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令和05年04月21日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年4月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・G7三重・伊勢志摩交通大臣会合の会場決定並びにクリーンアップ運動及びウェルカムフラワー運動等について(発表)
・令和6年度国への提言・提案について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・統一地方選挙
・新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対応
・大台町長との円卓対話
・県と市町の関係
・新年度の県庁の組織体制

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は2点申し上げたいと思います。一つはG7の関係であります。今日からバックボードもG7のバックボードに変わりました。G7の交通大臣会合の開催まで今日で58日ということになりました。今日、国交省から会場について、志摩観光ホテルに決定をしたという連絡がまいりましたので、皆さんにご報告をさせていただきます。去年の10月に斉藤国土交通大臣にもお越しいただきまして、安全かつ静かな環境で交通大臣が会議をやれるというのにふさわしい開催地であるということも発言をされておられます。そういうことで、このホテルが選ばれたということやと思います。志摩観光ホテルに決定をしたということです。それから、G7の関係で、私の方から三つ気運の醸成等に関しましてさまざまな行事、運動が行われますので、それをご報告をしたいと思います。一つはクリーンアップ運動ということであります。G7各国の皆さんを、これ大臣だけではなくてマスコミの方もそうですけど、ごみがない明るくきれいな町でお出迎えをするということで、伊勢志摩地域の4市町でクリーンアップ運動を行うことになっております。それから、このクリーンアップ運動、4月から6月なんですけど、5月からウェルカムフラワー運動というのもやるということで、花を植えましょうということで、ここにありますような花を植えるということであります。この二つの運動を現地で展開をするということです。それからもう一つ、G7給食です。この会見でもご質問いただいたところでございますけども、これは4月の26日から鳥羽市内のすべての小中学校と幼稚園で、G7各国料理をアレンジをした給食が開始予定。イギリスのフィッシュアンドチップス、フランスはポトフで、ドイツはトマトのスープ、日本、味噌汁とこういうことで、これはG7給食というのかどうかというのは、日本はありますけど、他の国の食事を子どもたちに試してもらいたいということで、鳥羽は4月26日から開始。他の市町も開始をしていただけるようで今検討していただけるということでございます。また詳細ご質問、どういう日程でやるのかみたいなことは担当の方からお話をさせていただきますので、後ほどご質問いただければと、もしくは会見が終わった後でも結構です。会見中ですと担当の方からお話をするということになります。会場決定しましたので、さらに気運が高まってG7が志摩で開催を、交通大臣会合開催されるというのが地元でも、また気持ちを共有していただいて歓迎の気運を高めていただきたいというふうに思っております。以上がG7の関係です。
 
2点目は、これ毎年行ってますけど、国への提言・提案活動です。4月の25日から26日にかけて国への提言・提案活動を実施すると。手元に提案書も配布してあると思いますけども、例年やっているものですけれども、今年は少子化対策を含みます人口減少対策についての提言でございますとか防災減災、あるいは観光の関係、それから犯罪被害者支援、こういったことを提言をしていきたいと思っています。大臣の日程はなかなか国会開催中でもありまして、まだこの時点では取れていないということで、アプローチをしているという状況です。大臣だめなら副大臣、政務官というのもあると思います。事務方にはきちんと話をしてこようと思っているところであります。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合の会場決定並びにクリーンアップ運動及びウェルカムフラワー運動等について(発表)
(質)この会場の決定ですけれども、これは事実関係になると思うのですが、この会場に決定をしたというのは、主語としてはどこが決定したという形になりますでしょうか。
(答)国交省ですね。国交省が会場決定をしたということであります。今日、会場決定したと事務方宛てに連絡が来たということです。
 
(質)その決定の条件なんですけれども、先ほども斉藤大臣が視察された時の言葉は紹介されましたけれども、何か県としてどういう部分が評価されて、どういう基準で選ばれたか聞いていらっしゃる部分があれば。
(答)一番大きいのは、前回のG7の時に首脳会議が実施をされたということで、会議運営の容易さというんでしょうか、あるいは安定性みたいなところもあると思いますけど、実際に会議が大臣級でしっかりできるというところと、それからあとは警備だと思います。警備の実績があるというところではないかというふうに思っております。
 
(質)関連ですけれども、これはエリアの他のホテルが選ばれる可能性というものはあったんでしょうか。
(答)全くないというわけではなかったというふうに聞いてます。
 
(質)あとこのG7会議もう1点私からお伺いしたいんですけども、ウェルカムフラワー事業ですけれども、とてもきれいな花だと思うんですが、それは日本固有の品種を使った展示であるとか、そういうふうなアイデアというのはあったのでしょうか。
(答)どうですか。特になかった。
(答:雇用経済部)日本固有というわけではなくて、美しい花を、ご用意できる花をという形で対応させてもらったというところでございます。もちろん、花はできる限り三重県産をご用意したいと思っています。
 
(質)さっきの給食の話でお尋ねなんですけど、鳥羽市から徐々に他にも広げていきたいということでしたが、これは29市町みんなで1回はやってもらいたいぐらいの感じなんですか。そこまでではない。
(答)29市町までは広がらないんですかね。
(答:雇用経済部)できる限りという形でお願いしたいなと思っております。先行的にもう発表されておいでですのが鳥羽市さんですので、今回ご紹介させていただきました。
 
(質)これでホテルも決まったわけですけど、会場も決まったということで、今後、経済効果といいますか、二つあると思うんですが、会合がある間はなかなかちょっと一般の観光客の方は規制がある一方で、ただこれだけ伊勢志摩が注目されるという局面もそうはないのでPR効果はあると思うんですけど、その辺り観光といいますかその辺の経済効果というのはどういうふうに見ておられますか。
(答)前回のG7の各大臣会合で10億から30億円程度あったかと記憶してますけども、効果があるというふうに評価といいますか、計算をされてますですし推計されてますしね。今回もマスコミへの露出がどのぐらいかというので、計算、効果は変わってくるかもしれませんけれども、いずれにしても数字を上げるというよりは、多くのところで三重県が露出をするという意味での効果は非常に大きいと思います。一つ我々検討しておりますのは、外国のマスコミに三重県が露出をしたいということで、先日、国交大臣に要望を持っていったときに、各国の大臣が三重県のパネルを見ていただいたり、三重県の食べ物を食べていただいたり、そういったところを各国のマスコミに取材をしてもらう、あるいは画撮りをしてもらうようなところをお願いしますというのを言ってきました。それを実現をしていただきたいと我々は思っています。加えて、国内でも皆さん方にも報道していただくということによりまして、国内の多くの方に伊勢志摩の魅力を発信していただければというふうに思っていますし、私たちも一緒になって努力をさせていただきたいというふうに思います。国の内外から多くの人にこの会議が終わった後に、前でもいいんですけど、伊勢志摩あるいは三重県を訪れていただきたいというふうに考えております。
 
(質)先日、和歌山で岸田首相を狙った事件がありましたけれども。
(答)G7の関係。
 
(質)G7の件で、今回ホテルも決まったということですけれども、警備体制というところはどのように考えていますでしょうか。
(答)先日も三重県警が訓練を公開でやったというふうに聞いております。あそこの場所が警備しやすいかどうかの話はまた横に置いておきまして、前回の首脳会議の時に、7年前ですけれども、しっかりと警察と海保で連携をとって警備をしていただきました。今回もそういう意味では2回目、慣れた場所でありますので、警備についても万全を期していただけるのであろうと考えています。
 
(質)今日、市民の関わり方としてこのクリーンアップ運動とかご紹介いただいたんですが、当日だったり、あとG7にいらっしゃる、まさに大臣ですとかその方たちとの市民の交流も予定はされるんでしょうか。
(答)まだ確定していないと思いますけれども、例えば学生さんとか、交流までいけるかどうかわかりませんけれども、例えばいろんなイベントをやっていただいて大臣見ていただくとか、そういったことは実現するといいなというふうに思っておりまして、国とこれから調整をしていきたいと思っております。
 
○令和6年度国への提言・提案について(発表)
(質)国への提言・提案の関係でお伺いします。今年のものではなくて、昨年度も同じような形で提言・提案されていたと思うんですけれども、昨年度要望したものが反映されたもの、生かされたものというのがありましたら、ちょっとまずお伺いできますでしょうか。
(質)そこは今集計手元にはありませんので、私の記憶の限りで申し上げますけれども、春と秋要望いたしました。特に秋、春もあったかもしれませんけど、やっぱ人口減少対策について小倉大臣に要望させていただいて、医療費の関係を要望させていただきました。18歳まで無償というのを全国でやっていただきたいと。今回、子ども政策、3月末に取りまとめられまして、その部分は残念ながら盛り込まれてないので、我々は引き続き要求していきたい、要望していきたいと思いますけども、一部、現物給付の場合の国民健康保険のペナルティーの部分は解除するということになっていますので、子供の施策、これはどちらかというと三重県が要望したからというよりは全国で大きな動きがあるということで実現をしていったものであるというふうに思っています。それから、観光の関係についてもさまざまな要望してまいりました。これは観光行政、国でも実施をしてくれているので、これとの関係でいうと我々が要望したからということではないかもしれませんけれども、高付加価値の富裕層向けのインバウンドの観光地、日本で11カ所選定されましたけれども、その中に伊勢志摩、その周辺地域というのが選ばれておりますので、我々が活動してきたことは決して無駄ではないと、成果に結び付いてるのもあるというふうに考えております。
 
(質)そういう意味では、今年度の要望についても、やはり実現される部分ていうのが非常に期待されているところは大きいということ。
(答)そうですね。防災減災も含めてですね。防災減災まだ形になってないところですので、個々の要望もしていきたいと思ってますし、犯罪被害者支援についても要望させていただきたいと思っています。
 
(質)各論ですいません、20ページの7番のリニアのところなんですけれども、先日、JR東海さんの方が2023年のアセスはもうできませんというそういうことを発言されているわけですけども、そうした中で国への要望は2020年から着手できるようにJRに指導しろという内容になっていますが、これは何かどのような狙いがあるのでしょうか。
(答)早ければ、こないだもぶら下がりの時に申し上げましたけど、リニアについては難しいところもあるのも承知はしております。ただ、早い時期に対応していただければ開業も早くなると思いますので、ぜひその辺りはJR東海さんと国で話をしていただいて、時間的に早めに着手していただけるとありがたいということで書かせていただいているものです。
 
(質)重ねて伺います。これは元々とこの文面で用意してたので、JR東海が表明したからといって変えなかったものなのか、それともJR東海が表明したからあえて書き加えたのかそこはいかがでしょうか。
(答)どちらかというと前者ですね。あえて書いたということではなく、以前からこれでお願いしていますし、我々としては1日も早い開業していただきたいというところに変わりはありませんので。
 
(質)資料いただいたばっかりでというところではあるので。
(答)またじっくり読んでいただいて、ご質問いただければと思います。
 
その他項目に関する質疑
 
○統一地方選挙
(質)よろしいですかね。ではその他のところでお伺いいたします。津市長選と鈴鹿市長選が今やっておりますけれども、出陣式だったと思いますが、現職の両陣営の方に知事は顔を出されて挨拶もされていたかと思うんですが、今朝の一部報道でもありましたけれども、この先日の県議選の時でも要望があれば為書きを出すというお話があったかと思うんですけれども、今回もこの両陣営に顔を出された理由というものがどういうものなのかということと、特定の陣営に顔を出して、そういう激励するというような行為は、一方の陣営を応援するというような形で、選挙の公平性とかも含めてどういうふうにお考えになるかというのお伺いできますでしょうか。
(答)応援出陣式に出席をさせていただくかどうか私もちょっといろいろ考えました。全ての出陣式に出るというわけではないのですけど、県議選は私は出させていただかなかったというところがございます。市長選に関していうと、つながりの深いというんでしょうかね。市長さん、例えば津でいうと、私の中学の同級生でもありますし、よく意見交換もしています。そういう意味では、前葉市長の出陣式に参加をさせていただきました。それから鈴鹿は私出身地亀山に非常に近いということもあり、また今鈴鹿市長は三重県の市長会の会長でもあられて、これも県政運営、日ごろからお話をよくさせていただいているということもありまして、鈴鹿市長の市政の運営にも共感するところがございまして、それで参加させていただいたということであります。一方の陣営に出陣式で出るということが、どのような受止めをされるかということは、選挙、投票される方の御判断であると思います。他の県の知事も県議選も含めてお出になっておられる知事もおいでになられます。それぞれのやり方かなということで、私は今回熟慮をしまして、今申し上げたような判断で出陣式に出させていただいたというものであります。
 
(質)この両陣営から、両陣営というのは末松市長と前葉市長、こちらお二人方の陣営からは出席の要請というものもあったんでしょうか。
(答)正式な意味での要請ということというよりは、私が例えば出陣式に出させていただくということでご迷惑でしょうかということをお伺いしたところ、ぜひ来てくださいということなんですが、それは要請と言うかどうか。そういう経緯です。
 
(質)それでは、その他の部分でございましたらお願いいたします。いかがでしょうか。
 
(質)一応ちょっと確認なんですけど、反対の陣営のお二人からはそれぞれ要請などは特になかったということでいいんでしょうか。
(答)ないですね。
 
(質)その他いかがですか。
 
(質)今回の統一地方選はまだ続いていますけれども、昨日、東員町と朝日町の町長が決まりまして、それぞれが無投票で4選、再選ということになりました。今回、津市長選は12年ぶり鈴鹿市長選も8年ぶりの選挙戦ですけども、なかなか選挙が無投票のことが多かったりとか、あるいはその何年ぶりというのが多いという現状について、どのように受け止めていらっしゃるか教えていただけないでしょうか。
(答)民意を反映するという意味では、選挙が行われる方が一般論としてはやっぱり望ましいのではないかと思っています。町村長選をこう見てみますと今回、朝日町と東員町が無投票ということでありますけど、全国的に見ると、1980年代に町村選は無投票の当選が56パーセントぐらいだったんですけど、今も大体56パーセント。無投票当選率一旦下がったということは投票は結構あったということではありますけれども、そんなには結果だけ見ると、途中でただ2000年代とかは40パーセントの無投票当選ですから、こういった形が望ましいんだと思います。ですから、有権者、特に若い人かもしれませんけど、若い層に町長や村長、市長もそうですけど、目指していただくということを機運として盛り上げていくというのがあるかなと思いますね。で、町村議員の方が無投票当選率がだんだん高くなってきている。これも前回申し上げましたけれども、様々な要因があると思います。選挙への参加をしたいという若い人が、やっぱり少なくなってきているというのもあるかもしれませんし、例えば収入の問題というのもあるのかもしれません。その辺は今どういった形で、選挙に出る時に、兼業というような話もありますけれども、そこの基準を少し見直そうというのを国で考えておいでになるので、無投票当選率が下がっていくというような形で、国で制度設計をしていただいているのではないかと思います。
 
(質)その他いかがでしょうか。
 
○新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対応
(質)全く違う話題なんですけど、コロナの5類移行後の対応についてお伺いしたくて、昨日その対応方針をまとめられて、幅広い一般の医療機関でも受け入れるということになってます。で、直接私が取材したわけじゃないので分からないんですけれども、例えば神奈川県とかでは、どうやら新たに受け入れる医療機関に追加の診療報酬みたいなものを払ったりですとか、他の県では当面の対応として防護服の提供とか、そういった後方支援的な役割を県が担っているというふうに聞いているんですけども、三重県としてこの今後の医療提供体制の拡大に向けた具体的な支援というものを検討中なのか、何かそういったものがあれば教えていただけますでしょうか。
(答)今、三重県医師会、それから郡市医師会に診療していただく診療所の数を増やしてくださいと話をしているところでありまして、そこから今後になると思いますが、要望が出てくれば対応していくということになります。具体的な要望が出ているという話は、まだ聞いておりません。診療報酬について、まだ確定していないというふうに聞いてます。これは国からそういう話がやがて出てくるということなんですけど、これがある程度確定していかないと診療する診療所の数がどうなってくるのかというのは、それに左右されるところがあるというふうに聞いていますので、若干時間はかかると思います。先ほどお話をいただいたような要望が出てくれば、我々に対応できるものがあれば対応していくことになると思います。
 
(質)当然、お金とかがかかってくる話なので、要望でも、応えられるものと応えられないものというのがあると思うんですけれども、具体的にどういったものであれば、県としては協力できる構えがあるのか、想定を教えていただけますでしょうか。
(答)担当部局と今、その話をしているわけではないので、話をしていくとまた変わってくるかもしれませんが、例えば装備品の関係でありますとか、そういったもので金額にもよりますけれども、対応できるものは中にあるかなという感じはしております。
 
(質)その他いかがでしょうか。よろしいですか。
 
(質)5類移行後のことでもう一つちょっと確認させてください。大規模接種会場みたいなワクチンについては、今後は県としては一切設けないという方針になるんでしょうか。それとも今後もある。
(答)確定的に決めているわけではありません。これから感染がまた少なからず想定したくない話ではありますけど、爆発的に増えてきた場合に、爆発的と言わなくても、かなり増えてきた場合にすらあるかもしれません。今のところは考えてないです。
 
(質)状況によってはまたあるかもしれない。
(答)そうですね。状況次第ですね。
 
新型コロナウイルス感染症の全数把握
(質)全数把握の関係なんですけど、コロナが県によっては全数把握のみは続けようかという声があったり、いやそうではなくて定点観測でというような声もあったりするようですけれども、知事として今後の公表の仕方について何かお考えの部分や方向性がありましたらお願いします。
(答)定型を今持っているわけではありませんけれども、谷口先生なんかと話を以前からしておりますと全数把握というより、定点観測の方に移行していく。それは感染症の広がり具合なんですけども、5月4日以降、そんなに大きく増えていかないならそちらの方向というのはあり得るんじゃないかなと。これも私見ではありまして、公式な見解というわけではありませんけれども、そういう思いを持っております。
 
(質)他、よろしいでしょうか。では、第二さんお願いいたします。
 
○G7三重・伊勢志摩交通大臣会合の会場決定並びにクリーンアップ運動及びウェルカムフラワー運動等について(発表)
(質)交通大臣会合の関係で、前ちょっとそれは検討しているみたいなお話だったんですけど、配偶者プログラムは今回やられないんですか。
(答)そこは国とは、もしあればということは話をしているんですけど、結果来てますか。
(答:雇用経済部)お話はまだ来ておりません。私どもに対して、配偶者プログラムをやる、やらないの話は来ておりません。
(答)以前、担当の局長級と私話した時に配偶者を連れてこられるかどうかにもまずよるということで、それぞれの各国と調整を国交省がしているということは聞いておりました。まだ確定してないってことなのかもしれません。来られれば、我々としては場合によってどこかにお連れするというのはあると思いますが、各大臣会合なものですから、特にそれもG7であると、お連れにならないケースが結構多いですね、首脳会議とは違いますので。
 
(質)仮に連れて来られて、何人かいらっしゃったら、それはそれで別プログラムで地元の何かご案内するとか、そういうことも急遽あり得るということですね。
(答)あり得ると思います。特に子どもたちとの触れ合いとか、そういったことはあるんじゃないかなと思います。
 
(質)ただ、現実問題その警備体制とかになると急にそういうプログラムできても、なかなかやりにくい面があるんじゃないですか。
(答)一定のやはり時間というのは必要ですので、2週間か3週間。そのぐらい前には確定しないと駄目だと思いますね。
 
○令和6年度国への提言・提案について(発表)
(質)あと国への要望のリニアなんですけど、要望で従来の方針を変えないというのは、それは関係自治体としたら当然の話で、旗を降ろさないでこの形が理想であろうとなんだろうと、うちとしては望ましいという意思表示だとは思うんですけど、現実の見通しとして、JR東海さんがああいうことを言われていると結構難しくなっているんですけど、今回もともと藤原さんがああいうタイミングで言われたというのは何か、例えばかなり名古屋以西の着工を言われてた荒井さんとかが知事から落選されたからとか何かそういう関係はあるんですか。
(答)いや、そこはないんじゃないかと思うんですね、全体のスケジュールが名古屋以東の関係で残念ながら以西も影響を受けたということかなと推測はしてますけど、正式にうちに説明をいただいているわけではないので、また話合いをしてお考えも承りたいなとは思っています。
 
(質)流れとして、荒井さんが初めて名古屋市以西を先にやったらという話を出されて、昨年に岸田さんが三重県に来られて、それもあり得るというふうなことでおっしゃったと、そこでそれもあるかと思ってたんですけど、財投が入ってない時のJRさんが言われるのは勝手ですけど、財投入れている以上、そう簡単にJRさんだけの意思ではいかないと思うんですけど、その辺知事はどうお考えですか。
(答)まず前回総理お出でになったときに、名古屋以西で先にということはおっしゃってなかったと思います。荒井さんも最近以前そうおっしゃっておられたように承っていますけど、最近あんまりそこはおっしゃってないというふうに思います。で、JR東海さんとしてアセスを遅らせるというふうに考えておられるということなんだろうなと思いまして、最終決定かどうかは私どもよくわからない、先ほど申し上げましたように、まだ状況を聞いていませんので、最終決定かどうかはわからない。従って、我々としては引き続きこういう要望をさせていただいているというところでありまして、今後財投入っている入っていないに関係なく、やっぱり重要なプロジェクト、国家的なプロジェクトですから、そういう意味でも国との調整、国交省なり場合によって官邸との調整というのは出てくるんだろうと思います。最終的にアセスを遅らせるということになればですね。我々としてはなるべく早くやっていただきたいというのを以前と同様お願いしていきたいと思っています。
 
(質)答えはたぶん大体わかるんですけど、要は2027年、東京名古屋がある程度遅れると、ただし2037年の全線開通は間に合わせたいよねと。そこのところをはしょってでもやろうよという旗があるわけじゃないですか。でも、それもその全体で23年の三重県とかを含むアセスがある程度遅れるとなると結構危なくなってくるじゃないですか。それについてまだやっぱり2037年にうちは絶対やるんだという旗は降ろさないんですか。
(答)そこはぜひやっていただきたいと思います。ただ、現実問題として、例えば2027の名古屋以東が遅れてしまうと、例えば工事機器・機械の関係とか、あるいは要因の関係で西の方が遅れるというのはあり得るかもしれないとは思いますけれども、だけど、名古屋以東に名古屋以西が影響を受けないように、ぜひしていただきたいなという思いはあります。
 
○大台町長との円卓対話
(質)あとは先週、大台町で円卓対話されましたけど、あの時に林業アカデミーの関係で大台町長ができれば新人養成課程もみたいなことをおっしゃって、知事の方からもともと林業アカデミーはそんなに既存の林業技術者のスキルアップとか、あるいは林業経営とか、その辺をやるふうなどっちかというと初心者向けじゃないんで、ということをおっしゃって、ただ初心者のそういうものの受入れについても検討云々とかという話でしたが、もともと林業アカデミーは奈良県さんが一番先に進んでて3県知事会議のときに奈良は新人受入れがあるので、三重県で仮にそういう新人でいきたいという人は、奈良の方に入ってもらって、あと熟練者の部分を三重県は受け持ちますと、この3県知事会議の中でそういう話が出て、そこから林業アカデミーが始まってるんですね、そことの兼ね合いというのはどうなりましたか。
(答)そこの部分を私は聞いていなかったので、ですが今お伺いして実は三重県でも新しく入ってこられた方を機構でしたかな。機構で訓練をするということは考えてますので、三重県の中でアカデミーでやるところと、それ以外のところでやると、そういう分業でいいんじゃないかなと思いますけどね。
 
(質)だとすれば、フィールドの場として大台町を使うと、その時に分校か分教室か何かわからないんですけど、現地に大台とかで、別に大台に限らなくて他の多気町でもいいんですけど、そういうところに分散させてやるという可能性はあるんですか。
(答)分校を設ける必要があるかどうかっていうのもちゃんと検討せんとあかんと思いますので、まずはその大台町のフィールドで研修でありますとか、あるいは授業のプログラムというのができるかどうかというのをの検討に入るということから始めていくということになると思います。
 
(質)前知事の時代にかかわることなので、一見知事にどのくらいご存じなのか、責任があるとか、ないとかの話ではないんですけど、林業アカデミー、もともとつくるときに、林業研究所の施設をつくるから、あそこの白山町に建てるという話だったんですね。ところが、開校してみたら人数が多くて、結局嬉野公民館使ったりとか、必ずしも白山使ってなかったんで、県議会の方で一般質問が出て、移動講座はだめだという話になって、結局今回の新校舎建てているじゃないですか。だとすれば、あえて白山町にもともと計画はですね。白山町に建てるときの意味がもう崩れているので、本来的にはじゃあ大台とか多気とか、もっと森林現場のフィールドでという話もあったと思うんですけど、その辺の経緯はお聞きになっていますか。
答)そこちょっと聞いてませんので、どんなやりとりが今まであって、どういう結果だったのかというのは聞いてないですね。また聞いておこうと思います。
 
(質)せっかく建てるなら別にあえて白山町。もともと根拠が違っているんで、あの研究施設を使おうって言うからやってたんだけど、そうでなくなっているんですね。
答)それはそうかもしれないですね。
 
(質)その関連といっちゃあれですけども、宮川の流量回復ってずっと出てるじゃないですか、某県議というか西場さんがよく流量回復と言われているんですけど、知事もあの時に県庁内で流量の回復の検討会をつくっているとおっしゃっていたのですが、これは実際つくられてどういう要望をされているのですか。
(答)要望というか検討ですよね。ダム直下で0.5。それで良いかどうかということを今検討しているというふうには承知をしています。
 
(質)それは中部電力さんも入られて。
(答)県庁内だけです。
 
(質)県庁内だけ。
(答)はいそうです。
 
(質)これ結局権利者は中電さんなので、そこへお願いをしないといけないわけですよね。(答)はい。
 
(質)それは是なんですか。
(答)そこは中身次第ですね。0.5ということであれば、中電さんと一応それはできるということになっていると承知しています。
 
(質)0.5はできると中電も言われているんですね。
(答)だと思います。そこはそういうことでいいかな。これを増やしていくということになるとお願いしていかなきゃいけないということだと思うんです。
 
(質)普通客観的に考えて水力発電事業を中部電力さんに売って、向こうは向こうで当然発電を起こさなかったら買った意味がないので105億でしたか。尾鷲湾の方で宮川ダム湖から水を落として発電すると、宮沢ダム湖から水を落とすなというのは、この流動回復も含めての話ですよね。アユの遡上の問題とか。売ってから、流量を回復するとか、ダム湖からは尾鷲に水を落とすなというのはちょっと契約上違うと思いませんか。
(答)だと思いますね。だから、事前にきちんと議論をしてそういうことでいいだろうということでやったんだろうと思いますが、ただ事情変更というのはありますので、今となってどうだろうというのを、もう一回白地で議論をしてみて、交渉ができるかどうかということも考えるというのは全くやってはいけないことではないというふうには思いますね。ただ、相手のことを考えると、えっていうことにはなるだろうなという気はしますけれども、それでもお願いをしていく必要があればお願いするということだと思います。
 
(質)議事録調べたら3回契約やってるんですけど、その時の議案全部全会一致なんですね。ということは西場さんも反対してないわけです。そこ自己矛盾を起こすんで、仮に中電さんが訴訟を起こした場合は、西場さんはお金を払うんですかと聞いたんだけど、西場さんはそんなことはとおっしゃっていましたが、おっしゃったようにそこは無理があるけど、契約上確かにちょっと無理があるけど、ただ話し合える分ならその状況も違ってくるので、続けていきたいというそういうことですか。
(答)恐らく推論というのがあって、それ実はやってみなければわからないということだったんじゃないかと思うんですよね。やってみたら少ないとおっしゃっている方がいて、今県の中では本当に少ないかどうか、それでだめなのかどうかということを検討しているということですね。本当にこれはやっぱり少ないからだめだよね、アカンなという話になったらお願いをしていって、それを向こうはいやいや、そうはいっても契約はこうですからとおっしゃるかもしれないし、そこは今後の話ということですね。
 
○県と市町の関係
(質)さっき出ていた東員町と朝日町それぞれ町長選がありまして、無投票だったんですけど、この両町長への期待みたいなのはありますか。
(答)今まで円卓会議は東員町やらせていただいて、朝日町はまだだったと思うんですけど、これからお話をさせていただきますけれども、両方とも北の町でありまして、人口は若干減っているところもありますけれども、ある程度維持をしていって、子育て対策もやっていただいているということですし、農業についてもしっかりとやっておられますので、これから県としても期待をしているところです。町政運営につきましては、特に人口減少対策に関して両町とは意見交換をこれから密にしていきたいと思っております。
 
(質)その県と市町のあり方なんですけど、平たく言えば全般に北勢にある市町というのは、どっちかというと、もう独自でやっていくから、あまり県に口を出してほしくないんだという姿勢が全般に強い感じがして、その急先鋒なんか東員町長の水谷さんなんかそうですよね。町村会等の集まりでも、県は余計な口出しするなと。見ててくれて、許認可の関係で手伝ってもらうものがあったら、国の例えば農業関係の農転とか、そういうのなら協力してほしい。でも余計なこと口出しするなという風なタイプじゃないですか。そういうのからいくと、そういう市町の方が県にとってはいいのか、あるいは言葉は悪いけど何でもかんでもその県頼みという市町も中にはあるじゃないですか。その辺どうバランス的に知事は考えられていますか。
(答)なかなか難しい質問ですけど、県としてどれがいいとかそんなんじゃないと思うんですよね。様々な要望されるのは、それはそれでその町としてあり得る話ですし、それから今おっしゃった東員町さんがそうなのかっていうのは、横に置いておいて、仮にそういう風な言い方をされるところがあるのは、それはそれでそういうものだと思っております。だから、それぞれへの対応というのは県としてあり得るんだと思いますけどね。それぞれの対応というのは、例えば後者みたいな話があるのであれば、県として要望を受けた部分をしっかりやっていくという、それ以外の部分については我々に任せておいてくれというんなら、それはそうですよねということで対応していくということですね。
 
(質)知事の姿勢として、北川さんなんかは自立した市町村が必要だということをおっしゃって、できるだけそこは各市町村が自分で考え、行動してなおかつ予算も自分のところである程度作り出してもらって補助的なものを県がやるとか、国がやるとか、そういう自立した市町村というようなことをおっしゃっていたんですけど、知事はそういうお考えはないですか。
(答)いや、基本やっぱり自立していただくのはいいと思いますけど、だけど県もそうですけど、今の日本の制度で財源が県に潤沢にあるかというと、そういうわけでもないですよね。県独自の税制もつくれるかというと、これは国全体でコントロールする話ですので、なかなか難しいところがあると思います。
 
(質)でも、産廃税と森林税を作りましたよね。
答)それは国の了解をとりながらつくっていくということですよね。
 
○新年度の県庁の組織体制
(質)新年度始まると事務がある程度各部新しくなったりとか、今年みたいに組織変えがあると滞るのはわかるんですけど、例えば環境生活部なんかは4月7日に弁護士相談とか、そういうイベントがあって、でもその資料というのは4月6日に出されるとか、そういうことがあって、これ毎年やってるんだけど、環境生活部で前年まではそういうことはなかったんですけど、部長や副部長とか課長が変わると何かそういうことが起きるんですね。それはある程度1週間とか1カ月とか様子見ろよという話もわかるんですが、その辺国はなんか1週間で全て把握しろって前の知事は言われていたので、できるだけそこは課長になったときに努力したとおっしゃっていたんですが、その国のやり方と地方のやり方と比べた場合、知事はどういうふうにお考えですか。
(答)スピード感が違うのはありますよね、国と県とですね。だからスピード感が違って許されるものもあるし、許されないものもあるだろうとは思いますね。三重県の職員は非常に真面目な人が多いので、わざと遅らせているわけではないと思いますけど、たまたまそういう事案が出てきたというのはあると思います。それはこれから改善していくということだと思いますね。
 
(質)わざと遅らせたというよりは、うかっとしていたということで、要は引き継ぎがうまくいってなかったとうことですね。
(答)そこは人事の有り様もこれからも考えていかないかんかもしれませんし、仮にそこをたすきがけみたいな感じで変える人と変えない人をやったとしても、それが出てくる可能性があります。だから、そういうその人事上のミスというのは、なるべくなくすようにしていくということだと思いますね。それは国でも起こり得ますよ、県だからということではないと思うんですが、少なくとも県民に影響を与えるようなことはなるべく減らしていかないということだと思います。
 
(質)どうも。
 
(質)よろしいですか。では、ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
                                                                                                                                                了

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
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