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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年10月20日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・全国旅行支援「おいでよ!みえ旅キャンペーン」の状況について(発表)
「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会(仮称)」の設立総会について(報告)
三重県いじめ調査委員会の開催について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・小林貴虎県議に対する辞職勧告決議案
・松阪市の風力発電計画
・マイナンバーカード
・リニア中央新幹線
・知事と記者の懇談の場
・10月補正予算
・「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は3件お話をさせていただきたいと思います。まず最初でありますけれども、全国旅行支援、三重県では「おいでよ!みえ旅キャンペーン」という名前を付けておりますけれども、その状況についてまだ始まって1週間程度しかたっておりませんけれども、10月の11日から実施をしております。皆さんにもお配りをさせていただいている資料にも書いておりますけど、もう既にほぼ1週間で16.5万人の方がご利用されているということでございます。これ繁忙期の7月、8月に県民割を実施をされた方、その数が16.9万人ですので、ほぼ同じような数の予約が1週間で入ったということであります。特にこれは宿に直接予約をされている方です。今回の予約は三つの方法がありまして、直接宿に予約をされる場合と、それからオンラインの代理店、トラベルエージェントですね、OTAで予約をされる場合、それともう一つはリアルの旅行代理店、その三つの方法があるんですけど、宿で予約されるだけで16.5万人ということで、多くの方が関心を持っておられて旅行に行こうということで予約をされているということがわかります。県内の観光施設に観光局、担当局からヒアリングをいたしました。その結果でありますけど、どういうことをおっしゃっているかということで、データ、数字はまだこれからですので、地域応援クーポンというのがございますが、その利用者も増加をして経済効果を感じているという声であるとか、あるいは平日、平日が全国旅行支援開始前と比べると1.5倍ぐらいの人出が出ているということでありますとか、あるいは海女小屋なんかで、鳥羽とか志摩にございますけど、インバウンドの方が多くなってきているというふうに感じるというふうにおっしゃっておられる方もおられます。それからあとは平日、今までは教育旅行が中心でしたけど、一般のお客さんが増えてきたということでありますとか、あるいは団体ツアーにつきまして予約が増えてきていると、これからも増えるだろうというようなお話もありました。インバウンドについては、やっぱり円安の効果があるのか、かなり増えてきているという声も聞いていたりします。それからさらには南部の観光施設でありますけど、県南部、関東ナンバーの車が増えてきたような気がするというような声もあります。具体的にはちょっと施設名は今の段階では申し上げられないんですけれども、また一定の時期に皆さん方にお示しをさせていただきたいというふうに思います。いずれにしましても、天気も非常にええ天気続いてまして秋の行楽シーズンでございます。多くの方にぜひ三重県に来ていただきたいというふうに考えております。1点目は以上であります。
 
2点目でありますけれども、G7の交通大臣会合推進協議会、今日開催をさせていただきますのでご御案内をさせていただきます。10月3日にもう皆さん方、マスコミの皆さんには資料を提供をさせていただいておりますけれども、G7の交通大臣会合推進協議会、この会合中身は設立総会と、それから第1回の総会、それから第1回の役員会ということですが、それを中身とします推進協議会を今日開催をいたします。今までは誘致体制、県内の誘致体制をつくって、今年の1月につくってやってきたわけですけども、開催が決定をしましたので全県でG7の交通大臣会合を成功させるということで、機運の醸成でありますとか、あるいはおもてなしをしっかりとやっていくということを確認をしたりするための協議会を今日開催をさせていただこうと思っております。県内の推進体制、前回発表させていただきましたけども、これは県庁に推進本部を設置し、担当の総括監も置きやっておりますので、今回は全県でやるための推進体制の構築ということであります。2点目は以上です。
 
3点目でありますけれども、三重県のいじめ調査委員会であります。これ知事部局に設置をするものでございますけれども、これを開催をする、再調査を開始するものです。10月の24日でありますけども、いじめ調査委員会で、県立高校1年生で当時ですが、在籍をしていた生徒、平成31年の事案であります。詳細については生徒のプライバシーに関する部分でございますので申し上げることは差し控えをさせていただきますけれども、その生徒のいじめ事案につきまして、いじめ防止対策推進法に基づいて再調査の申し立てがございましたので、再調査を10月24日から開始をするものであります。31年の4月に高校に入学をされた生徒さんです。夏休み明けに不登校になられまして、12月に転学に至ったという事案でございます。これは重大事態として調査してほしいというお話が当時保護者からありまして、令和2年の5月でありますけど、いじめ重大事態ということで、高校に第三者調査委員会を設置して調査をしていたものであります。これは調査委員会、今年の2月に調査委員会の調査報告書はまとめて(正しくは「を公表して」)おります。それと前後しましてこの1月からですけれども、県の教育委員会のいじめ審議会の方で審議をしてほしいという申し立てもございまして(正しくは「県の教育委員会のいじめ審議会の方で」)、これも並行する形で1月末からこの5月に結論を出しておりますけれども調査(正しくは「検証」)をしております。今までの調査内容につきまして、特に高校の第三者調査委員会の結論でありますけど、これについて不十分な内容があるのではないかということで保護者から再調査の申し入れがありまして、それを受けまして再調査を行うというものでございます。県としまして、いじめが起こらない、これが望ましい形でありますので、今回のいじめ事案についてもその状況をきちんと再調査をするということが重要であると考えております。しっかり調査をして再発防止に努めていきたいと考えております。私からは3点以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
○全国旅行支援「おいでよ!みえ旅キャンペーン」の状況について(発表)
(質)みえ旅なんですけれども、割と全国旅行支援始まってすぐに、結構県によってはもうその県のを取り扱っている旅行会社がもうすぐに一杯になっちゃったとか売り切れたとかそういうお話も聞きましたけれど、今三重県の分についてはそういうお話ってまだ入ってきてなくて、結構旅行代理店とかでも申し込める状況なんでしょうか。
(答)事業費の予算としては100億程度三重県で確保しておりまして、これは国10分の10の補助金なんですけど。先ほど申し上げましたように、これ予約ルート3ルートありまして、一つは宿直接、それからもう一つはリアルエージェントで予約をする、それからもう一つはオンラインのOTA、OTAの中ではもう既に予約は入らないという話が11日開始して3日か4日ぐらいですかね、そういう声も聞こえてきました。ただOTAの場合は一旦入らなくなるんですけど、ところがキャンセルも出たりするので、また復活したりするというのもあると聞いておりまして、今聞いておりますのは宿直接とかリアルエージェントではまだ予約が入らなくなっているというところはないと聞いています。OTAの方ではいくつか出てきたり、また解除され元に戻ったりというようなことで聞いております。
 
(質)予約が今日お示しいただいた数は宿泊施設への直接の予約ということなんですけど。
(答)そうです、はい。
 
(質)どこかの時点の全ての予約の数っていうのも出たりするもんなんでしょうか。
(答)ちょっと時間かかると思いますけど、旅行事業者さんの分は今集計をしておりますので、ちょっとお時間を頂戴して皆さんにお示しできるようになると思います。
 
(質)旅行支援のことでお尋ねの方いらっしゃいますか。
 
(質)直接これのこと関わってくる話なんですけども、今食材とか燃油とかサービスもお値段が全体的に上がっている局面なのでちょっと見極めは難しいところではあるんですが、この全国旅行支援が始まる中で、いわゆる宿泊施設の便乗値上げが起きているんじゃないかという声もありますけれど、本県の場合はいかがでしょうか。あるいは、本県の場合でよかったです。
(質)まず本県で便乗値上げが起きているという具体的な事案についてはまだ接しておりません。おっしゃるように物価が上がっておりますので、かつ今まで需要がなかった、コロナでということなので宿泊費などはかなり低く抑えられていると、ただ需要が出てきてかつ物価上がっているということで値上げをせざるを得ないっていう経済原則でやられるところはあると思います。ただ、この際国からお金が出るので値上げをして、それを収益にしようといういわゆる便乗値上げ、これについては厳に慎んでほしいということを国からも言っておられますし、我々も同じ気持ちでありますので、もし便乗値上げであるということが確認できましたら指導などをさせていただくことを考えております。
 
(質)165,000人は11日からいつまでのと。
(答)18日現在の数字です。
 
(質)ちょうど1週間ということですね。
(答)そうですね。
 
(質)予約と利用のそれぞれ内訳ってわかります。
(答)予約がここで入っていて、利用っていうのは12月、今んとこ我々想定してるのは12月20日でしたかね。までの数字ですが、その1週間もう消費した分がどれだけかっちゅうことですか。
 
(質)そういうことです。
(答)それはわかりますか。
 
(質)これ比較対照が7月、8月の宿泊者数と同数ということですね。
(答)そうです。そうですね。
 
(質)そうすると、この間の宿泊者数っていうのは例えば。
(答)イメージで掴んでいただきやすくするために7月、8月は書いたんですけど、16.5というのは何んなんかよくわからんのですね。だからこれ。
 
(質)16.5の多さという数をどういうふうに位置付けられたというのがどうですか。
(答)これは10月からですからほぼ3カ月で、実際にこれ本当に実行されるかどうかはわかりません。これからキャンセルされる方もおられると思いますので、もし仮にこの方々、予約が入っている方々が全員来たとすると、これ宿だけですから、7月、8月は2カ月ですけれども、ここは繁忙期なんで多くの人が動くわけですね。それで同じぐらいの数字かつこれは旅行代理店の方も含んでるんで、実際に3カ月と2カ月の違いはあり、繁忙期とそうでもないショルダーシーズンとの違いはありますけど、ほぼほぼを多くの人が動かれるということではないかと思います。実際に、何度も言って申しわけありませんけど、この方々が実際に旅行されるかどうかまだちょっとわからないところですね。最近の予約も入ってます、予約ベースで申し上げるとっということなんですけど、何か補足することはありますか。
(答:雇用経済部)また実際、今1週間で泊まられた人数とその予約の部分について内訳を確認させていただいて、またお伝えをさせていただきたいと思います。
(答)また報告させていただきますが、今の時点では申し上げられる点としてはこういうことかなということですね。割と旺盛な旅行需要という風に考えていただいてよろしいんじゃないでしょうか。
 
(質)他の方は大丈夫でしょうか。
 
○「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会(仮称)」の設立総会について(報告)
(質)次G7のことでお尋ねです。私がちょっと前回紙出していただいてたのに書いてあったのを私が失念してるのかもしれませんが、今回の会議は県全体で推進するためってお話なんだと思うんですけれども、総会ですね。伊勢志摩の3市1町とかあの辺だけじゃなくって参加されるのは北の方とかもっと南の方とかの市町とかからも市や町として参加される方って他に出てくるんでしたでしょうかね。
(答)行政は全体で7団体今は参加というふうに聞いております。それ以外にも産業関係とか交通関係、宿泊関係、医療関係などなど全部で45の団体が参加をするということですので、誘致のときと同様、県全体で推進をしていきましょうと、こういう会議体でございます。
 
(質)行政が7っていうのは志摩、鳥羽、伊勢、南伊勢の周辺の市町ってことになってくるんですかね。
(答)具体的なですか。はい。
(答:雇用経済部)おっしゃっていただきましたとおり志摩市さん、それから伊勢市さん、鳥羽市さん、南伊勢町さんに加えまして、市長会、町村会の方々にもご参加くださいます。
 
(質)具体的な市町っていうよりは市長会、町長、町村会、町長会から。
(答:雇用経済部)ご指摘のとおりでございます。
(答)あれ、伊勢とか南伊勢町具体的なあれでしょう。行政あれでしょ。
(答:雇用経済部)市長、町長さんはご参加いただいておりまして、伊勢志摩地域は。それ以外の地域ということで市長会、町村会長は。
 
(質)団体ってことですね。
(答:雇用経済部)ご参画いただいています。
 
(質)G7の総会のことでお尋ねの方いらっしゃいますか。
 
○三重県いじめ調査委員会の開催について(発表)
(質)いじめの方のことでお願いします。一つはご家族の方から県が2月に出している、我々に1月に、弁護士らでつくる調査委員会がつくられた調査報告書が内容が足りてないっていうそういうご指摘でよかったですか。
(答)そうですね。はい、保護者の方からですね。これは高校に設けられた第三者調査委員会です。
 
(質)調査委員会の調査が不十分だったということなんですね。
(答)はい。
 
(質)これ具体的には何が足りていないとか、ここがまだ調べられていないっていうのはあれはあるんでしょうか。
(答)具体的にはこれから調査をしていくことになるんですけれども、中学の時にいじめの加害者というんですかね、いじめた側の人が数がもっと多いのではないのかという申し立てがあって、そこを再調査をさせていただくということですけど。そこを中心にですね。
 
(質)我々いただいていた調査報告書の中に、関係生徒がAとかCとかっていう形でいただいてたあれ以外にも、登場する人というか関わった人がいるんじゃないかっていう申し立て。
(答)中学の時に関わった人がもっといるのではないかということですね。
 
(質)中学の時に。
(答)ただそれだけではなくて、全体的に再調査をさせていただくことになりました。
 
(質)これが24日から調査が始まるという理解でじゃあよろしいでしょうか。
(答)この会議が始まるということですね。
 
(質)いじめ調査委員会、これ常設、既に県の知事部局の方にしてあって、常設されている会議で必要な時にいつでも動いてもらうようになっているということでしょうか。
(答)そうですね、委員は決まってまして、実際に事案があれば調査をしていただくというものであります。
 
(質)いじめのことでお尋ねの方、いらっしゃいますか。
 
(質)保護者から再調査の申し出っていうのはいつ頃あったのかというのが1点と、あと中学の時にいじめた加害者の方が多いのではということなので、該当する市町の教育委員会との連携とかが必要になってくるのかなと思うんですが、県が再調査をするっていうところで、そこの部分がより課題解決に結びつくのかっていうところのお考えをお願いします。
(答)いつ申し出があったかということですけれども、今年の3月の上旬ということです。中学の時の事案、いじめ事案についての再調査ということになりますので、おっしゃるように市の教育委員会、あるいは中学校との連携が必要になってまいります。県が行うので、その状況がより明らかになってくるかどうか、これはやはりやり方ですのでわかりませんけど、少なくとも私ども県に申立てをしていただいたということですので、全力を尽くして市の教育委員会などとも連携を取りながら再調査を行っていくということになります。
 
(質)保護者の申立てが、今年の3月上旬ということで、半年近くたってるかなというふうに思うんですが、この時期の設置に至った理由をお願いします。
(答)保護者の方が申し立てられた内容について、保護者の方とよく相談をしまして、具体的な再調査事項について、ある意味詰めていたということとか、それからこの事案については過去に先ほど申し上げました高校の第三者調査委員会で調査をしたこともありましたので、その経緯などについても確認をし、加えて、その県の教育委員会の方で、1月の末から5月までかけて審議会、いじめ審議会で調査もしておりますので、そういった事項について確認をしておりまして、この時期に発表させていただくことになった。あるいは10月24日に開始をすることになったということです。
 
(質)2月の高校の第三者委員会の報告書の中では、市教委の協力についてちょっと非常に端的なことも書いてあったかと思うんですけれども、今回はその中学校でのいじめについて他にもいるんじゃないかと、実際に調査をするに当たって、市教委との関係性が不十分な調査結果に影響したというふうにお考えでしょうか。
(答)5月の県教育委員会の審議会の結果ですね、調査結果にもありましたけど、やはり最初の第三者審議会や調査委員会(正しくは「第三者調査委員会」)が学校に設けられましたので、これは市の教育委員会との関係で、なかなか事実関係の確認も難しいところがあったのは事実です。それを審議会で指摘をされまして、本来であれば、県の教育委員会などが動くべきであったということでありますので、今回は県の方で動きますので、市とも連携を十分とりながら事実関係の確認も含めて再調査を行っていきたいと思っております。
 
(質)新しく保護者の方から、まだ他にも居たんではないか、っていうことはですね、保護者の方も後からの子どもさんから聞いてわかってきたことっていう理解でいいんでしょうか。子どもさんとの関係の中で、また新しくそういう話が出てきたんだけどということだったんですかね。
(答)これ分かりますかね。
(答:子ども・福祉部)新たな事実というよりは、第三者調査委員会の中で調査をする中でいじめとして認定されなかった、できなかった部分が、やはりそれはいじめとして認定すべきではないかという内容になっています。
 
(質)調査委員会もそういう事案があるのを把握した上で、一回調査の中には入っていたものだけど、それはいじめじゃないねと認定したものが、やっぱりそれってそうじゃないのというふうに言ってこられたということでしょうか。
(答:子ども・福祉部)いじめと認定できるかどうかですね、されなかった部分について。
 
(質)それがいじめでしょっていうことを言ってこられたということですか、わかりました。いじめの件はよろしいでしょうか、皆さん。
 
その他項目に関する質疑
 
○小林貴虎県議に対する辞職勧告決議案
(質)発表外のことで。議会のことなので、あれなんですけど、昨日国葬反対のSNS発信の8割が、隣の大陸からだとツイートされていた小林県議の件で、ツイートは撤回されましたけれども、それが辞職勧告決議につながりまして、結局22対23で否決はされたんですけれども、知事からご覧になって、この発言の内容そのものですとか、一連のこの経緯、否決ではありましたけど、22対23という僅差でもあったっていうこともありますが、この辺についてですね、あと発言内容そのものに関して、もし何らか所感なり、これまでの経緯をご覧になってお考えになっていることがあればよろしいでしょうか。
(答)これは県議会で、それから県議の方の行動についてのお話ですので、執行部としての知事から論評することは控えさせていただきたいというふうに思いますけど、今回の結果はまず県議会において辞職勧告の決議が否決をされたという事実と、それからその時の賛成反対採決の結果が非常に僅差であったということがポイントなのと違うかなというふうに思います。賛成討論、反対討論皆さんも聞いておいでになられたと思います。県民の皆さんも聞いていただいたと思いますので、その討論の中身を斟酌をするということではないかなというふうに私個人は思っています。それから発言の内容ですけれども、これについても県議さん個人の発言ですので、私自身が論評することは差し控えたいと思いますけれども、自分自身自戒という意味で申し上げると、世の中にさまざまな考えを持たれる方がおられます。それは当然やと思うんですね、ですから、さまざまな考え方について、それを全て受け入れるということではないと思いますけれども、寛容な気持ちでさまざまな考えがあることについて、時に必要であれば議論をする、時には受け入れる、そういったことを寛容な気持ちを持って対応していくのが重要かなと私自身そう思いました。これからの行動として、自分自身への自戒としてそういうふうに思ったということでありまして、県議さんの行動については私自身が論評するものではないと思っています。
 
(質)では、発表事項以外で皆さんありましたらお願いします。
 
(質)自戒を確認させてほしいんですけど、世の中にさまざまな考え方があることについてどうすることが重要だと自戒したかというのをもう一度お願いします。
(答)まず、さまざまな考え方があるということをありのままにまず受け止めること、それを拒絶をしないこと、そして自分の考えと異なる部分があればそこを議論すること、それが大事であるということです。
 
(質)あくまでこれは自戒ということで、今回のことについては極力言及しておられないということですか。
(答)県民の方に選ばれた県議さんの行動ですので、それはご自身でさまざまなことをご判断されるものであって、私が知事として論評するようなものではないと思います。
 
(質)とは言えども、知事その観光振興等で県のアピールが大事だと、魅力発信だと訴えておられるわけですけど、それよりもむしろ今回の騒動の方が全国的には大きく発信されているということですね。個々のこのツイッターの発言がどうだという話とは別に、そういった一連の混乱を招いて、そういったことが広がってしまっているというこの三重県議が、ということについての受止めいかがでしょうか。
(答)これは三重県で起こったということではありますけども、三重県固有のものということではないと思いますので、三重県に何らかの原因があったということではありません。議員の方のご発言が適切ではないということであれば、どこであってもそういう話が出てくると思います。むしろ、そういう議論をすることも大事かなと私は思いますので、それを容認する、あるいは頭から否定するということではなくて、県議会でも議論が尽くされたということは、健全な民主主義ではないかと思います。それはたまたま三重県であったので、三重県でこういうことありましたというふうに報道される、これはある意味では健全な国であるとも思いますけどね。
 
(質)議論が尽くされたというところなんですけれども、昨日の反対討論でもあったんですけれども、何が人種、人権侵害行為なのかというところについて、もっと議論できればというのがあったかと思うんですが、そういう意味では議論が尽くされていないという面も非常に大きいのかなという気がするんですが、そこはいかがでしょうか。
(答)そこは議会の手続きでありますので、手続に則って採決までされたという意味で、私としては議論が尽くされたという言葉を使ったわけであります。あとは議会での御判断もあろうかと思います。
 
○松阪市の風力発電計画
(質)昨日、松阪の市議会の方でですね、飯高地域で進んでいます風力発電の反対の請願というのが採択されたんですが、中身見てますと今後知事の方にも開発の一切を認めないということを求める意見書が提出されるようなんですが、これについての受止めをという1点と、あと以前には知事意見も出されてますが、そもそものこの事業者が飯高で進めています風力発電事業についての受止めというのを伺いたいんですが。
(答)これはほぼ1年前ですけど、知事意見を出させていただいております。これにつきまして、松阪の市議会で決議がなされたということは、これ市議会としての御判断というふうに思っておりまして、今後法律に則って風力発電の設置について議論がなされていくわけです。前回の意見については、地元との調整ですね、しっかりと調整をしてくださいということを申し上げていた中身であると記憶しております。それもしっかりやっていただく必要があるということでありまして、私どもとしては法律に則って、今後も必要に応じて意見を申し上げていくと、こういうことになろうかと思います。
 
○マイナンバーカード
(質)国の方で保険証を原則廃止して、マイナンバーカードを使うというような政府方針がいろいろ議論されているかと思うんですけれども、知事の受止めをお願いします。
(答)マイナンバーカードがですね、普及をした方がいいというのは、私もそのとおりであるというふうに思います。例えば、コロナのときもそうでしたけど、個人への給付金とかですね、そういったものがマイナンバーカードを普及させることによって進むということであれば、これについては社会的なインフラに近いものとして整備をしていくのはあり得るというふうに考えております。それから、保険証との関係でも、過去の受診履歴でありますとか、それから投薬の履歴ですね。薬ですね、処方される履歴、これがカードに内蔵されてですね、いつでも見れるということになるので、これを便利である、ⅮXの一部でないかなというふうに思うわけですけれども、問題になってくるとすると、その情報が漏えいしてしまうということがないようにしてもらいたいということであります。将来的には、私自身は保険証にマイナンバーカードが使われていくのはあり得るものだというふうに思っています。後は、その情報漏えいがいかにないようにしていくかというところがポイントだと思っていますので、必ずしも否定するものではないというふうに考えています。
 
(質)今のマイナンバーカードの関連で伺いたいんですけれども、その交付を進めていかないといけないということで、その交付事務を担っている市町を県として普及を進めるために何か支援策を打ち出していくというようなお考えはありますでしょうか。
(答)今、三重県全体でマイナンバーカードの交付率、これは9月の末ですからもうちょっと今増えていると思いますけど、48.4%なんですね。国とほぼ同じ、ちょっと国より低い感じですけれども、各市町今頑張って交付をしていただいていると思います。これからこの保険証に変わっていくということであればですね、マイナンバーの交付を申請する人また増えるんじゃないかなというふうには思ってますけど、その進捗が捗々しくない場合には何かの措置を考えていくことはあり得るかなと思っております。具体的なところで言うと、他県でやっておられるんですけれども、家電ポイントなどを付与する場合にですね、マイナンバーカードの保有について差異を設けるというようなことはあるかもしれませんけども、この段階において今は保険証に切り替えるということを政府がおっしゃっておられるわけですので、そこの措置が必要かどうかというのは十分検討してからかなと思っております。
 
○リニア中央新幹線
(質)リニアの話なんですが、静岡県の方から今、山梨県のトンネルの掘削を巡ってどの場所で工事止めるんですかということについて、JR東海に13日に文書を提出しましたという前提があって、それに対して山梨県の長崎知事がいわゆる不快感を示したという経緯があったというふうに聞いておるんですけれども、先般の知事会議が多気であってですね、静岡県も推進論側に入ってもらうという道を開かれたと思いますが、こういった動きをどのようにご覧になっているかということなんですが。
(答)それぞれ知事のお考えで発言をされるということになると思いますけど、前回静岡県知事入られるときには、ルートについては現行のルートで促進をしていくということ、それから、自分御自身の県の中でのリニアの関係の事案についての対応されていくということで、他県の状況については御意見をされるということではなかったように把握をしております。従いまして、今御指摘ありました山梨県の事案でありますとか、あるいは以前ちょっとお話もあったかもしれませんが、神奈川の事案でありますとか、そういったものは各県の担当の部局、あるいは知事の御判断にお任せをするということではないかなという気がします。
 
(質)発表外は、あとよろしいでしょうか。すいません、じゃあ第二さんも含めてお願いします。
 
○三重県いじめ調査委員会の開催について(発表)
(質)発表項目のいじめ調査委員会の件なんですけど、知事は最初、平成31年5月の事案とおっしゃったんですが、資料提供の文書を読むと、令和2年5月に発生した県立高校とあるんですけど、これはどう解釈したらいいんですか。
(答)31年5月ではなくて31年4月に高校に入学をされた方の事案ということで申し上げたものでありまして、第三者調査委員会の設置が令和2年の5月ということであります。
 
(質)そのお子さん自身は、確か亡くなられたと思うんですけど、31年、つまり5月以降は令和元年ですから、その元年の5月か何かじゃなかったですか。
(答)これは、いじめ調査委員会のお話ですよね、生徒さんは亡くなっていないと思うんです。
 
(質)似たような地域で2校、県立高校のがあるので、そこのところが令和2年5月というのはちょっとわかりにくかったんですけど。
(答)令和2年の5月に、生徒さんが通っていた高校に第三者の調査委員会が設置をされた事案であります。
 
(質)ということは、知事がおっしゃったのは、平成31年4月に入学されたお子さんということ。
(答)そうです、そうです。そういうことです。
 
(質)令和2年5月に発生した云々というのは、そこでいじめ等が発生したのが令和2年5月ということですか。
(答)いじめ重大事態、これ法律に基づいてですけど、事態と判断をしたのが令和2年の5月です。
 
○「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会(仮称)」の設立総会について(報告)
(質)あと、交通大臣会合推進協議会なんですけど、一応、平成28年の伊勢志摩サミットに準ずるとお聞きしていたんですが、構成等を。前回、オールメディアで顧問に入っていたのが、今回は外れているという理由は何でしょう。
(答)誘致協議会も確か入ってなかったんですかね。今のところ分野ごとの参加者ということで、産業、交通、宿泊、国際交流、医療、それで足りるのではないかという判断です。
 
(質)メディアは、全然そういう団体とは機能が違うじゃないですか。
(答)メディアは、そういう意味では、これについては報道をしていただくということでぶら下がりもやりますし、それから報道するという立場では、立場であればオープンでやる場合がありますので、それは見ていただければということですね。
 
(質)根本的に、例えば国体にしても、これもメディアは入っているんですね。オール三重県庁記者クラブ各社が。今回、その流れからいって、伊勢志摩サミットも入っていると。今回、この形というのが、県政が変わったから知事のご意向でメディアは排除したみたいなことがあるのか。それとも、内部からそういうのが上がったのか。
(答)違います。内部からの話ですね。メディアについては報道していただくという意味では、情報提供をさせていただくということですね。今後、必要であれば加わっていただくということもあり得るというものです。
 
(質)基本的に、我々は橋頭堡をどれくらい築くかで、その情報の多寡がありますので、その意味では当然顧問で入っている方が、顧問で来た資料をそのまま生で出すということはあり得ないですけど、一応、早めに知っておきたいとか、そういうこともあったりとか、それでそれを早めに知れば知るほど、情報を発信する時に、それなりに紙面割くとか、要は広報効果もあるわけですね。そういう意味で、前知事が国体も入れの、その前のサミットも入れのということでやられたので、それがなぜ崩れているのかがよくわからない。
(答)そこは、そういう経緯があったというのを、私は今初めて聞きましたので、そういう意味で広報していただけるというメリットがあるのであれば、入っていただくことは十分考えられると思います。
 
(質)今後あり得るかもしれないと。
(答)そうですね。検討いたしますので。今の話だったら入っていただいた方がいいですね。その方向で検討します。
 
○小林貴虎県議に対する辞職勧告決議案
(質)あと、先ほどの辞職勧告決議案、小林貴虎県議の件で、知事はもともと議会は議会のことと確かに線引きされて、これは確かに独立機関同士だからそうなんですけど、ただ法の定めでは、例えば県議会議員が訴えられても、被告は三重県知事になるわけですよね。
(答)何の事案ですか。
 
(質)例えば、他の事案等で、三重県議会議員が何か住民から訴えられて訴訟されても、被告は知事になるわけです。それからいくと、一応区分けはされているけども、最終的な三重県のトップというのは議長でもなく知事、二元代表制とは言いながら、結局、法上は知事になっているんですけど、そこからいってある程度ご発言される義務がおありだと思うので。
(答)義務はないと思いますけどね。
 
(質)いや、でもトップは知事ですもん。
(答)いや、個人的な事案については、例えば、刑法に違反しているかどうかについては、その本人の話ですので、それはその本人が対応されるということだと思います。
 
(質)本人があれされても、被告は裁判上の時には知事になっているわけです。
(答)それは職として対応するという。
 
(質)だとすれば、知事の側というか。
(答)それは違うんじゃないかな。刑法犯の場合で、私が被告になることはないと思います。ちょっと確認してみますけど、ないと思いますけど。
 
(質)確認してください。
(答)ないと思いますけどね。
 
(質)じゃあ確認した後で、また次に聞きます。
(答)今おっしゃったのは刑法犯、例えば刑法犯の場合に私が被告になるということ。
 
(質)刑法犯でも民事でもそうです。民事でもそうです。損害賠償請求とか。
(答)刑法でも民事でもそうだということですか。
 
(質)はい。
(答)確認してみます。
 
○知事と記者の懇談の場
(質)あと、今週月曜日に広聴広報課を通して、知事と記者との懇談についてということで、知事の側が定例会見が毎週1回ありますので、月4回だとして、第1週と第3週に定例会見が終わった後に、会議録を取らない、インターネット動画配信がないから非公開になるんですけど、実質的には。今、これ生で出していますよね。それはないから、その分では一部非公開になるわけなんですけど、そういう知事懇談をやりたいというふうな紙をいただいているんですが、このご趣旨は何ですか。
(答)これは、例えば公務はこの記者会見で質問を受けてお答えをするわけでありますけど、それ以外の部分とかで皆さんとお話をする機会があった方がいいかなと思いまして、そういう話をさせていただいたものであります。
 
(質)有り体に言えば、公務は知事定例会見で乗っけて話せるけど、例えば政務に関しては、こういう懇談にしたいというご趣旨ですか。
(答)例えばですね。
 
(質)その意味というのがよくわからないんですけど。政務と公務を分けるということ自身がよくわかりませんが。
(答)どうも名古屋市はそういうふうにやっておられるようでありますし、それから政務については知事の職として何かやるような話ではないので、それは懇談会でお話をすればいいかなと思っているものです。
 
(質)だから、名古屋市がやられていても三重県は名古屋市の属国でもないので。
(答)もちろん違いますね。
 
(質)逆に言ったら、それも多数派ではないと思うので。普通、県内市町村、町長さんは定例会見をやっていないですけど、市長レベルの会見だったら当然、定例会見一本で、そこで政務も公務も話しているんですね。それから言ったら、知事だけが公務と政務を切り分けるということが一つわからないのと、それと少なくとも一部非公開的な形でされるということは、逆に言ったら、県民の知る権利なりを阻害する部分もあるので。知事の場合は、前知事の鈴木さんと違って、これはオンレコでも構わんというふうにおっしゃっているので、そこの部分は評価しますけど。ただし、本来的に知る権利ということで、三重県がやったのは12億の裏金を作った時に、じゃあ県政の再生は何かと言った時に、情報公開だということでガラス張りの県政をして新しい命を吹き込んだわけですね。だから、これを政務と公務とかいう形で、当時の北川知事とか、あと歴代の、今の一見知事に至るまで全部、定例会見一本の中でやってきている。それを分けるということは、せっかく再生した新しい命をかき消すか、あるいはちょっとぼやかしてしまう感じになるんですけど、その辺いかがですか。
(答)政務会見、公務会見両方ありますけど、公務の、私これ会見ですので、そこで政務について答える必要性はないのではないかと思っています。ただし、皆さんからご質問があることでもありますので、そういった事案については懇談会でお答えをすればいいのかなと。それについてもオンレコで結構ですというふうに申し上げておりますので、そこで必要であればご報道いただくという形で、情報の透明性というのは確保できていると思います。政務については、必ずしもこれ答えなければいけないものではないとも考えておりますので、そこについて必ずしも公務会見でお話をしなきゃいけないものではないと。それから、名古屋のお話は一例で挙げただけですので、別にそれに従わなきゃいけないというようなものではありません。
 
(質)だから、定例会見は公務であると任じていられること自身が、普通は、今までの歴代県政の中ではそういう考えは、どなたもされていないし、表明もされていないんですね。それは今の一見知事のお考えであって、それが果たして正しいのかどうかというのはよくわからない。ただし、一見知事は定例会見は公務を語る部分だと、そういうふうにお決めになっているわけですね。
(答)そうですね。何かの法律に反しているのであれば、そこは変えていかなきゃいけないとは思っております。
 
(質)法律はないです。
(答)そうですか。
(質)ただ、慣例主義なんで。歴代県政は、定例会見で政務も語っていると、そこを飛び越えられるので、じゃあそれはなぜかという話になっている。
(答)語らないわけではなくて、場合によって、ものによりますけれども、その懇談会でお話をするということを申し上げているわけです。
 
(質)ただ、懇談会と定例会見は、さっき申し上げたように会議録もなければ、生でライブ中継もされないんで、そこのところというのがダイレクトな情報じゃないじゃないですか。すでに定例会見でダイレクトのものが保証されているなら、そこで本来語るべきだと思いますけど。
(答)それは考え方の違いですね。
 
(質)いやいやいや。
(答)オンレコでいいと思います。
 
(質)他県の県政記者クラブ、都道府県記者クラブとかあっても、それは大半がそうされているということが、逆にそういう方向で、政務だからじゃあ懇談で、ある意味、一部非公開でということがオッケーされていることではないじゃないですか。
(答)大半が、というのはどのぐらいですか。
 
(質)数は調べてない。でも、過半数以上があると思います。
(答)そうですか。思われるということですね。
 
(質)第二県政を作る時に、私、全部47調べましたから。
(答)わかりました。いずれにしても、そういう対応させていただきたいという、私どもからの提案であります。
 
(質)これは変えられないんですね。このまま押し立てられるだけですね。
(答)いえいえ、それは皆さんからご意見をいただいて、どういう形がいいのかというのを決めていけばいいと思っています。
 
(質)お忙しい知事で15分の申し入れも10分に切られて5分カットとか、そういう非常に歴代知事の中で一番お忙しいかもしれないので、そこからいくと敢えて第1週と第3週に定例会見が終わって5分ないし10分時間を取るということ自身が、ちょっと時間的な配分としても矛盾があるとは思いますし、だいたい定例会見って、ぎりぎり1時間使うこともないですから、その定例の中で、例えば20分で切って、あと10分やられても構わんと思うので、むしろ定例会見を屋上屋を重ねるような形で懇談とか別の作るんじゃなくて、やっぱりこの中で言っていただくというのは、第二県政記者クラブとしてはそういう要望をさせていただきます。
(答)ご意見として承っておきまして、良い方法を三重県人として考えていったらいいんじゃないですかね。
 
(質)三重県人の知る権利を守ることが県政の基本だと、それが歴代県政でやってるんで、そこを飛び越えるならそれなりの理由付けが必要だと思います。
(答)はい。情報については、いろんな提供の仕方があると思いますが、皆さんのご意見を承りながら決めていくと。それが三重県のやり方だと思いますけどね。
 
○10月補正予算
(質)昨日、補正予算が議会で可決されましたけれども、その中で県民の生活支援の関係でポイント還元というのもありましたけど、委員会等の議論を見ていると必ずしもポイントだけではなくて、紙による発行といいますか、それについても言及があったんですけれども、当初、補正予算案の説明の時には、ポイントだけでやるというふうなお話だったんですね。それが、急に紙でもというふうなお話が出てきたもので、何か考え方の、高齢の方からは利用しにくいとか、そういうようなことを受けて変更されたのかなと思ったんですが。
(答)その部分はすいません、私、聞いていませんでしたので、わかりますか。
(答:環境生活部)担当の方からさせていただきます。高齢者の方とか、そういうデジタルコンテンツに慣れていない方、また、ポイントを使えることができないような方のために、通常の商品券とか、そういったものにも対応できるように今検討しているところです。
(答)答弁では、それを検討しますと言ったんですかね。
(答:環境生活部)そうですね、今、これから制度設計の中で詳細を詰めていくことになりますので。
(答)ということで、ポイントと聞いていましたので。ただ、そういう声があれば対応した方がいいですね。
 
○「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」
(質)同じ昨日の本会議の中で、ビジョンとプランについても可決されたと思うんですけれども、これまで長い時間かけて議会の中でも議論されてきて、パブリックコメントだったり、議員さん、県民の方からいろいろな意見を伺った中で、昨日可決されたと思うんですけれども、まず、昨日可決されたことを受けての知事の受け止めというか、お願いします。
(答)ビジョン、プランにつきまして、私が就任をさせていただいてから、さまざまな議論をしていただいて、今回、議会で可決いただいたものというふうに考えています。そういう意味では、議会からもご意見を頂戴しましたし、またパブリックコメントでも多くの意見をいただきました。それを全てというのは難しかったと思いますけれども、取り込みながら、三重県民の皆さんが幸せに暮らしていける県づくりのための一定の計画、長期計画と中期計画ができたと思っております。全ての人がそれについて、これでいいんだということはないとは思いますけれども、今後、場合によって見直すことも含めて、計画に基づいて県政を進めていきたい。そういう意味では進めていく海図というのか、羅針盤というのか、海図ですかね。それができたことについては、率直に県民の皆さん、それから県議会の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。
 
(質)具体的にいただいた意見の中で印象に残っていることだったりとか、今後、反映させていきたいことだったりとかはありますでしょうか。
(答)重要行政指標KPIを今回作りました。その中身について、こういうやり方の方がいいんじゃないかというような、具体的なご意見も頂戴をしました。そういったものについては、なるべく反映してきたと、できるものは反映したというふうに記憶しています。それ以外についてはたくさんの意見をいただきましたけれども、例えば子ども施策について、重点化をすべきであると、もっと強化べきであるという声もありました。それから、観光施策についても、今までのやり方をさらに前に進めるべきであるという声もいただいております。さらには、人口減少の対策については、今まで問題点として何度も指摘をしてきたけれども、それを正面から受け止めてやってもらえるというのはいいことだという声もあったかと思います。賛否両論、さまざまありましたけれども、そういった声を踏まえて、これからの県政、しっかり対応していきたいと思います。
 
(質)ありがとうございます。
 
(質)大丈夫でしょうか。じゃあ、ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
 

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