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令和05年08月02日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年7月31日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえスタートアップ支援プラットフォームの設立及びインキュベーション促進補助金の採択結果について(発表)
・新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況等)について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・市町長との円卓対話
・知事会議
・組織改正
・熱中症
・八郎山トンネル
・全国学力・学習状況調査

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から2点申し上げたいと思います。一つはスタートアップの関係であります。スタートアップ、国が去年、スタートアップ元年ということで始めましたし、他の県もスタートアップに力を入れています。三重県の方でもスタートアップに力を入れてやっていきたいと思っております。三重県の継続的な発展のためには、今までの産業の方に頑張っていただくのも大事なんですけども、新しい産業の萌芽、産業の芽ですね、これを伸ばしていく必要があると思っております。スタートアップを支援していくのは、それぞれいろいろな分野があるんですけれども、我々行政もありますけれども、支援機関でボランタリーにやっているところもありますし、それから経済団体、商工会議所なんかにもやっていただく必要がありますし、それから大事なのは金融機関です。そういう意味では産学金官といいますかね、その四つが一緒になってやる必要があります。先ほど言いました学というのも非常に大事です。大学生の方々、今の学生さんは大手の企業に就職するということだけではなくて、自分でも起業するという方々も出ておられますので、そういう方々を後押しするということも大事でありまして、私ども三重県としては二つのやり方をとっていきたいと思っています。一つはこのプラットフォームを設立しようということです。半導体もプラットフォームを今年の3月につくりましたが、半導体と同様にスタートアップに着目したプラットフォームを、8月の28日に設立をすることとしたいと思っております。これはグリーンパークの津で第1回の会合、カンファレンス、会議体を催したいと思っていまして、その場でプラットフォームの設立を宣言をいたします。加えまして、起業家の方による講演ですとかパネルディスカッション、これは機運醸成のために行うというものでございます。そしてスタートアップ、もう一つでございますけれども、インキュベーション促進補助金というのをこの今年度つくっております。県内のスタートアップの方々を支援するためのものでございますが、ようけ関心を集めまして、20件ご応募をいただきました。その中で新規性だとか継続性だとか事業可能性、そういった観点から有識者の方にも入っていただいて、採択をいただいて、3社を選択をさせていただきました。お手元に資料いっていると思いますが、一つはトラックのEV化を促進するということでございまして、その会社でありますが、県が掲げます、「ゼロエミッションみえ」とも関係するものでございまして、実現可能性もあるだろうということでございまして、選定をさせていただきました。そして、2社目につきましては、これは旅行の関係ですが、富裕層の旅行者向けにヘリとか、あるいはリムジン、そういう配車、あるいはヘリを手配するアプリを開発をしているところです。これから富裕層向けの観光というのがどんどん出てくるということで、我々も支援しているわけでございますけども、宿泊施設とか、あるいは周遊とかで支援をするしているところでございますけれども、そういうアプリの開発についても車の両輪の一つということでやっていければと思っております。それから3社目は、これ既にもう事業化も進めておられるというふうに聞いていますが、海岸に漂着しました廃プラスチックですね、廃棄プラスチックの循環システムでプラスチックから非常にきれいな飾る板とか、そういうのを作っておられるところでございまして、これ今後SDGsの観点から人気も出てくるだろうと思っておりまして、課題解決型の起業ということで非常にいいもんだと思っております。こういったものを三つ選びましたということで、詳細につきましては、この後ご希望ございましたら担当課の方からご質問を受けて、私の会見が終わった後でございますけれども、詳細にご説明を申し上げようと思っているところでございます。1点目は以上でございます。
 
2点目はコロナの関係でございます。前回もお話を申し上げましたけれども、病床使用率7月の28日の時点で35.6パーセントです。40パーセントというのが一つの節目かなというふうに思っています。それに近づいてきているのは事実でございます。そういう近隣県におきましてもだいぶ感染者は増えてきているということでもあります。この16.83の定点観測の数字というのは、5月8日の前に置き換えますと1,069人、推計値ですけど、1,069人で千人を超えているということです。第8波の時に5,000人とか、そういう数字になっておりましたのと比べますと、そこまでは多ないなという感じはありますけれども、やはりコロナにかかる人、周りにも出てきておられると思います。感染には引き続き注意をいただきたいということで、前回申し上げたとおりでございます。お盆が近づいてくるということもありまして、私ども三重県の方から呼びかけをさせていただいて、今日の夕方ですけれども、愛知県さん、そして岐阜県さんと一緒に三県知事会議をやりましょう、そしてそれぞれの県民に三県の県民に呼びかけましょうという段取りを組ませていただいております。知事会議で両知事とも話もさせていただきましたけれど、「いや、そろそろ増えてきたんさぁ」という話もおっしゃっておられて、呼びかけちゃんとせなあかんよねという話で合意できましたので、今日の夕方ですけど、三県知事会議を行う予定となっております。以上、私の方から以上です。

発表項目等に関する質疑

みえスタートアップ支援プラットフォームの設立及びインキュベーション促進補助金の採択結果について(発表)
(質)補助金の採択の関係、質問ありますか。
 
(質)この3社は、20件応募あったということですけれども、特にどういう観点でこの3社に絞り込んだかというのお願いします。
(答)20件は、また後ほど、これ全部詳細に出すわけに、個人情報というか企業情報ってのがあるんで難しいところありますけど、農業とか福祉とか健康とか介護とかようけの分野でご応募いただいております。そんな中で絞り込んでいきましたのは、地域への貢献度とか、それから市場規模とか、それから実現可能性とか、ビジネスモデルの新規性というあたりで、有識者の方々にも入っていただきましてご議論いただいて絞ったということなんですが、聞いておりますところによりますと、新規性の部分とか実現可能性の部分で、なかなか今一歩のとこで惜しいなというものがあったようでございまして、絞り込みの主なフィルターとしては新規性、実現可能性のあたりで落ちたものが多いというふうに聞いております。
 
(質)市場規模というのは多い方がいいわけですか。
(答)市場規模は大きく取れる方がいいということは事実ですけど、スタートアップですからね、最初見えないところもあるので、新規性と実現可能性のところが大きかったようではありますね。何かありますか、市場規模の関係で申し上げとくことあります。
(答:雇用経済部)市場規模も審査の項目ではあるんですけども、配点としてはさほど大きくは取らず、それよりも実現可能性とか新規性の方に配点を強くしております。
 
(質)3分の2以内で200万円という金額ですけど、どうですかね、スタートアップとはいえども200万円でどんな支援があるのかというところ。
(答)最初の立ち上げのとこですから、事業の実現可能性の部分あたりはどのぐらいの金額でとは思ってますが、他県の様子とかも見ながら考えていきたいとは思います。もちろん、全然支援がないとこと比べますと、それはあった方がいいということです。我々の補助金というのは、ある意味これどっちかというとインセンティブみたいなとこありまして、例えば重要なのは、企業を立ち上げるときはやっぱり融資なんですわね。ほいで有識者の中で議論して、まあまあいけるんちゃうかなというところで、補助金を得られるところになりますとね、金融機関からの融資も受けやすくなるというところは大きいんちゃうかなというふうに思います。補助金だけでこう成長していくというのは、もともとのスタートアップ、ユニコーン企業ってそんなんではないですから、その機運を盛り上げるのと、それから関係者にある意味オーソライズみたいなところがあるというのは大きいんちゃうかなと思います。
 
(質)スタートアップ支援プラットフォーム設立に関してなんですけども、国が進めているのもあると思うんですけども、どうしてこのタイミングで立ち上げるのかということと、設立にあたっての、このプラットフォームでのゴールみたいなものが何か、こうなればいいなみたいなものがあれば教えてください。
(答)これなぜ今かっていうのは、実はもっと早けりゃ早い方がいいとは思っておりましたけれども、関係する先ほどの四つの団体と話をしながら、かつ今回補助金が決定をされるという一つの節目でありましたので、今ということでやらせていただいています。ゴールにつきましては、恐らく明確なゴールっちゅうのはなくて、スタートアップがどんどん出てくれば、そうすると公的な支援は必要なくなってくると、例えば経済原則で動いていくっちゅう可能性もありますので、そういうふうになってくるといいなあとは思いますけれど、当面ちょっと様子を見ながら、ご案内のとおりユニコーン、アメリカと日本もう全然規模が違いますんでね。アメリカ目指さないかんと、あるいは日本全体を目指さないかんということもないですけど、アメリカ、ユニコーンが650社超える数あって、日本の場合6社しかないというようなところもありますし、最近ちょっとユニコーンも足踏みしとるちゅう部分あるじゃないですか。ほんとにスタートアップ機運を盛り上げていくというのは必要なんで、当面その状況というのは続くかなと思っております。
 
(質)私もプラットフォームについても教えていただきたいんですが、これを立ち上げる前と後で何が変わるのか、立ち上げたことでどういう活動開始して、今までと何が変わるのかというのを教えていただきたいのが1点目と、あともう1点がスタートアップ、どうしても東京とか大都市に集まりがちだと思うんですけれど、三重県としてこういう取り組みをすることでどういう産業が育ってほしいとか、既存の産業との連携とか相乗効果とか何か期待しているものがもしあれば教えてください。
(答)まず、何が変わるかということなんですけど、三重県がスタートアップに門戸を開いていると、それから育成をし始めているというのが出ていくのは大っきな話であると思っております。例えば、三重県で起業したいスタートアップの人がおられるという話も実はいくつか聞くんです。どこに相談したらええのやろというのはようわからんという話も実はありまして、このプラットフォームができますと窓口もちゃんと設置し、今も実はあることはあるんですけど、わかりにくいという話が、そういう相談窓口がわかりやすくなるというのはメリットの非常に大きな点かなと思ってますし、そのプラットフォームができることによって、関係者が一堂に会して議論する場が定期的に持てるというのが2点目の大きな利点かなと思います。要するにスタートアップを育成していこう、インキュベーションしていこうっちゅうことが形として目に見えるということですね。それから大都市と比べて地方は確かにスタートアップの企業が育ちにくいというのはあるのかもしれません。さまざまなビジネスチャンスが大都会はあるとかということに比べると、地方ではそこまでというのはあるかもしれませんけれども、例えば三重県ならではの環境に配慮したようなスタートアップ、今回も一つ選ばれてますけれども、あるいは三重県の産業と密接に結び付く今回もトラックのEV化の企業が選ばれてますけど、自動車とか半導体ちょっと高度すぎて難しいかもしれませんけど、自動車関係とか住宅関係とか環境関係、あるいはESGの関係のスタートアップというのが出てきてもらえるとええかなというふうに思っています。それから例えば地球温暖化に対応するような、これ何が出てくるかっていうのは期待も込めて申し上げると例えば、海水温の上昇がありますけど、それでさまざまな弊害も起きてます。それを少しでも減らすようなスタートアップが出てきていただけるとありがたいですし、そういったところを期待するところではあります。
 
(質)ありがとうございます。あとごめんなさい。補足で具体的に取り組むこととしては、会議体を産官学金開いていくってことが主なプラットフォームかと思うんですが。
(答)そうですね。それが主としたものであります。
 
(質)こちらのプラットフォームについてなんですけれども、このスタートアップの支援については、お隣の愛知県もかなり力を入れているところですし、既に先行県、自治体非常に多いと思うんですけれども、三重県ならではといいますか、三重県だからこそ、相談しがいがあるようなそういう仕掛けのようなものはあるんでしょうか。
(答)確かに愛知県がプレ・ステーションAI事業ですね、立ち上げておられますし、それから岐阜もスタートアップ支援のコンソーシアムを立ち上げておられます。三重県ならではというところは明確にはないですね。そのスタートアップに対していうと、やっぱり関係者が議論すんのと、それから誰の相談でも受けやすいようなこと作っていく、これはおそらく他県も同じであると思いますので、ただスタートアップの中身という意味では先ほど申し上げたような三重県の産業であるとか、あるいは自然環境、それにそぐうような、あるいはそれを題材としたようなスタートアップに育っていただけるといいかなという思いはありますが、何か追加でお話するようなことありますか。
(答:雇用経済部)ないです。
(答)ということでございます。
 
(質)今、愛知県のステーションAIだったりという話も出ましたけれども、三重県のそのスタートアップの支援の現在地みたいなところでちょっと出遅れているという認識なのか、知事としてはどういう認識を今お持ちでしょうか。
(答)スケジュール的には、他県とただ岐阜さんが6月ですかね、コンソーシアムを設立されたということでありますので、ほぼほぼ同じぐらいのタイミングでということかと思っております。ステーションAIは令和6年度の完成予定で、愛知県さんも頑張っておられるということなので、ほぼほぼ3県が一緒になってスタートアップを支援していこうという、別にこれ示し合わせてる訳ではないんですけど、たまたまそういうタイミングに国の動きもあってなったということであります。1ヶ月2カ月ちょっとスケジュール的な部分はあるかもしれませんけど、ほぼほぼ同様のタイミングかなというふうに思います。
 
(質)プラットフォームの関係で、これは主な目的としては、関係機関の方々が一同に会してお話しされてるということですけども、これは議論されるのはスタートアップで、今後県内全体でこういうことを支援策考えていこうとか、どんなテーマでやられるかということなんですが。
(答)基本はそうですね、どういった分野で活躍をされておられる方がおられるので、県としては例えば財政支援をどんなふうにしてこうかということを多分、金融機関の方々は非常に興味があると思うんです。そういう質問を受けると思います。彼らは金融機関の人たちは融資で、どんなところ融資しようか、あるいは成長分野としてどんなものがあるんだろうという情報を取りたいと思っておられる。もちろん、独自にも持っておられると思いますけど、そういった情報は。そういったことを議論していくということですね。それからスタートアップ、これから起業しようという人たちがどんな分野で起業しようとしてるのかという情報も、個別ではなかなか取りにくいところがあると思います。特にこの大学からスタートアップをどんどんアメリカもそうですが、出てきましたんですが、日本でもそれを期待しているところでありまして、大学の今の研究の状況とかですね、学生の皆さんの動きとか、そういったあたりは非常にこの協議会で情報共有するのに意義のあるもんかなとは思いますけどね。
 
その他項目に関する質疑
 
みえスタートアップ支援プラットフォームの設立及びインキュベーション促進補助金の採択結果について(発表)
(質)その他よろしいですか。発表項目以外で質問あったらお願いします。コロナの話も含めていただいて大丈夫です。よろしいですか。では第二さんお願いします。
 
(質)スタートアップですけど、これ岐阜とか愛知のような何か公共施設扱ったりとか、あるいは新しく箱物つくって、オフィスを共同のやつをつくるとか、何かそういうところに結び付けご予定はあるんですか。
(答)今のところはないですね。岐阜も箱物をつくる、箱物じゃないですけど、何か施設をつくるというのは考えて、今はないみたいですから、愛知さんが1,000社が入居できるところを整備をするということなので、今のところは特に考えてないです。ただ、富山みたいなやり方というのは、富山というのは旧の県職員住宅を拝領してスコップって名前でしたかね、こないだ中部県知事会議見に行ったんですけども、スタートアップ、新しく起業するような人たちを集めたものを作っておられるところありましたんで、ああいうものができればとは思いますけれども、まだまだこれから少しちょっと検討に時間かかると思います。実現可能性があるかどうかも、三重県においてできるかどうかっていうのはなかなか直ちに答えが出るものではないとは思っています。今のところは考えてません。
 
(質)9月以降の来年度予算編成とかで、そういうのも一応課題として上がってくる。
(答)そうですね。議論の中には入ってくると思います。富山でこないだ見させていただいて割と良い結果を出しているというところもありましたんで、そんなことができるかどうかは、これから来年度予算に向けての検討になると思いますね。
 
(質)あの愛知が作られてるプレステに。
(答)ステーションAI。
 
(質)ステーションAIに三重県も一応どうですかみたいな話はないんですか。
(答)私は聞いてませんがどうでした。ありました。
(答:雇用経済部)ございません。
(答)なるほど。
 
(質)昔、北川さんの時代に岐阜の大垣がソフトピアジャパンというデジタルも含めた先陣的なものをやって、そこを三重県も活用して、逆に三重県の島沖の国際回線を使おうっていうんで、CWJをつくってそこはお互いに共有し合いましょうみたいな話だったんですけど、そういう広域的な広がり今のところない。
(答)ないですね。スタートアップを今のスタートアップ、割とそういう官の力でどうこうっていう感じよりも、民で出てきたものをどうやって育成していくかっていう感じなので、個別にっちゅう感じでしょうね。
 
(質)インキュベーション促進の補助金ですけど、これは以前やってた新規事業につながるようなアイデア募集で、農林水産部で当時やっていましたけど、北川さんの終わりぐらいになって野呂さんが引き継いだと思うんですけど、1件5,000万の補助金が出てやっていた事業とは全く違うわけですか。
(答)そうですね。規模的にもちょっとちっちゃいんで、ただ考え方は一緒かもしれませんけどね。その時の考え方を私も詳しく存じ上げないんであれですけど、農業をどうしていこうかという考え方があってやったのかもしれないです。これは新しい起業という形に今着目しているという意味では、ちょっと着目点は違うかもしれませんが。
 
(質)あの時もそうでしたけど、例えばその眼鏡をかけると色盲が治るとか、そういうアイデアが取られたりしたんですけど、結局その会社は3年ぐらいで潰れて、こういうのって打ち出しはすごくアレで我々も取り上げますけど、後を見ていない我々にも責任ありますけど、何かしぼんでいったら全然それはいつの間にか消えたとか言われるんですけど、その辺は今回の件に関しては何か一応チェックしていくとか見守っていくとか、それはもう監査委員のところの仕事ですか。
(答)スタートアップの補助金って、どこの県でもそうですし、なかなかうまく事業に結びつくものばかりじゃないと思いますね。だからそれが事業化しなかったからダメということになってしまうと、補助もできなくなってしまうので、ある程度大きく育っていくものがあればいいというぐらいの感じでやっていくのがスタートアップではないかなと思いますね。アメリカのユニコーンもそんなことで成長してきてますんでね。
 
(質)逆に行政にありがちな最初からガチガチに一緒にやると伸びるものも伸びないので、そこは民間的な考えではあるけれども、自由にやると。
(答)おっしゃるように、ですからインキュベーターなんでしょうね。 Airbnbもそうですし、Uberもそうですけど、そういう形の中で伸びてくるものは伸びてくるということかなと思いますね。
 
市町長との円卓対話
(質)あと、その他事項で、今日朝鈴鹿市が要望に来られてて、こういうパターンは津市もよくやられているんですけど、あれ聞いているともう円卓対話でいちいち話す必要のないじゃないですけど、それを含めて全体の見直しというのはないんですか。
(答)円卓対話は実際に現場行って、ものを見させてもらったり、住民の方々と話をするというのはとても重要なんで、おっしゃるように首長さんとの対話っちゅうのは、ある程度重なっているところはあるかもしれませんけど、円卓対話は意味はあると思います。要望については節目節目で要望したいという基礎自治体さんのご要望もあるので、そこは受けた方がいいかなというところでありますね。
 
(質)ということは、今のままの形で。
(答)とりあえずやってみたらどうかなと。特に円卓対話はまだ一巡していないので、ここでやめるとというふうに思いますし、円卓対話は私は意味はあると思っていまして、実際に現場の観光施設だとか、あるいは産業施設だとか見せていただくのはとても意味があると思います。それから、住民の方々の意見を直接お伺いするという意味があるんですね。首長対話を円卓対話をやめて要望受けに変えますと言うと、それはそれでたぶん基礎自治体からえっという話が出てくると思いますので、その辺は両立させていくっていうことかなと思いますけどね。
 
(質)円卓対話もやる市町によって、ちょっと中身変えたりしてるじゃないですか。去年10月は3市が同時にしたりとか。
(答)ありましたね。
 
(質)この前の桑名とかいなべも視察が半分ぐらいで、1時間のうち。実際話し合われたのは30分なんですけど、何かそういう市町によってやり方が違うというのは、それはそれで是なんですか。
(答)いろんなやり方を試してみるのはいいと思いますし、それから市や町の意向でそういうふうにしてほしいというのは、それは受ければいいと思いますね。できたら、住民の方々との対話というのは充実させてほしいなというふうには思いますけれども、なかなか難しいところもあるのも承知しておりますので、前回のように現場を見させていただくというのは、とてもこれもいいことやとは思います。
 
(質)内政面ではそういうのがあって、外政面では広域会議があるじゃないですか。今日もコロナの関係だったりを三県でやったりとか。
(答)知事レベルの議論ということですね。
 
知事会議
(質)中部圏とか近畿圏とか全国知事会。紀伊半島三県知事会議もそうですけど、新政権って前政権の否定から始まるので、おおよそ中央も地方も見直しから始まって。その意味から言ったら、残ってるものもあったりして、そういう例えば日本まんなか共和国って4県のやっていたやつは、鈴木さんの時に首長会議をやめたじゃないですか。あれは北川さんから始まって、鈴木さんはもう課長というか、実務者レベルに落とし込んで、それもほとんどどういう話がされているのか、中身は表に出てこないんですけど。そういう意味から言ったら、広域会議の中でも見直すべきものもあるかもしれないので、知事は今のところそれは例えば紀伊半島三県知事会議を見直そうとか、そういうお考えはない。
(答)特にないですね。いいものは続けていったらいいと思いますし、要するに県民にとってメリットあるものは続けたらいいので、別にその前の知事がやっておられたことを否定から入る必要は全くないと思っています。そのために役人組織っていうのがありますから、役人組織というのは不変のものでありますので、三重県民のことを考える三重県庁の職員っていうのがおって、知事はそこと話をしながらいいものは続ければいいし、意味のないものはやめた方がいいしとそういうことやと思いますけどね。
 
組織改正
(質)若干関連するんですけれども、今年度中に県の出先機関というか、地域間の編成というか、それを見直すという話でしたけど、今進捗状況はどんな感じですか。
(答)私は今のところの進捗状況は聞いてませんけれども、議論してくれているはずですので、またその辺も聞いておこうと思います。
 
(質)結果的に来年度の新年度体制6年度でいじるか、あるいはいじらないかそこのところもはっきりしていないということですね。
(答)そうですね。改正するものがあるかどうかというところですね。ただ、かつてのように何て言うんですかね、権限を分散した方がええのかどうかというのは議論があるところでありまして、以前は69の基礎自治体があったのも今は29に変わってますし、それから県の一次地方機関に行って話をするより本庁にきた方が早いわというふうに考える自治体の人たち多いと思いますので、その時に地方組織、県の一次地方組織が何をすべきなのかってのはこれの議論から始めるということになると思いますね。
 
(質)本庁にいきなり来るって煩わしくないんですか。
(答)近いですからね。
 
(質)遠いところもありますよ。
(答)ありますけど、ほぼほぼ、そんに時間かからんと来れるようになっていますし。
 
(質)昔、愛媛県で松山市に当然県都だからそこにも県の出先があって、あと本庁があると。これ一つにした方が効率的だということで。
(答)それは、そうでしょうね。
 
(質)県庁を1本にしたら結構ほとんど入り口で受けていたものまで全部県庁に来ちゃって、愛媛県は1年で元に戻したんですけど、そういうこともありますよね。
(答)窓口業務みたいなのはまた別ですけど、政策議論みたいなものは1本化するんでしょうね。それは県だけではなくて、国も一緒ですけれどもね。関東に置いてあるようないろんな国の出先っていうのは、なかなか仕事難しくて、近畿とか中部の方がいろんな出先の業務に人が来るというのはありますよね。
 
知事会議
(質)今日の夕方のコロナのテレビ会議ですけど、これは三重県から働きかけたんですか。
(答)そうですね。うちも徐々に増えてますし、それからお盆というのも控えてますんで、注意喚起をする機会を設けた方がいいんじゃないでしょうかということを愛知県さんと岐阜県さんに声がけをさせていただきました。
 
(質)これって、8波の時もやりましたか。
(答)8波のときもやったと思います。あれも岐阜かうちかが。声をかけているのは。8波のときは2回か3回やっていると思います。三重県も1回は当方から声がけしたことがあったんじゃないかなと思います。
 
(質)2類から5類への移行の時ですか。
(答)あれはどこだったかな。うちかどうか。5月の8日の前にやりましたね。
 
(質)ということは、それ以来ということですか。
(答)それ以来ですね。
 
(質)今月に、岐阜の古田さんと1対1をやられるんですか、会議。
(答)今月、来月でしたっけ。8月、来月ですね。1対1やります。
 
(質)それは新たなそういう。
(答)前からやってるんですかね。私にとって初めてですけどね。
 
(質)豚コレラかなんかが岐阜で流行った時に桑名の外れのところでやりましたけど。今回、何かテーマがあるというわけではなく、定期的にやっているから、ちょっとやろうということですか。
(答)定期的にやるんですけど、何かテーマはあれですか、これからかな。
(答:政策企画部)テーマ等につきましては、近日中にまたプレスリリースさせていただきたいと思いますので。
 
熱中症
(質)山形の方で、部活を終えた女子中学生が熱中症とみられる症状で亡くなったということがあったと思うんですけども、今って部活動とか三重県だと、例えば熱中症警戒アラートが出た時の指針みたいなのってどうなっているのかというのと、今後変わり得ることがあれば教えてください。
(答)本当に痛ましい事故でありまして、亡くなられた方にはご冥福をお祈りしたいと思いますけど、今までですね、教育委員会の方から5月2日を皮切りに、6月28日、6月30日、7月19日ということで熱中症を注意してくださいという文書を発出はさせていただいていまして、その中に暑さ指数は31以上の場合には部活動の中止とか延期を検討してくださいということはお願いはしてるんです。ただ、最近の気象状況は異常なものですからね、こんな暑い時にわざわざ部活をやらんでもいいじゃないか、特に命の危険があるようなことをやる必要があるのかということで、私の方から教育委員会には、さらにこういう時には中止をするといったような具体的なやり方も含めて、暑さに対応するような通知を現場に出してもいいんじゃないかということは話をしているところであります。これから教育委員会で検討してくれると思います。
 
八郎山トンネル
(質)和歌山の八郎山トンネル、実際30センチの厚さにしなきゃいけなかったのに、3センチぐらいのコンクリート厚しかなかった。手抜き工事じゃないかと問題になっているんですけど、隣県のこととは言いながら、三重県の場合も鳥羽の広域クリーンセンターが造ってすぐクラックが入ったりとか、そういうことがあって、コンクリートの厚さとかが結構問題になっているんですね。その辺は何かお考えありますか。
(答)私はその話を聞いてないですけど、施工については、当然基準を満たしてもらわなあかんので、日本の場合は、手抜き工事的な部分というのもないとは思っていますけれども、そこはチェックを常にやっていく必要があるかなと思います。
 
(質)特にこの件で県土整備に指示を出したとかいうことは。
(答)今ないです。
 
(質)今のところはない。どうも。
 
全国学力・学習状況調査
(質)今日公表されると思うんですけど、全国学力テストの関係で、事前にいただいた資料で知事のコメントをあげていらっしゃいますけれども、改めて結果に対する受け止めと、結果的には全国平均を下回る、多くの科目で下回る状況が続いていると思うんですけど、どんなことが必要になってくるかというお考えを聞かせてください。
(答)学力テスト、学調の関係でいいますと、自己肯定感については、以前の結果よりも上がっていますので、それは非常に良いことであると思います。現場の先生もよく頑張ってくれていると思います。また、地域貢献についても、以前よりも上がっていますので、これも郷土愛というんですかね。郷土への貢献というのを学生さんが意識してくれている、児童、学生さん意識してくれている。これは良いことであると思います。学力については、それは高い方が望ましいのは事実でありますが、まずは自己肯定感をしっかりと子どもたちに持ってもらった上で、そして学力を伸ばしていっていただくということなので、学力については少し時間かかるかもしれませんけれども、全国平均より良いのもありますので、そういうようなものを伸ばしていくべきですし、全国基準を下回るものについては少しでもそれに近づくようには努力をしていってもらったらいいと思いますが、重要なものは自己肯定感であると思います。
 
(質)はい、終わります。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
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