知事定例会見録
令和8年5月22日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
- 山林火災の対応について(報告)
- JR東海×近鉄グループ「志摩にしました。」キャンペーン第2弾の実施について(発表)
- 令和7年度県及び市町の施策を活用した移住者数について(発表)
質疑項目
- 発表項目等に関する質疑
- 「みえ県民1万人アンケート」に関する住民監査請求の棄却を受けて
- 伊勢志摩サミット10周年の振り返り
- 三重県産ブランド米「結びの神」
- 「みえ県民1万人アンケート」の結果公表
- 三重県誕生150周年記念事業 作文コンクールの入賞者誤り
発表項目等
(知事)遅くなりました。私の方から今日3件お話をさせていただきたいと思います。1件目は5月19日に発生をしました、津市美杉で発生をしました林野火災であります。既に鎮圧をされておりますけれども、人的被害、人家への影響はないということですが、10ヘクタールが焼損しています。原因はまだこれから究明されると思いますので分かりません。今回特徴的だったのは、5月19日の15時20分に火災覚知。これは津市の消防本部です。津市から依頼もありまして、私どもとしましても自衛隊に災害派遣要請を1時間20分後にいたしました。多数のヘリを、自衛隊投入をしてくれました。昨日も自衛隊の司令官(正しくは、「連隊長」)あるいは師団長にもお礼の電話をしましたけど、彼らとしても普段から顔の見える関係を三重県とつないできたことがあり、多くのヘリを出していただいたということで、かつ自衛隊が今回空域調整をしてやってくれました。それも彼らにとって非常に大きなメリットであったと、今後こういうことが起こった時、あるいは大災害、大震災で大火災が起こることはまあまああります。その時にも、空中消火というのは非常に大きな意味があるというのは、阪神大震災の時も、それから輪島、能登の火災の時も、我々は教訓としてそれを得ているところでありますが、そのある意味練習にもなったというふうに思います。特に津市も行っていますけど、チヌークという2軸のヘリを持ってきています。これ、1回に5トンの水を散水することができますので、それが42回散水をしてくれて、210トンの散水量ということでありまして、非常に大活躍をしていただいたということであります。それ以外に、滋賀県からも防災ヘリ、残念ながら三重県の防災ヘリ、今整備に入っておりまして飛べなかったんですが、滋賀県の防災ヘリが5回散水をしてくれています。それから、名古屋市の消防ヘリも協力をしてくれていまして、4回の消火をしていただいています。名古屋市のヘリはそれ以外にも熱源調査のためのカメラを持っていましたので、どこが熱源なのかという調査に協力もしていただいています。それ以外の県警ヘリも飛んでもらったということで、津市の消防と、それから消防団の皆さんにも非常にご尽力をいただきまして、比較的早い時間で鎮圧ができたということです。なお、鎮火については、最終的に、これは陸上部隊でしか分からないので、今日10時から打ち合わせをして、山の中に入って鎮火したかどうか最終確認をするということであります。昨日、雨もありましたので鎮火していることを祈っておりますけれども、最終的には、今回、原因が何だったかというのが確認できれば、次の対応というのもできるということではないかと思います。1点目は以上です。ごめんなさい、1点目でちょっと反省事項がありまして、自衛隊は津市にも、それから私どもにも、リエゾン派遣してくれていたんですが、私たちのリエゾンは津市に派遣をしていなかったので、我々のリエゾン派遣の基準というのがあって、震災というか地震が起きた時、それから豪雨の可能性がある時、それを派遣するんですけれども、これは年の初めに誰が派遣するか決めていますから、特段指示がなくても行くことにはなっているんですけれども、今回のような山林火災なども入っていなかったようなので、山林火災も入れないといけないということでありました。これが我々の反省事項です。
2点目。首都圏から伊勢志摩、鳥羽地域(正しくは、「志摩地域」)に、観光誘客を目的としまして、JR東海さんと近鉄さんが連携をしていただく。これは去年もやりまして、第2弾を今日から実施をするということでありまして、今日から12月31日までがキャンペーン期間になります。このキャンペーン期間中には、近鉄さんのレ・サヴールも、レストラン列車ですね。11月から走らせると仰っておりまして、これも走ることになるんですけれども、これはJR東海さんと近鉄さん、それから志摩市さんと三重県が連携をして、東京、首都圏から伊勢志摩に来てくださいということでやるものであります。去年は英虞湾のクルーズでありますとか、それから日帰り温泉の入浴プランとかを作りまして、やっておりました。この結果、首都圏の方から多くの方が来られているということも聞いておりまして、JR東海さんからも、それから近鉄さんからも聞いています。例えば近鉄さんで言いますと、昨年度の名古屋から伊勢志摩方面の近鉄特急の利用者数が前年比で9.7パーセントの増加であったということでありますので、このキャンペーンをやったからかというところはあるんですけれども、でも、キャンペーンで東京にも伊勢志摩のPRポスターなどを貼ったりしていただいておりますので、成果が出ているんだろうということでございます。今年は、去年やったような英虞湾クルーズとか日帰り温泉に加えまして、間崎島、これ後でまた観光部の方がぶら下がり取材に応じますけれども、潮の満ち引きで道ができるところがあるようで、フランスのモンサンミッシェルみたいな感じですかね、マーメイドロードと言うらしいんですけど、そこを渡っていけるツアーとか、体験あるいは地中海村でドローンを飛ばして動画撮影をする、そういうようなこととか、あるいは志摩観(正しくは、「志摩観光ホテル」)とかベイサイドテラスでの食事プランなども追加をしている。それ以外にも追加するものがあるようですので、後ほどまた観光部の方からもお知らせをさせていただきたいと思います。首都圏から来ていただいたお客さんは、宿泊されることが通常でありますので、中京圏、近畿圏からも多くの方に来ていただきたいと思いますけれども、多くの観光消費を増やしていただく首都圏から多くの方に来ていただければというふうに思っております。
最後ですけれども、移住者数についての発表をさせていただきます。令和7年度の移住者数が取りまとまりましたので、ご報告を申し上げます。10年前の移住者数に比べますと8倍に増えて、今回、令和7年度初めて1,000人を突破したということであります。多くの方に、首都圏からもそうですが、中京圏、そして近畿圏からも、三重県に移住をしていただきたいというふうに思います。これは今まで市町を中心に、県もやっていますけれども、地道な移住の努力をやってきたのがこの数字に表れているんじゃないかなというふうに思っています。これですね。どこからどこへ来たかという模式図ですけれども、東海からは北勢が非常に多いと、中勢にも来られていると。そして、近畿からは伊賀と、そして南部、伊勢志摩地域、これは小学校の修学旅行の時に伊勢志摩に近畿行きますので、その影響もあるのかもしれませんけれども、そして、東紀州にも来られているということ。そして関東から満遍なくですね。北勢が多いですけれども、北勢、中勢、それから伊賀にも、そして伊勢志摩地域にも、そして東紀州にも来られています。多くの方が三重県を住む場所として選んでいただいているということですので、ありがたいことかなというふうに思っています。これが属性分析ですけれども、移住して来られている元ですけれども、先ほど申し上げました東海、近畿、関東が多いということですね。全体の85パーセントを占めているということです。そして、年代でいうと、若い人多いんですね。これは桑名市とか伊賀市さんが、若い人の条件を付して移住していただく時の支援をしているというところも出ているのかもしれないと思います。10代以下を、例えば30代、40代の親御様も連れてこられているというところも数字に表れているようであります。それから、Uターン、Iターンですけれども、三重県出身者というよりは、むしろ三重県、県外の人が三重県に移住で来られると、そういうことが多いということで、三重県は県外から来られた方も非常に住みやすいところですよというのは、この数字も表しているんじゃないかなというふうに思います。それから、仕事で言いますと、県内企業で働くという人は多いんですけど、県外企業で働く人も実は多くて、そういう意味では、以前から県でやっていますのは、仕事は変えなくていいですと、中京圏の方、そして近畿圏の方、同じ会社に勤めていただいて、ただ住居を三重県に移されたらどうでしょう。もしくは、持ち家を持たれる時に、三重県で家を買われたらどうでしょうということでやっておりますけれども、それが功を奏してきたかなというところはあると思います。今後ですけれども、今後も県外から、社会増、社会減はあるんですけれども、それを上回るぐらい、社会増を増やしていきたいというふうに思っておりますけれども、令和8年度は、移住促進計画というようなものもきちんと作って、データに基づいた私どもの施策展開を引き続きやっていきたいというふうに思っていますし、それに基づくプロモーションもやっていきたいと思っているところであります。これは県だけではなくて、先ほども申し上げましたが、市や町が一生懸命頑張っていただいている結果でありますので、連携をしながらやっていきたいと思っております。私からは以上であります。
発表項目等に関する質疑
○令和7年度県及び市町の施策を活用した移住者数について(発表)
(記者)移住の件なんですけれども、なんで三重県人気あるというふうにお考えですか。いろんなこの棒グラフとかで自然が豊かとか、実家が近いとかいろいろ書いてますけれども、一見さんご自身、どんなところが1番、他から来る人たちに三重県が刺さるのかということをどう考えているのかということを教えていただければ。
(知事)後ほど担当部の方からもお話をさせていただくことになると思いますけれど、これアンケート結果に基づいてお話をした方がいいかもしれませんが、今、仰ったようなところが多いんじゃないかと思います。癒しの自然も含めてですね。それから、あと食事もおいしいですし、それから令和3年に国土交通省が発表した住みやすい、これ毎年発表してて、最近三重県ちょっと20位ぐらいになっていますけれども、令和3年の国交省の統計でいうと住みやすい場所1位でありましたんで、そこの特性というのは変わっていないとは思いますけれども、通勤時間がそんなに長くないとかですね。それから地価がそんなに高くない。だから持ち家、持ちやすいというのもあると思います。津は全国の都市の中で、持ち家率が1番高いというふうにも言われております。要するに地価がそんなに高くないので、家が買えると。東京とか、名古屋も最近マンション、すごい値段のマンションが出てますけれども、なかなか買えない。やがてこれは、波及は三重県にもしてくるとは思いますが、そういう意味ではお買い求めいただくのは今かなとは思いますけれども、そういうところもあるし、それから、元々人が優しい地域であります。気候温暖というのもあるのかどうか、これよく分かりませんけれども、江戸時代、おかげ参りで多くの他県の人たちを受け入れてきた県民性というのもあると思いますけれども、他の方々を受け入れる素地が整った県ではないかなというふうに思います。ただ、東京以外の地域は、移住者は割と増えてはいるので、これは他県との比較をこれからしてみなきゃいけないとは思いますけれども、それを比較をして、三重県の優位性はどこにあるのかという分析もこれからしていきたいと思います。気温のこともあるかもしれません。これから夏に向かいますけれども、周辺の都市部は、ものすごく夏暑いということでありますけれども、三重県は東側が海でありますので、浜風が吹くということもあって、過ごしやすい場所であると。勝浦ほどのことはないかもしれませんけれども、過ごしやすい場所であるというのは一つあるのかなと思っています。これから分析を、その移住計画をこれから作っていきますので、分析をして、また皆さんにもご報告をしたいと思います。
(記者)移住計画というのは、今まで無いものなのか。これは改めて今年度中に策定するということですか。
(知事)はい。ちょっと後で必要な部分を補足してもらいますけど、移住に特化した計画を作っていくというのは今回初めてであるというふうに思っています。それもデータに基づいて、実証的に作るというのは今回初めてやろうと思っていますが、それを作って効果的なプロモーション、あるいは効果的な働きかけ、プロモーションに限らず、企業への働きかけも出てくるかもしれませんけど、そういうこともしていきたいなと思っています。何か補足することがあったら、いいですか。
(地域連携・交通部)今年度初めて作ります。これまでの移住者のデータとかをしっかりと分析した上で、各県がどのような取り組みをやっとるかということも踏まえて、今後の実行計画作っていきたいと。
(記者)これから作るんですか。
(地域連携・交通部)これから。
(知事)これから作ります。
(記者)今年度中に作ると言うこと。
(地域連携・交通部)目標は今年度中で。
(知事)目標はですね。
○山林火災の対応について(報告)
(記者)山林火災の関係で、さまざまな地域でも似たような同様に、山林火災、多発しておりますけれども、改めて県民の皆さんに何か注意喚起と言いますか、呼びかけなどございましたらお願いいたします。
(知事)今回の山林火災の原因がよく分かりません。三重県は、林業の担当に話を聞いてみますと、湿度の関係もあって、自然発火というのは過去にはあまり起こっていないので、今回の原因が自然発火とはなかなか言いにくいと。ただ、これ確率の問題なので、全くないということはないと思います。ただ、過去のトレンドから言って、自然発火でないとすると、人為的な火災の可能性もある。ただ、最終的なところ、それは今回、原因究明は難しいとは思っていますけれども、人為的な火災であれば、火の始末を皆さんしていただく必要があると思います。それはハイカーもそうですけれども、仕事をされている方もですね。そこは今まで気を付けていただいていると思いますが、今まで以上に気を付けていただきたいということであります。火災を発見されたら、直ちに連絡をしていただきたいということがお願いであります。今回は自衛隊、それから、滋賀県、名古屋市、県警もよく頑張ってくれましたけれども、実働部隊の人たちが、全力を挙げてやってくれました。チヌークでこれだけの空中消火をやるというのを私はあまり聞いたことがないので、自衛隊、相当頑張ってくれたと思います。そういう意味では、自衛隊の部隊全体もそうなんですけれども、活動していただいた一人一人の隊士、隊員の皆さんに、心から感謝をしたいというふうに思います。加えて、津の消防、消防団もよく頑張っていただきましたということでございますので、県民の皆さんにお願いしたいことは、火の始末をしっかりしていただきたいということ、そして、火災を発見をされたら直ちに連絡をしていただきたいという、この2点であります。
(記者)今、先ほど知事、津市にリエゾンを派遣しなかったところが反省点だと。リエゾンを派遣するベースプランが地震ですとか、豪雨被害がというようなことを仰ってて、改めて、今後、今回のような大規模な、災害と言っていいのか、10ヘクタールだったのであれなんですけれども、何かこういう山火事、全国的に頻発していて、問題になっているものだと思うので、そういった部分に関しても、リエゾンの派遣の基準を見直すというようなお考えというのはあるのでしょうか。
(知事)あります。三重県では、令和5年度であったと記憶していますけれども、災害が起きた時に、29市町に対して誰が派遣されるかというのを決めました。課長級、それから補佐級、そして係長・係員級の3名を指定をしていますのと、その人たちが行けない場合もあるので、補助の要員も含めて指定を、これは人事異動があった春の段階で指名をします。もう行く人は決まっているんです。どういう時に行くかということなんですけれども、ご指摘いただいたように、地震の時とか、それから豪雨被害の想定がある時、この時には指示もしますし、当人からも行きますよということも連絡を受けて行くということはあるんですけど、今回のような山林火災ですね。山林火災は、仰るように他県の例を見ても大きな被害を生むことがあります。今回、たまたま自衛隊が活躍してくれて、今回、おそらく鎮圧をしていますが、鎮火しているだろうと、これはまだ分かりませんけれども、ということになっていますけど、こういう時は、やはり津市に対してリエゾンを送った方がいいというふうに思いましたので、その基準を見直したいと思います。
(記者)併せてなんですけれども、2011年の紀伊半島大水害の時、主に紀宝町がメインの主戦場になった時にですね、やっぱり規模の小さい市町ですと、広報機能がパンクしてしまって。
(知事)でしょうね。
(記者)情報の伝達がうまくいかないという場面があり、その辺に関しては、どういうふうにお考えですか。
(知事)そこも、広域自治体としての県がサポートするところだというふうに思っていますので。
(記者)サポートと言うよりも、むしろ主体的に広報機能を担うお考えってのはあるんですか。
(知事)そこはなかなか難しいと思います。広報は現場でないと分からないので、そこを紀宝町の人が、地形も、そしてどういう人がそこに住んでいるかも熟知している人が広報機能を担うのが適切だというふうに思いますので、ただ、その人をどうサポートするかということです。加えて、町長の仕事も大変になってくるので、例えば、課長級で行った県庁職員は町長をサポートし、そして補佐あるいは係長級で行った人間は広報業務だとか、あるいは総務的な業務だとか、そういったところをサポートするというような形で分け持つ可能性はあると思います。
その他項目に関する質疑
○「みえ県民1万人アンケート」に関する住民監査請求の棄却を受けて
(記者)国籍要件をめぐって2点お尋ねしたいんですけれども、先日、県民1万人アンケートの業務委託費について住民監査請求が棄却されました。その受け止めと、あとは先日の会見ではアンケートの結果、併せて発表されるという国籍要件の結論ですね。それについて、いつごろ発表というのが、この前は未定ということでしたが、現在その見通しというのがあれば教えてください。
(知事)まず1点目ですけれども、県の監査委員会(正しくは、「監査委員」)が、住民監査請求を今回棄却をしたということであります。これについては、委託費の支出について監査をされ、その結果が出たものだというふうに考えておりますので、監査委員会(正しくは、「監査委員」)の方でお決めになられたものだと思います。それから、私どもからは監査委員会(正しくは、「監査委員」)に対して意見を申し入れておりましたので、それが受け入れていただいたのではないかというふうに、これは監査委員会(正しくは、「監査委員」)に聞いてみないと分かりませんけど、と考えています。もう一つは、アンケートの結論ですね。これはこの間と変わっていません。結論から申し上げるとですね。ですから、なるべく早いタイミングでお示しをしたいというふうに思っておりますけれども、状況を見ながら、どういう形で出せるかについても含めて検討を加えていきたいと思います。
○伊勢志摩サミット10周年の振り返り
(記者)26日で2016年に開かれた伊勢志摩サミットから10年を迎えることになりまして、改めて伊勢志摩サミットの開催の意義ですとか、成果、また県への効果ですとか、課題みたいなことがあれば教えてください。
(知事)伊勢志摩サミットです。ちょうど10年ということで、今、県立図書館で、5月の19日から29日までになりますけれども、写真展を開催をさせていただいています。
10年の佳節を刻む年ということもあって、例えば5月31日は伊勢志摩サミットの開催10周年記念フォーラムというのも開催をされます。伊勢志摩というのは、我々は誰でも知っている場所なんですけれども、全国に名前を広めていただいたのは、このサミットが大きな影響があったんじゃないかなというふうに思います。伊勢志摩の良さだけではなくて、三重県全体の良さもある程度分かっていただいたんじゃないかと思いますし、それから、東京に住んでいますと、三重県の日本酒が東京で、酒屋さんで飲めるというようになったのも、このサミットを機会にしてじゃないかと思っていまして、今ですと、もう作とか、半蔵とか、東京でお店に行くとあるのが普通になってきました。それまでは而今ぐらいしかなかったかもしれませんね。而今もそんなには数はなかったんですけど、三重県のものがいいんだっていうことが認知され始めたと思います。それ以外にも、桑名の蛤とか専門のお店も今東京にできていますし、牡蠣とか海の幸、それから松阪牛は昔から有名ではありましたけれども、そういった形でも、G7が三重県の宣伝に寄与していただいたところは大きいかなというふうに思っています。実はこの20日、昨日、一昨日、山梨県で20名弱の知事が集まります、将来世代応援知事サミット、知事同盟というのがありまして、私も入っているんですけれども、そこの会議がありました。そこで、今回山梨でしたけれども、来年度は三重県で開催する予定にしています。今のところ、伊勢志摩、鳥羽地域を考えているんですけれども、そのお話をする時にも、私が挨拶をさせていただきましたが、2016年にG7サミットで非常な好評を得た伊勢志摩、鳥羽地域でやりたいということも言いまして、皆さんそうだなという感じでうなずいて、他県の知事もうなずいておられましたので、そういう意味でも、このG7サミットは非常に大きな意味があったと思います。10周年、これを機会に、どういう点でよかった点があるのか、あるいは改善すべき事項はまだ何かあるのか、そういったことも考えながら、さらに良い三重県にしていきたいと思っています。
○三重県産ブランド米「結びの神」
(記者)サミットの前にできた三重県のブランド米の結びの神、なかなか作付面積および栽培農家の数が増えてない。で、あれ高温耐性品種で、非常に、うまくやればうまくいくんじゃないかと思うんですけれども、なぜ広がらないとお考えなのでしょうか。
(知事)あの結びの神ですね。仰られるように、非常に粒も大きくて、味わいもいいという話を伺っています。高温耐性品種でもありますので、栽培に適した品種、今この暑い夏を考えると、であるとは思うんですが、まだ三重県はコシヒカリの栽培が多いんです。コシヒカリは高温に弱いので、これを変えていかないといけないということで、県の方でも、結びの神に変えていただくように支援をしたりしているんですけど、一つは施肥のやり方が、肥料をやるやり方、その飼料の何を使うかというあたりも若干まだ規制があって、それでなかなか作付面積が増えないという話も聞いていますので、ここは去年、一昨年あたりかな、改善をし始めているところであります。それから、やはりちょっと作るのにコストがかかるというところもあると聞いていますので、このあたり、何ができるかというのを我々も研究をしまして、作付面積が増えていくことを進めていきたいと思います。ちなみに県外の農家の方、これの農業振興のための会議を我々は持っていますけれども、そこで県外の農家の方も委員になっていただいていますが、結びの神23号ですけれども、これはすごく評価が高くて、高温耐性があるということで、自分のところでも播種、蒔くということも考えてみたいというような話もありますので、三重県内は当然ですけど、県外でも使っていただけるような施策を考えていきたいと思います。
(記者)今、県内でしか駄目なんですかね。
(知事)駄目ってことはないと思います。ちょっとそれは確認します。
(記者)登録制じゃなかったでしたっけ。
(知事)かもしれません。すみません、そこはちょっと確認をいたします。
○「みえ県民1万人アンケート」の結果公表
(記者)国籍要件についてなんですけど、差別調査委員会(正しくは、「差別解消調整委員会」)が開かれている時だと思うんですけども、差別調査委員会(正しくは、「差別解消調整委員会」)の結論を待ってから、アンケートだったり国籍要件の検討結果を出されるっていう考えになるのでしょうか。
(知事)そこはまだ結論を出しているわけではないんですけれども、差別解消委員会(正しくは、「差別解消調整委員会」)でのご議論がなされるというのは承知していますので、そんなにおそらく時間かからずに出てくるんだろうとは思っていますが、それと結論、発表するものに直接はリンクはしていないと思いますけれども。
(記者)そこでアンケート結果を公表するということを今、知事のお考えとしてはお変わりないんでしょうか。
(知事)税金でやってるアンケートですので、おそらく皆さんも、おそらく多くの県民が知りたいと思っておられるんじゃないかというのは思っておりますし、メディアの皆さんはどう思っておられるのかというのもあると思いますけれども、それによってどうするかということではないです。基本はやっぱり行政でやったアンケートの結果というのは公表が前提ではないか。これは、国の公務員をやっている時も基本そういうことだということを、教育を受けてきたのもありますので、とは思っております。
(記者)他いかがでしょうか。じゃあなければ、第二クラブさんどうぞ。
○令和7年度県及び市町の施策を活用した移住者数について(発表)
(記者)移住なんですけど、移住者の確定というのは住民票の移転ですか、それとも戸籍ですか。
(地域連携・交通部)住民票です。
(記者)住民票。例えば、今年まあその、計画を作るってことなんですけど、データに基づいて。定着率とかは出さないんですか。
(知事)何率ですか。
(記者)定着率。
(知事)定着率。
(記者)来られた方で、年次追って何年後に変わられた。
(知事)すぐ変わっちゃったとか。何年かで変わっちゃったとか。
(記者)外に行かれるとか。
(地域連携・交通部)2年前に1度とっておりますので、3年に1回ぐらいはそういう追跡調査もしてどれぐらい定着しているか、住んだ後どのような形で県がいいと思っているか、また、こういうところが不便と思っているかっていうのをしっかりと聞いた上でやっていく仕組みというのも検討していく必要があると思っております。
(記者)3年ごとにやったやつの定着率で何か大きな特徴というのはあるんでしょうか。
(地域連携・交通部)まだ1回しかやってなくて、今後やっていってそれがどういうふうに変わっていくかっていうのを見ていきたいと思っております。
(記者)その時の調査では、例えば仕事がやっぱり給料が低いとか、何かそういうとこまでは出てないんですか。
(地域連携・交通部)実は前回やった時の定着率、ほぼ100パーセントでしたので、出ていった理由っていうのは、若干おりましたけれどもやっぱり自分の親の介護をやっぱりしなくちゃいけないので戻るとか、そういった理由だけでしたので今後またそういうことが出てくればしっかりと分析したいと思っています。
(記者)100パーセントというのは、ほとんどその外へ出られなかったということですね。
(地域連携・交通部)はい、そうです。
(記者)これをざっと見ると、平成27年から始めて、結局、令和3年までで約10年で500人だったじゃないですか。令和4年から8年で約4年間で500人増えてて、今回初めて1,000人超えたと。ちょうど知事がなられたのが令和3年9月からですから、実際に政策等が、効力が出るのが令和4年度からだと思うんで、知事が代わったってことは影響ないんですか。
(知事)ないと思いますね。その500人超えたと、先ほど令和3年度と仰いましたが、500人を超えたのは令和2年度にも超えてますので、そういう意味で個々の数字がどうこうということはないと思いますけれども、前からも移住は鈴木知事の時からもやっておられるので、そこは効果がそのあたり、このあたりにももう出つつあるということで、それを引き継がせていただいたという感じでしょうか。
(記者)知事が就任されて過去の鈴木さんだけではなくて、始まったのは鈴木さんにしてもその前から移住で他県とかで動いてたとこもあったんで、それを眺められてどこが足らずで、じゃあどこにプラスしたらいいかとかそういうお考えは何か持たれたんですか。
(知事)これから計画の議論をする中で出てきますが、首都圏だけを対象に移住をやっていたという時もあったようですけれども、中京圏、近畿圏にも三重県に来て、むしろ近い方に引っ越していただいて、仕事は同じ仕事を続けていただく、中京圏、近畿圏の仕事を続けていただくというのもあると思いますので、そこを付け加えたのは最近ですかね。
(記者)知事になられてから特に知事が指示されたのは首都圏のみに限らないで近場でもやってみたらということなんですか。
(知事)それはそうですね。指示というか、県庁の人たちと話をしていく中でここもやった方がいいよねということですが、必ずしも指示というわけではないですけどね。
(記者)あと、高校生の方と話された時に、県外へ出られた方になんで出たとか、あるいは戻ってこないとか、あるいはマガジン的なものを出して、そうした人たちと繋がりたいみたいなことをちらっと話されたことがありましたが、あれを今後進められないんですか。
(知事)マガジンというか、県内の企業はこういうものがありますよというのを、高校出られて三重県出られる段階からLINEで情報提供、これはもうやっております。それはこれからも続けますし、充実をしていかないといけないということはありますね。それから、今年の2月でしたかね、三重テラスで三重県出身で東京の大学に通っておられる方、そのお友達も呼んできていただいていいですよと言ったんですが、三重県の企業とのマッチングですね、6社でしたかね、ぐらいの企業に行っていただいて三重県にこういう働き場所がありますよと、ぜひ帰ってきてくださいと、こういうこともやらせていただいてます。これからもそういったことは続けていきたいというふうに思ってます。
○三重県誕生150周年記念事業 作文コンクールの入賞者誤り
(記者)あと別件ですけど、先週、ちょっと先週の会見で150周年記念事業のところのことをお伺いしたんですが若干時間がなかったので、聞き忘れた部分もあるんですけど、あの中で作文の発表があってですね、1名の方は高校生の部で本来最優秀の作品が優秀賞で発表したと。後で追加で最優秀に格上げされたんですけど、その方の当日5月5日の日の式典では朗読はなかったんですけど、このへん含めて、ミスったという、その受け止めはいかがですか。
(知事)ご欠席をされたので、その後どこかのタイミングで発表していただくということで、今対応を考えていると聞いています。最優秀の方を優秀として発表したというのは、これはやっぱりミスでしょうね。それは今後改善をしなきゃいけない。当事者の方にはお詫びをしてご了解をいただいているというふうには聞いています。
(記者)5月1日に直接ご本人のところに行って、ある程度事情説明をされて、謝罪はされてるんですけど、受け止めとしてはこれはミスでやっぱりまずいなというお考えですか。
(知事)そうですね。
(記者)知事の場合は、ミスはつきものということも前仰ったこともありますから。
(知事)ミスはありますけど、やっぱりミスは起こさないようにしなきゃいけないので、ミスのままでいいというわけではないですね。
(記者)これはだから、ちょっと、懲戒処分に至らないけど口頭注意とかそういうのはあるんですか。
(知事)それはどうするか、今、担当で検討していると思います。
(記者)以上です。
(記者)じゃ、すみません。あとなければ。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
(了)