現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5.  知事会見 会見録 令和5年8月29日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和05年08月31日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年8月29日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

三重県総合図上訓練の実施について(発表)
LPガス料金・特別高圧電力料金に対する支援について(発表)
ブラジル訪問の結果について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出
・有機フッ素化合物
・学習塾塾長逮捕
・三重県立総合医療センター誤処方
・熱中症対応
・松阪市長選挙
・地方鉄道上下分離方式

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から3件、お話をさせていただきます。1点目は、昨日オペレーションルームとシチュエーションルームを皆さんに見ていただきましたけども、9月の8日の日に総合図上訓練を実施いたします。これは毎年この時期に実施をしているものでございますけれど、例年は9月1日防災の日に実施をしておりましたが、防災の日に訓練をする機関が多いものですから、むしろその日を外して、例えば国の機関あるいは市町の皆さんと一緒に訓練をするのには外した方がいいだろうということで、9月の8日の金曜日、この日に訓練を実施するということでございます。今回設置をさせていただきましたオペレーションルーム、シチュエーションルームを訓練で実際に使用するという形でやらせていただいて、その機能検証も進めていきたいというふうに思っております。対象は異常気象が恒常化しているというふうに話をさせていただいていますけども、毎夏毎秋、大雨、豪雨、台風、大型台風やってくるということでありますので、線状降水帯の訓練をする予定にしております。緊急派遣チームを実際に市町に派遣をしまして、情報収集体制を確認をするということもやろうと思っております。フェーズを3つに分けて実施することにしておりまして、詳細についてはまたご報告をさせていただきたいと思ってますけれども、訓練で実際に対応できないということになりますと、実際に災害起きたときも対応できませんので、訓練でさまざまな課題を検討していく、検証し、対応をしていくということであります。
 
2点目ですけれども、LPガスの支援の関係で、10月からLPガスの高騰対策の補助を行うということでございまして、LPガスの関係とそれから特別高圧電力の中小企業の方々を支援すると、具体的に特別高圧電力料金につきましては、大規模商業施設に入居されるテナントの方々約400軒でありますけれど、これに対応する。戻りますけど、LPガスの関係ですと家庭・事業所合わせて約50万軒の方々、都市ガスについては国がやっております。国が今年の1月から9月ということで9月は予定ですけどやっておりまして、LPガスについては、それは国の制度設計で、これは県の方でやってくださいというお話がありましたものですから、先の6月の議会で補正予算をお認めいただきました。総額約20億円でありますけれども、対策を10月から実施をする予定であります。LPガスにつきましては、月額1,000円、3カ月ということで、今のところ3カ月ということで考えとるところでございまして、実際には利用者の方々から申請していただくということではなくて、ガスの販売事業者の方々から申請をいただくこととしております。1,000円下げますと大体ウクライナ侵攻の前、一昨年の秋の水準ぐらいの金額にはなるということであります。ちなみに、このガス事業者の方々からの申請は9月1日から受け付ける予定としております。特別高圧電力につきましても、これも国の仕切りの中で地域に任されたということでありますので、10月の2日から、これは利用者の方々からの受け付けをして補助をさせていただくというものでございます。特にLPガスにつきましては、県内で約6割の世帯がLPガスお使いになっておられますので、今回補助をさせていただきたいということであります。多くのガス事業者の方から申請を、できれば全体から申請をしていただきたいということであります。2点目は以上です。
 
3点目はブラジル訪問でございます。これは日々皆様に広報をさせていただいておりますので、改めて全体の状況を私の方からお話をさせていただくということになりますけれども、18日から24日にかけまして、サンパウロ州を訪問させていただきました。三重県人会の式典に出席をいたしました。また、州政府とも会談をいたしました。三重県の魅力発信というのも十分できたのではないかと思います。特に、県人会は県人会の方々3名を招へいするということを発表させていただきまして、三重県とブラジルとの絆をさらに深くするということを進めていきたいと思っています。今回、三重県の魅力発信は、忍者と日本酒ということでやらせていただきました。忍者についてはマスコミの方々にも取り上げられまして、大きなニュースになったのではないかというふうに思っております。それから県人会の式典は他の県の県人会の方々も来られてまして、三重県の式典でのアトラクションであるとか表彰でありますとか、そういったことについては、他の県人会は模範になるんじゃないかということも言われてまして、非常に意味があったんではないかというふうに思っております。特に忍者の講演、それから議長の剣舞なども評判が高かったと思います。州政府とも姉妹提携50年という節目でありましたので話もさせていただいて、MOU締結も今後事前に調整なかなかしきれない部分もありましたので、今後MOUを結びましょうと、向こうもMOU結ぶ準備ができてますということを会談のときおっしゃっていましたので、早晩できると思っています。今後も三重県の外国との関係、絆を強くしていって、さまざまな場面で観光もそうですけども、産業展開も進めていきたいというふうに思っております。私の方からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
三重県総合図上訓練の実施について(発表)
(質)まず幹事社からお尋ねしますが、訓練から質問ありますか。
 
(質)図上訓練の関係ですけれども、今年関東大震災100年にあたる年だとは思うんですけども、その中で線状降水帯を選ばれたということですけれども、知事のおっしゃっていることも理解はしているんですけど、この100年という部分は、知事の中で考えたりというようなことはあったんでしょうか。
(答)地震についてだいたい今まで9月は震災対応ということでやってきております、ある程度震災への心構え準備というのはできているのではないかと思っておりまして、今年度は私の方から担当部に話をしまして、線状降水帯の対策をやろうという話をさせていただきました。というのは、6月の2日に三重県で初めて線状降水帯が確認をされたということもありますし、雨の降り方が先ほども言いましたけれども、今までとは違うということで、蓋然性の議論は地震がいつ来るかわからないので言えませんけれども、かなりの確率で大雨被害というのは出てくると、従ってこの訓練を今年やりましょうということなんです。確かに100年、節目は節目でありますけれども、年にだいたい2回訓練をいたしますので、9月とそれから年明けぐらいで考えていますが、その年明けのときに地震の関係の訓練はしようと思っているところであります。
 
(質)関連でもう一つ。地震ですと県内全域の被害というのが想定される一方で、線状降水帯というのは、県内でも局地的な被害というところが大きくなると思うんです。その辺のあまり絞りすぎても小規模なものになってしまいますし、その辺の選定はちょっと難しいところもあるのかなと思うんですけれども、その辺はどのように考えていますか。
(答)どの地域でというのは難しいところがあるというのは事実です。これは前線の位置がどこに来るかによって、北に被害が大きくなる場合もありますし、それから南に被害が大きくなる場合もあるということでありますので、ただ地震に比べると範囲は狭くなる可能性が高い。広くなる可能性もありますけれども、狭くなる可能性が高いということで、今回一定の地域を選びまして、そこで例えば河川が破堤をするというようなことでありますとか、あるいは地域が孤立をしていると、そこへの救援をどうするかということで、今まで私も防災関係でいろいろと経験をしていますので、それを担当部と話をしまして、前提をつくりまして、それへの対応をどうしていくかということをやっていきたいと思っています。今回、一定の場所でということでリエゾンも送りますので、設定はしますけれども、仮にそこ以外の場所で起こった場合も同様の対応ができるとは思っていますので、県としてはですね。自治体としては今回の対応を見ていただいて、自分のところで起こったらどうなるのかということも想定をしながら考えていただければと思っております。
 
LPガス料金・特別高圧電力料金に対する支援について(発表)
(質)LPガスの値引き支援ですけれども、ご発言の中に全ての販売事業者に申し込んでもらいたいというようなことがありましたけど、つまり三重県内でLPガスを供給する事業者の全てが申し込むかどうかは確実には言えないということですね。
(答)これは申請主義なので、詳細はまた話をしていただきますけれども、申し込んでいただいて、それによって利用される方の利用料が下がるということですので、事業者の方は申し込みをされないと、それは下がらないというふうに、独自にやられる場合は別にして、そういうことはあまりないので、というふうに考えていますので、申し込んでいただければということです。
 
(質)例えば、県の方から申し込んでいない事業者とか、でないと利用者が料金が下がる事業者と下がらない事業者が出てくる訳ですよね。全部に申し込んでもらえるように、例えば呼びかけるとか申し込んでいないところに催促するとか、そういうことはもうないんですか。
(答)協会がありまして、協会にはもうお話もさせていただいておりますし、今回こう呼びかけもさせていただいておりますので、それで足らんところがありましたら、また呼びかけもさせていただきますし、こちらからも話をさせていただこうと思っております。
 
(質)とりあえず今のところ3カ月ということになりますけれども、これは例えばもう延長するだとか延長するだとしたらどれぐらいだというような、今目途はどのような。
(答)財源、これ国の交付金を使うことになってまして、国の方でやっておられる電力料金、ガス料金の支援につきましては、おそらく延長されることになると思います。その様子も見ながら、国と調整をして延長する必要があるかどうか考えていきたいと思っております。最終的には議会にも私ども議案として提出をするということになるので、最終議会判断ということになると思いますが、様子を見ながらやっていこうというふうには思っているところであります。
 
(質)こういったエネルギーの価格高騰などに対する政策の重要性についての受止めを一言お願いします。
(答)きっかけは大きくというと2つあるかと思いますけれども、ロシアのウクライナ侵攻によって燃料高騰している。それから円安が進行していて、輸入燃料が高くなっていることによって、電力料金、ガス料金が高くなっていると、こういうことでありますけれども、長い目で見ると、今の時期の状況であるというふうに思いますので、かなり今苦しんでおられる中小企業の方々をはじめとした産業界の方、あるいは一般の利用者の方々おいでになりますので、ここは政策的に値段を下げるということによって、この時期をしのいでいく必要があろうかと思っています。どのぐらいの時期になるかというのは、政府においても注視をしながら判断をされるというふうに思っていますし、私どもは県内の状況を見ながら、政府に対して知事会を通じてあるいは独自に状況を伝えていきたいと考えているところでございます。
 
(質)LPガスは1,000円下げることで、ロシアのウクライナ侵攻前ぐらいの値段になるんじゃないかというお話だったと思うんですけれども、一方で、特別高圧電力の方はいつぐらいの値段になるとか、どれぐらいのこの額は効果あるかということなんですけど。
(答)4月から8月の使用分で3.5円ですね。キロワットアワーあたり、9月は1.8ですけど。これは国のルールに従って下げるということになりますが、どのぐらいの水準というのはわかりますかね。
(答:雇用経済部)担当課でございます。ちょっと確認しますですが、これは全国的に使っている数字でございますので、一定下がっていくということでございます、詳細は確認させてください。
(答)後ほど、また広報課を通じて皆さんにお知らせをさせていただきたいと思っております。
 
ブラジル訪問の結果について(報告)
(質)その3人はどんな人にしますか。
(答)これから選んでいくということになりますけど、応募していただくことになりますけど、若い方がお二人とそれから引率をしていただく方がお一人というイメージで考えているところでございます。だいたい期間としては2週間程度という感じですかね。
 
(質)いつ頃呼ばれる。
(答)今年度中ということですので、向こうの都合もあると思います。調整をしながら時期を決めていきたいと思っております。
 
(質)合意には至ったという。
(答)MOU。
 
(質)まだ締結はしていないんですよね。これはいつ頃結ぶというのは。
(答)1、2カ月のうちになると思います。相手のある話でありますので、日本みたいに物事をカチカチと早くやってしまおうという感じではないお国柄でもありますので、ゆっくりと腰を据えて話をしながらということですけれども、今回副知事ではありましたが、お話をさせていただく中で環境問題とか非常に向こうも興味を持っておられるというのはよくわかりましたので、あるいは教育の関係ですとか、若者の交流の関係ですね。そういった辺をMOUに盛り込む、あるいはその部分について強化をするということですね。それもできると思っていますので、そういった調整をしながら最終的に向こうの州知事との間でのMOUを結ぶということになる。1点すみません、ちょっと訂正をさせてください。先ほど招聘プログラムで若手二人と引率される方はお一人と申し上げまして、若手3名とそれから引率される方1名ですので、トータル4人になります。
 
(質)そうするとMOUを結ぶ目途としては。
(答)1、2カ月後ですかね。こちらからはできれば今回知事と会えませんでした。各県の知事も今回行っているようですけれども、向こうの州知事となかなか会えていないという感じで、今回は仕切りで領事館からも話を聞きましたけれども、各県日本の各県知事と向こうの副知事が会われるということでしたので、できればうちからは副知事とお話をさせていただいたときに、Webでも結構ですので、MOU結ぶ時にお互いに知事同士やりませんかという話は投げかけてあります。それも相手のある話ですから、なかなか難しいかもしれませんけれども、1、2カ月の間でMOUを知事同士で結べればというふうには考えています。最終的には文書の交換ということになるかもしれません。
 
(質)今回のサンパウロ訪問ですけども、改めて知事としては、どんなところが今回の訪問の成果と感じていらっしゃるかを教えてください。
(答)大きくいうと二つあると思います。一つは、やっぱり三重県人会の方々ですね、知事としては10年ぶりの訪問ということであります。非常に喜んでいただきました。三重県に所縁のある方々、三重県出身者の方を中心においでになられるというところでありまして、三重県から訪問団がいったということですね。特に三重県人会の創立80周年の節目であったということ、それから三重県の人が移住して、110年の記念行事をやる。正確には移住されて111年目、1並びのこれもある意味節目だったんですが、記念式典としては110年の記念式典を今年やられたということで、80年110年の式典を行われたということで、非常に喜んでいただきましたので、我々が行った意味はあるというふうに思っております。それから、もう一つは、三重県の観光資源でもあります忍者、それから食のうちの一部であります日本酒ですね。このセミナーを開くことができました。非常に関心が高いなという気がしました。特に忍者に関しては、三重大の先生にも行っていただきまして、セミナーをやっていただきまして、実際に忍者とはどういうものか、映画とか、それからドラマで見ているものではないんだなというのがブラジルの方にもわかったというのがよくわかりました。それから、ブラジルは日常の会話の中でも忍者という言葉をどうも使っておられるようです。能力の非常に高い人という意味で使っておられるというのを聞いてきましたけれども、皆さんに忍者って浸透しているなということがよく分かりました。三重県というのは忍者の本場なんだということが行ってこれたのは非常に良かったと思います。それから、日本酒に関しても、ブラジルで最近人気が高いということもよく分かりまして、三重県の日本酒美味しいものがあるというのを宣伝できて、これも良かったのではないかなと思いました。
 
(質)関連しますけれども、最初におっしゃっていただいた県人会の方に非常に喜んでいただいたというのは、成果としてはつまり現地の方々とのつながりが強くなったみたいなそういう意味合い。
(答)そうです。現地の方々とのつながり、三重県人会の方とのつながりは強くなりましたし、三重県人会の方を介して、サンパウロ州あるいはブラジルとの関係も強くなるということでありますね。他県の県人会の方、先ほどちょっと申し上げましたけど、式典においでになられて非常にうらやましがられてましたので、そういう意味でも三重県人会の方々も、我々の訪問というのは喜んでいただいたんじゃないかなというふうには思ってます。
 
(質)あと最初におっしゃっていただいたMOUの、MOUでしたっけ。
(答)はい、MOU。
 
(質)MOU締結に向けて合意を得られたことに関しては、これはどうなんでしょう、成果と捉えられているのか。
(答)これも評価するところであり成果だと思ってます。本当は訪問した時にMOU締結というのはできるといいんですけれども、中身についてもう少し詰めることがあるねという話が議論ができたので、その点も良かったと思いますけれども、確認をしながら、しかしながら、サンパウロ州との友好関係というのは、MOUを締結することによってさらに進められると思いますので、これも行った成果であると思います。行かずにMOU結ぶっていうのは基本ないもんですから、行くことによって今回のMOU締結ができるという意味でも行った意味はあったのかなとは思います。
 
(質)もう1点、今回このサンパウロ訪問ですけれども、三重県じゃないですけど、他県だと結構、海外の視察とか訪問というのはなかなか経費の問題で、なかなか厳しい目が向けられている中で、今回の三重県の訪問に関してはかなり経費を絞って、配慮されて行かれた形だとは思うんですけれども、結果的に今回のこの訪問がその経費に見合った成果を生み出せた訪問だったのかどうかというところはどのようにお感じでしょうか。
(答)海外の出張のB/Cをどう出すかって難しい話であると思っています。例えば、友好関係の国なり、地域の絆が深まるというところをどう評価するのかって難しいと思いますが、今回行った意味はあったと思いますね。経費の節減は今回から始めたわけではなくて、前回の5月のスペイン出張から始めまして、冗費の削減というんですかね、知事の部屋がスイートルームでありましたけど、それもやめましょうと、普通の部屋にしましょうということでやらせていただいて。それは当然だと思ってますけれども、やらしていただいて、節減をしています。これはやっぱりその都度その都度見直しはしていかないかんというふうに思ってますけど、また成果はこれは別に考えるべきであると思いますが、今回は先ほど申し上げましたように、三重県人会の人たち、それから向こうの州政府との関係というのは、さらに絆を深めることができたという意味では意味があったと思います。それから、三重県の観光魅力を宣伝するのができたというのは意味があったと思います。さらに言うと、他の国に訪問するような場合には、さらに産業界も一緒に行っていただいて、三重県の産業界が利益を得られるようにということもやってきた方がいいかと思います。ブラジルの場合、前回は行っていただいたんですけども、今回、産業界の方からはブラジル今の段階ではということで、訪問団の構成をすることについては見送りがあったんですけど、これからグローバルサウスでブラジルが伸びてくると、また産業界の方々も行っていただくということも出てくるかもしれません。
 
(質)資料のジャパンハウスでの日本酒セミナーのところで、大台町とかのお酒が8月下旬からサンパウロ州内のレストランで提供予定とあるんですけれども、これ具体的にどのくらいのレストランで提供されるのかとか、期間とか教えていただけますか。
(答)分かりますかね。
(答:政策企画部)今回、民間のインポーターの方、コンサルティング会社の方の企画ということで、先方で瀧自慢さん、あるいは酒屋八兵衛さん等の銘柄を選んでいただいて、それに合った現地食材を使ったメニューを合せて提供するという形で展開をしていただくと。市内のレストランに向けて、そういった提供を行っていくということでお聞きをしているんですけれども、実際、どのレストランで何件ぐらいという具体的な計画というのは、今調整していただいているところでございまして、詳細がまだ今の時点ではわかっていないという状況ですが、8月下旬を目途にという、ちょっと輸送の関係で、実は何百本も送っていただいていたんですけども、やはりちょっと物流がなかなか、ブラジル難しいところもあって、今、港で止まってたりするという状況もありまして、今回の乾杯酒も職員がハンドキャリーで持っていったという経緯もございますが、そういった実際に物理的に到着して、それから市内のレストランでの展開ということで、少し時間が要するかもしれませんけれども、先方でしっかりと考えていただいているということでお聞きをしております。
 
(質)今8月下旬ですけども始まってるんでしょうか。
(答:政策企画部)その関係でまだちょっと今の現時点ではまだ始まっていないと。
 
(質)その目途とかは立っているんですか。
(答:政策企画部)その目途については、まだちょっといつからという具体的な時期はわからないんですけれども、到着次第という形で。
 
(質)この8月下旬からっていうところは保留の。
(答:政策企画部)そうですね。8月下旬からそういう展開していくの、実際にメニューとして並ぶ時期というのは少し遅れる可能性がございます。
(答)ちょっと確認をしまして、これ既に提供させていただいているものですけど、変更があれば、わかる範囲になってしまうかもしれませんけど、またご報告を、広報課経由でご連絡申し上げます。
 
その他項目に関する質疑
 
福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出
(質)発表項目以外でお尋ねします。各社さんいかがですか。
 
(質)大別して2件お話ししたいんですけども、処理水の問題です。ちょっと全体的な話で県が把握してる中で、いわゆる国番号86でいたずら電話的なものっていうのは、来てるんでしょうか、把握されてますかという質問が一つ。それから、日本の海産物の輸出自体を中国止めてしまったということになったわけですけども、本県も海に面した県であるということで、それなりに影響あるのかなと思ってますけども、そのあたりいかがかなと、あるいは支援というんですかね、これ海産物というか真珠なんかも含まれるのかなとちょっと思ったりもするんですけれどもよく分かりませんが、そのあたりも含めてどういうふうに見ておられるかということがまず1点目の質問です。
(答)処理水の関係ですけども、中国で嫌がらせのようなことがあるっていうのは非常に遺憾なことだと思っています。特に日本人学校、子どもたちに危害が及ぶ可能性のあるような行為があるというのは、これはやっぱり国際的にも許されないことなんじゃないかなという気はしています。日本政府として遺憾の意を伝えているということでありますので、中国側の対応を待つということになると思いますけど、県内で、まず1点目ですけれども、嫌がらせの電話ですかね、業務妨害的な電話については、現在のところは確認をしておりません。それから、海産物の関係でありますけれども、尾鷲の事業者さんで、7月、8月、7月ぐらいから中国の税関の検査が強化をされ出したということで、事実上、輸出を停止せんといかんように7月あたりからなってたということで、7、8の2カ月で、だいたい金額的には1月500万ぐらいと聞いてますので、1,000万ぐらいの養殖のブリの輸出ができない状態になったというふうに聞いています。これについては、仕向け地が中国以外にもあるということでそちらに輸出をする、アメリカとか台湾とか他へ回しておられるということと、それから出荷量の調整をされて、無駄にしているということではないというふうには聞いています。仮に水産業者の方々が金額的に被害をお受けになるということでありましたら、これはやっぱり国と国との話でありますので、国に対してどういう支援をしてもらえるのかということを話をしながら、また場合によってはその要請もしていかないかんというふうには思っていますが、現時点においては金額的には被害が出ているということではないようです。
 
有機フッ素化合物
(質)もう1点目がちょっとまた別の話なんですけれども、フッ素化合物の問題ですね。全国の航空基地周辺で発がん性のある有機フッ素化合物の検出が相次いでますよと、近いところでは岐阜県でももう各務原でも出ましたという話があるんですけれど、三重にも、あれを航空基地と呼ぶのかどうかは別として、明野があったりするわけなんですけれども、そういったものが検出されているかどうかというのも把握されていますかというのが一つと、もしそうでなければ、今後、調査などをしますかというそういう質問です。
(答)これについては現時点において把握をしてるという話は聞いておりません。それから、今後の調査についてはまだ未定でありますが、他の航空の基地の状況を見ながら、我々も、我々が調査をするということではなくて、恐らく明野ということになると自衛隊ということになると思いますけど、そことの調整必要であれば調整していきたいとは思っております。
 
学習塾塾長逮捕
(質)また別の話なんですけども、24日に三重県内の学習塾のトイレで女子中学生を盗撮したとして、52歳の元塾長が逮捕される事件がありました。元塾長のパソコンからは全部で80人分の画像データが見つかったという報道もありますけれども、性被害に関する事件ですけども、この事件の受け止めについて知事の所感があればお願いします。
(答)性被害、許すべきではないと思いますし、特に子どもを対象にしたものというのは厳しく取り締まられなければいけないというふうには思っているところであります。個人の犯罪でありますので、司法機関が適切に対処をしてもらえるというふうに考えております。繰り返されないようにしていかないかんということが大きなポイントの一つだろうなとは思っています。
 
三重県立総合医療センター誤処方
(質)先日、県立総合医療センターで医師の指示とは異なる薬を患者9人に渡すという重大なミスが発覚したんですけれども、これは発生が5月と、発表が3カ月後なんですが、外部の指摘があったから発表したということなんですけれども、ここは独立行政法人とはいえ県立だし、事務局長県から出しているから、県の職員も10人ぐらい出していますよね。そういう中でこの情報公開という観点からいかがなもんかと思うんですが、知事の考えを。
(答)ここはしっかりと見直しをしていただく必要があると思っています。我々もお話を聞きましたのが、8月の半ば過ぎだったんですよね。それはすぐに発表すべきだということで、担当部からも医療センターの方に話をしてますということなので、それはすぐそうすべきだということで発表をしたとこういうことになっています。薬が間違えて出されたということについては、内部の体制も見直しをして、今後そういうことがないようにしているということは聞いていますけれども、再度そこはチェックをしてもらわなきゃいけないとは思いますが、その上で発表の仕方についても中で検討して、どういう発表の仕方をすると、改善項目があれば、それもちゃんと外部に話をするようにということを私の方からも言っておりますので、検討して今後はこういう発表の仕方をしますということになると思います。
 
(質)知事としては、例え患者に害がなかったとしても、ミスがあれば発表すべきだったというお考えですか。
(答)私はそう思いますね。やはり影響が甚大になる可能性がありますんで、それは発表すべきであるというふうには考えています。
 
(質)そういった指示はもう出されたと。
(答)出しました。
 
(質)いつ頃ですか。
(答)話を聞いた時だったと記憶をしています。
 
(質)記者発表の後ですか。
(答)記者発表の、正確には後かもしれません。その時には、最初聞いた時には薬が再度間違えて出されないようにということは言ったと思いますが、記者発表の後だったかもしれませんね。発表の仕方をきちんと検討して、こういうふうに決めましたということを発表するべきであるということは伝えてあります。
 
熱中症対応
(質)熱中症の関係で1点お尋ねしたいんですが、先日三重県教育委員会さんの方が暑さ指数に基づいた形で、31度以上の場合、運動を中止するというような形で改善されたと思うんですけれども、今後知事として熱中症対応、今回の対応非常に踏み込まれたものだと思うんですけど、今後担当課であったりだとか、現場対応で望むことがあれば教えていただけますでしょうか。
(答)今年の気温が異常な気温だということ、気象庁なんかからも発表がありましたけど、これが今年だけで終わるってことはおそらくないと思います。まだ今も暑い時期が続いてますので、注意が必要なんですけれども、来年もおそらく同じような感じになると思いますので、今回教育委員会の方で学校の方へ通知を出してもらいましたけれども、その効果、あるいは課題、そういったものも考えて、今後対応していく必要があろうかなと考えております。
 
福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出
(質)福島の処理水の話に戻って恐縮なんですが、このタイミングで処理水が海洋放出されたことそのものについての知事の受止めと政府にこれから期待というか求めていきたいこと、全体の話を教えてください。
(答)処理水の話については、県の知見を超えているところもありますので、詳細部分といいますか、全体部分については、私の答えは控えさせていただきたいとは思っていますけれども、科学的な根拠に基づいて処理水を海洋放出をするというのを決められたということが事実としてあると思います。加えて、それについては国際的な専門機関の方で放出することについて問題はないということも判断をされたというふうに聞いているものであります。その判断に従って、日本としては対応しているものだと思います。中国から批判があるというのは、北朝鮮もそうですかね、批判があるというのも承知をしていますが、それが科学的な根拠に基づくものかどうかっていうのは、国際の場で日本が話をしていく、日本からも話をしていくというものだと思いますし、彼らもそういう話をしてくるものだというふうに思っています。それとは別に日本に対しての嫌がらせがあるということについては、これは中国の国内問題でありますので、中国の国内できちんと対応してもらうべきではないかなというふうに思います。日本政府としては、先ほども申し上げましたけども、中国に対して対応を促しているということでありますので、これは適切なやり方だと思います。他方、経済的な被害ですね、海産物の輸入を中国止めているということに関して被害が出るのであれば、これはもう国としてどういう対応をとるのかということをきちんと考えていただきたいと思ってますし、我々も現場でどういう被害が起きているのかっていうのは、国にきちんと伝えていきたいと考えてるところであります。
 
松阪市長選挙
(質)松阪市長選についてなんですけれども、竹上さんの対立候補がいわゆる松阪に縁もゆかりもない方が立候補されたんですけれど、そのことについて知事としてのお考えをお聞かせ願えないでしょうか。
(答)県としての考えというのは特にないんですけども、私個人として考えますに、縁もゆかりもない方が立候補してはいけないということではないと思いますけど、市長、首長になられるのであれば、やはりその市のことはよく知っておられるのが前提じゃないかなというふうには思っておりますので、しばらく前に松阪来ましたけど、意外に都会ですねっていうことをおっしゃっておられる方が首長になられて仕事ができるのかなっていうのは疑問を感じるところではありますが、それは個人的な気持ちでありますし、今選挙期間中でありますので、特段のコメントというのは控えさせていただきたいなとは思っております。
 
(質)その他、よろしいですか。第二さんどうぞ。
 
(質)その絡みで言ったら、そういうお考えだから、松阪市長選の告示の時に行って、ある程度応援というかなんというか、そういう声を上げられたんですか。
(答)出陣式の時の応援はやはり私が選挙の時に大変お世話になった首長さんおいでになられます。この間、津の前葉市長の時の出陣式に行かせていただきましたし、それから竹上市長の時も前から行くと決めてましたので、対立候補が出るか出ないかに関係なくですね。あとは私の出身地の近くということで鈴鹿、それから亀山その辺りには出陣式にも行かせていただこうかなとは考えているところです。
 
(質)前、前葉さんの時に行かれた時に知事がお答えになったのは、行ったことの是非については県民が判断することだとおっしゃって、それが文字にもなってましたけど、ただ考え方として当選した時に当選した人のところへ行くというやり方もあるし、出陣式の場合は複数出てたら、どなたが当選するかわかんないじゃないですか。選挙は水物だし、逆にいったらそこで知事がある程度推される方と違う方が当選した場合に、若干スタートの時には、県政とその市政ないし町政がぎくしゃくする部分もあるじゃないですか。その辺のリスクってのはどうお考えですか。
(答)まあ、そこはあるかもしれないですね。ただ、出陣式に行く人は友達っていうんですかね、前から知っている人ですし、私自身知事というか個人としても応援したいというふうに思ってる人でありますので、そういう人だけは出陣式行かせていただこうかなと思っております。あとは当選された時にお祝いにお伺いするということですかね。
 
(質)行く行かないになると、応援したい人って誤解も招くから逆に行ったら全部行かなきゃいけなくなるし。
(答)そうですね。だから知事になる前から知ってる人間ということですね。
 
(質)またそれは次回に。
(答)はい。
 
ブラジル訪問の結果について(報告)
(質)あとブラジルなんですけど、MOUの関係でいくと、10年前の40年の時には、前の知事が州知事に会われてMOUを結んでいるんですね。それからいくと、今回結べなかったのは、ブラジルのブラジル時間みたいなものは当然あると思うけど、それは前回も同じなので、そこのところは、組織立ての段取りが悪かったのか、あるいは向こうの州政府が変わってですね、こういう形になったのか、その辺はどういう風に見られていますか。
(答)10年前にMOU結んで、さらにその10年前は結んでないんですかね。最初の田川さん行かれた時には結ばれたということですかね。なので、その時々というのはあると思いますが、前回は、産業界もアメリカからでしたかね、行きましたので、大勢行ってMOUを結ぶ機運というのはあったかもしれませんし、向こうの政府も今の政府とは違いますので、結びやすかったというのはあるかもしれないですね。今回もMOUは結ばないってことではなくて、その準備に少し時間がかかっとるということですので、あの長い目で見れば、同じような感じになると思います。
 
(質)組織立ての形で、本年度から国際戦略課を雇用経済から離して政策企画部に入れたじゃないですか。国際戦略って一つのパイプじゃなくて、いろんなパイプを使って初めて相手さんと合う場合があるし、企業絡みで絡めていく場合もあるだろうし、そこからいくと政策企画部移すとそこだけ単独でなっちゃうので、逆に雇用経済いると産業ルートも使えたりとか、色々連携があったと思うんですけど、その辺の組織上の、使ってみると使い勝手悪いなみたいな感じは今のところないんですか。
(答)それはないですね。逆に政策企画部できたので、1段上の立場で調整しますから、雇用経済の動きが悪かったら、政策企画部からちゃんとやれと、こういう風に言いますので、組織は強化されたと思います。ご指摘のように、例えば教育もそうですけれども、観光もそうですし、雇用経済もそうです。いろんなパイプで外国との調整をした方がいいのは、おっしゃるとおりでありまして、それをばらばらにやるのではなくて、コーディネートして、全体で調和を取りながらやっていくという意味でもですね、司令塔は必要だと思います。今回、司令塔は国際戦略課を作ったということで、動きはよくなると思いますけどね。
 
(質)今回の組織をいじったから、MOUを結べなかったことということではない。
(答)ではなくて、これは向こうとの相手のある話ですので、調整の中身がたまたまそうなったということですね。
 
(質)見方によっては、わざわざブラジルくんだりまで行って、しかも公費を使って、MOUは本来結ぶつもりだったけど、事前の調整等で結局はMOUを次までに結びましょうと、合意して帰ってきただけだったら、成果というのがあまり得られてないかという感じも、納税者としては持ちますよね。その辺のことは、どうかお考えですか。
(答)申し上げたように、相手のある話でありますし、それから次にMOUを結ぼうということを約束してきたわけじゃなくて、なるべく早いタイミングで、先ほど申し上げた1、2カ月ぐらいの間で結べると思っていますけれども、MOUを結びましょうという風に言ってきていますので、州政府との間の成果というのはきちんと出ると思います。加えて、三重県を宣伝してくる、それからブラジルと三重県の間に入っていただく三重県人会の方々との連携も強化してくるということで、今回成果あったとは思っています。
 
(質)さっきも経済ミッション団みたいなものが同行するなら、それもいいとおっしゃって、以前、知事が言われたことと、若干違う気がするんですけど、私がある程度向こうさんに知っていただいて、結べるものがあればそれでいいという感じだったように、私というのは知事がですね。だけど、そこはやっぱりミッション団も行かれた方がいいというお考えは、お持ちになったんですか。
(答)私が行く機会にミッション団の方がおいでになられて、普段会えないような人に会うというのも意味があるなというのはそう思いますね。ただ今回は、ブラジルとの関係で、三重県の経済界はそこまで前向きではなかったというふうに確認をしていますので、今後いろんな国に行くと思いますけど、その時に一緒に来ていただくのはあると思いますね。
 
(質)海外視察、知事は3回目で、台湾、スペイン、今回のブラジル。
(答)海外訪問ですかね。
 
(質)視察か、訪問ですか。
(答)はい。
 
(質)海外出張を3回やられていて、1回、2回はミッション団がなかったですよね。
(答)経済ミッション団ですね。
 
(質)3回目も今回なかったので、これは前スペイン訪問終わった時にちょっとお聞きしましたけど、県経済界と知事の間にまだ意思疎通というか、十分なその連携ができていないんじゃないかというふうに、だから反省ってありますかってお聞きしたんですけれども、そういうことではないんですね。
(答)そういうことではないですね。話し合いは出来ていますし、3回とも経済ミッション団を送るという程ではなかったというふうに経済界は考えておられるんだと思います。今後、国によって、それから時期によっては一緒に行かせていただくということはあると思いますね。
 
三重県立総合医療センター誤処方
(質)あと、県総合医療センターなんですけど、ニュースリリースで普通こういう事案については、非公表なんだと、ただし、今回は社会的影響を考慮して公表するというのが書いてあるんですね。知事が体制含めて発表の仕方も含めて指示出されたということなんですけど、その辺の内規が存在してるということ自身が、私なんか非常に驚きで、何があろうとですね、基本的に県が情報公開で原則条例までひいてるのに、そこの関係機関、独立行政法人とはいいながら、そこは違う基準で公表基準を持っているってことが非常に不思議だったんですけど、その辺は知事はどうお考えですか。
(答)医療機関なんでというのはあるのかもしれません。詳細、私はそこは承知をしてませんので、確認をしたいというふうに思ってます。非公表の理由ですね、影響が大きいものについては公表すべきだというふうに思っていますので、指示を出したところです。確認はしたいと思っております。
 
(質)あの文書だけ見ると、今までも本来公表しなきゃいけないものもあったのに、伏せてきたのかとこっちは捉えてしまうので。
(答)それについては、医療センターの方で適切に対応してくれると思っております。
 
地方鉄道上下分離方式
(質)地方鉄道の関係で上下分離方式という形、言われていますけれど、この辺知事としては、どのようにお考えですか。
(答)人口が減少していって、利用者減っていく中で、輸送モードのあり方という、いろいろなものが考えられると思います。上下分離方式も一つのやり方ですし、上下分離方式については、もう30年以上前から制度はありますので、どういう対応をしていくのかというのは、それぞれの自治体とそれから鉄道事業者と話をして決めていくものかなというふうに考えています。
 
(質)県内喫緊の問題でいくと、その北勢線がまた検討する時期に来ていて、一回それを検討して各関係市町の補助金を延長したと、今回はこれも完全バスに切り替えるのか、車両そのものが旧態化していて、今の狭い軌道の車両を使おうとすると、これ新規でつくらなきゃいけない。そこまで財政負担を持たんだろうと、だとすれば、バスじゃないかというふうなことを含めてですね、その上下分離方式で一度延命したけれども、もう一度考え直す時期に来ているんですけど、この辺の情報は知事は入っておられるのですか。
(答)まだ、そこは聞いていないです。北勢線は上下分離していたかな、していないんじゃないかと思いますけれども、支援方式じゃないかなと思うんですけれども、もう一度確認をしますが、今後人口も減ってきますし、利用者も減っていきますので、かつ、ナローゲージは新規の車両を作ってないのは事実であろうかと思いますので、どういうやり方があるか、まずは地元でよく話し合っていただくということかなと思いますね。
 
(質)延命した時、というかもともと北勢線を三岐鉄道さんに維持してもらおうと、もともと近鉄だったので。その駅舎と線路は県がある程度補助を出して。
(答)補助ですね。だから上下分離じゃないと思いますね。
 
(質)それをそのまま三岐さんがお使いになって、あと関係市町もそれぞれの運営補助金を出したという形ですけど。
(答)国からも維持補助を私が鉄道局のときに制度を作って出した第1号だったのじゃないかと思いますね。
 
(質)関係市町と協議してやっていくということですね。
(答)そうですね。よくまず関係市町でお話をしていただいて、必要であれば、県も対応を考えていくということになると思います。
 
LPガス料金・特別高圧電力料金に対する支援について(発表)
(質)LPガスの関係ですけど、これは国の立て付け自身が業者の自己申請という形で来ているわけですか。
(答)はい、そのように聞いています。利用者からの申請かどうか。
(答:雇用経済部)この詳細の制度設計は、ちょっと県によってまた変わってくるんですけれども、大枠のルールとしてはおっしゃるとおりです。
 
(質)県によって変わるなら、県によって全業者に申請さすということもできるんですか。
(答:雇用経済部)できなくはないですけど、LPガスの場合、なかなかこのシステムで一律にというのは、なかなか難しいことがありますので、三重県の場合、少なくともこういう形をとっております。
 
(質)さっき質問出てたけど、業者さんにとっては全くこれ申請、申請すれば手間じゃないですか。業者にとっては何の利益もないわけだよね。要は、お金は入ってくるわけだから、それが利用者に直接転嫁するか、それとも国の補助で値引きするかという、だとしたら、値引きする分だけ事務処理が増えるので、業者さんにとっては別にプラスにはならないじゃないですか。だとすれば、申請しないところが出てきて当たり前なので、そこをあえて全部申請さすというくくりというのは、県としては、今のところ考えないんですか。
(答)協会の方は申請するつもりなんじゃないですか。
(答:雇用経済部)おっしゃる通りです。協会さんの方も、まさに各事業者さんのご協力いただけるということでありますし、逆に協会さんを通じていろいろなご意見を聞く中で、逆にこのシステム改修の手間とかも考えまして、こういう形の方がいいということで、こういう形にしております。
(答)他県の知事と私も話をしてますけれども、大体聞いた限りでは、やっぱり協会さんの方で申請をしてもらって値引きをすると。三重県もそうですけれど、協会さんの方からもやはり補助を出してくれって話を聞いてますので、うまくいくんじゃないかと思いますけれども、利用者の方々もご自身がLPガスの提供を受けておられるところが申請していないということになったら、申請してくれって話をされると思いますので。
 
(質)そこはある程度協会を信用されている。
(答)そうですね。あとはまあ、その我々から先ほどちょっと申し上げましたけれども、申請されてないところがあったら呼びかけをするというのもあり得ると思っています。
 
(質)呼びかけはされる可能性もある。
(答)そうですね。
 
(質)どうも。
 
(答:総務部)処理水の関係で補足させていただきます。先ほどの処理水の件でございますけれども、昨日、8月28日時点ですけれども、本庁内、嫌がらせ等々の電話を確認しましたところ、特にそういった事例はないというところを確認してございます。以上です。
 
(質)はい、ありがとうございました。
 
(答)どうもありがとうございました。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000278005