知事定例会見録
令和8年4月28日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
- なし
質疑項目
- 下水道管調査結果における対応
- 職員採用時の国籍要件復活の検討
- クマの出没情報
- 中東情勢の変化に伴う影響
- インバウンド延べ宿泊者数
- 「県と市町の地域づくり連携・協働協議会」を受けた対応
発表項目等
(知事)今日、私の方から発表事項はありませんので、ご質問があればお受けします。
(記者)幹事社からも今、特にないので各社さんお願いします。
その他項目に関する質疑
○下水道管調査結果における対応
(記者)先日、国交省が埼玉県八潮市の陥没事故を受けて、全国の下水道管を調査されまして三重県内でも緊急度Ⅰの延長が約4キロあったということですけど、改めて受け止めと県としての対策についてお考えがありましたら。
(知事)去年の1月、八潮で陥没事故が発生をして、お一人の方が亡くなられたということ、それから付近の家屋も陥没事故との関係については調査が進んでいると思いますけれども、影響を受けているところがあるということでありますので、ああいうことが二度と起こらないようにということで、下水道の調査を去年の6月、7月で実施をしました。その結果、2回に分けて発表があって、去年の9月に発表された分と、それからこの4月の21日に発表された分があるということです。緊急度Ⅰに関して言うとこれは県の管理している下水管ではありませんけれども、市の管理の下水管、四日市で約4キロ、伊勢市で16メーター、ここで緊急度Ⅰということであります。これは両市において可及的速やかに対応されるというふうに考えております。県道に係る部分、道路占用の関係がある県道の下に下水管が四日市と伊勢、通っている分もありますので、失礼、伊勢はないですね、四日市の分がありますので、これは四日市から依頼があれば県としても直ちに対応するということにしています。それから、三重県の県が管理している部分で言いますと今回公表されたのが約5.2キロ。これについては、緊急度はⅡということでありまして、緊急度Ⅱですから5年以内に対策を実施ということではありますけれども、直ちに腐食、腐食している部分がありましたけど、そこはセメント充填をして腐食対策をしているということで、陥没が起きるということがないような対策を行っておるところであります。これは定期的な点検が大事でありまして、今までは5年に1回の点検でありましたが、国でそのマニュアルを今見直しているというふうに聞いていまして、必要な箇所については3年に1回になる可能性があると聞いています。これ、有識者が議論しているということだと聞いております。ああした事故が二度と起こらないような対応を国において技術的な指針を定めてもらって、県と市で実施をしていくということになると思います。
(記者)この下水道管路って県も独自で去年調査されて公表されたと思うんですけど、津市内の方では既に緊急度Ⅱのところがあって、いわゆる対応を検討していこうと、そこら辺の工事ってもう始まってるんですか。
(知事)緊急度Ⅱのところの工事ですか。まず充填剤を入れる工事はもう既にしておりますし、その工事というか、腐食している箇所は、その腐食を発生させる硫化水素で腐食をしますので、その発生源となります堆積しているいわゆるごみみたいなもの、これを撤去をしております。これは今回発表された5.2キロのところは既に去年の12月に撤去をしていますし、それからセメントの止水、水が漏れているところの止水セメントの充填についても、去年の12月、そして今年の1月でもう既に終わっています。
○職員採用時の国籍要件復活の検討
(記者)話変わりまして、国籍要件の件ですけれども、来月5月になれば、例年であればアンケートの結果が公表される月だと思うんですけど、公表の見通しは立っていますか。
(知事)まだ確定的な期日については決めていません。今、分析を進めているところでありますけれども、その分析についても、通常、分析をしている部分のところよりもう少し精度を上げて分析をする必要があるかなということを中で議論しているところです。もう少し時間がかかると思います。
(記者)それは、国籍要件に関するアンケートの部分についても、公表される予定ということ。
(知事)我々としては、情報公開法(正しくは、「三重県情報公開条例」)で請求があった場合には公表しないといけない。基本は、行政機関というのは税金で運用されて税金で活動していますので、従って、基本は公表ですね。個人情報とか企業情報に関わる部分以外は基本公表なので、今回のアンケート結果がその部分に関わるとはにわかには考えられないので、おそらく公表ではないかというふうには思っておりますけれども。
(記者)知事としては、検討を重ねてから、ご意見といいますか思ってらっしゃることは変わってないですか。
(知事)まずまだ決めてはいませんけれども、12月にお話をしたとおり、組織の管理者として情報漏えいというのは可能な限り避けなきゃいけない。これはどの組織も同じだと思います。で、情報漏えいの可能性を限りなくゼロにするのが組織管理者の仕事だと思っています。今、国際情勢もあって、それをゼロにすることが他国の判断によるもの。詳細は言いませんけれども、皆さんご案内のとおりなので、それは私どもでコントロールできないものですから。だとすると、それをゼロに近づけるためにどうしていくのかというのを考えなきゃいけない。その一つは、国籍条項を復活するというやり方はあるだろうということですので、それ以外の方法があるかどうかですね。それについても考えていく必要があろうかと思っています。その結果を見て、どういうふうにするのかということになると思いますが、まずはアンケートの結果、アンケートをどういうふうに分析するのかということになっていくと思いますね。
○クマの出没情報
(記者)春になって各地でクマの被害が見られるようになりましたけれども、三重県内で最近クマの目撃情報であったりとか、今後の対応とかあれば教えてください。
(知事)目撃情報についてはありました。すいません。令和8年度については1件ですね。クマアラートは今のところ出してはいないですね。はい、そうですね。4月30日まで出してるんだな。年度で言うと、昨年度、尾鷲の管内と四日市の管内で、これ1月からクマアラートを出していまして、期間が4月の末までかかっているんで、8年度という意味ではかかってるところがあるという2カ所を出していますけれども、注意報ですね、それはクマアラートの注意報の方ですね。人身被害は出てはいないということで、まだクマはそんなに出てないということですね。冬眠から覚めて東北地方ではもう市街にも出てきてるということですから、これはもうどこでも起こり得る話ですので、我々も注意をしていくということで、クマが出たらアラートも出して、住民の皆さんにも注意喚起をしていくということになります。
○中東情勢の変化に伴う影響
(記者)話変わりまして、中東情勢ですが、先週からお話もいただいていますが、三重県内の影響について更新される情報があれば。
(知事)まだ最新の情報を、私、情報入手をしていませんが、先週ぐらいの情報ですと、とりあえず5月いっぱいぐらいは、これ製造業を中心にですが、医療の方もそうですけど、なんとか在庫は確保できているという形になっていると聞いています。ただ、6月以降どうなるかということになりますので、最新情報を入手するようにし、それから国に対しても、こういう今状況ですというのは伝えてはいるんですけれども、それへの対応を国がどういうふうにやってくれるかというのを確認をしていくということになると思いますね。
(記者)他いかがですか。なければ第二クラブさんどうぞ。
○インバウンド延べ宿泊者数
(記者)4月20日に、インバウンドの誘致計画の有識者会議があって、そこで示された資料で、2024年全国47位っていうふうに書いてあって、あと、最近では、それがある程度良くなっているということも書いてあるんですけど、この良くなっている数字というのはどのくらいなんですか。良くなっている数字。
(知事)数字ってのは。
(記者)だから、2024年が全国47位じゃないですか。
(知事)はいはい、回復率ですね。
(記者)去年の、令和7年に関してはどのくらいなんですか。
(知事)回復率ですね。令和元年からの回復率は、95.7パーセントで全国39位ですね。ちなみに、令和6年の回復率は、62.0パーセントで全国47位ということですね。
(記者)去年のは何位ですか。去年。
(知事)令和6年の回復率は、62.0パーセント。
(記者)いやいや、7年。
(知事)7年。
(記者)はい。
(知事)7年は、95.7パーセントで全国39位ですね。
(記者)39位ということは、8番上がってるということですか。
(知事)上がってるということですね。
(記者)この実際今までの中で、知事ご自身も割と改善されたって数字は示されてなくて、あんまり、この47位になった時の、47位を割と強調されるんですけど、そこからちょっと改善してるってことはおっしゃらないんですが、これは何か政策の戦略的意図があるんですか。
(知事)いえ、言ってます。
(記者)低いままで、みんな職員頑張れよという意味の。
(知事)言ってまして、3月4日の会見でも改善されましたという話をしていますし、それから外でいろいろ講演もしてますけど、39位になりましたということは言ってますので、言ってないってことはないですね。
(記者)でも、このインバウンドの概要版を見ると、一定増加の兆しが見られるが、一層この傾向を確かなものにしていくという表記だけで、実際の数字は挙げてないんですけど、これは何か意図がある。
(知事)いや、特にないんじゃないですか。そこは観光部で執筆している部分ですけれども、数字は毎年、毎年変わっていくので、ということじゃないかと思いますけど。
(記者)数字は、毎年、毎年変わるから、それはちょっと表記できない。
(知事)ということで考えたんじゃないかと思いますけどね。違和感ないですけどね、それを読んでも。
(記者)知事は違和感なくても、傍聴してる我々としては、なんでこの数字がもっと強調されないのかなと。少なくとも去年だから、知事が、知事になられてやってることなので、成果ではあるんじゃないですか。だとしたらもっと言われてもいいんじゃないかなと思うけど、今そういう良くなってるってことを示すと、職員が緩んじゃいけないかというふうに思ったんだけど。
(知事)そんなことないと思いますけど。
○「県と市町の地域づくり連携・協働協議会」を受けた対応
(記者)それはないんですね。あと、さっきの国籍条項に絡んでなんですけど、今年の2月16日に市町と県の連絡協議会で話されて、その時に、その他事項で稲森伊賀市長が、伊賀の場合は外国人が、特に多いので、当然対応として市の職員にそれを採用せざるを得ないと、採用して対応していると。
(知事)外国人。
(記者)外国人の方が住んでいる方が多いので、市の職員としてもその受け入れとして、市の職員もある程度外国の方を入れざるを得ないんだろうとおっしゃって、ちょっと知事と話し合いになったじゃないですか。
(知事)議論ありましたね。
(記者)その時に知事が、伊賀市さんはどういうふうに取り組んでいるのかと。外国人の方を職員と雇った場合にどういうセーフティーネットを設けているのとか、その辺のことを聞きたいとおっしゃったんですけど。
(知事)そうですね。
(記者)それは、その後は、伊賀市さんと話をされてるんですか。
(知事)その後の会合の時に話しましたけれども、その納得できるようなセーフティーネットなかったと思いますね。
(記者)あの後の懇談会じゃなくて、その後も実際いろんなアンケート等も来てるわけだから、1万人アンケートの。1万人アンケートとか、あるいは他の日弁連とか、いろんなところからいろんな意見が来てるじゃないですか。その中で伊賀市さんと、再度その話をされたりとか、伊賀市さんのやられていることを聞かれたりはしてるんですか。
(知事)市長と、ということですか。
(記者)市長というか市でもいいんですけど。
(知事)やってないと思いますけれどね。そこはやってるかどうかは特に聞いてないですけど、やってないと思いますけどね。
(記者)担当課レベルでもですね。
(知事)やってないんじゃないですかね。
○職員採用時の国籍要件復活の検討
(記者)1点だけ。国籍要件の件で、情報公開法で請求があった場合は公開をしなければならないと。
(知事)ということになると思います。
(記者)自治体なんで、情報公開条例じゃないかなと。
(知事)条例ですかね、条例ですね。
(記者)訂正ということで。
(知事)訂正ということで。
(記者)後はないですか。なければ、すみません。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
了