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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和元年5月8日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

令和元年度「三重ブランド」認定申請の募集(発表)
・地方独立行政法人三重県立総合医療センターでの手術支援ロボット導入披露式(発表)
 

 質疑項目

・新時代「令和」に向けての知事の意気込み
・総務省「子どもの数(15歳未満人口)」人口推計
・改元と大型連休による経済効果
・知事の大型連休の過ごし方
・大型連休期間の東名阪道の渋滞状況
・萬古まつり
・県議会の議員構成等
・県と報道機関との関係
・行幸啓の県報道対応

発表項目

(知事)おはようございます。それでは2つ今日は発表事項があります。1つは令和元年度三重ブランド認定申請の募集についてです。県では、記念すべき令和元年度を迎え、新しい時代の幕開けとともに、三重県が誇る豊かな自然および伝統にあらためて敬意を表し、これらの力を生かして生産された県産品を次の世代へ継承していくという強い想いを胸に、令和最初の三重ブランド認定申請を6月24日から募集しますので、その概要について発表します。最初に、三重ブランド認定制度について、簡単にご説明します。三重ブランド認定制度は、三重県の豊かな自然、そして自然との共存を図りながら、その力を引き出す知恵、すなわち「人と自然の力」をコアコンセプトに、三重県のイメージアップにつながる県産品と、その生産または製造に携わる方々を「三重ブランド」として県知事が認定し、広く全国にPRするものです。平成14年度の募集開始以降、今回で17回目の募集となり、現在、18品目・延べ38事業者を認定しています。認定募集は平成29年度から隔年で行うこととしており、昨年度は募集を行いませんでしたので、今年度は2年ぶりの募集となります。今回は、みえ農林水産物ブランド化支援アカデミーの取組と合わせ、認定申請の募集案内をさせていただきます。みえ農林水産物ブランド化支援アカデミーについては、先月資料提供させていただいておりますけれども、三重ブランドの認定をめざす農林漁業者等を対象に、農林水産物が有する本質的な価値に着目して、ブランド化を支援する新たな取組です。講師の派遣により、ブランド化のノウハウを学んでいただくほか、三重ブランドに認定された際には、首都圏のシェフやバイヤーに対し、産品をPRする機会を提供させていただきます。同アカデミーについては、5月17日まで参加希望事業者を募集していますので、ぜひご応募ください。また、同アカデミーのキックオフイベントとして、みえ農林水産物ブランド化支援セミナーを、5月28日には熊野会場で、5月29日には津会場で開催します。2021年、令和3年には、三重とこわか国体・三重とこわか大会が開催され、三重県が大きな注目を集めることになります。また、来年のオリンピック・パラリンピックでも、わが国が国際的な注目を集めます。この絶好の機会に、三重ブランド認定品の魅力を国内外に発信していきたいと考えていますので、多くの事業者の皆さんに、記念すべき令和元年度の三重ブランド認定をめざしていただきたいと思います。これが1つ目です。
 
2つ目ですけれども、手術支援ロボット導入披露式についてです。地方独立行政法人三重県立総合医療センターでは、より高度で質の高い医療を県民の皆様へ提供するため、5月11日、手術支援ロボットを導入することとなり、5月12日、私も出席する導入披露式が行われますので、ご案内をいたします。導入披露式は、県内の医療関係者の方々を招待して、同センター7階の講堂で行われます。会場では本装置を仮置きし、装置の簡単な説明を行うほか、時間の許す限り関係者の方々に本装置の操作体験を行っていただく予定とのことです。一般公開はされませんが、披露式当日の午前中までにお申込いただくことで取材も可能となっています。導入する手術支援ロボットは、執刀医の手の動きを正確に再現し、複雑な手術を可能にする装置です。この装置の導入により、できるだけ小さな切り口で手術時間を短くすることが可能となり、患者様の身体の負担がより少ない手術が可能とのことです。また、執刀医にとってもより術野、まあこの手術の見える範囲が見やすく、手術する場所っていうのかな、術野が見やすく精緻な手術が可能となり、本装置の導入は患者様、医師双方にとってメリットがあると伺っています。導入後は、操作を行う医師のトレーニングをすみやかに開始し、少しでも早く本装置を用いて患者様の手術が始められるよう準備を進めていくとのことです。県内では、三重大学医学部附属病院、伊勢赤十字病院に続き3番目の導入とのことですが、人口が密集する北勢地域の病院では初となり、北勢地域の高度・特殊医療を担う同センターで早期に導入することができたこと、また県内の北勢、中勢、南勢の各地域に配置できたことは非常に意義があることであると考えています。導入披露式では私も手術支援ロボットの操作を体験する予定です。最新鋭の装置に触れることができる貴重な機会ですので、その精密な動作を体感したいと思います。本装置の導入で、さらに高度な医療が地域の皆様に提供され、県民の皆さんの安全・安心確保の一助になることを期待します。
 
発表項目等に関する質疑
地方独立行政法人三重県立総合医療センターでの手術支援ロボット導入披露式(発表)
(質)幹事社から発表項目について伺います。先ほどのその手術支援ロボットに関してなんですけども、資料に3台ほど何か手術支援ロボットの何か写真いただいているんですけど、今回これ全て導入ということなんですかね。
(答)これは一体の仕組みなんやな。
(答:総合医療センター)それはそうです。一体の仕組みです。
(答)なのでこのサージョンコンソールという所を見ながらさわって、このフェイシェントカートというのが実際に患者様にこういく、そんな感じやな。
(答:総合医療センター)そうです。
 
(質)県内で三重大学とか、あと伊勢の赤十字病院とか既に導入されているということなんですけど、もう手術はこの機械でしているということなんですか。 
(答)そうですね。泌尿器科とかでやっている、だから例えば前立腺の摘出とか、子宮の摘出とか、そういうような泌尿器科領域とか、産婦人科領域とかでもう既にやっているんですね。はい。
 
(質)というと、泌尿器科とか産婦人科領域でのみ使用する手術ロボットになるということですか。
(答)のみというか、うちは今回呼吸器外科領域もやりますけれども、それは何ていうんですかね、今回その胃がんとか、子宮がん、前立腺がんとか、そういうのが2018年度の診療報酬改定で保険適用拡大12件されたので、そういうのでより利用が進むだろうというようなことがあって、入れているので何か症例を限定するというよりは保険適用されたので、その病気に対する使用が増えるだろうということだと思います。
 
(質)主に使用用途は、腫瘍とか臓器の摘出になるんですか。
(答)摘出になるんですか。
(答:総合医療センター)そうです。
(答)摘出とか、切除とかが多くなるのかな。
(答:総合医療センター)はい。
 
(質)これいくらくらい掛かる装置なんでしょうか。
(答)これは、3年間のリース契約で、合計約1億6,500万円です。
 
(質)保険適用というのは、このロボットを使った手術が保険適用になったということですか。
(答)そうです。2018年度の診療報酬改定で手術支援ロボットを用いた手術として、胃がん、子宮がん、前立腺がんなど12件が保険適用拡大されたということです。
 
(質)この装置の効果を何かこう例えば、このくらい細かいところで普通に例えば習熟していないお医者さんだとこれだけ切らなきゃいけないのが、このくらいで済むとか、何かこの装置を使うとこんなに良いというのがあれば教えていただきたい。
(答)定量的なあれですね。どうですか。
(答:総合医療センター)普通ですと開腹手術ですと、結構おなかを開いてその出血とかが多くなるんですけど、この手術支援ロボットでいきますと、本当に例えば先ほどの前立腺がんなんかでも、かなり深い所でもピンポイントでアームを入れて、それで摘出できるということで出血とか傷口も抑えて患者様の負担が少ないという、そんな手術になります。
 
(質)お医者さんは普通にちょっと訓練すれば使えるようになる?
(答)2カ月ぐらい?
(答:総合医療センター)3カ月ぐらいですね。
 
(質)これって代表的な機種はダビンチだと思うんですけど、それそのものでいいですか。
(答)この機械自体はダビンチシリーズですね。はい。
 
(質)県内でも3台目ということで、全国的に見て3台というのは結構カバーされている県になるのか、何かその辺りは。
(答)どうですかね。エリアでやったことないんであれなんですけど、どうなん。日本国内では300台くらい導入されているんですけど、東京とか例えば神奈川とかに、がっと集中してたら、三重県のその3台というのは結構エリアカバーしているだろうと思いますし、そのエリアでは見たことあるの。
(答:総合医療センター)エリアではちょっと正式な数字は今はもっていないですけれど、やはり東京とか首都圏で、元々東京の病院の方で手術も始まっておりますので、やはり首都圏のほうに多いということになります。
(答)近県ではどうなんですか。例えば和歌山とか、岐阜とか。
(答:総合医療センター)愛知とか岐阜県でも導入はされております。
(答)でもちょっとエリアのカバー具合は分からないです。
 
(質)知事としても3台あれば全域を基本的にカバーできることになるので、比較的カバーされるのではないかというような。
(答)医療はやっぱり高度な奴は一定集中を図って、そこで集中された所の技術をしっかり高めていくということと、一方でプライマリケア的なところは広くいろんな私たちの身近な住んでいる所に近い所で提供されていくというようなことの、機能分化とかが大事なのでそういう意味では、人口の集中している北勢地域にこの高度な手術支援ロボットが導入されるというのは、意義が非常に大きいと思います。
 
(質)その医師不足ですけども、来てもらえるというか、魅力というか希望される方もいると思うんですけど、その点でも期待は。
(答)おっしゃるとおりですね。こういう医師の、ドクターの方にとって手術支援ロボットを使うというキャリアを積めるということと、それから負担が軽減されるという勤務環境が良いということの2つの点においてドクターの方から見ても魅力的だというふうに思いますので、そういう意味では医師確保が大きな課題でありますから、そういう意味でも良いと思います。あと今回ドクターの方じゃなくて看護師とかもチームとしてトレーニングをさせていただく予定でありますので、そういう医療関係者全体のキャリア形成や勤務環境の改善に繋がればというふうに思っています。
 
(質)先ほどの話で、胃がんの摘出だったりとか、前立腺がんでも使われるというお話だったんですけども、このロボットがなければできなかった手術ができるとか、そういう訳ではないんですか。
(答)ですよね。そのピンポイントで切るべき所を最小限切って、その腫瘍部分を効率的に摘出できるという、そういうことですので、この機械がなければ絶対できない手術ができるようになるというものではないです。
 
(質)円滑にというか、効率的良くできるという。
(答)時間を短く、患者と医師の負担を軽減して、先ほどの出血量も減らしとか、そういうようなことですね。
 
(質)予算的な話で3年間で1億5,000万円というお話もありましたけど、今回は3年間リースで導入したっていうことですね。
(答)今回は県費とか導入してなくて、総合医療センターの経営努力の中で出したお金でありますので、そういう意味では総合医療センターのみんなの努力が結実してこういうのができて、さらに良い病院環境を作っていこうと、そして良い医療提供を患者の皆さんに提供していこうということなので、非常に頑張った取組ではないかと思いますけどね。
 
(質)支援ロボットのほうで、既に三重大と伊勢赤十字には導入されているということなんですが、その2つの型と比べて、今回導入されるものはどこが優れているとか、機能の違いはありますか。
(答)どうなんですか。この何かダビンチの中の上位機種なんですか。
(答:総合医療センター)上位機種であります。三重大学に導入されているのはうちと同じ機種でございます。伊勢赤十字はもう少し違う機種で、うちのほうが上位機種になります。
(答)この書いてないな。あれなんですわ。ダビンチというその商品名を見ていただくと「Xi」というやつを導入するんですけど、ちょっと上位機種だそうで、三重大と同じ機種だそうです。
 
(質)不勉強で恐縮なんですけど、上位機種だとどの辺がいいだとか、どの辺が優れてるとか。
(答)どうですか。
(答:総合医療センター)術野が広く取れるので、より精密な動きができるというのと、それからもう1点手術台、ベッドが連動して動くことができるということで優れているということです。
(答)あとあれなんとちゃうの。画像のところの3Dとか、HD画像のところが技術が高まって、画像の度合が高まっているというのではないんやったっけ。
(答:総合医療センター)特に3Dの画像で見れるということで、本当に凄く精密に見れますし、それに基づいてロボットの手も正確に動きますので、それで細かい作業できるということですね。
 
その他の項目に関する質疑
○新時代「令和」に向けての知事の意気込み
(質)では幹事社から発表項目外で質問させていただきます。本日は新時代「令和」になって初めての記者会見ですが、知事にあらためてこの令和に向けて、新時代に向けて意気込みと、知事に当選された当初からいろんな施策のお話もいただいていますけれども、あらためての意気込みを伺えればと思います。
(答)令和という元号が、まさにその「令」という字が元号で初めて使われる字であったり、あるいは万葉集という日本の古典から初めて取られる元号であるということ。一方で令和の「和」というのは、昭和とかもそうですけど、これまで伝統的に使われてきたものであったり、日本人が和をもって貴しとなすじゃないですけれども、大事にしてきている言葉、そういう意味で新しいチャレンジと伝統を大切にする、そういうこの両方が相まった元号であるというふうに思っておりますので、そういう時代になるように三重県が新しいチャレンジと伝統を大切にするという時代になるように県民の皆さんと共に頑張っていきたいと思います。併せてその出典となった万葉集というものは、その皇室の方かたから防人の方、そういうこの肩書とかそういうのを問わずに多くの多様な人々が歌を残した歌集でありますので、私は今回の選挙期間にも申し上げてきましたけれども、みんなが大事にされる三重ということで、そういう多様性とか、包容力とか、そういうものが大切にされる時代になるように県民の皆さんと共にがんばっていきたいというふうに思います。今回これまでの近年の改元時においては、涙に暮れてみんなが新しい時代を迎えるというところでありましたけれども、今回は上皇、それから現天皇陛下、それぞれの御退位、御即位により明るい気持ちで改元を迎えることがきたということでありますから、こういう明るい気持ちが少しでも継続していけるように、実際の日々の生活が山あり谷ありでしょうけども一人でも多くの皆さんがトータルとして明るく笑顔で暮らせる、そんな時代になるように粉骨砕身がんばっていきたいというふうに思います。
 
○総務省「子どもの数(15歳未満人口)」人口推計
(質)この間、子どもの日で三重県でもやっぱりお子さんの数が減っているという結果が出ましたけれども、それの受け止めと、それに関連して少子高齢化にどう向き合いますかという。
(答)子どもの数が約5,000人くらいですかね、減少したということで、この状況については重く受け止めています。まず少子化対策などについては、この結婚、妊娠、出産などについて、価値観を押し付けるようなことはやはり駄目で、個人の価値観が尊重される、それが大事だと思います。一方で希望しているのにそういうことが叶わない、何かの事情があって叶わない、何かのハードルがあって叶わない、ということがあった場合には、そういう人たちの希望が叶うように応援をしていく、そういう少子化対策をこれまでも取ってきたわけでありますけれども、さらに加速していかなければならないとあらためて思っています。その少子化対策に関する根幹的な計画であります「みえ子どもスマイルプラン」が今年度末で終わりを迎えますので、次の新たな少子化対策に関する計画を今年度作って、次年度からスタートしていきたいと思います。それにおいては今回幼児教育が無償化されたり、様々なそういうこの子育て環境の変化、仕事と家庭の両立支援、そういうものなどについてもしっかりやっていきたいと思いますし、一方で不妊治療への支援、あるいは今回、妊孕性(にんようせい)保存の助成も出しますけれども、様々な人々の希望が叶っていくような、妊娠、出産において、そういう取組もチャレンジをしていきたいというふうに思っています。それからそこは相まってやはり若年者層の定着というのが三重県において無ければその世代の人たちの妊娠出産の希望というのが無いわけでありますので、現在社会減においても若者の世代の転出超過が多くなっていますから、併せて少子化対策の自然減のところだけじゃなくて社会減での若者の定着も力を入れることでそれらが相まって、今の子どもの減少ということの反転というのは難しいかもしれませんが、スピードを緩めながらしていくということができるのではないかと思っています。いずれにしても大事なことは繰り返しますけども、希望が叶うと、何か価値観を押し付けるというのはやっぱり駄目だというふうに思ってますので、希望は叶う、そんな地域になるようしていきたいと思います。
 
○改元と大型連休による経済効果
(質)令和の話が出たんでその関連ですけど、令和景気で百貨店が好調ですとか、10連休で外食産業が非常に多かったという話が今速報値で出てるんですけど、三重県としてそういう数値って今後何か目安というか、何か計って出すようなことはあるんでしょうか。
(答)県庁としてゴールデンウイークの、あるいは10連休の何か経済効果みたいなんをを出すという準備はしてないです。ゴールデンウイークの関係でいけば、観光入込客数を明後日10日間のやつをぶら下がりで発表させていただきます。昨日一部伊勢神宮については対前年の倍というようなことで発表ありましたけれども、主要施設のトータルの入込客数、現在のところ、ちょっと詳細はまだ申し上げられないんですけども、対前年と比べて増加はしているというような状況です。あとはその一定期間の定例的な鉱工業生産指数とか、そういうところの中で、統計が表れてくると思います。こっちとして取るということは今のところ考えていないです。でも今日もマーケットは300円近くの安からスタートしてますので、一時的なものとか、反動とか、そういうことを良く注視しながら経済については慎重にしっかり見ていかないといけないというふうに思います。
 
○知事の大型連休の過ごし方
(質)知事の大型連休中の過ごし方、ご家族とかなと思いますが、それをちょっと述べていただきたいと思います。
(答)27日から29日は、県外で妻がその時アーティスティックスイミングのジャパンオープンというのをやってましたので、それのお手伝いに指導者として行っていましたので、その間、妻がいる所の近所で子どもの面倒をずっと見てました。子どもと何かアスレチック施設みたいなんに行って、子どもがいろいろ登れるようになったりしている様子を見て、非常に微笑ましかったなあというふうに思いました。30日と1日は三重県内に、元号変更に伴なってシステムなどでの不測の事態があってはならないので、県内でいました。一部公務をやらしていただいたりしましたけども、2日から5日は県外で家族で旅行に行っていました。シュノーケリングなどをやったりして子どもたちがいろんなことができるようになっていることが、またこれも微笑ましく見たということでありますかね。6日の日は県内にいて県内の人たちと交流をしていたと、そんな感じでしょうか。
 
○大型連休期間の東名阪道の渋滞状況
(質)昨日、ネクスコからゴールデンウイーク中の東名阪道の渋滞が、当然なのかもしれませんけど、昨年と比べて大幅に減少したというような発表がありまして、かなり我々も走ってても走りやすくなったなという印象を受けるんですけども、特に連休でもそういう成果が出たことを受けて県内ヘの効果なり、ご所感なりありましたらお願いします。
(答)本当に観光面、生活面、経済産業面において東名阪の渋滞でこの県内の方々や周辺の方々に非常に多くのご不満や経済的、時間的損失などがありましたので、それが解消に向かったということは、大変良かったというふうに思っていますし、やはり大きな効果が出たなと、これは地域挙げてまさに平成元年の基本計画の決定から、平成の間ずっと掛けてやってきた新名神の県内全線開通ということで、大変喜ばしく思っています。一方でまだ亀山西ジャンクションが残っています。実際、伊勢自動車道に向かうところとかですね、やはり多少の渋滞も発生していましたし、名古屋方面から行っていただく方で、新名神から行けませんので、そういうようなことでの間違えた事案みたいなものが、実際私の妻も1回間違ったみたいなんですけども、そういうことがありましたので、私たちとしましては一日も早く亀山西ジャンクションのフルジャンクション化が実現できるようにまた引き続き関係市町、地域の皆さんと挙げて要望していきたいというふうに思います。
 
(質)あの、中勢地区の例えばゴルフ場とか伊勢志摩の観光なんかは、車で名古屋方面から来るのをこれまで結構敬遠されているような方がいらっしゃると思うんですけど、そのあたり回復してきたとか、県として何かそういう、もう行きやすくなりましたよというPRを今後されていくんでしょうか。
(答)定量的なのは把握はまだちょっとしていないんですが、既に、あれいつやったかな、既に作ったパンフレットで「ゴルフ場が行きやすくなります」っていうパンフレットを作りましたんで、それはゴルフ連盟の人たちが作ってくれたんですけど、そういうPRを、まさに今貴方がおっしゃったように結構敬遠されてきました、とりわけ四日市から西側のゴルフ場の皆さんはそうありましたんで、今ちょうどゴルフツーリズムなんかも売り出しているとこですから、ぜひそういうところもPRしていきたいというふうに思いますね。
 
(質)他無いでしょうか。無いようなので第二さんお願いします。
 
○萬古まつり
(質)萬古焼のそろそろ時期ですけれども、BANKO300thということで、そういったこともありましたが、今後の萬古焼の発展だったりとか何かこう思いありますでしょうか。
(答)沼波弄山の生誕300年からのBANKO300thの取組で地域の皆さんが非常に盛り上がっていますので、ぜひ一人でも多くの方に萬古まつりなども訪れていただいて、作家の方とか生産者の方々と、ぜひ交流をしてほしいと思います。その中でいろんな知識が深まったり萬古焼の魅力っていうのが再発見されたりすると思います。これまでの土鍋の萬古焼のイメージから色んな多様な商品が出てますから、そういうところの体感をしてもらえたらなというふうに思います。あとは天気ですね。萬古まつり結構どっちかは雨というのが結構多いので、天気がしっかりもつようなことを期待したいと思います。
 
○令和元年度「三重ブランド」認定申請の募集(発表)
(質)発表項目の三重ブランドですけど、これいつからで、今いくつあるんですか。
(答)平成14年度からで、18品目38事業者ですね。ん、ちょっと待てよ。平成14年度からやね。
(答:農林水産部)13年度からスタートしてございまして、募集を始めることになったのが14年度からというふうなことです。
(答)分かりにくいね。どっちなんですか。
(答:農林水産部)13年度からです。
(答)13年度。口述14年度になってるやねえか。これ資料13年度なっているけど。じゃあ、認定は平成13年度からなんですね。
(答:農林水産部)はい。
(答)平成13年度からです、すいません。で、18品目38事業者は変わりなしです。
 
(質)毎年やっているんだったら、だいたい1年に2品目ずつくらいの認定ですかね。
(答)そうですね。最初の13年度が真珠、松阪牛、伊勢海老、的矢がき、あわびみたいな5品目いきましたけど、あとは3、1、2、2、1、1、2、1みたいな感じなんで、だいたい年間2とか1とかの感じで推移してる感じですね。
 
○県議会の議員構成等
(質)あと昨日その、県議会の新議員、元職含めて初登庁があって、バッジセレモニーがあったんですけど、何か感想はございますか。
(答)それぞれの議員の方々がそれぞれに訴えて、そして付託を受けられて登庁されましたんでね、選挙期間中なりあるいはこの県議会議員になろう、戻ろうと思った思いに基づいて議会の中でいろんなご審議をいただければ良いなというように思いますし、執行部としてもしっかりご説明させていただいたり、議論させていただきたいというように思いますね。
 
(質)女性議員が1名しかいなかったことについては、まあ別に、それはそれでですかね。
(答)そこは何ていうか、立候補する分母の問題と、実際に当選される方のことですので、そこに私自身が関わっていない以上なかなか他人事的に申し上げるのはちょっと適切ではないと思いますけどね。
 
(質)だけど定数51の1割はその女性議員確保っていうような枠のはめ方もあるけど、そういう考えを持っておられる首長もいますけど、知事はそこには与しない?
(答)私はそこは議会においての構成の話などでもありますので、そこは議会の皆さんで、あるいは議会に輩出する政党なり、あるいは無所属の方なり、そういう方々の構成のご判断いただければと思いますけどね。それはもちろん多様な民意が反映される議会であるっていうことは大事なことだと思います。
 
(質)併せて昨日、まあ役選に向けての第1回目の各派世話人会がありましたけど、そこでその県外視察の日程が出てて、まあその、7月段階は参院選があるんでなかなか難しいと、でまあ8月の7、8、9だったかな、そこにずらした方がいいんじゃないかっていう話があって、今なってるんですけど、でまあ、三谷さんはひょっとしたら衆参同日もみたいなことをおっしゃいましたが、知事ところに伝わっている情報で、その辺のその国政選挙については、どのようなことですか。別に知事の去就を聞きたいわけじゃないんで。
(答)そもそも僕に国政選挙のあるかないかはあまり伝わってこないんですけども、にしても、僕は何も、何ちゅうか、報道で見聞きしたり、政治家の皆さんのいろんな思い、推測、誰かから聞いたことなどのお話を側聞するなどしかないので、私が何か確たる情報を、定例記者会見でこうだと申し上げられるようなことはないですけど。
 
(質)言葉足らずで申し訳なかったですけど、あの、別に知事の去就を聞きたいわけじゃないんで。例えば衆参同日と参院だけやるのと、県選管抱えているその部署の長として、やっぱりそれなり対応するじゃないですか。その辺については、何か選管とはまだ話はされてないんですか。
(答)現時点においては私の方から何か指示をして話をするというようなことはしてないです。何ていうか、担当者でいろんな頭の体操とかはしているかもしれませんけども、私が何か指示をしてっていうのはありません。そもそも衆議院についてはこれまでも突然解散があって対応するっていうことをやってきたわけでありますので、私から指示っていうのはありません。
 
○県と報道機関との関係
(質)あと、県としてその報道機関との関係のあり方っていうのを知事はどのように考えておられるんですか。例えば野呂知事の時に、長野県が田中知事で、長野県のその表現道場のように定例記者会見を無くして、一般県民、小学生まで含めて参加できるようなそういうものを設けるという話があって、広報課長に就任したばかりのその新課長はそれで動いてて、まあ独断で動いていた部分があったんで、野呂知事が激怒して1年で更迭されたことがありましたけど、そういうことも含めて、伝統と革新はある程度必要だと思うんで、その辺今後の在り方について知事はどのようにお考えですか。 
(答)報道機関との。
 
(質)クラブ制含めですね。記者クラブ制。
(答)クラブ制、そうですね、それは私がどうこう申し上げることではないのではないかと思いますけど、むしろ。私は県政の情報を提供し、それを的確に報道していただく。あるいは報道機関の皆さんが必要とされる情報を我々の知りうる限り、あるいは提出・提供可能な範囲でしっかりやるという信頼関係のもとに、そういうことをしっかりやってくということで、そこの体制などについてはそれぞれの報道機関の皆さんでご議論いただくことなのではないかとは思いますけどね。まあ少なくとも私が何か現状をどうこう変えたいとか、変えなければならないというふうに思っているということはありません。これまで同様の関係をしっかり継続していくということだと思います。 
 
(質)そこでまあ今信頼関係といみじくもおっしゃいましたけど、信頼関係は必要なんですよね。 
(答)信頼関係というか何というか、約束事を守るとか、そういういろんな一定の信頼関係ってあると思うんですけど、そういうのは当然必要なんじゃないですかね。
 
(質)よく知事はその県民も含めて信頼関係って、行政も信頼関係なければ用地買収ひとつも進まないし、そこのところは県政ってのは信頼関係の上に成り立つと、それについては報道機関に関しても同じということなんですね。
(答)何というか、我々が何か駄目なものを甘く見てほしいとかそういうことではなくて、 何か、取材をされる対象、取材をする方、あるいは情報を提供させていただく側、情報を書いていただく側において、例えばその中身がちゃんとしているかどうかとか、信頼関係がないと、ちゃんとしたそれぞれの情報のやりとりっていうか、仕事のやりとりができないと思うんですよね。ですから、信頼関係というのは必要だと思いますけど。
 
○行幸啓の県報道対応
(質)先月の行幸啓において、18日にそのペン記者随行バスが着かなかったと。宮内記者会の分も入れて。それについての顛末で、まあいろいろ戦略企画部及び広聴広報課の課長名で文書が出てきてますけども、2回ほど。この一連のをご覧になってて、知事はこれでゴーサインを出されてるんですか。
(答)その文書を。
 
(質)4月25日付と5月7日付ですね。
(答)県政記者クラブ、第二県政記者クラブの皆さんにお示しするということについてゴーサインを出したかどうかですか。
 
(質)中身ですね。この書いてある中身。
(答)中身の仔細を一言一句これで良いと言っているわけではありませんが、基本的にそういう方向で皆さんにお示しすることは了としています。
 
(質)だとすれば、少なくともその4月25日文書で、宮内庁との、そのまだ協議っていうのかそこの部分が、体制替わりはそれはそれで分かるんですけど、それが残っているからその5月7日ぐらいまで、要は約、18日にバスが遅れたのがあって、4月の。そっから約3週間じゃないですか。そこまでその回答を待ってくれとか、その説明をできないとか、あるいは三重交通さんの謝罪、経緯説明と謝罪文を取りたいからとかいうこと自身がちょっと在り方としてはおかしいんじゃないですか。先に、要はなんで遅れたかということについて、車両通行パスが届いていなかったと、その説明で終わっている話じゃないですか。はっきりいえば三重交通の謝罪文なんか第二県政記者クラブは要求していないし、ましてや宮内庁に協議してるからっていうようなこと自身が、だいたいクラブ制はニアイズベストなんで、その近場が一番その優先しなきゃいけない部分があるのにもかかわらず、宮内庁の意向うんぬんというのが誤解を招くような表現になっているんですけども、それはそのようにはお考えにはならなかったですか。
(答)そこは、そうですね、誤解を招く表現だったとするならば、それをチェックしてなかった私が甘いということだと思いますので、そこは大変申し訳ないとしか言いようがないですね。
 
(質)だから4月24日の前回記者会見でも福永戦略企画部長は、まあ知事はそのバスがなぜ遅れたかはクラブに説明してご了解を得ている的なそういうことで聞いていると、福永戦略企画部長自身は公式にはそれは伝えていないしっていう話だったじゃないですか。ということは、まあはっきり言えば見方によっては虚偽の報告してるとしかみえないし、そういうことについては、何ら知事はそれちょっとおかしいんじゃないのという話はされてないんですか。
(答)虚偽の報告っていうか、その記者会見の後に、その当日の時のやりとりがこうだったよねっていうのは秘書課のメンバーや広報課のメンバーとの確認はさせてもらいました。だからそこでじゃあ解釈の違いとか、すれ違いとか、そういうのがあったかもしれないよねというのは確認していますけども、それが虚偽の報告を受けたというふうなことで何か指導をするということなどは行ってません。
 
(質)まあ信頼関係は厚いんでしょうね。
(答)私だけなくて私が聞き方が間違っていたかもしれないと思ったので、秘書課の複数のメンバーにも確認をし、そういうやり取りがあったので、報告をしたというふうに受け取れますよねということは確認しましたけどね。
 
(質)ですから今後、今年、多分年末近いところでその新天皇が伊勢神宮また来られるじゃないですか、その大嘗祭の後。それからいくと、そこの体制に向けて今後、まあ今回の件は、前回お聞きしたときは横断的に何か反省会みたいなことはやってないという話でしたけど、そういうことで関わった各部署等全部集めての何か情報の共有みたいな、そういうのをやられるおつもりはないんですか。
(答)今、具体的にこういうふうな方法でっていうことは考えてないですけども、再発防止の観点から次の行幸啓がしっかり決まってくる段階で、まあもともと行幸啓本部っていうのを設置して部局横断的に情報共有する場がありますので、そういう本部などの場を活用して再発防止にしっかり努めるということは、何らかの取り組みをしたいと思っています。さらに今度は、今回即位の礼でお越しになられると、きっとそのうち皇嗣殿下であるとか、上皇もお見えいただく可能性もゼロではないと思います。そういうとこにおいては、特に皇嗣殿下というのは皇太子との同様の方法で考えうるとこがあるかもしれませんが、上皇っていうのは初めてのケースになりますから、どういう対応が必要なのかとかもありますし、そこの報道対応というのはどうなるのかっていのは初めてのこともあると思いますから、いずれにしましても新天皇以降、この行幸啓などについて再発防止をしっかりする取り組みはぜひやりたいと思います。この時点で情報共有をっていうよりは、行幸啓が決まってきた段階で、誰がそれに関わるかっていうことが、例えば各地、その撮影場所に配置されている職員なんかも誰が関わるかっていうのはその時にならないと分からないことありますので、関わる人間が明確になった時に、前回はこういうことがあったので、こういうことに注意をしてこういうふうにやろうという再発防止を図るということは行幸啓本部を中心にやりたいと思います。
 
(質)上皇様が来られる可能性もあるんですか。
(答)ゼロではないです。それは僕が何か聞いているわけではないですけども、我々の希望も含めてですけどね。
 
(質)でまあ、しつこいですけれど、その、要所要所に職員が立ってて、でその18日遅れた時もね、本来その予備のものを持っているじゃないですか。前回は持ってました。平成13年に両陛下、先の両陛下が来られたときもそうだし、で、我々記者のつけなきゃいけないリボンだって予備を持ってるわけですよね。不測の事態に備えてやってたけど、今回はそれを持ってないでしょう。その辺のミスっていうのを、知事が報告を受けられているかどうか分からないですけれども、そういうこと含めて、何らかの情報共有をされるということですね。
(答)いま申し上げたとおり、次の行幸啓が決まり、誰が関与するかっていうのが明確になった時点で今回の事案を情報共有し、再発防止に努めるということです。
 
                             了

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