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令和04年10月17日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年10月13日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・令和4年度三重県・尾鷲市・紀北町・大紀町・南伊勢町総合防災訓練の実施について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・全国旅行支援
・知事公舎のあり方等に関する有識者会議
・夜間中学校の設置
・伊勢うどんの国登録民俗無形文化財指定
・県立大学の設置場所
・総理大臣との面会
・リニア中央新幹線
・G7交通大臣会合
・令和5年度県予算
・知事と市町長の円卓対話(津市、鈴鹿市、亀山市)
・とちぎ国体
・人口減少対策推進本部会議の知事発言
・F1日本グランプリの観戦
・知事への新春インタビュー
・屋外でのマスク

発表項目等

(知事)おはようございます。今日、私の方からは1件でありますけれども、三重県総合防災訓練の実施についてお話をさせていただきたいと思います。去年、熊野で風水害の関係で訓練をやらせていただきましたけれども、今年は10月の23日の日曜日でありますが、尾鷲市、それから紀北町、大紀町、南伊勢町この4カ所で防災訓練をしたいと思っています。津波が来ますと、尾鷲あるいは紀北には10メートルを超える津波が来るということも言われております。今年メインの会場を中部電力の三田火力発電所の跡地にいたしまして、ここで自衛隊、海上保安庁、警察、消防などの実働機関が実際に救助をしてもらうということを想定しまして、訓練をするということにしています。それから、海上自衛隊と海上保安庁の船艇による海上からの物資輸送も行うということを計画しております。それから3ページ目ですかね、夜間でのヘリによる輸送手段を確認するということでございまして、これは夜間の避難の関係でヘリによる避難を想定した訓練をしようというものであります。これは21日ちょっと先になりますけれども、県警のヘリと自衛隊のヘリで今回夜間訓練をするのは初めてでございますけれども、夜間に避難所からヘリで搬送をするという訓練をしたいと思っております。それから、南伊勢町で遺体安置所の設置でございますね。こういう訓練もさせていただきたいと思っています。亡くなられる方は出ないのはいいんですけれども、不幸にして亡くなられた方がおいでになられたときに御遺体を受け入れしまして、御遺族の方々に看ていただくということだとか、あるいは医師が歯科医師も含めてでございますけれども、検死などもするというような訓練もしたいというふうに考えております。それから、これは紀北町になりますけれども、津波による被害を受ける可能性が紀北町の役場ありますので、代替の対策本部をパーキングエリアの近くに設けるというような訓練もすることとしております。3年ぶりでありますけれども、一般の見学の方を受け入れるということになります。今まで3年間コロナで受け入れられなかったものですから、多くの方に見ていただいて災害に対する備えの気持ちを持っていただくことも重要かと思っております。私から以上でございます。
 
発表項目等に関する質疑
 
○令和4年度三重県・尾鷲市・紀北町・大紀町・南伊勢町総合防災訓練の実施について(発表)
(質)防災訓練についていくつか質問させていただきます。昨年、ちょっと私まだ不在で不勉強ですみません。熊野のことをあまりちょっと存じ上げないんですが、規模的にあの前回までと比べて今回の方が大きかったりとか、ちょっと変わったところ、中身はいろいろ変わるんだと思うんですが、規模であったりとか、その辺の違いはあったりするんでしょうか。
(答)前回の熊野の場合は、紀宝町と御浜町と一緒にやりました。町の数は自治体は一つ増えていますが、概ね規模的には同じような規模だと思います。それから対象がさっきちょっと言いましたけれども、熊野の場合は11年前の熊野川の豪雨がございましたので、熊野川が氾濫して大変なことになったということで、それを受けての水害訓練でありましたけれども、今回は南海トラフ地震を想定しました地震の訓練ということで、違いがあるというものであります。あとは先ほど申し上げたと夜間の訓練をするとか、それから実働部隊のそれぞれの訓練を一緒にやるというようなこととかですね、そういったことが今回の新規の項目という感じですね。追加何かありますか。
(答:防災対策部)ありません。
 
(質)これは学校とか、くろしお学園は特別支援になりますかね、この辺に子どもたちも巻き込んで全部一緒にやってもらうという理解ですか。
(答)どうですか。
(答:防災対策部)避難所として使用させていだきますので、くろしお学園については避難所運営とかそういうことをさせていただこうというふうに考えています。
 
(質)夜間に行ったという想定かもしれませんが、避難所として運営する際に子どもにも参加してもらうのですか。
(答:防災対策部)一部参加いただくところもございますけれども、住民の方の避難訓練とあわせてということでさせていただいております。
 
(質)防災訓練のことで皆さんありましたらお願いします。
 
(質)ちょっとこれまでの訓練について不勉強で恐縮なんですけれども、この感染症対策という点で避難所運営ですとか、あるいは実際の人の動きというものもあるんだろうと思うんですけれども、その点というのは今年は何か予定はあるんでしょうか。
(答)去年はやはり感染症の関係で発熱した方を隔離するような避難所ですね、対応させていただきました。これは熊野の方でやったわけですけれども、今年もそういうのはやるのですか。
(答:防災対策部)今年も同じような関係でやらせていただきますし、またその感染された方との動線をどうしていくのかとか、そういった課題もございますので、そういったものも踏まえました避難所運営というのはさせていただこうと思っております。
 
(質)今おっしゃった避難所運営については、それは昨年度もやっていたけれども、今年度もその動線の関係とかされるのですか。
(答)そうですね。
 
(質)先日、県庁の講堂で図上訓練があったと思うんですが、そこで初めてシチュエーションルーム等を設置してやって、今回またこのような実働を伴った訓練ということで、知事が今この訓練に期待することは何かということを改めていただいてもよろしいでしょうか。
(答)前回は初動の検証がきちんと出来るかどうかということを訓練で確認したところであります。課題が幾つか出てきております。今回、実際の実地で訓練をするわけでありますけど、そこでも前回の課題が情報伝達などについての課題がしっかりとクリアできているかどうか、これを見させていただきたいと思います。やはり県政の一番重要な課題というのはの県民の命を守るということですので、特に災害のときに何ができるかしっかりと対応していきたいと思っております。
 
(質)総合防災訓練なんですが、毎年多分やっていらっしゃるものだと思うのですが、前回は熊野の水害ということで、過去っていうのはやっぱり南海トラフを想定したものが南勢で多く行われているのか、それとも結構北勢でもやっているのですか。
(答)熊野の前が伊勢、それからその前は松阪、松阪のときは津とか伊賀とかにもサブ会場を設けまして、緊急消防援助隊の訓練をやらせていだきました。その前は四日市、その前は伊賀ですから南に限ったわけではないですけど、ここちょっと集中しているんですかね。
 
(質)防災訓練の件は皆さんよろしいでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
○全国旅行支援
(質)それじゃあ発表範囲外についてお尋ねします。11日から全国旅行支援と外国人の個人旅行客の解禁というのが、観光業界にとっては結構大きな節目として同時に始まりましたけれども、県の方で特に全国旅行支援なんかで県の方で手続上のトラブルであったりとか、ちょっと何らか出てきているとか、そういうことというのは今のところ耳には入っていませんか。
(答)県の方でも、「おいでよ!みえ旅キャンペーン」と名前を付けさせていただいて、10月の11日から12月20日までということでやらせていただいています。特にトラブルが発生しているということは、現時点においては聞いておりません。
 
(質)スムーズな出だしというか。
(答)予約がなかなか取りにくい話は、これは私の知り合いから話を聞いたりはしてますけど、全国同じ状況かなと思いますけど、ちょっとそれで不便が生じているかどうか確認をしてみたいと思います。
 
○知事公舎のあり方等に関する有識者会議
(質)先週の5日に知事公舎のあり方検討会が第1回が開かれましたけれども、知事は出席メンバーではないので、情報はもしかしたら断片的にしか受けていらっしゃらないかもしれませんが、1回目の聞いた感じですと、どっちかというと現状の場所が結構いいところなので建て直すかどうかはともかくとして、あの場所ってとてもいい所であそこがいいんじゃないかっていう感じの意見が結構複数あったなっていう印象は受けたんですが、マンションがいいというお話もありましたけれども、聞かれている情報は断片的かもしれませんが、聞かれている中で何か御所感ですとか、あとこういう議論してもらえたらっていうのはありますでしょうか。
(答)それぞれ有識者の方々は、専門分野をお持ちでいらっしゃって、その専門分野に基づいて御発言をしていただいているんだと思います。よくお話をいただいて、特に先ほどの災害訓練もありましたけれども、防災のときには指揮を執らなければいけない県知事として、どういったところに住まいがあるのがいいのかというあたりですね。それから知事が職務を行うに当たって、適切な判断ができるような環境というのも必要かもしれませんし、そういった辺もこれから御議論いただくのではないかなというふうに思います。いずれにしても、よく話をしていただければありがたいと思います。
 
(質)発表外で質問がありましたらお願いします。
 
○夜間中学校の設置
○伊勢うどんの国登録民俗無形文化財指定
(質)二つあります。一つは先週の末に教育委員会マターですけど、県立の夜間中学をつくりますという方向性が示されましたけども、これについては知事はどういうふうな例えば、考え方といいますか所見をお持ちでしょうか。それからもう一つがこれは非常に地域的に狭い範囲の話ではあるんですけども、伊勢市が伊勢うどん、これを国の無形登録文化財にしたいという方向で今準備を進めておられますけども、これについては県として例えば応援していきたいとか、そういったお考えはあるでしょうか。
(答)夜間中学の方ですね、これは東海3県で初めて、できれば初めての夜間中学になるという見込みでありまして、いくつになっても学びたい、あるいは学び直しもしたいというようなご希望があったときに、可能な限りそれに応えていくのが行政の立場であるとも思っておりますので、これは教育委員会で検討してくれていまして、市の教育委員会とも話をしているところであります。今後、実現に向けてですね、さらに議論を深めていくということでありまして、私自身は今リカレント教育だとか、リスキリングとか言われてますけれど、そういった議論するのも大事なんですけれども、年齢を重ねられた人であるとか、中学の学び直しを自分でやりたいんだという人がやれる、学べる機会を提供するというのは大事なことかと思っております。それから2番目ですよね、京都は和菓子でしたかね。食についてですね、各地域でプレイアップをしていくということで、観光の大きな要素の一つでありました。伊勢といえばお菓子もありますけれども、伊勢うどんもありますので、県としても支援をしていきたいなというふうに思っているところであります。
 
○県立大学の設置場所
(質)議会の方で、県立大学の新設の議論を巡って、たたき台となるような案というのが出ているかと思うんですけども、300人、あるいは600人というふうなモデルで、立地については通学等を考慮した位置というところですけれども、その中、唯一東紀州地域が選択肢の中からは外れていたかなということだと思うんですけれども、これは今後の議論において東紀州はもう設置する可能性がなくなったということを意味するものなんでしょうか、その位置づけについてお伺いいたします。
(答)東紀州に全く設置しないというか、どこに設置するかも含めての議論なので、設置するかしないかについても議論する話でありますので、一定の地域が除外されていることではないと思います。ただ、そもそも論として県立大学を設置するかどうかについてのところを今議論しているわけでありますので、もし仮に県立大学を設置することが適切であるというふうになったときには、次に地域の議論になっていくと思いますので、今
現在で除外しているということではないですね。
 
(質)そういう意味では、今回ああいうふうな形で出ていますけれども、東紀州に立地の可能性も含めて、東紀州がその立地の議論の対象から外れるということを意味するものではないということでしょうか。
(答)ではないですね。そもそも県立大学をつくるかどうかの議論を今しているわけですので。
 
○総理大臣との面会
(質)先日の官邸に行かれて、荒井奈良県知事と一緒に総理に面会されたと思います。終了後のぶら下がりでもリニアのことで伺った、F1の御礼でということでお話しされたと思いますけども、短い期間にこのリニアのことで、改めて首相にどのようなことをお願いするために行かれたのか教えていただけないでしょうか。
(答)9月の6日の日に三重県四日市ですけど、荒井知事とそれから吉村知事もおいでいただきまして、三重県奈良県大阪府のリニアの建設促進大会を開かせていただきました。そこで決議をやらせていただいて、名古屋大阪間の工事、早期着工してほしいという要望でございますとか、骨太の方針に今年はリニアのことを総理にも取り上げていただいて書いていただいてますけれども、環境影響評価2023年から着手をしてほしいという、そのための準備を我々がやっていかなきゃいけないんですが、そういう要望を総理に要望書の形でお持ちをしたところでありますと、お手元に無ければまた後ほどお配りをさせていただきますけれども、そういう形で要望してきたということです。総理からは関係沿線の各知事と協力をして、早期完成に向けた機運の醸成を図ってほしいということと、それから以前、これは6月に総理が三重県においでになられて、荒井知事と私に指示をされたことと同じでありますけど、環境影響評価がきちんとできるようにリーダーシップを発揮して進めてほしい、この2点がお話があるということであります。
 
○リニア中央新幹線
(質)重ねて伺います。一方で、共産党の三重県委員会の方がですね、昨日リニアに対する見解というのを発表していてですね、経済性ですとか、工事の安全性であったり、土砂の処分であったり、また地震対策などの点から計画に懸念があるということで、結論からいうと中止を求めるということなんですが、県民で議論すべきだという趣旨の見解を昨日発表されています。知事の方に届いてないと思いますが、何か御見解があれば教えてください。
(答)リニア技術は東海道新幹線の開業に先立つこと2年、昭和37年から日本独自の技術として技術研究を重ねてきたもので、ようやく実現がもう目前に迫ってきているというものであります。かなりの長期間もう60年を超える期間にわたって研究、安全性の確認もやってきたものでありますので、基本はやはり専門家が安全性の確認をしているわけでありまして、私は問題ないというふうには思っていますけれども、その上で1日も早い開業を地域にとっては必要でありますので、そこを私どもは要望しているものでございます。
 
(質)三重県民にとっても亀山に新駅ができることで、交通の利便性が高まるですとか、暮らしが便利になるといったメリットがあるという理解でよろしいですか。
(答)私はそう思います。例えば、大阪に行くのに20分ですか、それから、東京に行くのに40分強で行けるということを聞いておりますので、非常に利便性が高まるというふうに思います。で、それだけではなくて、県外の方もリニアに乗って三重県に来ていただけると思います。そのリニアの効果を県内全般に及ぼすのが、我々の仕事かなというふうに思っていますので、それによって県内の経済も潤うというふうに思っています。加えて、リニアの駅の周辺にはですね、新しい立地というのも工場だけではなくて研究所だとか場合によると住宅も出てくるかもしれませんし、転居住というのもありますので、そういったことが三重県の発展に必ずやつながっていくだろうというふうには考えております。
 
(質)今のに関連して、改めて確認で伺いたいんですが、亀山の駅の候補地、亀山市から出ていると思いますが、県として絞り込むのか、そのままにするのか、3箇所で提案するのか、そのあたり決定のスケジュール感ですとか、見えてきたものがあれば教えてください。
(答)これについては、今それぞれの地域のメリットデメリットなどについて検討しているところでございまして、ここが一番いいという一つに絞り込むかどうかも含めて議論をしているところでございます。スケジュールについては、以前からお話をさせていただいているように、今年度内に一定の結論を得て、それでJR東海に提示をさせていただくということを考えておりまして、まだどんな結論になるかは決まっておりません。
 
○G7交通大臣会合
(質)月曜日に志摩市の方に斉藤大臣が視察にいらっしゃいましたけど、知事としてはどういったお話を大臣とされたのかをまず教えていただきたいです。
(答)まず大臣の方からG7の大臣会合を今度志摩市で行うことになったので、そのお願いに来ましたと、こういう話をいただきました。私どもが志摩市でぜひ開催していただきたいというふうにお願いをしたところですので、かえって恐縮ですということを申し上げたわけであります。大臣は視察をされまして、三重県全域、その前の日に鈴鹿でF1をご覧になったというのもありまして、三重県観光魅力たくさんありますねと、特に南の方はですね、ホテルの屋上から英虞湾も見ていただきまして、非常に綺麗ですよねという話をいただいて、観光魅力が多いところですねと。それから三重県の食べ物も食べていただきました、食材ですね。食べ物も美味しいし、観光魅力も多いし、とても良いところであって交通大臣会合ではありますけれども、各大臣観光に関する事項を所管されております、各国の大臣ですね。したがいまして、観光という意味でも各国の大臣に売り込んでいきたいと自分も考えているというふうに言っていただきました。
 
(質)知事も以前から交通大臣会合ではあるが、観光についても取り上げていただきたいというふうにおっしゃっていただいていたと思うんですが、その辺の感触といいますか、手応えといいますか、その辺はどうですか。
(答)もう大臣もしっかり認識をしていただいたというふうに思っています。それに加えて、私の方からは交通大臣会合行われましたら、その観光の話もございますので、各大臣に会合の前後にエクスカーションをぜひお願いをしたいという話でありますとか、あるいは例えば配偶者の方がおいでになられるのであれば、そういった方々の別プログラムもぜひ考えさせていただきたいというような話でございますとか、三重県の子どもたちにですね、やはり世界の雰囲気を感じてもらう、国際感覚を養ってもらうという意味でも、子どもたちとも触れ合うような機会、あるいは子どもに対するG7の講座みたいなものですね、これは大臣からということではないと思いますけど、そういったものも考えていただけるとありがたいという話を大臣にさせていただきました。
 
○令和5年度県予算
(質)全く話題変わるんですけども、先日、来年度予算に向けた予算調製方針などが示されたかと思うんですけど、今後予算編成が本格化すると思うんですけども、議会でもご説明されていることだとは思いますが、来年度予算編成に向けてどういった点に力を入れて、実践的に予算編成に当たりたいかお考えをお聞かせください。
(答)来年度重点枠ということで、今回は前回去年と違いまして、要求に重点枠についてはもう上限設定せずに新規重点、各部局から出していただくということにいたしております。加えて新規ではないんですけども既存の重点というんでしょうかね、既存の予算についても県民の命を守る防災の関係、それから子供の施策、それから観光施策、ここについてはシーリングを設けないで所要額要求ということにさせていただきますということを予算調製方針でうたわせていただいております。今申し上げたような3点については、特に力を入れて重点化をしていきたいというふうに考えているとこであります。
 
(質)そうした予算方針を踏まえて、知事が改めて来年度予算以降で実現していきたい社会像みたいなものを教えていただけますか。
(答)人口減少対策にもつながると思っていますけれども、子供たちが豊かな育ちを実現できるように、幸せな人生を送れるような三重県というのをつくっていきたいというのがやっぱり一つありますね。それから先ほどもちょっと訓練のところで当方からの話題ということで申し上げましたけども、県民の命を守るというのは一番大事なところでありますので、それはしっかりと守れてるかどうか、これも検証して、守れてない部分があるのであればそこにしっかりとした支援をしていきたいというふうに思っています。それから産業振興、これ大事なんですけどまずは観光ということで、これからコロナも落ち着いてくるというふうに思っておりますし、インバウンドも再開をされるということであります。三重県の観光はインバウンドにちょっと弱みがやっぱりありますので、そういったところにてこ入れすることも含めて観光振興をしっかりやっていきたいというふうに考えています。今申し上げたような主として3点でありますが、そこに重点化をし、加えて他の予算につきましても対応をさせていただきたいと思っているところであります。
 
(質)重ねてで恐縮なんですけど、その編成に当たって当然財政的には必ずしもゆとりのあるという状況ではないと思うんですけども、そこら辺の健全化に向けた、何て言うんでしょう、お考えがあれば教えてください。
(答)財政健全化、これはずっとやっていかなきゃいけないテーゼであります。三重県なんですが一時期に比べると少し財政状況も良くはなってきてますけど、決して豊かになって自由に予算が使えるというわけではありませんので、財政規律も横に見ながら、そうはいっても選択と集中で必要なところに予算を投入していくということで、どこかということは先ほど申し上げたような点であると私は考えてるところであります。
 
(質)第二さんも含めてお願いします。
 
(質)CTYさんは。
 
(質)大丈夫です。
 
○令和4年度三重県・尾鷲市・紀北町・大紀町・南伊勢町総合防災訓練の実施について(発表)
(質)発表項目の総合防災訓練ですけど、地域はある程度割ってやられてきてるんですよね。
(答)そうですね。
 
(質)これ県全体で、例えば南海トラフ想定とかそういう北勢まで含んでの全域っていうのは、やっぱり司令系統の問題とかで難しいんですか。
(答)全域で訓練っていうのはなかなか範囲が広すぎて難しいんじゃないかと思いますけどどうですか。
(答:防災対策部)ある程度ブロック単位で、個々の市町で何をしていただくかというところの確認も含めての訓練で今考えてございまして、全県的にっていうのはもう少しやっていくのであれば検討が必要かなというふうに考えてございます。
(答)全県一斉にっちゅうのはちょっと難しいかもしれませんけど、元年に松阪と津と伊賀と明和でやったんですよね。ですからご指摘のように全県難しいにしても、一定のところを抽出する感じでいうのはやれるかもしれません。ちょっと検討してみたいと思います。
 
(質)ただ、仮に南海トラフが起きたときに区域ごとで起きるわけじゃないので。
(答)そうですそうです。そうですそうです。そうなんですよ。
 
(質)そのときに例えば南勢だけでやると、北勢は大丈夫だと思って想定してしまうんで、逆に北勢も実は被害を受けてて、あそこからは要員も出ないし食料もとかそういう全体の訓練しとかないといざというときに役に立たないと思います。
(答)そうですね。例えば南勢の方をメインにやるけれども、例えば北勢の方でも津波が来たという想定で同時にやるというのはあり得ると思いますね。
 
(質)今後検討。
(答)そうですね。
 
○知事と市町長の円卓対話(津市、鈴鹿市、亀山市)
(質)10月1日に、1プラス3か3プラス1かわからんですけど、首長さん知事入れて4人集まっての鈴鹿庁舎であったみたいですけど、結局、北川県政の時にこういう県民との対話とか首長のとか構想されて、北川さんたしか1回か2回やられて止められて、あと野呂さんになった時にそれを制度化して、あと複数の関係者によるサミット会議みたいのをやられて、鈴木さんがこの1対1っていうことと、あと「すごいやんかトーク」っていうことで地域の住民方とやられてるっていうのあって、以来これ基本は全部公開なんですけど、つまり傍聴者入れるってことですね。
(答)はい。
 
(質)今回初めて傍聴者を入れなかったと、公募しなかったっていうことなんですけど、理由が会場が狭いからとか言うんだけど、だからそれで県議会議員の方もおいで願わないというふうなことを担当職員が言ったみたいですけど、実際には県議お二人入れられてたし、それと会場も各3市の職員の方たちが5、6人いらっしゃって随行で、だから全部で15人ぐらい出て、いつもの円卓とかあれよりも何かとか1対1とかに比べると人が多いような感じがしたんですね。後で聞くと、亀山市と鈴鹿市は何で一般傍聴をなぜ入れないんだと県に抗議されたということも聞いてるんですけど、その辺今回の傍聴者を閉じた原因と、それについて知事はどうお考えですか。
(答)私も公開可能な限りすべきであると思っていまして、事後で公開しなかったというのをある首長さんから言われて、あれっ公開してないんですかということで確認をしました。そうしたらやっぱコロナの関係があって、それで公開せずに、会場がそんなに広くないのでということで、1カ月ぐらい前ですかね、それを決めたということ聞いて、いや可能な限りやっぱり県民の皆さんと話をさせていただくのは本旨なので、公開をした方がいいんじゃないかと、1カ月前に決めても最近コロナ落ち着いてきていますんで、例えば2週間前、1週間前は厳しいかもしれませんけれども、ぐらいに変更するのもあるんじゃないかと、次回以降検討してほしいということを言っております。方向としてやはり公開をして多くの方に見ていただくというのが望ましいと思います。ただ、コロナが相当厳しい状況、感染状況が厳しくなってきたときにはWebだとかそういうことも考えていかなきゃいけないと思いますが、原則は公開ということで臨みたいと思っています。
 
(質)事務方に聞くと、コロナも後付けのような感じがして、実際には減ってってるわけですから。
(答)そうですね。
 
○とちぎ国体
(質)そんなに大変ならば、3人も首長むしろ集めることもリスクが高いので、どっちかと後付け的に会場がうまく手配できなかったてのが思うんですけど、ただ、この10月1日というのは栃木国体の県選手団の行進もあったりして、本来は私は知事が行かれるかと思ってたんですね。ところが、先に地連の方でこの3プラス1の日程決めてしまったんで、知事が国体には行かれなくなって、代わりに廣田副知事は行かれて、知事は県選手団の方へ開催中に何か慰問されるとかいうお話になっておられるみたい。もう行かれたのかどうかわかんないですけど、そういうのからいくとちょっと日程調整等が非常に今地連の中で局がばらばらでうまくいってない感じがするんですけど、その辺はどうお考えですか。
(答)そうですね。私も知事になって1年経ちますけど、部局ごとの調整っていうのをもう少しやってもらいたいなというふうには思います。そういう意味では、総務とそれから横割りである戦略企画の方での調整になってくると思いますけれども、そこでスケジュール的な部分の調整だとか、あるいは各部の調整ってのはもう少しやっていく必要あるかなっていうんで、どういったところでそういう必要があるかこれから見ていきたいと思ってます。国体については10月1日の開会式、全ての知事が出席されるわけではないというので、廣田さん今まで一生懸命やっていただきましたんで、廣田さんに代わりに行っていただいたということなんですが、私も8日の日に栃木国体応援に行ってまいりました。軟式野球も全体3位という良い成績を上げてくれて、私が行った時にちょうどベスト8に勝つ試合を見させていただきましたけど、よく頑張っていただいたと思います。開会式に必ずしも行けないというのが駄目だということではないとは思いますけれども、これから調整をして、例えば来年とか再来年は行ければ行くということにさせていただいたらいいのかなと思ってます。
 
(質)ただ今回は、去年、三重国体が中止になったので、知事が初めて知事として国体の、栃木国体であっても、県選手団の先頭に立って歩かれるという初の機会なので、場合によっては行きたいと思う報道関係もあったわけで、廣田副知事となると申し訳ないですけど、まあいいかなという。
(答)いえいえ、そんな。そんなこと言わんといてください。
 
(質)報道の側ですよ。そういうのはあるじゃないですか。
(答)気持ちはよくわかります。
 
(質)何でも我々は初物好きなので。
(答)また、検討させていただきたいと思います。
 
○人口減少対策推進本部会議の知事発言
(質)あと、3日の少子化対策本部員会議で、知事のご発言で「ゆでガエルになってはいけない」というのと、あと、「化粧したり着飾ったりするよりは」というご発言があって、「ゆでガエル」も、ちょっとこれ「ゆでガエル」の意味がよくわからなくて、それを教えていただきたいんですけれども。あと、「化粧したり着飾ったり」というのは、強みと弱みがあると。だけど、あえてそれを化粧したり着飾ったりしなくてもというふうなことで、弱み強みはそれぞれ出した方がいいんじゃないかというご趣旨だと思うんですけど、ちょっと発言の捉え方によっては、何か化粧したり着飾ったりって、女性蔑視を持ち出しているような感じもしないでもないんですが、そういう意図はないんですか。
(答)まず、後者から申し上げると、別に化粧は女性に限った話でもないと思いますし、着飾るのも女性に限った話ではないと思います。要するに、弱みと強みをフラットに見て、なんと言うんですかね、今までやったことをエクスキューズみたいな形で出すんじゃなくて、フラットにそれを見て評価しましょうと。こういうことで申し上げた次第であります。「ゆでガエル」というのは、これは安全保障の議論でもよく言われますけど、今の状況がもういいんだと、徐々に悪くなってきている状況の中でも、それは変化が緩やかなので、厳しい状態というのをわからないという状況がよくあります。これを、「ゆでガエル状態」、あるいは安全保障の方で言うと、「サラミ作戦」とか言ったりするんです。これは攻撃を仕掛ける方からの言い方ですけれども。受ける方からいうと「ゆでガエル状態」という、「ボイルドフロッグ状態」と、こういうふうになります。人口減少も相当厳しい状況が迫ってきているのですが、日々の暮らしは通常にできますので、そういったことで安心してしまわないで大きな危機があるというのを認識しましょうということで使わせていただいたものであります。
 
○G7交通大臣会合
(質)あと、斉藤大臣の時のご対応が出たんですけど、基本的に、これ最後は、漏れ聞くところによると、国交省の中では一応、交通大臣会合は岡山と同列で、内部で上がってきたと。岡山と同列で。要は候補地として。つまり岡山か三重かという。その時に最終的に県選出の例えば、特に中川康洋さんとかが頑張られて、ぜひ三重県でということを結構やられて、三重県に決まったとかいう話があるんですが、その辺は、知事のお力もあったと思うんですけど、経緯としてはどういうことなんですか。岡山と同列で。
(答)同列というか、同じレベルで岡山と検討いただいたというふうに聞いています。最終的に志摩に決めていただいたのは非常にありがたいと思います。これは、三重県全体の経済界も含めて、志摩市もそうなんですけど、頑張っていただいた結果だと思いますが、その際に県選出の国会議員の先生方も、中川先生もそうですし、田村先生も相当頑張っていただいた、それから地元の鈴木先生も頑張っていただいたということで、その熱意が通じたものと思っております。非常に感謝をしているところでございます。
 
(質)岡山と比べて三重が最終的に勝ったというのは、地元の熱意とか関係の方の尽力もあったと思うんですけど、決め手は何だと思いますか。
(答)そこは、最終的には私は伺ってはいないんですけれども、G7サミット、前回、本体会合を、首脳会合をやっていただいたという、そういう経験というのもあると思います。その時に、地元志摩の皆さん方のもてなしの気持ちが通じたということで、非常にそれも評価されたというふうにも聞いておりますし、それから先ほど申し上げました、自然だとか、首脳が非常に喜ばれたということもありまして、そういったところの評価もあったのではないかなと思っています。
 
○F1日本グランプリの観戦
(質)その斉藤大臣絡みなんですけど、知事もF1、この前に行かれたんですか。
(答)はい、行きました。
 
(質)初めてですか。
(答)F1初めてです。音はだいぶ亀山で聞いていましたけど、初めてです。
 
(質)亀山はいいですけど、ご感想はいかがですか。
(答)すごいですね。スピード感がものすごいものがありました。特に雨の中だったので、スタート直後で水煙で前が全然見えない中で、猛スピードで走る車を見てドキドキしますね。ワクワク感もありましたですね。そういう意味では、観光の大きなツールの一つとして、これから多くの外国人も含めて、多くの観光客を集めてもらいたいというふうに思いました。
 
(質)知事ご覧になって、F1というのは一つの観光政策の目玉になり得るというふうにお感じになった。
(答)そうですね。そう思いました。モータースポーツ、日本は欧米に比べてまだ評価が確立していないという感じはしますが、欧米の人たちは本当に楽しんでおられますので。今回も多くの方々、おいでになられました。観客だけではなくて、チームが、今回20チームですかね、来たということで、その分の経済効果もかなりあったと思っていますし、観光への影響は大きいと思います。
 
(質)いかんせん、ホンダさんが撤退されて、人気が、日本の国内ではちょっと落ちている感じがあるんですけど。五木寛之さんが前、鈴鹿に関わられた時に現代の若者のお伊勢参りだと、F1は。というようなことを書かれたりとか、あるいは8耐もそうですけど、F1前夜祭に必ず当時の市長と五木寛之さんが対談していたんですけど、市民会館で。そういうふうなことで人気づくりしていたんですが。あと、意外とホンダさんが出たり入ったり、F1に参加されたり撤退されたりで、人気は上高下するんですけど、県としてはこれはF1の、モータースポーツというのをある程度支援していくことという感じですか。
(答)そうですね。そこは、是非そうしたいと思います。企業さんの状況で、いろいろな対応はあると思いますけど。ただ、今回ホンダさんがサポートされておられるところがいい成績を挙げられましたので、そういう意味では全く日本の企業が関係していないというわけではありませんので、そういったところで県もサポートしていきたいと思っております。
 
(質)ただ、今、県も電気自動車等に、EVに移行すべく産業支援を県内既存自動車メーカーとも協力してやっていくという話になっているんですけど、実際問題、F1そのものがある意味、旧態依然的なガソリンというか、バンバン使ってやるような車になっているじゃないですか。その辺の切り替えというのは今後、自動車局長でもあられたので、何か見通しみたいなのはあるんですか。
(答)この間も、今F1の騒音もだいぶ抑えられているという、これはマフラーの改良だと思いますけど、加えて、燃料も全部の車ではないかもしれませんけど、ガソリン一辺倒だけではなくて、10%かな、エタノールだったかと思いますけど、それが入った車になっているということであります。加えて、それやがて、何年先かちょっと私も聞き漏らしましたけど、100%を目指していくということでありまして、F1は本当に技術の粋を集めたモータースポーツですけど、そこで新しい技術が展開をされると、それが通常の一般販売用の車にも展開してくるということをホンダさんからも話を聞きましたので、F1の方でも環境に優しいような燃料を使っていて、やがてそれが、民生用と言ったら変ですけど、通常の一般にも広がってくるということですので、技術革新はどんどん進んでいると思います。
 
○知事への新春インタビュー
(質)あと、年末にかけて新春のインタビューで、各報道関係が知事にお願いしてというか、時間を取っていただくんですけど、去年も言われて、今年もちょっと紙が来ましたが、なかなか知事のお時間が取れないというふうなことがあるんですけど、ただ、これ歴代知事も、一見知事が一番お忙しいかもしれませんけど、忙しい中で時間を取られて、大体時間制限はなかったんですね。例えば、それぞれの社が1時間お願いしますと言ったら、それぞれテレビさんならテレビさんの枠があるし、新聞は新聞で1時間取って、大体、このぐらいのページ数使うというのが、枠があるので。となると、その時間は、例えば30分でいいでしょうという話には割となりにくいものがあるんですけど。去年からそういう形でちょっと時間短縮の形でやられるとか、そういうのはあるんですが、今年も同じような要望なんですけど、その辺は何か改良の余地はないんですか。
(答)あると思いますけど、それもあるので、早めに皆さんのご要望を確認をさせていただいて、どのぐらいの時間が必要ですかというすり合わせをさせていただいて、ご要望になるべく応えていくということで、この時期に確認をさせていただいているんだと思います。皆さんから県民の皆さんに、県庁がやっている施策、それから、これから進もうとしている方向、これを伝えていただくのは非常に重要だと思いますので、可能な限り皆さんのご要望に合わせるようにさせていただきたいと思っています。ただ、ウイークデーだとなかなか難しいところで、今までも実は、土日に取材をしていただいたりしたこともありまして、今後もそうなるかもしれませんけれども、ご容赦いただきたいと思います。
 
(質)我々の仕事は曜日に関係ないので、土日、祝日であろうと何だろうと仕事なら出てくるという姿勢だと思います。各社とも。
(答)なるべく土日じゃないようにしたいと思います。
 
(質)メディアとの知事の関わりの根本的な考えというのは、一応、歴代知事の中には「知らしむべしよらしむべからず」という姿勢の人もいましたけど。メディアはうるさいと。あれはなるべく関わらない方がいい。だから、余計なことを漏らしたらあかんとかいうふうな締めつけの厳しい時代もあったんですけど、中には「オンザテーブル」だと。全て公開した方がいいと。県民の税金でやっているんだからという知事もいたし、そういう流れからいったら、知事のメディアに対する姿勢というのはどういう形ですか。
(答)公開できるものは原則公開で行ければいいんじゃないかなと思っています。特に隠すものもないと思います。ただ、決定していないものなどについては、まだお話できませんということは言うことがありますけれども、秘匿の情報なんかは、これも人事情報とかですね、それについてはお話できないというのは言うことありますけど、あっても、基本は県民の皆さんに公開していくものでありますので、お話をしていく方向で考えていきたいと思っています。
 
○総理大臣との面会
(質)昨日の国の面談というのは。
(答)昨日。
 
(質)スケジュールで昨日でしたか。東京で荒井さんとかと行かれた。
(答)一昨日ですね。
 
(質)一昨日ですか。面談と入っていたのは、あれは例えば首相との面談とかいう形では出せないんですね。
(答)総理面談は、これ1日かそのぐらい前じゃないと言っちゃいけないんです。官邸との関係で。皇室はもっと厳しいですね。
 
(質)なるほどなるほど。
(答)それはもう向こうのピンナップというか、貼り出しに応じて対応するということになります。
 
(質)相手さんがあることで、相手さんがそう言って、それは詳細は明かさないで、ただ一応面談という気持ちだけは入れましたよという。
(答)気持ちだけ。そこの部分は、公開できる部分は公開していくということです。
 
(質)なるほど。はい、どうも。
 
(質)すみません。
(答)どうぞ。
 
○屋外でのマスク
(質)ごめんなさい、追加で。F1の話が出たので、ちょっと教えていただきたい。F1の観戦の場面で総理が一時、マスクを外している場面というのがあったかと思うんですけども、政府は屋外でのマスクというのを原則不要としていて、そういう方針を示しているけど、まだ一方で、屋外でマスクを着けられている方ってまだ多いと思うんです。知事ご自身は、このマスクの対応というのを、政府の方針というのを実践されるおつもりがあるのかということと、例えば県職員に対する呼びかけですとか、あるいは県民に対する呼びかけ、そういったものがお考えかどうか教えてください。
(答)マスクについては、まずF1の方ですけれども、あそこを、開会式の時に総理、当初マスクを着けておられたんですけど、開催をされている鈴鹿モーターランドさんの方から、距離もありますし、屋外ですのでマスク外してくださいというお話があって、私も同じタイミングでマスクを外しました。従って、屋外であるということもありますし、あの時は雨が降っていたというのもありまして、それは雨は直接関係ないかもしれませんが、マスクを外しても大丈夫だろうということで、総理にも外していただいたというものであります。マスク、自分自身としては、外を歩く時で、他の方と距離が確認できている時には、基本は私も外すようにしています。今後、状況を見ながらということになります。外国の方も日本に入って来られて、マスクの着用についてはどんな形に動いていくのか。基本は厚労大臣がおっしゃっておられましたけれども、屋内などについては外国の方にもマスクをつけていただくという話がありますが、屋外で感染のリスクが低いところではマスクはもう外していいんだろうというふうには考えておりますので、状況を見ながら場合によって、必要であれば、また県民の方に呼びかけもさせていただきたいと思っております。
 
(質)よろしいですか。ありがとうございました。
 
(答)どうもありがとうございました。

 

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