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令和07年10月24日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年10月22日
於:プレゼンテーションルーム

 

発表項目等 

質疑項目

  • 職員の逮捕事案
  • 中部圏知事会議
  • 防災庁の設置
  • 「みえ半導体産業振興方針(仮称)」策定に係る第1回有識者会議
  • 議員定数の削減
  • 副首都構想
  • 女子トイレにおける生理用品設置
 

発表項目等

(知事)お待たせしました。じゃあ始めます。今日は特に私の方から申し上げることはありませんので、皆さんからご質問いただければと思います。
 
その他項目に関する質疑
 
職員の逮捕事案
(記者)昨日も少しお話伺ったんですけれども、職員さんが逮捕されたことに関して、県の方でも面会などをしてお話しされたかと思うんですけど、可能な範囲で、様子ですとか、そういうことをしてしまったのかどうかはまだ疑いの段階ではありますが、背景とか何か分かってきたことあれば。
(知事)逮捕されまして、捜査は継続してると思いますので、私どもの方から特に捜査に影響があるといけませんので、捜査に最大限に協力をしていくという立場でもございますし、もちろん協力をしておるということで、内容についてはちょっとお話しさせていただくのは控えさせていただきたいと思っております。ご理解をいただければと思います。いずれにしても、県民の皆さんには大変申し訳ないことでございました。
 
(記者)それとですね、まだ今の段階ですけれども、ご本人への対応ですとか、今後のですね。県職員さん全体へのこれを受けた対応など考えていらっしゃることがあれば。
(知事)そうですね。本人は本人が属しております職場できちんと対応するようにということを指示しておりますので、そこは対応を適切にやっておるというふうに思っております。また、職員に対しても、昨日もちょっと申し上げましたけど、綱紀粛正、これを通達しないといけないなというふうに思っているところでございます。
 
(記者)会議の開催は考えていらっしゃいますか。
(知事)現在のところは考えてはおりませんが、状況によってということになるかと思います。
 
中部圏知事会議
(記者)もう1点別件なんですが、昨日、中部圏知事会議が開かれまして、その中で一見知事が静岡県知事と共同提案ということで、交通空白解消に向けた知事有志による研究会の設立を呼びかけられたということですけれども、改めて狙いなどを教えていただけますか。
(知事)三重県の1万人アンケートでも、令和6年のアンケートでは、今、三重県で生活をする上で何かご不満ありますかと聞いた問いに対して、50パーセントの方が交通が不便だというふうにお答えになっておられます。確かに知事選挙の時に県内くまなく回りましたけど、その時もやっぱりそういうお声を聞いてますし、それから、令和5年でしたけれども、高校生と対話をした時にもその話が多く出ましたということを受けて、やはり交通政策に力を入れる必要があるということで、その後、令和5年、6年、7年と、交通政策を予算面も含めて充実をしてきたところであります。三重県だけの情報ではなかなか十分ではないということもありまして、静岡県知事が浜松市長されている時に、かなり交通熱心にやっておられて、私は、市長になられる前だったと思いますけれども、中部運輸局の自動車部長をやっておりました時に、浜松市でオムニバスサミットというのを全国で初めて開催をしていただいて、中部運輸局が担当していたというのもありまして、交通に関して以前から鈴木知事と意見交換をよくしておりました。そんな中で交通が今大きな問題に地方なってるよねという話があって、データを活用して、腰だめではなくて、データを活用してどんな取り組みができるのか、何が問題なのかというのをまず浮き彫りにした上で、それらの対応をやっていこうというお話がありました。私はそれを100パーセント、120パーセント賛同いたしまして、共同提案者ということにならせていただきました。これから全国知事会でもいろいろ議論するんですけど、やはり交通は大問題だということをおっしゃっておられる方々が多いので、多くの知事が参加していただけるんじゃないかと思っています。私が申し上げたのは、交通の問題はそれぞれ地域によって違うから、画一的には対応はできない、画一的には対応できないのはそうなんですけど、だけど、問題点を掘り下げていくと、いくつかのタイプに分けられると思うんです。それをデータを用いて、そのタイプを作って、それへの対応策というのをやっていけば、かなり各地域で問題解決に向かって前に進めることができると思っておりますし、それから、以前、鈴木知事にご連絡した時に、この件で申し上げたのは、実は交通不便だとおっしゃっておられる方もおられるけれども、実は交通が不便なので移動をなかなかできないなと思って、そのままもう不便な中で生活をされておられる方がおられる、いわゆる潜在的な需要ですね。それもできたら掘り起こしていきましょうということは以前申し上げたところでありますが、いずれにしても、ご質問いただいた中身に関して申し上げますと、多くの知事に参加をしていただいて、データに基づいた交通問題の解決を図っていきたいと思っています。
 
防災庁の設置
(記者)昨晩の高市総理の会見の中で出た防災庁の話についてお伺いします。一応、2026年度中の防災庁設置に向けた石破政権の方針を引き継ぐということで明言ありましたけれども、高市総理の方から。改めて防災庁設置にかかる期待だったりとか、県内誘致に向けての期待とか、お考えをお願いします。
(知事)防災庁は以前から高市総裁、総理になる前から、石破総理のお考えを引き継ぐとおっしゃっておられました。今回担当されていた赤澤大臣が、部署は違いますけれども、経産大臣にお入りになられたということもありますし、防災庁の必要性は以前から私どもも感じているところでもあります。9月12日は四日市で大雨が降りましたし、南海トラフの地震もやってくるということでありますので、引き続き防災庁の設置については着実に進めていただきたいと思っております。また、地方支分部局ですが、これは以前から三重県に設置をしていただければということをお願いをしているところでございますので、この要求についても同様でありまして、赤澤大臣にも要望しましたし、その前に事務方にも要望したところでありますので、引き続きお願いをしていきたいと思ってます。
 
(記者)一応確認ですけれども、この前14町共同でVISONに設置したいという要望があったと思いますけれども、今の段階で知事のお考えの中で、どこに設置したいとか、そのあたりのお考えって何かありますか。
(知事)いや、明確なものはないです。その後、他の自治体から要望はないですよね。
(防災対策部)はい、ございません。
(知事)はい、14の町からまとまって要望が来たというのは、これは重いなというふうには思っているところであります。
 
職員の逮捕事案
(記者)先ほど幹事社からあった逮捕の件にちょっと戻ります。改めて昨日もお尋ねしましたけれども、実際、知事として率直に逮捕されたということを受けてのご所感、思いというのをまずお願いします。
(知事)これは昨日も、それから先ほども申し上げましたけれども、法を執行する公務員として法を犯してしまった、これ今まだ可能性でありますけれども、があって逮捕されたということについては、県民の皆さんに申し訳ないという思いとともに、非常に遺憾であるというふうに考えているところであります。
 
(記者)さっきも聞き取りの状況について質問もありましたけれども、例えば勤務態度とか具体の、これまでの状況で何か知事が把握されておられることであったり、情報等はございますか。
(知事)その点について、何か詳細について、勤務態度に何か問題があったという情報には私は触れておりません。
 
(記者)例えば、過去の処分歴の有無等についてもいかがでしょうか。
(知事)それについては、私は詳細には把握はしておりません。
 
(記者)こういった事案への対応というのは、これまでも相次いで対応されてきたところでありますけれども。
(知事)私が個人的にということですか。
 
(記者)例えば不祥事を受けて会議を開いたりとか。
(知事)はい。三重県庁でっていうことですね。はい。
 
(記者)今のところはまだということですけど、例えばこういったことを踏まえ、今、疑いの段階でね。例えば確実になり次第、また新たに何かされようというお考えもあるのか。
(知事)現段階、まだ確定的に決めてるものではないですね。
 
(記者)綱紀粛正を通達しなければならないということですけれども、これは時期としてはいつ頃、疑いっていうところがある程度確定というか。
(知事)そうですね。確定してからということになろうかと思います。
 
「みえ半導体産業振興方針(仮称)」策定に係る第1回有識者会議
(記者)つい最近、半導体の振興方針の会議が開かれましたけど、冒頭除いて非公開だったので、改めてどういったやりとりがあったのか言える範囲で教えてください。
(知事)それは、私は冒頭で抜けまして、後、簡単な報告しか受けていないんですけれども、デブリをするように言ってありますので、まだ連絡ないですか。そうですか。それじゃ担当部の方から説明をさせるようにいたします。なるべく早いタイミングで、もうその日に、非公開でやるというのはそれは自由な意見が出るということでいいんだけど、終わった後にデブリをしなさいと指示をしてありますので、それがまだその日ができていなかったのかな、夜遅かったから、時間が遅かったからかもしれませんけれども、なるべく早いタイミングで担当部の方からデブリをするようにいたします。これから非公開のものも出てくるんです。農業なんかも実は自由闊達な議論をしていただいたりとか、例えば単価について具体的な数字をおっしゃっていただく時は公開だとなかなか難しいところがあるんです。なので、非公開にすることはありますけれども、その場合は終わり次第、場合によって、その終わる時間遅ければ翌日、担当部の次長か副部長か、あるいは課長でデブリをするように指示してありますのでデブリになると思います。それから、場合によるとその日にデブリする場合には座長が入られる時もあるかもしれません。
 
(記者)他いかがでしょうか。第二さんお願いします。
 
議員定数の削減
(記者)連立政権絡みの話なんですけど、維新の方で議員定数の削減が政治改革ということ、盛んにおっしゃってるんですけど、これは一見知事、政治家イコール一見知事と見た場合にこの案はどうお考えになるんですか。
(知事)以前もどこかで、この場でしたかね、お話しさせていただきましたけれども、地域の声が反映されないような形になる定数の削減についてはそういった形にならないようにお願いをしたいという思いを持っております。
 
(記者)ということは、この維新が言われている話というのは、ある程度納得がいくんですか。
(知事)納得いくというか、国政の話なので私がコメントする立場にはまずないということを前提で申し上げないといけないですね。その上で、もし仮に議員定数についてご議論される、あるいは決定されるということであれば、地域の声が反映されなくなるような、反映され難いような削減の仕方については控えていただきたいなという思いを持っています。
 
(記者)確かに国政のことではありますけれども、現実問題、一票の格差であるとか、あるいは定数削減との前提に立った場合に、鳥取と島根の参院選の合区であるとか、そういう地方に影響が及ぶ部分が出てきているじゃないですか。それについてはどう思いますか。
(知事)先ほど申し上げた通り地域の声が反映できなくなる、し難くなるということは避けていただきたいということです。
 
副首都構想
(記者)あともう一つ。都市が国家を引っ張るっておっしゃって、吉村さんが。欧米のようにそういう都市が国家を引っ張るってのは日本の場合欠けてて、で、そこは東京。
(知事)日本が欠けている。
 
(記者)欠けている。多分、ヨーロッパ等のパクス・ロマーナの件になると思うんですけど、その東京一極じゃなくて、大阪でツインで引っ張りたいみたいなことをおっしゃったんですが、これについては、例えば、私は名古屋とか福岡とか、他が入ってもいいと思うんですけど、その四つか五つくらいで、それについてはやっぱりツインというふうなことを一見知事はどうお考えですか。
(知事)まず吉村さんがおっしゃっている都市が国家を引っ張る、それを私は詳細存じ上げないんですが、少なくともパクス・ロマーナではなくて、パクス・ロマーナは帝国主義でありますので、都市がどうこうということではないですね。それで、都市が国家を引っ張るというか、これ必ずしもヨーロッパ、そういうわけではないですが、日本よりは人口集積が進んでいますので、都市ごとに発展してるというのは事実でありますが、最近は地方部も含めた地域圏というやり方をドイツもフランスもとっておりますので、必ずしも都市が国のやり方を決めるということではなくて、その地域圏で議論する時には、地方部の考え方も反映されるというふうに思っているところであります。まず、都市、維新は確かに都市型のどちらかというと政党でありますし、自民党は都市もあるけれども、地方もあると。実は公明党も都市もあって地方もある政党だったんで、従来の連立では都市と地方、両方の意見がバランスよく議論されたと思います。今回、維新さん入られて、都市型の政党の意見というのは強くなるかなというふうには思っているところであります。我々としては、やっぱり三重県ってどちらかと言えば地方部ですので、地方の意見にも耳を傾けていただきたいという思いがあるということが1点。そして、東京と大阪だけでいいのかどうか、まあそこはいくつ都市が入って議論するのか、それはお任せをしますけれども、地方の意見をちゃんと考えて聞いていただきたいというふうに思います。人口減少対策でも東京に人が集まります。東京はオリンピックゲームをするので、そこに優秀な企業、優秀な人が集まるのは、これはこれでいいと思います、日本国のためには。だけど、やはりもう地方としては都市に人を出すインキュベーター機能ですね。それがもうなくなってきているので、そこをよく配慮していただきたいなと思っているところであります。
 
(記者)配慮すれば、東京・大阪ツインでというのも、別にそれはそれでいいということですか、とはならない。
(知事)副首都という意味ではあってもいいと思いますけれども、いずれにしても地方部をないがしろにするようなことはやめていただきたいと、そういう議論をするのはやめていただきたい。おそらくそうはならないとは思いますけれどもね。
 
防災庁の設置
(記者)あと、さっきの防災庁の県内誘致の件なんですけど、これ一応14町で多気町のVISONにという要望書が出ているんですが、これは国へそのまま三重県としてはこうですよというのを挙げてるんですか。
(知事)それはまだ、話したんだっけ。
(防災対策部)まだ。
(知事)これはまだ話をしていません。と言うのは、どういうところが地方の支分部局として適切かという話は、国が今後判断をすることになると思うので、それからでも遅くないだろうというふうに思っているところであります。それから、他の市からも場合によると三重県出てくるかもしれないので、その様子を見てということですかね。
 
(記者)出てきた場合は、14町から挙がっている部分と他の市町から挙がった部分というのを一応勘案して、最終的に決められるという、そういう工程ですか。
(知事)うちが決めるのか、それとも決めるのは国ですから、地方支分部局をどこに置くかというのはですね。なので、国がどういう基準を示してくるかっていうのを見ながらということになると思いますね。両方を出すことも、あるいは三つ出てきたら、三つ出すこともあるかもしれないですね。
 
女子トイレにおける生理用品設置
(記者)あと、6月だったと思いますけど、知事選前に共産党の吉田紋華県議が女子トイレの生理用品をうんぬんと要望されて、私の感覚としては、知事が結構前向きに検討するみたいなお話だったと思うんですけど、現実問題まだ女子トイレに生理用品が置かれてないみたいなんですが、これはもうやっぱりやらないのか、あるいは置かれる、ただそれは年度変わってからとか、何かその辺はどうなんですか。
(知事)置く方向で今検討を進めていると思いますけどね。
 
(記者)早急ではないですね。
(知事)時期は今担当部でやっておりますので。
 
(記者)担当部がどこになるのですか。
(総務部)環生。
(知事)環境生活部。
 
(記者)環境生活。はい、どうも。
 
(記者)他よろしいでしょうか。
(知事)いいですか、ありがとうございました。
                                                了

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