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令和04年05月06日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年4月28日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
旅行割引「みえ得トラベルクーポン」の令和4年度第2弾の実施について(発表)
三重県港湾みらい共創本部の設置について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・北海道の観光船事故
・風力発電計画の署名
・近鉄の運賃値上げ
・JR関西本線にかかる県の考え
・鈴鹿ポイントゲッターズにかかる県の考え
・三重県経営戦略会議
・人口減少対策の今後の進め方
・県立大学の設置の有無

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から冒頭3点報告と発表を含めまして、3点申し上げたいと思います。
 
まず明日からゴールデンウイークが始まるわけでありますけれども、コロナウイルスの第6波は、まだ収まっているという状況ではありませんので、前回も県民の皆さんに3県知事会議の後にお願いを申し上げましたけれども、ゴールデンウイーク直前ということで感染防止対策の徹底をお願いしたいというものであります。会食の場合のマスクの着用、これをぜひお願いしたいということであります。加えて換気ですね、換気と会食の場合のマスクの徹底をお願いします。それから御家族で会われる場合、マスクを外される方は多いと思うんですけれども、普段会っておられない御高齢者の方と会う場合、あるいは基礎疾患を持っている方と会う場合は、感染防止対策の徹底、家庭の中でもマスクをつけていただくなど、重篤化される可能性のある方に会われるときは、対応をお願いしたいというのが1点目であります。それから、その関係で申し上げますと感染防止のための検査、これもすみません1点目の中ですけれども、連休中も検査は県内109箇所で受けることができます。この詳細はホームページで発表いたしますので、見ていただければと思います。それから、政府の方からも要請がありましたが、連休中の検査拠点の設置ですが、三重県は2箇所設置をするということにしています。5月の1日から5日の間、近鉄四日市駅の改札を出たところと、それから宇治山田駅です。近鉄の宇治山田駅も改札を出て階段を下ったところ、この2箇所で臨時の検査拠点を設けます。抗原定性検査を行うということでありますので、これを利用していただきたいと思います。それから以前申し上げましたが、県外から三重県に帰省をゴールデンウイーク中にされる方は、出発前にお住まいの地域で検査を受けることができますので、ぜひ受けていただきたいというふうに思います。それから1点目の3点目になりますけれどもワクチン接種であります。ワクチン接種は、県内の大規模接会場を設けて接種をしておりますけど四日市は先日終わりました。津のツッキードームが4月の29日に開始をいたします。開催いたしますので、まだワクチンを打っておられない方は、ここで打っていただきたいと思います。以上が1点目であります。
 
2点目でありますけれどもトラベルクーポンについてであります。4月の5日から4月の28日までということで、今日までトラベルクーポンを実施をしているわけですけれども、大型連休中は他の県と同様ですが、いわゆるクーポン県民割と言われているものですが、これは実施をいたしません。連休が終わりました連休明けの5月9日から5月31日までを第2弾ということで、県民限定で実施をいたします。この条件ですけれども、ワクチンの3回目これを接種していただいている、あるいは陰性証明を持っておられるという方で実施をいたします。上限5,000円の旅行割引と、それから地域応援クーポン、これは最大2,000円ですけれども、この2つをこれは以前と同じですが、第1弾と同じでこれを実施するというものです。それからブロックへの拡大ですが、これについては5月の13日の金曜日、5月の13日から地域ブロックに拡大をする予定であります。これ他県では5月9日からブロックに拡大するという県もありますけれども、三重県の場合、先日ある医療関係者とも話をしましたが、ゴールデンウイークは恐らく感染が増えてくるだろうというふうに考えているとおっしゃっていました。もちろんそうだと思います。ゴールデンウイークが終わった後、しばらく様子を見たいというふうに思います。ゴールデンウイークが終わって、9日から感染者の状況などを見ながら、ブロックに拡大するのは次の週末の手前5月の13日、5月の13日までの間に例えば9日、10日、11日で具体的には9日とか10日ですかね、最終的には11日の日に判断をする予定にしておりますが、13日の実施をですね、今のところ5月の13日からブロックへの拡大をしたいというふうに思っています。その方向で各県とこれから調整を始めまして、賛同が得られればお互いにブロック割を行うということであります。ただ、ゴールデンウイーク期間中に主として病床使用率ですが、これが医療逼迫を起こすような状況になる、それが5月の連休明けの9日、10日の状況なども見ながら、最終的には5月11日に13日から実施をするかどうかの判断をしたいと思っているところであります。詳細、詳細というのは、どこの県とブロック割をするか、まだこれからやらなきゃいけませんので、これは5月10日の定例会見で、5月13日から開始をする予定のブロック割については発表したいと思っております。これが2点目であります。
 
3点目でありますけれども、今日ですね三重県港湾みらい共創本部という本部を設置いたします。これは港湾というところを舞台にしまして、カーボンニュートラルをどう実現していくかとか、あるいは港湾と連携をした地域産業の振興をどうしていくかとか、あるいは観光振興、クルーズ船の受け入れなども含めてですけれども、そういった議論をするためにこの本部を開催いたします。これはオープンで行いますので、必要であれば御取材をいただければというふうに思います。私の方からはその3点であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
○新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に向けた呼びかけ
(質)そのゴールデンウイーク期間中の無料検査ですけれども、これはまず四日市駅と宇治山田駅に設置するとした狙い、なぜ駅に設けるのか、どんな方の利用を想定しているのかお聞かせください。
(答)駅の場合ですと多くの方が利用されるわけでありまして、特に近鉄の四日市駅は1日の乗降客数が三重県の中でもかなり多い、一番多いですかね。1日45,000人程度の人が利用されるということで、多くの方がこの駅を使われるので、そこで駅に来られた機会を使って検査をされるということが出来るのではないかということで、ここに設けたいと思っています。それから宇治山田駅は1日の乗降客数は、津とか桑名よりは少ないです。約8,600人ということでありますけれども、観光客の入れ込み客数が多いわけでありまして、令和2年度の観光地別の入り込み客数で見ますと、伊勢神宮とかおかげ横丁が919 万人という数字が出ておりますので、そうしますと県内でも屈指の観光名所であるということで、ここの近くの駅ということで宇治山田駅を選ばせていただいております。
 
(質)そうすると、つまり観光がてら検査するというか、事前にではなくて観光に訪れた人に検査に寄ってもらうということですか。
(答)宇治山田はそうなりますね。ただ、先ほども申し上げましたように、そもそも県外の方であれば三重県に入ってこられる前に、住んでおられる県で検査をしていただきたい。三重県に入ってきて観光地に行ったときに、どうしてもやっぱりちょっと調子悪いから検査をしたいんだと言うんなら、そこで検査をしていただくということで、念のためのものであります。その前に十分検査をしていただくというのをお願いしたいと思っております。
 
(質)この2箇所は臨時の検査ブースということですけど、ゴールデンウイーク期間中つまりこの1日から5日間という期間は、この2箇所以外で三重県で何箇所、109という数字がありましたが?
(答)さっき薬局とかそれからあとは診療所ですね、そこについては連休中もやっていただけるところで今のところ我々は109箇所というのを把握しております。具体的なその検査場所については、ホームページで掲載をさせていただきたいと思います。
 
(質)その109箇所にこの2箇所が臨時で追加されるということですか。
(答)そういうことですね。いいですか。
(答:医療保健部)もともと109箇所はあるんですけれども、1日から5日におきましては、休業の薬局さんあるいは診療所さんが多いことがございますので、その期間に限りまして、臨時検査ブースを設置させていただくということです。
(答)だから1日から5日、109箇所の全部があいているわけではないんですね。そのあき状況はホームページで公表をさせていただく予定であります。
 
旅行割引「みえ得トラベルクーポン」の令和4年度第2弾の実施について(発表)
(質)みえ得トラベルクーポンでお尋ねしますけれども、ブロックの話でどの県と実施するかということはこれからということでしたが、少なくとも東海3県単位では想定されているということですかね。
(答)条件的には、最大で1府11県が対象となり得るというふうに考えています。当然東海3県も岐阜、愛知は入ってきていまして、それ以外に東海のブロック、中京ブロックかごめんなさい、中京ブロックの中京ブロックでしたっけ、ブロック名は。
(答:雇用経済部)正式には北陸信越中部ブロックという名前になります。
(答)北陸信越中部ブロックの県に加えて隣の県ということですね、滋賀、奈良、京都、和歌山これがブロックは別ですけど入ってくるということで1府11県。
(質)最大で1府11県?
(答)最大で。
 
(質)その判断において13日から拡大をするかについては10日に発表したい。つまり結論から申し上げますと、連休が終わってからブロックを拡大するのかどうかという判断までの間が短い。今の感染状況を見極めるまでにこれまでの説明だとまだ時間がかかる、相当の時間がかかる、というような連休明けの感染状況ってしばらくたってみないとわからないというような印象だったんですけど、これだけの期間だけで連休の感染影響が出るかどうかというのは、この数日間とか見極められるのでしょうか。
(答)感染の状況というのは翌日になれば、あるいは翌々日ぐらいになると大体わかってきてますので、これから感染がどう動いていくかというのはですね、ちょっと時間がかかるだろうと思っています。ただ、今までそう申し上げてきたわけなんですけど、第6波は特にオミクロン株でありますけれども、状況というか動きというのはある程度わかってきましたので、2日なり3日なりの余裕があればですね、これからどうなるかもある程度は類推できるやろうというふうに思っています。したがいまして、まず連休中の感染状況、それから病床の使用状況、これは毎日掴むわけですね、連休が終わった後、落ちついてくる可能性もありまして、連休中はぐっと上がってくるかもしれません。あるいは連休のこれはあんまり想定できませんけど、最終日に人がどっと動いて人が動くことで感染するわけじゃないですけど、飛沫の飛散があってそれで感染が拡大をする場合でも、連休直後の9日とか10日の様子を見ればですね、その後の状況も含めてある程度は類推できるというふうに思っています。連休中で切るのはちょっと怖いなと、ありていに言うとそういうことなんですね。8日で判断をしてしまうのはちょっと危険なので、1日、2日、3日ぐらいのバッファーを設けて、11日に最終判断をして13日からブロック割をやるかどうか決めるこういうことですね。
 
(質)その際の判断で、やはりこれまでと同様に病床使用率が一定の基準になるということでしょうか。
(答)はい。主として病床使用率というふうに考えています。感染者数は拡大する可能性もあると思いますけれども、医療が逼迫しなければ何とか対応できるというふうに思っております。
 
(質)その病床使用率は、具体的に何パーセントぐらいが基準であるとかありますか。
(答)ここはその状況に応じてということになりますけれども、今は30パーセントを下回る状況、日によっては20パーセントを下回っている状況であります。これが急に増えてきて、例えば40パーセントを急に超えてしまったとか、45パーセントを超えている、基本は50パーセントなんだと思うんですけれども、その手前で判断をすることもあるかなと思ってます。
 
(質)ブロック割のことについて伺いたいんですけれども、県内から県外に広げる狙いについて伺いたいんですけれども、観光の消費をこれから増やしていこうというときに県内だけではなくて、県外からもお客さんを呼び込むことでどういった効果を期待されているのか、経済的な効果としてどういうことを期待されているのか、教えていただけないでしょうか。
(答)今、県内の旅行については需要喚起ということで県内割をやっているわけでありますけれども、ゴールデンウイークがあけてコロナの対応もある程度皆さんもわかっていただいていると思いますので、三重県に多くの方に訪れていただきたい。そのチャンスを増やしていくということで、ブロック割をやりたいというふうに考えています。それによって、県内の観光地はコロナで大分疲弊をしています。少し県内のお客さんが戻ってきていますし、場合によっては県外の方もおいでになっていますけれども、さらにそれを促進することによって、県内の観光地が更に賑わいを取り戻すということを期待しております。
 
(質)5月11日に判断をして13日から拡大が出来たらということですけれども、対象となる県は東海3県を含めての判断になると思うんですけれども、愛知県を含めてやっていきたいということでよかったでしょうか。
(答)愛知県も当然含めてというふうに考えています。もちろん相手のあることですので、これからそれぞれの県に打診をして、三重県と同調されるかどうかというのは確認をしてみたいと思っています。
 
(質)2点質問します。病床使用率という判断基準ですけども、これは、やはりまた30パーセントとか具体的な数値をお持ちで、なおかつこれまた11日に本部員会議を開いてご検討されるんでしょうか。
(答)それでいいですか。
(質)それが1点目です。
(答)病床使用率については、前回もちょっとお話しし、先ほども申し上げましたけど、基本はやっぱり50パーセント、これが超えてくると病床を逼迫化しているということにはなるんですけど、その手前から三重県はやっぱり医療体制が他県と比べてそんなに強いというわけではないので、40とか45、これを超えてくるということになれば、判断をするということはあり得るというふうに思っています。まあ、今はそこまで病床使用率は上がっていませんので、昨日の段階で病床使用率は20パーセントを切っています、17.4パーセントですから、大体数字としては40と45を超えてきたら、注意をしなきゃいけないということで判断する可能性があると思います。現段階では、本部員会議を開くということは考えておりません。
 
(質)もう一つは、最大1府11県で、1府というのは隣の県を含んでいて、おそらく京都府のことなんだろうと思いますが。
(答)京都ですね。
 
(質)経済的なつながりというと、大阪府からなかなか観光でやってくる方が多いと思うんですけど、大阪府については含める予定はないということで。
(答)今、このブロック割の対象としては、北陸信越中部ブロックの県に加えて、近隣県というふうに言われていますので、大阪は県境を接していないということなので、今のところ対象外ですね。
 
(質)2点お伺いしたいんですけど、一つ目がブロック割に広げるタイミングなんですけれども、先ほどおっしゃった話ですと、10日の記者会見でどっちがどうやるかということを示されるのですか。
(答)はい。
 
(質)ただ、実際にやるかどうかは11から13までのまあ状況をみてというところですと、10日の段階では一応言うけれども、実際に10日の段階では可能性を示すだけであって、まあ場合によってはそうは言ったけれども、やりませんよってこともあり得るという、そういう意味で。
(答)そういうことです。1点目、まず10日、だから11日に合わせてやってもいいのかもしれませんけど、皆さんご要望があればですね、11日にぶら下がりをやることはやぶさかではありませんので、最終的には11日の判断がありますから、その時に合わせてどこの県とやるかっていうのもお話ししても、した方がいいということであれば、それも考えてみますけれども。だいたい10日ぐらいまでには、各県と状況が整うので定例会見、この10日にありますので、そこでお話をさせていただいて、11日のおそらく午前中になると思いますが、判断をした結果をぶら下がり会見やらせていただいて報告をさせていただくというのは可能です。
 
(質)もう1点なんですけれども、これまで週末ですと検査数がまあ非常に少なくなって、月曜日の数字が低いというような状況を持っていると思うんですけれども、連休中のその検査体制がどうなっているのかというのと、場合によっては連休明けのところでの数字も、まだ少し低く出て、その後どんと増えたりするというふうな。数という意味では、なかなか実態をつかむのが難しいのかなというふうにも思うんですけれども、今後はどういうふうに見ていらっしゃるのでしょうか。
(答)連休の検査体制は基本変わらないと思いますが、補足があれば後で話をしてください。そういう意味でも連休中、検査ができないということも出てくる可能性がある、あるいはその検査が1日、2日遅れてくるということも出てくると思います。したがいまして、連休直後から、9日から、ブロック割を開始するのちょっとこわいなというのが三重県の考え方であります。連休明けまして9日から通常の検査をやり出したとして、10日とか11日には平時に戻ってきますので、10日の数値、あるいは11日の午後発表しますけど、午前中ある程度概数みたいに掴めますので、それを念頭に置きながらブロック割やってもいいかどうかというのを判断をしたいというふうに考えているわけであります。
 
(質)それの話にも関係しますけど、10日から11日ぐらいになるとしっかりと傾向として掴めるような状況になっている。
(答)そうですね。平時の数字が連休中の部分も含めて出てくるので、それを見て県民の安全を確保するためにどうしたらいいかという判断ができるというふうに思っています。
 
(質)ブロック割、ブロックの拡大についてお伺いしたいんですけれども、まず1点目は今、これからそのブロックの各県とは調整をこれから始めるということになりますか。
(答)そうですね。
 
(質)最大で今のスキームで1府。
(答)1府11県。
 
(質)1府11県だと思うんですけど、もちろん各県との調整だと思うんですが、今の知事のお考えとしては、何か最大までできたらやりたいという状況でしょうか。
(答)そうですね、感染が拡大をしていない状況、それが病床逼迫化していない状況であれば、多くの方に三重県を訪れていただきたいというふうに思いますので、それは最大相手方が了解であれば、来ていただければというふうに思います。
 
(質)第1弾、今日までだと思うんですけど、ちょっと現時点の、もしわかれば最新この第1弾何万件ぐらい。
(答)それはすぐデータ出ますか。私も貰っているんですけど。
(答:雇用経済部)4月26日現在になりますが、予約ベースで延べ約68,000人の方にご利用いただいております。
 
(質)当初の40,000よりかなり伸びたのではないか。
(答:雇用経済部)そうですね。
 
(質)この68,000という、まだ26日時点ではあると思うんですけど、やっぱり一定の効果、評価といいますかトラベルクーポンですね。
(答)そうですね、宿泊の先ほど事務方からお答え申し上げております、68,000人のうち32,000人程度宿泊もしていただいているということ、あとは日帰りということになりますけれども、当初考えていた、ご指摘いただいた40,000人、あるいは48,000人と途中経過で申し上げましたけど、それに比べても伸びてきているので、一定の効果はあると思います。観光地の方にお話をお伺いしましたけれども、やはり県民割が始まってから人出は増えてきていると、観光地としても賑わいを取り戻しつつあるので、望ましい状況だという話も聞いております。
 
(質)港湾みらい本部はよろしいですか。
 
その他項目に関する質疑
 
(質)発表項目以外でお願いします。
 
○北海道の観光船事故
(質)北海道の遊覧船の事故がありましたけれども、知事として受け止め、それから三重県内でも遊覧船の検査等あったそうですけれども、これから対応どんな感じで進められるか。
(答)これから対応。
 
(質)対応は何か三重県内で事故を受けた対応で、これから教訓に進めていくこととかは。
(答)まず、北海道の事故でお亡くなりになられた方、まだ行方不明の方もおられます。ご冥福をお祈りしたいと思います。それから、ご家族の方には非常に悲しみに沈んでおられると思いますので、お悔やみを亡くなられた方のご家族含め申し上げるとともに、一刻も早く行方不明の方が発見をされるようにというふうに願っております。これからゴールデンウイークということでありますので、三重県でも遊覧船乗られる方がおられると思います。これに関しましては、23日の事故を受けて、中部運輸局の方で25日の月曜日から27日のこの3日間、昨日までで安全管理規定の遵守状況などについてのチェックをしてもらったと聞いております。このチェックに関しては、船舶運航の可否の判断が適切なのかどうか、救命設備の搭載がどうなっているかっていうのを詳細にわたって検査をしたと聞いておりまして、安全は一定確保されているというふうに考えております。それから、三重県の海洋の状況でありますけれども、4月ごろは大体海水温20度ぐらいとゆうふうに聞いているところでございます。20度であれば海中に入った場合、海に入った場合も、生存時間は半日、12時間というふうにも聞いておりますので、仮にやむを得ず遭難して海中に入った場合も、12時間以内に救助が行われれば、命をが助かることはあるということですので、北海道のような状況にはならないだろうとは思っています。今回の事故に関しては、安全管理規定の問題であるというふうには、私自身は考えておりまして、一つは安全管理規定が適切だったかどうか、これからこれはこれから国で検証されると思いますけど、安全管理規定そのものが問題ないのかどうか、場合によってローカルルールをつくるべきなのかどうかっていうのを恐らく議論が行われることになると思います。加えて、その安全管理規定はしっかりとつくっていっても、それが実施されてないということであれば、その実施状況についても国でチェック体制を確認していくことになると思います。陸上の交通機関のように、場合によると国の監査だけでは把握できないのであれば、適正化機関というのを設けて把握をしていくということもあるかもしれませんし、あるいは何度もミスといいますか、違反を繰り返している事業者に対しては、観光バスのように許可を更新制にするというのもあるかもしれません。それはこれから議論されていくんだろうと、一つは安全管理規定の問題もあります。これに関しては、交通行政の方でやっていきますので、県が何かお手伝いできることは非常に少ないだろうと思っています。2点目は、大きくいうと2点あると思いますけど、2点目は万が一遭難してしまった場合、これは人間が関わることですので出てこないと限りません。その場合の人命救助策をどうすんのかということだと思います。今回はライフベストは着用してましたけど、ライフラフトを搭載することは義務付けまでされてませんでした。浮器でもいいと、要するに浮き、浮きでもいいしボートでもいいという確か規定だったと思いますけども、ああいう場合には、ライフラフトの搭載が必要になってくるかもしれません。これも船舶設備基準とか何かの改正になるんだと思いますけれども、国で検討されると思いますが、代わりにそれ備えなきゃいけないというふうになったとき、場合によっては国が補助制度をつくるかもしれませんが、その補助に関して県なり、あるいは基礎自治体も一緒に協調補助をするっていうのが出てくるかもしれません。その場合には、県においても検討していきたいと思っております。
 
○風力発電計画の署名
(質)昨日の伊勢新聞に載ってた松阪の風力発電の計画の署名の話なんですけど、県にも提出される予定というふうに記事にはあったんですが、県外の企業のプロジェクトにその県民1万何千人が反対しているという形になると思うんですけれども、県としてはその署名を受けてどういうふうにその役割を果たしていきたいと思われてますか。
(答)蓮の話。
 
(質)はいはい、そうです。
(答)署名が県に届けられた場合、それを受けて判断をするということになると思いますけど、多くの県民の方の声があるということであれば、それを踏まえて今後の法律に基づいた判断を行っていくことになろうかと思っております。
 
(質)そのメリットデメリットをちゃんと県として検証して、必要があるとすれば、それを住民に説明していくという立場になるんですかね。
(答)住民説明は基本事業者の方にやっていただくことになると思いますので、その事業の適正性、あるいはその住民説明をどのようにやっていただくかということについても、県から必要であればアドバイスをしていくということになろうかと考えております。
 
○近鉄の運賃値上げ
(質)近鉄の値上げについての話を聞きたいと思います。近鉄が20日でしたか、20日じゃない、15日に国交省に運賃改定を申請していて、普通運賃は17.2パーセントの値上げであり、通勤定期は18.3パーセント、通学定期は9.2パーセント、なかなかの幅で値上げを申請していると、これに対して、奈良県の荒井知事は、国交省に対して公聴会を開いた上で値上げをどうかするか審査判断する要請をしたと、それで荒井知事ご自身は公聴会開かれたら、県民の負担増が妥当であるかどうかについて代表して意見陳述をするというお考えを示していると、一見知事とされては、今度の近鉄の値上げというのはどういうふうに思っておられ、なおかつ荒井知事の動きのついてはどういうふうに見られておられるのかという辺りをお聞きしたいです。
(答)荒井知事がどのように考えておられるかって、私も話を聞いておりませんので、そこについては控えさせていただきたいと思いますが、今回の近鉄さんが申請をされた値上げ幅というのはかなり大きいというふうには承知をしています。ただ、安全運行、あるいはその路線の維持というところでは、近鉄さんとしてはそういう値上げが必要なんだということを考えておられるんだろうと推測はしておりますが、これだけ大きい金額の値上げを仮にされるということであれば、やっぱり利用者へのサービスもきちんとやっていただきたいという思いがございます。今回は運輸審議会だと思いますけれども、地方公聴会を開くということになったと承知しておりますけども、そこに荒井知事が出られて意見陳述をされる、それはそれで知事のご判断だと思います。それに対しては、近鉄サイドとして、あるいは最終的には行政として、適切な値上げなのかどうかというのが判断がなされるものとしております。
 
(質)ということは、三重県としては、その様子をちょっと引き続き注視していくという。
(答)そうですね。公聴会には、三重県の人間も話を聞きに行く予定にはしておりますけれども、私自身は参加するつもりは現段階においてはありませんけれども、そこでのやりとりについても確認をさせていただきたいとは思っております。
 
○JR関西本線にかかる県の考え
(質)2点お伺いしたいと思います。まず、ちょっと鉄道に絡む話なんですけども、JR関西本線の関係なんですけども、25日に地元の伊賀選出の県議さんであったりとか市議さんが要望書を知事宛てに出されているかと思うんですが、その中で、いわゆる県を越えた沿線自治体と、いわゆるJR西日本さんとの協議体を設けてほしいっていうのがあったりとか、あと滋賀県で今議論が始まってます交通税、交通税の創設検討についても検討する検討してほしいというような旨の内容等も入ってましたけども、その部分の今の知事としての考え方、県としての考え方があれば教えてください。
(答)まず、要望の詳細については聞いておりませんので、これから確認をしようと思いますけれども、要望があったという話は聞いております。まず、大事なのは路線の維持のときは、やっぱ利用しないとだめなの、利用しないで路線維持してくれっていうのは無理ですから、利用を促進するために県を超えた協議体っていうのは意味もあるというふうに思っています。加えて、これ県を超えて協議体つくっていると、なかなかその意見がまとまらないこともありますんで、私から担当課に話をしておりますのは、三重県内でJR自身も入ってもらって、具体的には伊賀市、亀山市ということになりますけれども、三重県の自治体と県も入って、必要であれば県で座敷を開いてということは言っておりますけれども、協議体をつくってくれという話をしているところであります。そこで議論されるのは利用促進、学生さんとか、それから高齢者の方ってのは車を使えない方がおられるので、汽車、関西本線は汽車になりますけど、気動車を使うということになります。それ以外の方も多く利用していただかないと、なかなか路線の維持って難しいというふうに思いますので、その利用の促進を働きかける、それは観光客も含めてということになろうかと思います。それから交通税の話はすみません、私ちょっと詳細を把握してませんけれども、滋賀県は何を言っているんでした。
 
(質)滋賀県は何かその交通税について、いわゆる議論、導入に向けた議論を、まだ導入が決まったわけではないんですけれども。
(答)交通税っていうのは、乗らない人からもお金を取るっていう。
 
(質)そうなりますね、県民全体から地域公共交通のいわゆる維持等を目的にというような。
(答)税の理論からいって、それは取れるかどうかっていうのはなかなか難しいと思いますけれども、議論されるということは別にお止めするものでもないので、最終的には国で判断をされるっということになりますですかね。
 
(質)JRとの協議体というのは、例えばもういつごろにつくられるとか、そういうような話っていうのは進んでいますでしょうか。
(答)県を超えた協議体ですか。
 
(質)自治体とJRと県との。
(答)県内のっていうことですね。県内はこないだつくってほしいという話をしましたので、今動いているところで、まだこの日につくるというのは聞いてませんので、もうちょっと先かなと思います。
 
○北海道の観光船事故
(質)あともう1点、先ほど知床の遊覧船の関係の話ありましたけども、国が基本的には調査をされておりますけれども、県として何かそこに関わるような部分というのはあるんでしょうか。
(答)事故の関係の調査は、県として何か関わるというところはないです。あとは先ほど申し上げた再発防止策のところで、例えば設備を充実をするというような規制が行われて、それに対して支援が必要であればということで、話が出てくれば対応したいと思っております。もちろん、事故が起こった場合には、三重県にも本部を設けて対応するということにはなりますけれども。
 
○鈴鹿ポイントゲッターズにかかる県の考え
(質)鈴鹿ポイントゲッターズの関係でお伺いしたいんですけど、26日にJリーグの方で理事会が開かれたんですけれども、鈴鹿ポイントゲッターズの「100年構想クラブ」の資格停止処分についての扱いについては6月の理事会で最終的な判断を下すということで、今回処分保留という形になっています。ガバナンスの強化とかということを言われていると思うんですけれども、県として鈴鹿ポイントゲッターズに期待することをちょっと教えていただきたいというのが1点と、あと、スタジアムの建設計画に絡んで、窓口は基本的には鈴鹿市さんだとは思うんですけれども、この処分を受けての動きというのを県としてどのようにお考えかということをお願いします。
(答)1点目、ガバナンスの強化、これはしっかりとやっていただく必要があろうかというふうに考えておりますけれども、そこはポイントゲッターズの中でガバナンスの強化もやりますということでおっしゃっておられますので、県が何らかその部分で今まで以上に関与していくかということはありません。県と鈴鹿ポイントゲッターズの関わりとしては、強化指定、強化支援をしておりますので、今後これをどうするかというのは、今後考えていく必要があるかなというふうに考えているところであります。いずれにしても、ガバナンスはきちんとですね。八百長というのは、この間もちょっと言いましたけれども、プレーヤーにとっては、こんな屈辱的なことはないので、こんなことが組織的に行われないようにしてもらわないと。言語道断の話だと思っています。しっかりとやってもらいたいと思います。それから、スタジアムの建設については、これは私どもは県の土地を鈴鹿市さんに、管理をされる鈴鹿市さんにお貸しするということでありますので、鈴鹿市さんが行われる事案といいますか、事業について公益性を判断をして、私ども許可をさせていただいているということですので、鈴鹿市さんとスタジアムを建設されるところとのお話し合いについては、これは鈴鹿市さんに基本お任せをしていますが、ここで公益性に紛れが出たりとするようなことがないように関係をしっかりしてくださいというのを県から申し上げているとおりでありまして、鈴鹿市さんもそれを受けて、しっかりと整理をしますというふうに言っていただいていますので、それを見守りたいと思っております。
 
(質)今の関連で、実際、スタジアムの建築は進んでいなくて、市も資金計画等について、そこまで確認はできていないということをおっしゃっていました。実際、それは一義的には市のやることなんですけれども、一応、県の公園でこういう事態になっていることについて、どういう認識を持たれているのかというのを伺いたいんですけど。
(答)私も事実関係について、資金の関係、詳細に把握をしておりませんので、確認をしたいと思いますけれども、今、鈴鹿市さんがスタジアム建設をされる主体とお話をされているということで考えておりますので、県としては公益性をきちんと確保していただくということですから、一定の公益性があるということで、私どもとしては許可をさせていただいているということなので、そこに支障が出るかどうか、この確認はさせていただきたいと思います。現段階において支障が出るという話までは聞いていませんので、これは確認した上で対応していくということになります。
 
(質)公益性というのは完成した後の使われ方の話ですか、それとも今、現在の作るまでのプロセスの話ですか。
(答)前者ですね。完成した後、市民の方に開放される期間があるとかですね。そういう意味で、無償で県の土地を貸すことについては適切であるという判断をさせていただいたというものです。
 
(質)土地の使用に関して10年間減免しているという形になっていると思うんですけど、今後、見直しみたいなことをしていく可能性というのもあり得るんでしょうか。
(答)私どもが判断をした前提が変わってくれば、それはあり得るとは思いますけれども、現段階においては前提が変わっているというふうには考えていませんので、今は許可をしたやり方でいいのではないかと考えております。
 
(質)前提が変わるというのは、スタジアム計画の遅れとか、そういうことも含まれるんですか。
(答)公益性の判断というふうに、現段階では考えております。
 
(質)あくまで完成した後の話。
(答)そうですね、はい。
 
(質)その他、よろしいですか。第二さんも含めてお願いします。
 
○三重県港湾みらい共創本部の設置について(報告)
(質)港湾みらい共創本部ですけど、これ県内で属する港というのはいくつあるんですか。四日市港だけじゃないですよね。
(答)四日市港は、これは四日市港管理組合がやっていますので、これは今のところ対象外でありまして、県内にある19港でいいのかな。
(答:県土整備部)そうです、19港です。
(答)19港、これを対象として議論をしていく予定にしております。
 
(質)この中には、漁港も入っているんですか。
(答)漁港は入ってないですね。
(答:県土整備部)入ってないです。
(答)港湾法上の港湾ということです。
 
(質)港湾法上の港湾。松阪と津は一体でいいんですね。
(答)松阪と津は一体ですね。
(答:県土整備部)そうですね、1港になります。
 
○三重県経営戦略会議
(質)あと、発表項目外ですけど、26日に経営戦略会議やられて、知事は初めてのご出席だったと思うんですけど、どんな感想でいらっしゃいますか。
(答)三重県出身者の方も含めて、観光の分野、あるいは人口減少の分野について、非常に有意義なお話をお伺いできたというふうに思っております。今後いただいたご意見をまとめさせていただいて、ビジョンとかプランに反映をしていきたいと考えているところであります。
 
(質)特に心残りというか、引っかかった、琴線に触れた意見というのはどんなものでしたか。
(答)心残りというか、あれですか、心に響いたという感じですかね。
 
(質)琴線に触れた。はい。
(答)という意味では、例えばこれは当然のことかもしれませんが、三重県の中で議論していると、ともすると県内の議論になってしまうんで、外部から三重県がどういうふうに見られているか。それは国内だけではなくて、海外もという観点から議論をすることが必要だということであるとか、あるいは人口減少に関して言うと、キーになってくるのは病院と学校であるというご指摘もいただいたりしています。それが、三重県が選ばれる地域になっていくのに重要なファクターだというのは確かにそのとおりだろうなというふうに思っていました。それから、これは人口減少対策の関係ですけど、移住を促進する時に三重県に行きたいという時に気になるものはというので、これはまさに県外に住んでおられる方々の視点だと思いますけど、やはり災害と医療なんだと。三重県は南海トラフ地震が起こる可能性が高いので、それへの備えがきちんとできていないと移住をしたくてもできないということになる。それから医療に関して、三重県は医者の数がそんなに他県と比べて多くないので、それをどういうふうに考えていくのかということはありますねという話がありまして、そういったあたりはなるほどそうですねという感じを受けました。
 
(質)先程、病院と学校とおっしゃったのは、学校は教育というふうに捉えていいですね。(答)そうですね。健康と教育というふうにおっしゃった、その方は。
 
(質)些末的ですけど、機器が設置できないというか、不具合が前にカーボンニュートラルで起こったので、今回はこちらの方へ中継がなかったんですけど、議会も去年、選挙区定数条例の中間案を出す時に、東京の三重テラスで委員の方がやられて、こっちの県議会の全協室でそれを中継していたんですが、今回はちょっと機具の不具合等で、そこは間に合わなかったという話ですか。
(答)機具の不具合というか、私も三重テラスの場所で何回か会議やりましたけど、うまいこと声が入らんのですよね。拾えないというので。リモート中継、なかなか難しいだろうなと私も思いました。ということで、リモート中継をしなかったということで聞いていまして、現地で公開をしたということと、それから結果を後日ホームページで公開をするということで、リモート中継に代えるという話を聞いております。
 
(質)コロナ禍が始まる前にこの会議が始まっているので、平成23年度に。だから状況が違うとは言いながら、初期作られた時は、なぜこれだけ著名人を集めるのかと聞きましたところ、前知事は、それぞれ有名な方というのはバックに非常に支持者とかいろんな方、たくさんの方を抱えていると。インフルエンサーの役目をされるので、できたら県内に来ていただいて1泊でも泊まっていただいて、あと観光もしていただいて、三重県の良さを発信していただくために、それだけのメンバーを揃えたというふうにおっしゃったので、基本は三重県内で開催するというのが基本だということには変わりないですか。
(答)これ、どうでしたっけ。3回やるうちの1回が三重県でしたっけ。3回やるうちの1件、ですから、例えば東京に住んでいる人が日にちを合わせて3回とも三重県に来るというのは難しいので、2回は東京で1回は原則三重県でというふうに考えておりまして、三重県に来ていただいた時に泊まっていただくというのは一つの考え方だと思いますね。
 
(質)インフルエンサー的な役目というのがこの会議にあるという、最初設置の時の目的とかいうのは、そこは知事はそのまま踏襲されますか。
(答)それはそうだと思います。いろんなところに影響力を持っておられる方々ですし、加えてもう一つの機能というのは、やはりその斯界で、斯界というのは、その分野で担当されている分野で深い知識、あるいは学識経験をお持ちでいらっしゃいますので、そういった点から我々が持っていない部分をアドバイスをしていただくというのも大きなポイントかなと思っています。
 
(質)あと、この資料が出ていましたけど、「美し国ビジョンみえ」の部分で議会からもちょっと出ていましたけど、文化面の書き込みがないんじゃないかと。これについては、あの後の会見等でもお聞きした時に、今後それは入っていくんじゃないかみたいなお話だったんだけど、この段階でまだ入ってないということは、もうその辺は書き込まれないですか。
(答)いや、そんなことはないですよ。まだこれから6月に議会に提出するのに向けて、議論をこれからしていきますので、今入っていないからといって最終的なものに入らないということではないですね。
 
(質)同じく「元気プラン」も、もともと県政150周年を目途にというふうなことで言われたので、これも議会からの指摘でそこの書き込みがないんじゃないかと。
(答)文化ですか。
 
(質)いや、150周年。要は、150周年が第2期か第3期か知らないですけど、県政がこれから飛躍していくと。そこのところについての書き込みみたいなものがないんじゃないかと、西場さんあたりが言われましたけど、これの書き込みも徐々にまた付け加えるという話ですか。
(答)ちょっとそこの部分は、私記憶が今曖昧ですけども、もしそういうご指摘があって今お伺いしている範囲内においては何ら問題ないと思いますので書いてもいいと思います。
 
(質)「元気プラン」を知事が最初お示しになった時に、県政150周年を迎えると。
(答)26年。
 
(質)26年。2026年ですね。そうですね、2026年。その形で、そこで地域の活動契機にしますとおっしゃったので、そこの県政150周年というのをあくまでも記念というか。
(答)そうですね。
 
(質)というのは変わりないですね。
(答)変わりないですね。県政150周年、佳節を刻む年、2026年でありますので、その年をターゲットイヤーとしたプランを作りましょうと。そこは変わらないですね。
 
○人口減少対策の今後の進め方
(質)あと、それに関連して、ここでも出ていますけど、人口減少対策ですけど、今市町村をまわると、県が新設された人口減少対策課が何をやるというのが市町村には伝わってないと。先だって担当課長の決意表明がここでありましたけど、具体的にやる項目というのは、今言える範囲でどういうふうになっているんですか。
(答)これからの議論で、スケジュール的な部分と体制的な部分を申し上げると、5月の末を目途として本部を開こうというふうに考えておるところであります。そこで今後のスケジュールと対応していく事象、事項ですね、これを明らかにしていこうと考えております。それから体制的なもので言いますと、この間の4月の2日のシンポジウムですね、人口減少の関係のシンポジウム、山崎さんに来ていただいてご講演もいただきましたけれども、あそこでも亀井前市長からお話がありましたが、県と基礎自治体との関係の連携が重要だというお話がありまして、今、その体制的な面で言いますと、県と基礎自治体との連携の会議のようなものを開けないかということで検討しているところであります。具体的な事象については、5月末の本部でお話をさせていただいた方がいいかもしれませんけれども、人口減少対応というのは、基本は自然減の対応をどうしていくかということと、社会増をどうやって目指していくかということでありますので、そういった点について何が実施できるかということを本部の会合で明らかにしていきたいと考えています。
 
(質)基礎自治体の会議というのは、サミット会議というのがありましたけど、これは一応スクラップ・アンド・ビルドで潰して新たなものを立ち上げるということですか。
(答)サミット会議の目的が何なのかちょっとよくわからないので。
 
(質)だから、基礎自治体でブロックごとに、例えば北勢だったら四日市、それと周辺の菰野、朝日、川越でやっていたんですね。そういうものではなくて。
(答)ではなくて29市町ですね、これの担当の方に来ていただいて、例えば県でいうと課長級、場合によって県の部長級、階層は2つぐらい出てくるかもしれませんけれども、それに相当する基礎自治体の方に来ていただいて、人口減少について議論をする場を設けようと。こういうものであります。
 
(質)ということは担当者レベルの会議。首長ではなくて。
(答)今考えているのは首長ではなくて、県でいうと部長級、それから県でいうと課長級、その2つぐらいの階層の会議が必要なんじゃないかなということは話をしているところでありますので、検討をしてくれていると思います。
 
(質)おのずと市町についても、部長、町に部長はいないですけど参事であるとか、市なら部長さんであるとか、その辺りの人とやる。
(答)そうですね。相当する方が出席をしていただけるんだろうと思っています。必要に応じて、首長さんと私の会議というのも開くことがあるかもしれません。
 
(質)首長会議もあり得ると。
(答)そうですね。
 
(質)これ、ブロックごとに割るんじゃなくて全部集めてですか。
(答)今のところは全部というふうに考えていますけど、ブロックごとの方が効率的であれば、それはまたそれで考えていくということになると思います。
 
○県立大学の設置の有無
(質)あと、これに絡んでですけど、人口減少の一つとして県内高卒者で、あと高等教育機へ進学を希望する人の約8割が県外へ出ていると。それは県立大学設置の根拠の一つにもなっているんですけど、この辺、例えば知事ご自身を考えても東京の大学の方に行かれているので、そこのところを生徒の希望と、あと学力があった時に県内の大学とか短大にとどめるって実際問題、難しいじゃないですか。
(答)難しいですよね。
 
(質)その辺はどうお考えですか。
(答)難しいと思います。
 
(質)なおかつ県立大学は作るんですね。
(答)調査をするということでありまして、県立大学に関しては、私どもはその必要性も含めて、B/Cが出るかどうかも含めて調査をすることにしています。前回の経営戦略会議でも、若干県内に人口を留めるために、若い人を留めるために大学を作るべきなのかどうかについてご発言をされた方もおいでになられました。大学を作っても、県内の大学へ行った人が県外へ出ていくこともあるので、最終的に人口減少に資するということが言えるのかどうかわからないので、その方は自分としては賛同をしないと。逆に大学を出た人を県内に持ってくるということを考えるべきではないかと。これは一つの意見だと考えています。
 
(質)基軸をまだどちらかに置くかというのは決まっていないんですね。
(答)そうですね。これからですね。
 
(質)前回のご意見を言われた方のことも私も聞きましたけど、基本的に教育の自由というのもあるし、それからいくとやっぱりJターン、Uターンを目指して大学進学そのものについては自由にさせると。あと、人口減少対策の一つとして大学の設置というのは本来なら外すべきだというふうに思っているんですけど、その辺もある意味、知事も同意されているんですか。
(答)そこは、私はまだ定見がありませんので一つのお考えだと思いますし、経営戦略会議で同様のことをおっしゃっておられる方もおられました。そういった考え方もあるということで、それらを踏まえながら最終的な判断をこれから先、していくということになります。
 
(質)県立大学の設置の最終的なゴーかノーかというのは、いつ行程的にはなっているんですか。
(答)今年度調査をして、もう1年度やるのかな。その先の話はまだ決まっていない。
 
(質)調査の終了が令和4年度末ですか。
(答)4年度末に一定の調査の結果を出すということで、さらに調査が必要かどうかというのは、今後の検討になるということですね。
 
(質)どうも。
 
(質)その他、よろしいですか。終わります。
 
(答)はい、どうもありがとうございました。

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