタイ企業に紹介するなど、三重県とタイの企業間の連携を促進し、中小企業の技術力や人材育成にかかる協力関係の強化を図ります。2点目です。目的2点目は、昨年に比べて3倍以上のタイ人観光客が三重県にお越しいただくなど、インバウンドが好調に推移していることを踏まえ、関係機関と連携して航空会社に対するトップセールスなどを行います。目的の3点目です。かんきつ類の検疫条件の緩和に向けた意見交換です。現在、日タイ政府間で合同検査に係る緩和協議が行われていますが、三重県はタイにみかんを最も多く輸出している県ですので、私からも緩和いただけるよう要望します。それから、シンガポールのほうの目的です。シンガポールは、日本からは初めて、初となります、「活カキ」、生のカキですね、「活カキ」の輸出に向けて、政府関係機関を訪問するとともに、市場調査、プロモーションを行います。それでは主な日程を説明します。まず14日は、先ほど申し上げました、「三重タイ イノベーションセンター」の開所式に出席するとともに、株式会社スエヒロEPMが同センターに食品加工試験機を寄贈いただくことから、その寄贈セレモニーに参加します。この食品加工機械は、混合や成形など複数の機能を1台で行う日本製のエクストルーダー、押出し成形機というんですけども、としてはシェアナンバーワンであり、先般、改定を行った三重県とタイ投資委員会、BOIですけども、との覚書に基づく、食品加工分野の技術協力案件の第一弾となります。次に、ソムキット副首相と面談を行います。「三重タイ イノベーションセンター」を活用した中小企業の技術者育成や、食品加工試験機寄贈を契機とした連携等について意見交換を行い、三重県とタイのさらなる交流促進に繋げたいと思っています。その後、この10月30日からバンコク・セントレア便を新規就航させるタイ・エアアジアⅩを訪問し、セントレア関係者と一緒にトップセールスを行います。さらに、タイ最大のコーヒーショップチェーン「Café Amazon」、これ、アマゾンと書いてアメィゾンというんですけども、タイ版のスターバックスみたいな感じですね、をタイ全土で展開するPTTOR社を訪問し、ショップでの県産品の取扱いについて意見交換を行います。15日は、タイ政府関係機関を訪問します。農業・協同組合担当大臣と、みかんをはじめとした県産農林水産物の輸出について、また、タイ投資委員会長官、あるいは工業省大臣と、産業連携や「三重タイ イノベーションセンター」を活用した具体的な取り組みについて、意見交換を行います。次に、三重南紀みかんの販売店を訪問します。タイへのみかんの輸出は、平成29年度から上位等級品に加え、中位等級品の輸出にも取り組んだことから、過去最高の輸出量となっています。今後さらに「みえのみかん」をタイに定着させるため、中間層を対象に中位等級品を扱う販売店へのトップセールスを行います。また、タイで人気のテレビ番組「アイアンシェフ」、これはタイ版の「料理の鉄人」、そのままですけどね、「料理の鉄人」のような番組ですけども、そこで「和の鉄人」として活躍されているブンタムシェフが経営する高級日本食ダイニング「本物すし」を訪問し、トップセールスを行います。さらに、航空路線が拡大している好機を生かして旅行需要を取り込むため、中部国際空港利用促進協議会が主催する現地旅行会社を対象としたセミナー・商談会において、私から三重の魅力をPRするほか、バンコク・セントレア便をダブルデイリー化したタイ国際航空にトップセールスを行います。16日はシンガポールに移動し、食品規格、安全、衛生管理を所管するシンガポール国家開発省上級政務次官、これ日本でいうと政務官にあたりますけども、を訪問します。三重県では、国の定める衛生規格より厳しい基準を設定し安全で安心な活カキを出荷していることから、その取組について説明するとともに、現在、二国間協議が始まっている、活カキ輸出に必要となる二枚貝衛生管理プログラムの承認について意見交換を行います。また、県産活カキの輸出が承認された後にトップスピードで入っていけるよう、活カキを扱うレストラン等を対象に、他国産の販売状況やニーズ調査を行うとともに、広く県産カキのおいしさを知っていただけるようなプロモーションを行います。私が知事としてタイを訪問するのは今回で5回目、シンガポールを訪問するのは初めてとなります。今回のミッションにより、タイではこれまで構築したネットワークを活用して交流をさらに深化させ、三重県の認知度を一層高めるとともに、シンガポールでは、三重県産カキのプロモーションをきっかけに、県産活カキの認知度を高める取組を進めていきたいと考えています。これが1点目です。
 2点目、「みえ 子育てWAON」の発行についてです。このたび、イオンリテール株式会社と連携し、イオンの電子マネーカードであるご当地WAON「みえ 子育てWAON」を発行することとなりましたので発表します。これですね。これ。「みえ 子育てWAON」の発行は、三重の未来を担う子どもたちや、子育て家庭の応援を目的としています。全国約40万カ所のWAON加盟店で「みえ 子育てWAON」を利用した支払い額の0.1%を、イオンから「三重県 子ども基金」にご寄附いただき、少子化対策をはじめ、子どもの貧困対策、児童虐待の防止、社会的養護の推進などの財源として活用させていただくというものです。子育て家庭を応援する「子育てWAON」は、現在、広島県・千葉県において発行されており、今回の「みえ 子育てWAON」は全国で3番目となります。カードのデザインは、三重県の子どもたちが元気に育ち、子育て家庭がしあわせな気持ちで子どもを育てられるようにという願いを込めて、ハートをモチーフに表現した、「みえ次世代育成応援ネットワーク」のマスコットキャラクター“みっぷる”を起用しています。イオンも加入している「みえ次世代育成応援ネットワーク」は、三重県の企業と地域の団体が連携して、子育てに優しい地域社会づくりに取り組む“地域密着型子育て応援ネットワーク”であり、現在1,550を超える企業・団体が加入し、様々な活動を展開しています。「みえ 子育てWAON」の発行の経緯ですが、11月9日に津市にオープンします「イオンモール津南店」が子育て家庭向けの売り場を充実させるなど、子育て世代に優しい店舗をめざす中、「三重県とイオンとの包括提携協定」の取組の一環として、イオンからご当地WAON発行のお申し出があり、県としても大変ありがたい提案で、お受けすることとしました。これまでに発行された、県内のご当地WAONは、「熊野古道伊勢路WAON」、「伊勢志摩WAON」の2種類があり、ともにその寄附金は、世界遺産熊野古道の保全活動や、伊勢志摩の情報発信などに活用されています。なお、「みえ 子育てWAON」は、11月9日から、1枚300円で県内のイオン20店舗において一斉販売されますので、ぜひ多くの皆さんにご活用いただきたいと思います。県としましては、三重県に暮らす子どもたちが、未来に向かって不安や葛藤を乗り越え、チャンスをつかみ、希望をかなえるための挑戦ができるよう、今後も「みえ次世代育成応援ネットワーク」を中心として、企業をはじめ、市町や関係団体の皆さんと一層連携した取組を行っていきたいと考えています。
 
発表項目等に関する質疑
○知事のタイ・シンガポール訪問(発表)
(質)では幹事社から、非常に多岐にわたるんでやや細かくなりますけども、タイとシンガポールの関係でまずお願いします。イノベーションセンターなんですけども、具体的にその試験機が入るのは分かりますが、全体としてどういうものになるんでしょうか。
(答)まずタイがその場を提供し、その機械が入るのと、三重県が食品加工分野とかエレクトロニクス分野にかかる研修プログラムをタイと一緒に作って、そこに、県内のそういうのに長けている技術、高い技術を持っている企業を講師として派遣をさせていただくというようなことを、まず実施するということなので、まずはそういう人材育成とあとその成形機を使った技術開発とか、あるいはタイの農産品を使った新商品開発とか、そういうのをここでやっていくということですので、三重県としてはそういう人材を派遣することで三重県の中小企業のタイの中小企業との連携が深まったり、ビジネスチャンスが出てくるようなことを期待をしているということや、三重県のその技術の高さなどについてタイでの認知度を高めていくというようなことですね。
 
(質)押出し成形機というのは、どんなものができるんですか。
(答)どんなものって言ったらいいか、どんなものって説明したらいいのかな。
(答:雇用経済部)材料を入れまして、それを2軸の軸があるんですけど、それで加工しながら押し出していく、そうすると材料が成形されて出てくるということです。
(答)型を作るやつみたいですな。そんなイメージですね。
 
(質)型を作る?野菜とか入れて。
(答)食料品を入れて、そういうことかな。そうですね。
 
(質)エアアジア就航ということですけど、これは何便ぐらいセントレアに着くんですか。
(答)今、バンコク-名古屋が毎日1往復かな。バンコクを朝出て昼過ぎに名古屋に着く、セントレアに着くやつと、その逆で夕方にセントレアを出て、バンコクに夜着くというのが毎日、デイリーで10月30日から出ます。
 
(質)それの観光誘客と、機内食でいろいろ使ってもらうとかそういうことが狙いということですか。
(答)そうですね。トップセールスして、現地メディアも入っていただきますので、その現地メディアの皆さんに三重県の魅力を知ってもらって、タイでいろいろ記事、報道していただくとか、あるいはエアアジアXとコネクションを強くして、現地での旅行プロモーションとかそういうのをやってもらうようなことに繋げていきたいというふうに思っています。
 
(質)あとタイ版スターバックスなんですけども、コーヒーショップで県産品ってどんなものが使われる想定でしょうか。
(答)これ実はタイ全土に2,123店舗あって、海外にも店舗展開しています。実は日本には、福島県川内村と和歌山県すさみ町に店舗があって、川内村は平成27年か29年かどっちか忘れましたけど、総理も視察に行かれている所なんですけども、向こうからもご招待の提案がありましたので、ちょっとどういうものがいけるのか分かりませんけども、お菓子みたいなのになるのか、フルーツみたいなのになるのか、今、かんきつとかもやっていますし、どういうものになるか分かりませんけれども、少しカフェですからデザートみたいなんとか、サンドウィッチみたいなんとかも結構たくさんありますんで、僕も1回利用したことあるんですけどね。非常に雰囲気の良い、何かちょっとIT企業の所の中にあるような、ちょっとかっこいい感じのカフェなんで、そういう所で三重県産品とか出ると、そういうハイエンド層の人たちとかに知ってもらえて良いかなと思いますけど、2,123店舗もありますからね。かなりでかいんでね。そういうところをちょっと期待したいと思います。
 
(質)あとシンガポールでカキということなんですけど、なかなか生の貝類ってハードル高いんじゃないかと素人なりに想像するんですが、見通しとしてどうなんでしょうか。
(答)シンガポールは生ガキ、活ガキを食べる文化があって、既に8か国、オーストラリア、カナダ、フランス、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカの生ガキをシンガポールに入れていいよってシンガポール政府から承認されていて、日本はまだないんですよね。だからかなり生ガキを食べる文化があるのに日本のカキが出れていってないというのは、今貴方がおっしゃったようにハードルが結構、手続きがすごい大変なんです。うちはその衛生管理プログラムを作って、水産庁の承認を得て、うちの日本の水産庁の承認を得て、厚生労働省の承認を得て、それを英語版にして外務省にオーケーをもらってシンガポール政府にもう出してあるんです。あとシンガポール政府が中身を承認するかどうかなので、今そこまできていますから、まあ日本の他の産地でそこまでいっているとこないので、実現すればうちが日本初ってなりますけど、ハードルは高いですけど、既に活ガキを食べる文化がありますし、アセアンの中では富裕層なども非常に多い場所ですから、期待感を持ってしっかりやっていきたいと思いますけどね。
 
(質)じゃあ、あらためてになりますけど、タイと初のシンガポールと意気込みのほうを聞かせてください。
(答)特にタイのほうは、工業省とBOIと産業連携を結んでいる唯一の自治体として、タイ側との産業連携を、特に中小企業の関係で、また三重県が得意な食品加工やエレクトロニクスの分野を中心にしっかりやっていきたいと思いますし、あとかんきつのトップセールスや観光のトップセールス、今さっきも言いましたように、昨年と比べてタイの観光客3倍以上になっていますんで、それをさらに進めるようにしていきたいというふうに思います。シンガポールは、今申し上げたような日本初の活ガキですので、承認されたらすぐに入れれるように、しっかり市場調査とそれから持っていくのは今回は冷凍ガキになりますけども、三重県のカキの美味しさを知ってもらう、そういうことを認知度向上にしっかり努力していきたいと思います。
 
○「みえ 子育てWAON」の発行(発表)
(質)次にWAONのほうですけれども、これまで三重にも熊野古道に保全のために使われるというようなWAONがあったということなんですが、若干ダブり感もあるというか、主婦のお財布の中には2枚になったり3枚になったりということなんですけど、あえてやっぱりこれをやりたいという思いと、それから確認ですけど全国のWAONで同じように使ったやつが三重の子育てのほうにお金が落ちるということになるという理解でいいのかどうか。
(答)まず1点目のところは、今回津南店もできて子育て関連の店舗とかも充実させていくということですので、そしてWAONでこれ裏ですけど、裏にも書いてあるんですけど、子どもたちのためにやりますよということが書いてあるので、特にお子さんたちがいらっしゃる層の方々を中心に、何枚持っててもこういう目的に賛同して使っていただければいいなと思いますし、実際広島県や千葉県などでも年間200万から300万円ぐらいこれで寄附が入るようですので、ぜひ三重県でも効果を期待したいと思いますし、2点目は購入は東海エリア、愛知、岐阜、三重でしかできないんですけども、利用は全国でできます。
 
○知事のタイ・シンガポール訪問(発表)
(質)活カキの海外輸出は、まだ三重県としては行っていないということでしょうか。
(答)そうですね。さっき言いました衛生管理プログラムがまだ承認されていませんので、日本中どこもまだやってないということです。
 
(質)シンガポールでこの衛生管理プログラムが承認されて輸出が始まるとなると、やっぱり他の外国の国にも輸出しやすくなるんでしょうか。
(答)他の国ということもさることながら、生ガキって食べる人と食べない人があるので、食べる文化があるところに集中的にいかないといけませんので、シンガポールはさっきも言いましたように既に生ガキを食べる文化があるので、むしろ他国への展開というより、シンガポールというアセアンの中でも富裕層が多く、いろんな海外からの方も集結しているような場所において、価値の高い、多少高価でも値段が高くても、カキを売ることで三重県のカキ産業の利益に繋げたいという、そういう感じですね。なので今回は、レストランとかいろんな、今既に生ガキを入れている、他国のやつを入れているところをちょっと調査して、顔を繋いで自分らでも承認されたら試してもらったりできるようなこともしていこうと思っていますし。
 
(質)シンガポールの方って、そんなにカキいっぱい食べるんですか。
(答)オイスターバーとかもいっぱいありますからね。今回まだ限られた数しか行かれませんけども、担当から上がってきているリスト、生ガキを扱っているリストめっちゃ多いですよ、レストランとか。すごいたくさん使われてますので。
 
(質)カキの関係の関連で、もし輸出できるようになったら、どれくらい県産カキの供給量があるのかということと、既にシンガポールに輸出されている他の国と比べて県産カキの強みというのはどういうところにあるのかを。
(答)輸出できる量な、量的にはどうですか。何か。
(答:農林水産部)ちょっと量的にはこの程度、というのは今つかめていませんので、ここで即答は。
(答)どれくらい需要で言ってもらえるかで、うちがどれくらい出せるかということだと思いますけどね。なので量的なことはあれですけども、うちの三重県のカキの特徴というのは、日本の中でもそうですけども、何て言うかな、普通カキの養殖とかって通常2、3年かかるんですけども、三重県はプランクトンが豊富なので1年で、カキの吊るしてるやつの、この何て言うのかな、幅が広いんで、1つのカキあたりの、立方、水の量というのが多いというかな、そういうので1年くらいで出荷することができるので、カキ特有の海臭さというか渋味というか、そういうのが少なくて甘みが強いという特徴があるので、カキもそれぞれ味の好みありますけども、うちの味の特徴としては、そういう渋味が少なくて甘みが強いということ、それはさっき言った1年で出荷できるということですね。ちなみに国内で見たら、三重県のカキって生産量自体は全国シェアは2.5%くらいなんですけども、生産額で見ると5.6%で、生産量の倍のシェアを額で見たら占めてますから、それくらい市場で、国内市場で高い評価を得ているということですので、海外のと比べてもそういう強みはあるんじゃないかなと思います。
 
(質)衛生管理プログラムの承認申請はいつですか。
(答)ん?
 
(質)これって申請されてるんですよね。
(答)してます、してます。
 
(質)これいつされたんですか。
(答)あれ6月やったかな、シンガポール政府に。
(答:農林水産部)6月の22日に国のほうに提出して、外務省を通じて6月中にはいってます。
(答)6月22日にうちが水産庁に出して、外務省を通じて6月中にシンガポールに出していると。
 
(質)通常ケースバイケースかもしれませんが、大体どれくらいかかるんですか。
(答)まさに貴方が言ったようにケースバイケースだし、あと今回、日本として初めてのやつなので、多分向こうも慎重に審査してくると思うんですよね。そんな何年というふうにはならないと思いますけども、月数単位がどれくらいいくかはまだちょっと分かんないですね。実際、1回やり取りしながら向こうからのクエスチョンも来てますので、今やり取りしてますけど、ちょっと見通し、僕らも他のやつならこんなくらいといろいろ言われますけど、やっぱり日本として初めての産品ですから、ちょっと時間がかかるかもしれませんけど、ちょっと見通しを確定的に言うのは難しいですな。我々としては早くやってほしいですけどね。
 
(質)タイに作るイノベーションセンターのことなんですが、イノベーションセンターは設置主体は誰、誰というか、タイなのか三重なのかどちらになるんですか。
(答)これはどっちなんかな。設置主体って両方てことなん。
(答:雇用経済部)はい。
(答)設置主体両方で、例えば開設にかかる費用全部はタイが持って、うちはスエヒロEPMの機械の寄贈と、さっき言った研修プログラムの講師派遣はうちが出すんですけど、開設費用とかは全部向こうで出しますんで、だから共同設置ですね。
 
(質)共同で設置する。
(答)共同で設置する、でいいと思います。
 
(質)ちょうど今予算編成なども気になる時期ですけども、このイノベーションセンターについては何か予算案を来年度こう盛りたいとか、どのような意向でしょうか。
(答)何らか、さっき言いました研修プログラムの講師派遣などにかかる予算については、どういう位置付けかは別として、どれくらいの額かは別として、何らか盛り込んでいきたいと思っていますが、それが骨格的予算の時にどこまで反映されるかは分かりませんが。何らか、もちろん部としては要求の構えでしょうし。
 
(質)三重大の副学長が同行されますのは。
(答)西村さんやな、これ。
(答:雇用経済部)はい。
(答)西村さんは、僕がミッション行く時、大概いつも一緒に行ってもらうんですわ。僕らの大体モデルって、行政で突破口を開いて、中小企業とかにビジネスマッチングとか落とし込んでいく時に、そのスキームを三重大学の西村先生のところの地域イノベーション学研究科とか、地域戦略センターとかにコーディネートしてもらうというのを、大体いつもずっと、僕が知事になって行っているミッションではそうやってるので、県庁で全部マネージするのって個別の案件、大変なので、三重大学とか産業支援センター、今回や山川さんも行きますけど、で個別の案件をマネージしてもらうように最初から一緒に行ってもらうという形で、いつもさせてもらっています。
 
 
その他の項目に関する質疑
○地方議員の厚生年金
(質)先日内閣改造ありまして、知事も期待感述べられたところなんですが、地方の議員に厚生年金をという話を、また再浮上しているような話がありまして、期待を語られた石田総務大臣も、一定の理解を示すということなんですけど、知事も勤め人から政治家になられて、これまでの歩みがありますが、同じように考えるか、どのようなお考えをお持ちでしょうか。
(答)今制度の議論をされてますので、しかも議会のことで議員の方の処遇のことですので、執行部たる私がコメントするのはちょっと控えたいと思いますけども、なり手不足の対応とおっしゃっていますけど、そこはよく精査をしたり議論をしたり説明をしたりということが大事じゃないかなとは思います。僕は肯定否定は申し上げないですけども、例えば私、知事やらせていただいてますし、私の仲間で若い議員もたくさんいますけども、年金があるからないからとかということについてどう考えているかとか、そこのなり手不足というのが1つの理由だとするならば、それについてしっかり議論したりファクトを示していただいたりして、国民に丁寧な説明をしていただくということが大事じゃないかと思いますけどね。
 
○2019年統一地方選
(質)来年の統一地方選なんですけど、日程がほぼほぼ固まりつつあって、若干例年よりは前倒しで4月7日、21日、ともに火曜日になるみたいな話が出てますけど、その前倒しによって、改元も絡んでということなので、三重県って伊勢神宮もあるしいろいろ調整することが増えると思うんですが、その前倒しの影響って出てくるでしょうか。
(答)県行政を進めるにあたって、選挙が1週間前倒しになったことで何か影響があるか、細かい日程とかはいろいろあるかもしれませんけども、特にないんじゃないかと思いますし、むしろ元号の変更への対応とか、あるいは皇室の方々とかの対応というのは粛々と政府や宮内庁において定められたものをしっかりお聞きしながら対応していくということだと思います。そういう意味ではこの10月1日から、発表もしてありますけど、初めて宮内庁に三重県から職員を派遣していますので、新しい人材が行っていますから、広報のところにいますので、彼の情報なんかも聞きながら、もちろん正式ルートでもちゃんとやりますけど、宮内庁とのパイプも今まで以上に太くなっていますので、情報収集して的確に進めたいと思います。
 
○元内閣安全保障室長 佐々氏の訃報
(質)あと1点ですけど、元内閣安全保障室長の佐々淳行さんが亡くなられました。内閣スタッフという意味では知事とも共通項がありますし、さらには三重県の県警本部長もされていたという縁もあります。まして同門の東京大学でもあります。危機管理のプロフェッショナル、危機管理を今、試行錯誤、どのようなご感想を。
(答)あらためてご冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、佐々さんがこの三重県の危機管理、あるいは事件捜査、そういうものに残された足跡というものは、大変大きなものがあったと思いますので、そういう方がお亡くなりになられたことは大変残念であると思います。けれども晩年、私もそうでしたけれども、そういう危機管理に関する後進の指導、そういうことを積極的にやっておられましたので、この佐々さんのご遺志を継いでしっかり後進の私たちが危機管理に当たっていくということが大事だと思います。佐々さんは、三重県警本部長をお務めいただいた国体の時だったと思いますけどね、その時のそういうご縁や、ある私の知人からのご紹介もあって、知事に就任した時から実は大変ご指導をいただいていました。この三重県の私が知事に就任して、平成24年度から危機管理統括監という部門を作りましたけれども、そこの副統括監に初代は警察庁から奥野さんという方に副統括監で来ていただいたんですけど、その奥野さんの派遣に当たって警察庁との調整などで汗をかいていただいた大変恩のある方です。そういう意味では三重県の危機管理体制の組織の構築に当たっても多大なご指導をいただいた方であります。その時は当時、後に警察庁長官になられた金高官房長、金高さんが官房長であられまして、私も金高さんの所に佐々さんのご紹介で行き、佐々さんからもいろんなお電話していただいたりとかで奥野さんの就任に至りましたので、そういう意味では三重県警本部長やられていたということだけのご縁じゃなくて、私自身もいろんなご指導いただいたということで、しっかりご遺志を継いで、くしくも私は今、危機管理・防災特別委員長と全国知事会やらせていただいておりますから、しっかり取り組んでいきたいと思います。告別式16日に行われるというふうに聞いてますので、公務で少し参列はできませんけれども、供花や弔電などで対応したいというふうに思います。
 
○マックスバリュ東海と中部の統合
(質)イオンのマックスバリュ中部と統合しますね。統合昨日発表されたみたいですが、マックスバリュの中部が松阪市が前身、松阪市の八百久さんという八百屋さん、スーパーなんですが、が前身なものですから、統合して事実上吸収されるという形なもんですから、知事のほうから何かコメントがいただければなと思いまして、いかがでしょうか。
(答)マックスバリュ中部さん、中西さんとかですね、皆さん私も三重県行政これまでの間でも三重県のPRなどで大変ご尽力いただきましたので、経営のご判断ですから、いろいろあるにしても、これからもそういう経営統合みたいな形になったとしても、松阪、三重に根差し、その地域の特色をふるさとを愛する、そういう店舗展開とかあるいは店舗の中の状況っていうのを続けていただけるとありがたいなあというふうに思います。イオンさん全体もそうですけども、イオンさんと私たちの状況とかもそうですけれども、そういう創業の地はやっぱり結構皆さん大切にされてますので、思いを失われるということは無いと思いますけれども、そういうのまた見える形でふるさとを大事にしてるよっていうのが継続されると良いなと思いますね。
 
○「地域への対日直接投資サポートプログラム」第1次支援対象自治体への選定
(質)外国企業の誘致を目指す自治体を支援する国の「地域への対日直接投資サポートプログラム」というので、三重県はじめ伊賀市さんもですね、松阪市も選ばれたということでございます。特に松阪市のことで期待することとか何かございましたらお願いいたします。
(答)うちもああいう政策が行われるぞという情報を最初に入手した段階からですね、JETROに働きかけを行って、三重県をしっかり入れてほしいというようなことを申し上げていていろいろ議論している中で、松阪市さんと伊賀市さんにも入っていただいているという状況でありますが、松阪市さんは何といっても今月にも竣工しますゲスタンプの誘致に成功しましたし、外資系企業の誘致ということではないですけども、航空機の松阪クラスター、ボーイングなどとの関係の深いクラスターもあったりしますので、ぜひ積極的に外国企業の誘致について、これからも三重県と連携をしながら進めていってもらえるとありがたいなあというふうに思います。またそれは竹上市長が南部、松阪から南の人口の防波堤になっていきたいと、若者定着の防波堤になっていきたいと強い決意を示され、各市長さんや町長さんも回られておられます。ですので外国企業を含めてそういう雇用の場が松阪やその周辺に生まれるということは大変意義があるということだと思いますので、そういう観点からも誘致に積極的に取り組むということを期待したいというふうに思います。
 
○日本食文化会議2019 三重大会
(質)日本食文化会議というのが昨日報道発表いただいたんですが、三重県で来年2月にいろんな催しを、食文化を発信する催しをされるということだったんですが、もちろん知事ご存じだとは思いますが、松阪市と伊勢市さんと志摩市さんと鳥羽市さんですかね、4市が入っているそうなので知事の期待の声というか、何かございましたら。
(答)民間の皆さんを中心にやっていただいてて、松本栄文さんですかね、「SUKIYAKI」の写真集とかでグルマン賞をお取りになられた方が中心となってやっていただいていると聞いていますので、松阪牛をはじめとして、これまでも三重県の食の発信に携われた方々ですから、今回の民間の皆さんの力やネットワークを使ってですね、三重県の食が発信されていくとありがたいなというふうに思っています。県としては、何か財政的な支援をするということではないですけれども、それぞれお話しいただいたことに合わせて協力していければ良いかなというふうに思っています。
 
                            了
 

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津市広明町13番地(本庁3階)
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ファクス番号:059-224-2032 
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