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令和07年06月20日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年6月18日
於:プレゼンテーションルーム

 

発表項目等 

  • 熱中症予防に関する県民への呼びかけについて(報告)

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • 観光部長への国土交通省職員の招聘
  • 防災庁の誘致
  • 第44回全国豊かな海づくり大会の漁船パレード
 

発表項目等

(知事)おはようございます。今日は1点ご報告をさせていただきます。熱中症予防についてでございます。熱中症警戒アラート、三重県発表中でございますので、これをお話を申し上げたいと思います。6月5日に熱中症の予防、呼びかけをさせていただいたところでございますけれども、本格的に暑い日が続くということになりまして、まだ梅雨の途中であるということではありますけど、前回の暑熱順化、暑さに体が慣れるまでは無理をせんといてくださいということをお願いしましたけれども、熱中症の搬送される患者さんが増えてまいりました。三重県で言いますと、一昨日が14人、昨日が14人ということでございます。今日も愛知県と三重県、東海地方この2県でありますけれど、熱中症警戒アラートが今年初めて発令されたということでありますので、お気を付けくださいということでございます。これが去年の各週ごとの搬送件数ですけれども、だいたいこの6月の末ぐらいからずっと増えていきますけど、暑さ指数によるところが多いということでありまして、今日は暑さ指数予測は33。三重県の伊勢ですけど、小俣で33ということになってますので、28を超えるともう危険な厳重警戒レベルになるということですから、今日は33が発表される予報が出ておるところでございますので、非常に危険な状態ということです。これ、小俣の数字というふうに申し上げましたが、三重県内どこでも気温はだいぶ上がっておりますので、去年より2週間早いアラートの発表であります。特にこの時期まだ湿気が残ってますんで、熱中症になられる可能性がかなり高くなっておるということでございまして、これは去年が7月3日にアラートでしたから、2週間早いということで、これ見ていただきますと、ぐっと搬送件数がアラートが出る時期に増えてくるということです。今日アラート出ましたので、搬送件数、今日も増えてくる可能性があるというふうに思っています。前回も申し上げましたが、やむを得ず外出する時、できたら屋内におっていただきたいんですけども、やむを得ず外出される時は、日傘、帽子、サングラスなどを使用していただきたい、お休みをとっていただくのと、お水をとっていただきたいですね。それから屋内におられる時、これも屋内なのでエアコンをつけない高齢者の方々がおられるかもしれませんけど、ぜひつけていただきたい、温度調整をしていただきたい、ご自身で熱中症予防に努めていただきたい。これは申し上げとかなあかんのですけど、昨日、関東の方で畑に行かれてお亡くなりになられた方がおられます。この時期、畑に行かれるのはなるべく高齢者の方々、おやめになっていただければというふうに思います。夏暑い時は畑に日中行くのはやめましょうと。それから、去年の例で言いますと、お庭で倒れられた高齢者の方もおられます。盆栽に水やりせなあかんっての分かりますけど、朝晩、植物にも朝晩水をやった方がいいということですので、水やりは朝・夕方の涼しい時に、涼しないんですけど、最近は、朝夕も厳しいんですけども、日中にお庭に出るのもぜひお控えをいただきたいというところでございますので、特にご高齢の方、お気を付けいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。私からは以上です。

発表項目等に関する質疑

熱中症予防に関する県民への呼びかけについて(報告)
(記者)今年からこの熱中症対策で企業の対策が義務化されましたけども、これ、県として何か企業に対して指導とか周知徹底とかそのあたりされていることがあれば。
(知事)まず、6月からですけれども、熱中症対策が義務化をされるということになりました。それぞれの事業に関係する部局というのがありますので、そもそも県でも、外部で作業をしてもらっているところもありますから、我々としましては作業の有無がどんなものがあるのかと、健康リスクにどういう影響があるのかということで、既にもうファン付きのベストとかも使ってもらうと。これは県で購入して使ってもらうようなことをしておりますけども、現場の実態に即して、熱中症にならないようにということを対応しているところであります。それから、関係の業界の方々、例えば建設業の方、あるいは農業の方もそうですけど、外で働いておられる方おられます。それで、各法人で、どんな取組をされているのかということについても、私ども確認もさせていただきたいと思っておりますし、主に労働局でやられる話ではありますけれども、所管しております業界の関係で、例えばこういうところに注意を払うべきなのかどうか、ご相談があった時には、対応をしっかりしていきたいと思っているところでございます。

その他項目に関する質疑

観光部長への国土交通省職員の招聘
(記者)一部報道で、新しい観光部長に国交省の職員を招く予定だという記事があったんですけども、知事はそれをご存知ですかね。この予定というのは。
(知事)国交省でそういう話があったという話は聞いております。はい。

(記者)まだじゃあ具体的にそういう動きがどの程度とか、具体的な話が。
(知事)人事の話なので、そのうち明らかになると思います。

(記者)もし招くとしたらなんですけれども、知事はどういったことに期待されますか。期待感というか、今後。
(知事)まだこの時点ではちょっとお話は控えといた方がいいかなと思いますね。人事の話ですので、はい。

防災庁の誘致
(記者)県議会の一般質問の方で、防災庁の誘致に関して表明されたと思いますけども、改めて知事として、その防災庁誘致に対しての考えと、あともう1点で、今後どういうふうに進めていくかという誘致に向けての取組に関して、決まっている部分とかありましたらお願いします。
(知事)骨太の方針でも防災庁について触れておいでになられます。今後、詳細が国の方から出てくるのではないかなと思っていますけれども、県議会でも申し上げましたけど、防災庁、地方に支分部局を設ける、あるいは防災庁本庁を設けるってことはおそらくないと思うんですけど、設けるのであれば、ぜひ三重県に設けていただきたいというふうに思っております。三重県では、さまざまな取組、能登半島地震での気づきに対する対応というのもやっておりますし、また、南海トラフ地震が来る時、三重県はフロントライン、最前線になると思います。防災庁を設けていただくなら、最前線にそういう組織を設けていただいて、現場の動きというのがすぐに分かりますし、それから取るべき対策ってのもやっぱり現場でないと分からないところがありますので、三重県にぜひ設けていただきたいというふうに考えているところであります。県議会で答弁をさせていただきましたが、事務的に防災庁の準備をしている組織が国にありますので、そこに対して三重県として防災庁を招聘したいということですね。それを申し入れをしているところでございます。今後は時期を見ながらということになるかもしれませんけれども、レベルを上げながら、防災庁を三重県に来てほしいということを訴えていきたいということを考えているところであります。

(記者)関連でお伺いします。まず、その事務局的なところに、申し入れはもう既にしたということでしょうか。
(知事)そうです。事務的には申し入れしてます。

(記者)それはいつ頃の話になりますか。
(知事)議会と前後してだったと思いますけどね。はい。

(記者)少なくとも今月ぐらい。
(知事)そうですね。

(記者)地方組織と言うと例えば、ご出身の運輸系でも中部運輸局とかがあったり、その下に地方の事務所があったりとかすると思いますけど、どのくらいのレベルのものを来てほしいと考えてますか。
(知事)そこはちょっとどういう立て付けに防災庁がつくられるかにもよると思いますけれども、東京におそらく本部は、防災庁本庁は置くんじゃないかと思うんですよね。国会との関係もありますんで、地方に省庁持ってくるとなかなか国会答弁は難しいのもあるんで、本庁置かれるんじゃないかと思うんですけど、次ぐらいのレベルは来ていただければありがたいなとは思っています。というのは、例えば東京にヘッドクォーターがあって、次にどこに、地方に組織がないといけないかというさまざまな考え方がありますけれども、やはり最前線に近いところにあるのが防災庁としてはメリットがあるのではないかと。地方支分部局の一次部局というのは、大体各ブロックの中心地、この辺で言うと名古屋ですかね、に置いたりするんですけど、防災庁の機能から言うとやはり最前線に置いてもらった方がいいんじゃないかというふうに思います。ただ、最前線というのは被害を受けるところでは困りますので、それの少し後ろ側っていうか、その辺りかなと思ったりはしていますが最終的にはどういうところに置くか、各ブロックに置くということになれば、国で判断をされると思いますので、そこを待ちたいとは思いますけど、私たちの意見は伝えていきたいと思います。

(記者)広域的な組織となると、隣県、愛知とかそういうところにもある種、三重に置くことにメリットがないといけないかなと思うんですけれども、その点、三重のアドバンテージはどのようなものがあると考えてますか。
(知事)やはり最前線だということじゃないでしょうかね。防災庁っていうのは実務はもちろん、事務の仕事はすると思いますけれども災害が起きた時に何をやるかということで考えると、やはり情報が入りやすいところの方がいいと思いますし、それから、実動部隊との関係は非常に重要になってくると思うので、実動部隊は最前線に展開しますからそことすぐに話をできるような場所と。例えば政府で言うと霞が関にヘッドクォーターがありますけれども、霞が関が被災した時にどこに行くかって言うと、立川に行くのはご存知だと思います。あそこは自衛隊の基地がありますし、そういうところで立川に行くってことを考えると防災庁の支分部局も最前線に近いところがメリットがあるんじゃないかなと我々は考えています。

(記者)防災庁について追加でお尋ねしたいんですが、三重県内だと知事としてはどこら辺を想定しているかということと、あと他の自治体も誘致に手を挙げていると思うんですが、三重県の他の自治体にはない優位性はどういうところにあると考えてますか。
(知事)優位性は先ほど申し上げたところです。そういう意味では、例えば高知県なんかと同じことになるかもしれません。それから、県内どこでかっていうのはまだこれからですね。各市町にもお話をこれからしていく段階ですので、希望されている市町があると思います。そういったところとも相談をしながら、そして被災地、被災をする場所ということだとなかなか難しいので、その近く、すぐ近いところをどこに置くかっていうのがこれから相談をしながら決めていくということになると思います。

(記者)他よろしいですか。いいですか。では第二さん、よろしくお願いします。

観光部長への国土交通省職員の招聘
(記者)観光部長の一部報道は一応、実態はそういう方向があるみたいなことをさっき知事おっしゃって、要はそういう話は聞いているとおっしゃったから、そういうことになるんでしょうけど、あるんでしょうけど、一般論としてこの年度途中の人事というのは国はよくやられてますけど、地方自治体でそういうもののメリット、デメリットってどういうふうにお考えですか。
(知事)メリット、デメリットって別に人事ですから、三重県でもやってると思いますけれども、年度途中に必要であれば人事をやればいいと思いますね。

(記者)でも部長級とかはかつて健康を害されてっていうのはありましたけど、普通にあって年度途中っていうのは、部長級が異動するってのは、まあないんですよね。
(知事)別にいいんじゃないですかね。他のたぶん、県でもやってるんじゃないかと思いますけどね。

(記者)そこに、国の経験から言って、メリット、デメリットとか考えた時に、それは別にそういうこともないですか。
(知事)間が空いてしまうと、というのはあるのかもしれませんけど、行政の継続性が確保できればいいんじゃないかなと思いますけどね。

(記者)そこには抵抗がない。
(知事)そうですね。人事はやっぱり必要なことやっていくので、いつの時期であっても。例えば災害対応なんか4月でないといけないっていうことでもないですし、感染症の時もそうですよね。

(記者)再選されるかどうか分からないですけど、その後ぐらいに何らかの年度途中の他の部署等も含めての人事というのは、今のところ答えられないですか。やられるのかどうかっていう。
(知事)さすがに答えられない。

防災庁の誘致
(記者)防災庁なんですけど、さっき被害を受けるところが困るとおっしゃったじゃないですか。ということは、三重県の場合に南海トラフが起きた時に、ある程度被害を受ける県のトップに入ってますけど、その中で、県内で被害を受けないところっていうのもあるという想定ですか。
(知事)被害のその態様というかレベルにもよると思いますけど、例えば津波の被害を受ける場所というのは、なかなか防災庁というのは置きにくいだろうと思いますけど、それ以外のところ、例えば揺れがあるっていうのは、これはどこでもありますので、そのどこを被害と言うかっていうことが、直接的には、例えば津波の被害を受ける場所というのは無理でしょうが、というぐらいの意味ですね。

(記者)津波を受けない場所ならば、ある程度そういうものを置いても機能できるし、逆に国もそれは納得するだろうというお考えですか。
(知事)後者は分かんないですね。国が納得するかどうか分からないですけど、我々としてはそのように考えているということですね。

第44回全国豊かな海づくり大会の漁船パレード
(記者)5月31日に11月9日に向けての海づくりのフェアがありまして、ちょっと風が強かったから、当日漁船パレードはなかったんですけど、本番の11月9日に、その漁船パレードの先頭を海保の巡視艇が切るということで、知事のご提案というか発案らしいんですけど、その意図は何ですか。
(知事)海保の巡視船、巡視艇ですね。巡視艇がっていうのは、例えば道路ができた時にパトカーが先導するっていうのもありますので、漁業者の方と海上保安庁とは密接な関係が日頃からありますので、パトカーが先導するのと同様に巡視艇が先導するってのはあるのかなということで考えてるものであります。過去にもどうも豊かな海づくりで例があるということでもありますので、ではそんなことでどうですかということで、やりましょうということで、関係者の今了解を得ているというふうに聞いています。

(記者)それは、ご出身省庁の海保庁があるから、そこのところで海保の巡視艇が走ってもおかしくないんだなとそういう感覚ですか。
(知事)海上保安庁と、それから漁業者の方というのは、日頃は密接な関係もありますし、そういうのがあるので、海上保安庁の船で最初に走ってもらって、主役はもちろん漁船なんで、漁船の方々がその後から多数走っていただいたらいいんじゃないですかっていう、それだけのことですね。

(記者)過去の例とおっしゃったから、私も全漁連に聞きましたけど、平成23年、鳥取県で海づくりをやった時に、海保の船は確かに走ってたと。ただし、それは最後尾で先頭ではないと。当時のことも鳥取県庁に聞いたんですけど、もう既に課長級以上はお辞めになっているってことですね。ということで、詳細は分からんという形なんですけど、ただ、一応漁業者の祭りだから、そこに対してある程度礼を尽くすという意味で最後尾ということもとったっていうふうに言われてるので、逆に言ったら、今回最後尾じゃなくて先頭ということで、漁業者の方の中には、その漁業者の祭りに何で海保の船が走るんだと。全国豊かな海づくりの事務局ってのは水産庁でもないですし、省庁じゃなくて全漁連ですから、ある意味民間的な要素が強いので、というふうな声も組合長の中にはあるので、そこは県が十分説明をされてないんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうですか。
(知事)説明してると思いますけどね。どうしても漁業者の方が嫌だとおっしゃるなら、それはもうやめるのもありだと思いますけどね。

(記者)声があったら、それはそれで検討するということですね。
(知事)どうしても嫌だとおっしゃるんであれば、それは検討する余地はあると思いますね。

(記者)ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
                                                了

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