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令和05年06月05日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年6月1日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえ県民1万人アンケート(第1回)の集計結果の公表について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・Jアラート
・マイナンバーカード
・合計特殊出生率
・大雨に向けた県庁の体制
・こども誰でも通園制度
・知事定例記者会見の開始時間
・自民党県連定期大会
・秘書官のあり方
・人口減少対策方針最終案

発表項目等

(知事)皆さん、こんにちは。今日は私の方からの1点ご報告を申し上げます。みえ県民1万人アンケートの集計結果についてでございます。これにつきましては、1月11日から2月の8日まで調査をさせていただきまして、有効回答数が4,736ということでございます。有効回答率が47.4パーセントということでございますが、県内に住んでおられる18歳以上の1万人を対象にアンケートをさせていただきました。まず、ご協力をいただいた県民の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。集計結果でございますけれども、「生活の満足度」はここにございますように平均5.84点ということでございまして、内閣府が実施した生活の質に関する調査で、満足度は5.76とちょっと上ということですが、ほぼほぼ同じような数値ということになっております。満足度の高い分野、三重県の場合どこかということでございますけれども、「自然環境」、これは見ていただいたらわかるとおり、4割未満あまりということでございます。それから「健康状態」、これはストレスが比較的少ないということがあるのかもしれませんね。「医療サービス」、街中は病院とか結構ございますけど、地域によって違うやろなという感じはございますけれども、この3点が比較的満足度が高い分野となりました。満足度の低い分野、「移動手段」、「交通」これはいろいろなところで言われるところです。あとは「給料・報酬」、これはどこの地域でもそうだと思いますけれど、「家計と資産」、この2番目と3番目は同じような話かと思います。そして「災害への対応」、いくつかその中のポイントを申し上げますけど、「避難場所を知っている」これは結構高い比率83パーセント、84に近いですね。ただ「避難できると思う」は51パーセントです。これからその理由を私ども探っていかなきゃいけないんです。避難場所は知っていてもなかなか行きにくいとか、ご年齢もあるのかもしれませんし、ご自身でどんな想定を自分が置いておられるかにもよると思います。それから、「災害から身を守る備え」防災情報が提供されているかというと、これは受けたことがあるということですね。緊急アラートをも含めて、緊急地震速報も含めてだと思いますが。「災害への備えをしている」という方が24パーセント。これはもうちょっと上げていかないかんなというところで、引き続き市、町と一緒になって私どもも皆さんに呼びかけをしていきたいと思っております。続きまして、子どもの関係ですけれども、「子どもがほしい・ほしかった」ということで、これは72.8パーセントの結果で、これまでで最も低い結果であります。これは原因は明確にはわからないんですが、どういう答えが増えているかというと、「わからない」「不明」と答えた方が前回同じような質問をしているんですけれども、「わからない」「不明」と答えた方が14.4パーセントから、今回は23パーセントということで8.6パーセント増えています。これは推測でしかないんですけど、去年と今年どう変わったんやということですけれども、コロナの状況は少しずつよくなってはいますけど、そんなに変わっていないということを考えると、皆さん普段から最近は報道をよくしていただいている子どもの施策ですね。これは国あるいは県も最近言うようになっておりますけれども、さまざまな場所でそういう子どもを持つことについて、というそういったものに触れる記事も含めて機会が多くなってきたかなと。それで自分としてどうやろうというのを考えておられて、「わからない」「不明」とお答えになられた。まあ、今までやったら、わりと子ども欲しいねというので、マルつけられたんじゃないかなという気がしますが、これははっきりわかりません。これからいろんなところでヒアリングしたりしながら原因を探っていく必要があるかもしれません。言ったら、自分事として捉えられて、「わからない」「不明」ということになったんじゃないかと、これはあくまでも推測です。続きまして観光ですけど、「県にとって観光産業は重要な役割か」これは「そう思う」という方が多いわけであります。効果につきましても、これにございますような経済効果などなどということでございまして、道路の渋滞がおきるんじゃないかということをおっしゃられている方も4番目にあったりします。オーバーツーリズムのことを心配されている声もありますね。それから次がリニアであります。「リニア中央新幹線期待することは何ですか」ということであります。遠方移動の負担軽減、三重県は今新幹線ないですから、愛知県まで行かなきゃいけないので、大阪に行ったりですね。あとは産業活性化契機、あるいは観光客が増加する、これは想定をされているような答えが出ております。それから、「未婚の方」「結婚に対する考え方」で、「いずれ結婚するつもり」これは横ばいですね数字は。ずっと落ちてはきています。去年と比べると横ばいという感じになっています。その未婚の方は「結婚していない理由」というので、「出会いの機会がない」「理想の相手に出会えていない」「結婚するのはまだ早い」、3番目をちょっと置いておきますと出会いの機会とか理想の相手。これがいれば結婚するということですから、こういう機会の提供ということも我々は考えていかなきゃいけないのかもしれないなと思っております。この集計結果につきましては、この発表後ホームページに掲載をする予定でございます。報告書、これは県庁とか各県庁舎に6月下旬以降、配置をするということで、見ていただけるようにしております。この会見の終了後、政策企画部の方から質問をお受けするということにしてございますので、詳細についてはそこで聞いていただければというふうには思います、私から以上です。
 
発表項目等に関する質疑
(質)まず幹事社から。今月から幹事が伊勢新聞と東海テレビに変わりました、よろしくお願いします。まずアンケートの結果についてお尋ねしますが、満足度5.84点、これ1回目の調査ですけど、かつての県民幸福度としては6点台だったかなという印象があるんですけれども、それとは順当に比較できないかもしれませんが、その推移についてはどのように捉えていらっしゃるか教えてください。
(答)質問項目が違うので、単純に比較することはできないかなと思います。6.いくつと5.8というのは、そんなにも変わらんというのはあるのかもしれません。むしろ、同じ聞き方をしておる国の調査と比較すると、ちょっと高いかなという感じでありますが、10点満点でいうと、こういう数字になってくるのかなというところですね。いろいろご不満の点、これを見ると、ちょっと給料のところを別にしますと、確かに交通というのはなかなか三重県は自分で車を運転せんとなかなか移動できやんというのもありますから。それから医療サービスは実は高い方に分類されてますけど、地域によってはやっぱり診療所もないっていうのもあったりするので、満足度をこれから我々として上げていきたいなとは思っていますけど、国よりちょっと高い水準になっているというところで、このぐらいの数字なのかなという感じはいたします。
 
(質)回答率も47.4パーセントということで半数を下回っております。今回は1回目ということですけれども、今後定期的であったりとか、どのようなペースで続けていかれるのかどうかということを含めてお願いします。
(答)1万人アンケートやっぱ続けていくことによって比較ができるというふうに思っていますので、これ続けていくということでございます。有効回答率はだいたいたしかこのぐらいの数字ではなかったかなと思いますけども。
(答:政策企画部)前回の県民意識調査というのを11回やってた時は、平均がだいたい53パーセント程度でしたもので、今回ちょっと低めでございます。今回、私どもかなり幅広に設定をして質問をさせていただいたとこもありますので、そういったところをちょっと負担になったかなと思っていますけれども、今後内容についてはまたしっかりと精査をして、そういった回答率を上げるための取り組みというのも私どもで考えて来年度以降生かしていきたいと思います。
 
(質)各社さん質問ありますか、発表事項で。
 
(質)先ほどのこの5.84点ということの受け止めについて、今、国との比較でというところではおっしゃったかと思うんですけども、知事非常に10点満点のテストでしたら10点を取っていらっしゃったかなと思うんですけれども、絶対値として見た場合にこの点数というのをどういうふうに、知事ご本人としての思いとして受け止められるか伺えますか。
(答)三重県人ちゅったらあれですけど、三重県に住んでおられる方々というのは、私もあれですけど6点ぐらいっちゅうのはそんな感じかなって気がしますね。すごく満足されてる方でも、そんに高い数字はおっしゃいませんので、ただやっぱり改善してかないけんよねとこは結構ありますから、数字自体はそんなものかなっていう感じですね。
 
(質)そういう意味では、この数字というのは県民の方はそれなりに満足している結果が表れているというふうにお考えですか。
(答)微妙ですね。例えば2点とか3点なら、これはもう改善せないかんこと結構あるよなという感じではあります。満足しているかというと、8点とか出たら満足ある程度してるんでしょうねという。三重県の人たちの県民性みたいなのを考えると、ある程度は満足されてるかなという6点というふうに考えるとある程度は満足する。ただ、やっぱり改善せなあかん、もっと希望するところはあるかな、そんな感じですね。
 
(質)このさっきの満足度ですが、知事自身は何点付けられますか。
(答)私自身ですか。50代後半に帰ってきて、私自身はちょっと仕事を横に置いておきますと、生活という意味で9点。こんな自然豊かなとこないですし、どっかへ遊びに行くというような年齢でもなくなってきたんで、歩いて買い物行ってという感じで何の不満もないということです。親兄弟も近くにおりますし、何かあったら連絡取れるという意味では自分としては9点。
 
(質)残りの1点は何ですか。
(答)あと1点ですか。買い物に行くとこがちょっと遠いっちゅう、いろんな物買いますけど、普段の買い物は近いからええんですけど、例えばデパートに行くとするとちょっと距離があるということですかね、そんなところですかね。
 
(質)問7の子どものところで改めて伺いたいんですけど、理想の子どもの数の複数人ほしい人の割合が減ってますよね。こういうのも含めて改めて受け止め、人口減少対策に力を入れていく中で、この結果についてどう思われてるのかということと、あと原因分析を今後どういうふうに進められていくのかというお考えは。
(答)何がですか。
 
(質)原因の分析ですね。具体的にこういうふうに進めていきたいというのがあれば教えてください。
(答)原因分析につきましては、ちょっと事務方の方から答えてもらいますけど、まず子どもの数について、あるいは子どもをほしい、ほしかったこの点ですけども、先ほどちょっと申し上げましたように、これは推測なんですけれども、最近やはり子どもの施策というのが世間的にも取り上げられています。大きな問題になってきたからと、いや前からあったんですけど、それが顕在化したということで、自分事として考える人が増えてきたんではないかなと思います。自分の収入っていうのを改めて見直してみて、子どもをほしいと思うのかどうかというのを自分に聞いてみて、その答えを出しておられるということかなと思います。なるべく希望される方には、多くの子どもさんを持っていただきたいというのが我々行政の考え方ですので、どこに問題があるのか、日本は今まで子育て政策をきちんとやってこなかったというご意見もありますんでね、それを国と一緒になって子ども施策の充実に努めていかないかんなというふうには思っているところです。分析のやり方については。
(答:政策企画部)今回の質問につきましては、関連でも、子育てや教育にお金がかかるという理由の中で、それでさらにその中身は何ですかといろいろ聞いています。また、今回1万人にアンケートしていますもので、属性とか年齢とかそういった地域なんかも分けられますので、そういったところ多角的に見て、その情報を事業課の方にもお渡しまして、事業課の方は事業課の方でいろいろ調査もしてますので、その関連というところをしっかり見ていただいて、政策に生かしていきたいと思います。
 
その他項目に関する質疑
 
Jアラート
(質)その他よろしいか。発表項目以外で、昨日のJアラートですけれども、知事自身は発令を把握してどのように対応されたか、また、今後の状況ですけれども、どのように対応したいか、呼びかけることがあれば。
(答)昨日、Jアラートが出ました時は東京に出張、リニアの会議がありましたもんですから、東京におりまして、県で会議が行われるということなので、それをしっかりやってくださいということをお伝えをしたところであります。今後ですけれども、今後もそこは変わらないんですけど、まず三重県、例えば洋上ですと三重県の関係の船舶がいるかいないか、きちんと情報をつかんで県民の皆さん方に情報提供することによってお伝えをしていくということをやっていきたいと思っております。北朝鮮が2回目の発射を行うということを言っておりますので、またこれに備える必要はあるかなというふうには思っております。状況次第ですけれども、そのときの状況によって、また会議を開いて県民の皆さん方に周知をしていく、呼びかけをしていくこともあり得ると思っております。
 
(質)発表項目以外であればお願いします。
 
マイナンバーカード
(質)全国的にマイナンバーカードを巡るトラブルがいろいろ起きるようになっていて、三重県でも松阪市で他の人の写真をという話があったようで、今日会見が行われたようですけれども、これについて知事としてはどうご覧になってるのかということと、恐らく適切にマイナンバーカードを交付できたところとそうでなかったところの自治体で差があると思うんですけど、その辺はどの辺に問題といいますかそういうものがあったのか見立てを教えていただきたいんですけど。
(答)松阪は再発防止策からお話をしますと、ダブルチェックをするということを言っておられるわけですね。それはある意味でも当然で最初からやってかないかんことやったんやろうなと思います。全国の今、マイナンバーカードを巡る問題点というのが出てますけども、そのほとんどがヒューマンエラーによるものじゃないかなというふうに思いますので、ヒューマンエラーはこれは起こり得るものですから、先ほど申し上げたようなダブルチェックだとか、場合によってはトリプルチェックも含めてミスがないようにしていくということやと思います。
 
(質)他、知事が把握している限りで、松阪以外でどこでも実はあるとかいう例というのは把握してたりされてますでしょうか。
(答)今、そこもデジタル局に確認しましたけど、他では今のところ聞いていないということでございますので。
 
合計特殊出生率
(質)近々、合計特殊出生率とかが公表されると思うんですけど、全国の。三重県は平均よりは上なんだろうか。だけど全体ではちょっと下がってきているような感じ。そういうところ人口減のことで、議会でもいろいろ言われてましたけれども、このアンケートにも絡むんですが、婚姻数を増やさないといけないと。これ見ると出会いがないとか、何かいろいろ言われているですが、どう改善していこうというところはあるんですか。
(答)合計特殊出生率は2021年ですね。令和3年の段階で三重県は1.43、全国が1.30ですから、それよりはいいんですけど、希望出生率1.8ともかなり乖離があるということであります。子どもさんを夫婦の完結出生児数っていうのがあるんですね。子どもを何人持っているかというふうで見てみますと、だいたい三重県の場合は1970年代が2.1くらいだったかと思いますけど、要するに2.1人持っていると。失礼しました、1972年で2.20人です。それが2021年、令和3年で1.90人。ここは他県と比べるとわりと高い数字なんです。大体2人ぐらい持っておられる人が多い。ということは、これも人口減少対策の方針を作るときの有識者のヒアリングをさせていただいているときに、このデータもお示しもいただいたりしたんですけど、そうすると子どもの数が減ってるのは、夫婦が持つ子どもの数が減っているというよりは、三重県の場合は結婚をする人の割合が減ってきている。それによって、子どもの数が減っているというふうに指摘を受けました。我々もその通りだなと思いまして、例えば三重県の50歳時点の未婚の割合ですけど、1980年は未婚の割合50歳以下の男性が1.92パーセント、未婚の割合です。女性が3.87パーセント、これが2020年ですと男性は25.09パーセントの人が未婚。そして女性が13.55パーセントということで、やはり未婚の方が増えてきたなと。初婚年齢も上がってます。1908年に男性が27.5歳だったものが30.6歳。そして女性は24.5歳っていうのが1980年ですけど、2020年は29歳。ですから、先ほどのアンケートにもありましたけど、出会いの場が少ないという話もありまして、これをやっていかないかんかなというふうに思います。盛岡で知事会議があったんですけども、これは20人程度の県知事が集まった会議でありましたけれど、そこで茨城県の取り組みで出会いサポートというのをやって、確かAIも使ってやっているんですけれど、かなりの結婚率といいますか、成婚率というのが出てきているということで評価をされているという話も出ました。国の人もそう言ってまして、茨城県知事もおっしゃってましたけど、だからそういうことをやっていくことによって、結婚したくない人に無理強いする必要は全くないと思います。これはやっぱりさっきの議会でも議論もあったんですけれど、これも同じ話が1930年代のスウェーデンでミュルダールというノーベル賞をとられた方の議論があるんですけどね。その無理強いする必要はないんです。結婚したいという人に場の提供していくというのも大事なことであるということで思ってますので、これから人口減少対策を議論していく中で、その議論も行われ、そして対策に乗り出していくといいますか、対策を進めていく必要があるかなと思います。
 
大雨に向けた県庁の体制
(質)天気の関係をお伺いしたいんですけれど、明後日にかけて県内も含めた大雨が予想されておりまして、県庁の体制あればどのようなものを構築されているかということと、あと県民への呼びかけを含めてあれば教えてください。
(答)台風2号の状況次第ですが、現在沖縄宮古島を中心に大変な暴風雨高潮になっているというふうに聞いています。これが勢力を維持したまま、こちらの方に向かってくるかどうか。今後の状況次第ですけれども、中国地方で線状降水帯の発生も懸念されているというふうに聞いています。そこから四国を通じて三重県にやってくる例は、過去にもございましたので、注意を怠ることなく対応したいと思っています。ただ、三重県にどのぐらいのタイミングでどう来るかというのはまだわかりませんので、これから体制について考えていきたい、こう考えているところでございます。県民の皆さんはある程度予報が出てからになるかもしれません。また、改めて呼びかけをさせていただくことになるかもしれませんけれども、いつ大きな災害があるかもしれない。それも時間的に日中であればまだしもですけど、夜来る可能性も十分ありますので、まずはご家庭でできることですね。備蓄品の準備でありますとか、避難する場所を確認していただくと。先ほどのアンケートにもございましたけれども、そういったことを進めていただければありがたいと思います。
 
こども誰でも通園制度
(質)ちょうど議会中だったので、お聞き及びかどうかというのが心許ないんですけれども、岸田首相がこども誰でも通園制度というものをお話をされてたんですけれども、そのことはまだお耳に入る時間はなかったでしょうか。
(答)すみません。まだちょっと聞いていないです。
 
(質)では改めて。
(答)こども誰でも通園制度。
 
(質)というものを、ちょっと言及されていたんですけれども。またお耳に入ってから聞かさせていただきます。
(答)わかりました。確認しておきます。
 
(質)その他、よろしいですか。第二さんお願いします。
 
知事定例記者会見の開始時間
(質)まあ普通、時間に遅れたらごめんなさいから入るんですけど、今回は30分も遅れててですね、会見が。
(答)あ、そうでした。30分遅れてましたか。
 
(質)15時半。
(答)15時半の会見でしたよね。
 
(質)15時からって俺聞いてたけど。まあいいです。どっちにしてもこれだけ議会詰まってる日程の時に、なんで午後に持ってきてるんですか。ちょっと先週出された予定見ると、明日庁議が午前中あって、午後にホンダヒートさんとどこかの国の総領事のあるじゃないですか。だとすれば別に明日の午前中とか午後仮にやるにしても、こんな議会のタイトな時に議案聞き取りも途中で、子ども・福祉部で終わってこっち来てますけど、何かそういうことは日程調整ができなかったんですか。
(答)どうですか。
(答:総務部)今週の知事のご予定でありますとか、議会の日程等もありまして、15時半からの開催とさせていただきました。これについては皆様のご都合の予定などある中で、影響ある時間帯ということで申し訳なく思っております。基本的には10時半からの開催ができるように、今後ともなんとか調整をしていきたいというふうに考えております。
 
(質)その言葉を過去にも何度もあなたじゃないけど聞いてるし、歴代知事の中でそういうので、イレギュラーにやられたこともあるから、今後そういうことを改めようという話になってて、でも知事が変わると改まってないというのも、行政継続の精神からいったっておかしいじゃないですか。
(答)確かですね、今週はもう出張も結構詰まってまして、もう会見止めようかなという話になってたんですよね。私は会見あった方いいんじゃないかっていうんで、午後になってもいいかどうかってのを確認して、幹事社さんとお話してもらったん違ったっけ。
 
(質)なかなか記者クラブとしても断りにくい面もあるので、できるだけ便宜を図ろうと思うじゃないですか。だけど、明日の日程を見ると比較的空いてそうに見えるじゃないですか。
(答)そこはよくこれから調整するということですけどね。
 
自民党県連定期大会
(質)自民党県連定期大会27日に行かれて、新藤元総務相が憲法改正のことで講演されて、そのことに知事自身があいさつに触れられて、海上保安庁時代に新藤先生にお世話になったとおっしゃられましたけど、安全保障の面で、それは何か具体的にどういうことですか。
(答)様々な事象がありまして、その関係で大きかったのは中国船とか韓国船の領海の侵入の話であったと思います。あるいは中国が設置したブイが日本の領海近くに流れ着いてきた、そんな話でしたかね。海底の延長の話もあったかもしれません。新藤先生、様々興味といいかますか、非常に大所高所からご指導頂戴したので、その話をしたということですね。
 
(質)新藤さんのいわゆる安全保障とかいうのは、ある程度一見知事としては納得されているものがあるということですか。
(答)新藤先生のお考えそのものを聞いたわけではないんですけど、事案の説明に行って、その都度ご指摘を頂戴しましたけども、それは的確なご指摘であったというふうには思っております。講演の中身を私はお伺いしてないので、どんなお話をされたかそこはよく存じあげませんけど。
 
(質)講演の前に切り上げられて、他の市長会の鈴木健一伊勢市長とか西田町村会長とかと一緒に他の公務で退出されましたけど、当然、憲法改正論議の、要は国会発議とあと国民運動という2本立てでおっしゃって、要は自民党は当然改正の方向へ向かうわけですが、改正というか改憲ですね。知事自身は、47人のうちの一人として、これ国民運動となると、当然都道府県もかかわって、地方もかかわってくると思うんですけど、何か今の憲法に関しての何かお考えはあるんですか。
(答)それは憲法については、国で憲法問題調査会でご議論いただいてるとこですので、特に私から申し上げることはないですね。
 
(質)でも、海保にいらっしゃって、自衛隊はちょっと種類が違うにしても、そこのところは憲法明記でないっていうのは、隊員のモチベーションとかそういうことを含めて、色々あると思うんですけど、特に安倍さんの時にそこのところを重視したいみたいなことをおっしゃってたんですが、それについては知事はどう思われます。
(答)特に私自身はそこについての経験はないですね。海保については憲法には書いてないですけど、法律がしっかりとあって、それに基づいて業務をやっているっちゅうことですので、それで問題ないとは思いますけど。
 
秘書官のあり方
(質)岸田首相のご長男の秘書官の更迭ですが、知事も国交大臣の秘書官のご経験がおありになる、それからいって、この秘書官のあり方みたいなものについてはどう思われますか。
(答)政務の秘書官と事務の秘書官とは、おのずからその役割は違うことは違うと思います。ただ、今回の行為については、マスコミの皆さんも報道されているとおり、それから今回の総理のご判断のとおりということなんですかね。
 
(質)何か一時予算委員会で否定しておいて、急に更迭的なものを決めるというこの判断というのはよく国にいらっしゃった時に見聞きしたような話なんですか
(答)いやどうですかね、それはいろいろご判断があると思います。時間がたって、判断をお変えになるっていうのもあるかもしれませんし、否定の仕方にもよるのかなという、その否定の仕方をよく聞いてないものですから、論評するのは難しいんですけど。
 
人口減少対策方針最終案
(質)人口減少対策最終案ですけど、今日、議会の全協でお示しになって、一部ちょっと委員から意見があったんですけど、これについては何かご感想ありますか。
(答)委員の皆さんのご意見についてちゅうことですか。
 
(質)この最終案について、2、3、議員の方がいろいろ考え言われたじゃないですか。あれについてはどう思われますか。
(答)人口減少がなぜ悪いのかということを明確に書くべきだ、確かにそうですねという気がしましたね。我々はずっともう議論してきたので、人口減少というのが静かな脅威、経済にとってもそうですし、その地域の活力という意味でもそう。そこはわかってたつもりなので、11ページには書いてありますけど、今回の案の最終案のそれではちょっと足りないんじゃないかというご指摘やったのが、それはあの場でもお答えしましたけど、もう少し県民の皆さんにわかっていただくようにわかりやすく書かなあかんかなというふうには思いましたね。
 
(質)ただ、あれ聞いていると石田議員の持論なんですけど、人口減少を逆にとらえると、例えば三重大学の西村副学長なんかもよく言われるんですけど、南島とか漁場でいえば、漁師が数が減れば、一人当たりの漁獲量は増えるという論理なんですよね。だから人口減少は全部悪いことではないというふうな論理に立っておられて、何か石田さんの考えもベースにそんなことがあるような気がしたんですけど、そこの確認は。
(答)必ずしもそんなことでもないという、1900年時代の人口5,000万人の人口の話もありましたけど、トータルで高齢化率も含めて考えたときに今人口がこの高齢化率で5,000万になったら生活できなくなる人が出てくるとそういうことはありますんでね。必ずしも石田さんもそう思っておられるわけでもないと思います。
 
(質)個人的に聞いた時は、石田さんはどっちかというと、そういうお考えもお持ちだみたいな感じがしたんですけどね。
(答)ちょっと確認をしていかないといけないですね。
 
(質)四日市市に東大サテライトがあるじゃないですか。ここで地域振興策とかいろいろやってて、例えばこういうところでこういう研究機関にかけるとかいうことはないですか、この人口減少対策についてです。
(答)それは考えてないんじゃないですかね。パブリックコメントはこれから求めていくことにしますけど、そこは特定のところにというのは考えていないと思いますね。
 
(質)例えば、県立大の検討もさらに再度有識者を集めてという話でしたけど、そういうのからいくと、今最終案を拝見すると、ここがまずかったという指摘はあるけれども、じゃあそれを今後どうすればいいかという具体策は何ら書き込まれていないじゃないですか。そのためには何が必要かもないんで、例えば、そういう検討を仮に有識者にお願いするとかいう話になったときに、東大サテライトみたいなものを使う、そういう可能性はないんですか。
(答)可能性はゼロではないと思うんですけど、別に、東大サテライトを使わないといかんということでもないと思います。念のため申し上げると主な取り組み方向は書いてはありますので、具体的にどうやっていくかというのは、これは個々の行政展開方針で個別の事案を毎年のやつに書いていくことにはなると思います。大枠の方向というのは出してはいるんですけどね。
 
(質)例えば東員町とか寝たきり老人用の対策等で東大サテライトを使って研究されたりして、全国で東大サテライトの研究チームに手をあげたのが、長野県松本市と三重県東員町、全国でこの2つだけなんですね。そういうかたちでやってて東大サテライトを北勢の市町ではわりと使われるというような感じがあるので、その辺はどうなのかなということですが。
(答)可能性としてはなくはないと思います。三重大でもいいと思いますし、いろんな総研でもいいと思いますけど。
 
(質)はい。以上です。
 
(質)その他よろしいですか。では終わります。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
 
                                                 了

 

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