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平成20年10月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平成20年 3月21日
       於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目

  • みんなで創ろう「みえの舞台」会議について(発表) 
(知事)

「みえの舞台」会議について、私の方から申し上げます。「県民しあわせプラン・第二次戦略計画」を県民の皆さんと一緒に進めていくというために、「みんなで創ろう『みえの舞台』会議」、略称と言いますか、通称は「みえの舞台づくり会議」と呼ぶことにしておりますが、これを平成20年度から設置をすることといたしまして委員の募集を行うということに致しましたのでお知らせをします。この会議でございますが、平成18年度に実施をしました「みえの舞台づくり百人委員会」の経緯を踏まえまして、第二次戦略計画を進めていく過程におきましても県民の皆さんが参画していただく機会を設けることが重要であると考えまして、今年度、19年度でありますが、企画段階からNPOや企業の関係者及び大学教授等の皆さんにご参画をいただきまして、検討を行ってまいったものでございます。「みえの舞台づくり会議」は、翌年度の県政運営方針案などを作りこんでまいりますプロセスに合わせまして会議を開催いたしまして、翌年度に向けました企画段階から私に対して提案をいただく、ということを特徴としているところでございます。また、ご提案いただくテーマにつきましては、あらかじめ絞り込みまして相互に意見交換できる人数で会議を運営するということにいたしております。平成20年度のテーマでございますけれども、戦略計画の「みえの舞台づくりプログラム」を中心として選定をいたしました。1つは「地域の知の拠点」の生かし方、2つ目は地球温暖化対策のためにできること、3つ目は「子育ち」をささえる地域社会づくり、この3本といたしたところであります。会議につきましては、公募委員と世話人、助言者で構成をいたしまして、公募委員は1テーマあたり10名から15名程度を募集いたします。また、世話人の方には県と共同で事務局を担い、会議の運営をサポートしていただくということといたしているところであります。募集でありますけれども、本日から4月18日まで行いますので、県の取り組みを一緒に応援していただける方に多数ご応募いただきたいと、こう思っております。なお、会議につきましては5月中旬にオリエンテーションを兼ねた第1回全体会議をやることにしておりまして、それから始まりまして年間通じて計6回を開催したいと考えております。私も全体会議に出席をいたしまして、委員の皆さんから直接ご提案をお聞きをしたいと考えているところでございます。

2.質疑応答

(質)

いわゆる総合計画で、計画の策定段階だけでなく推進段階においても県民参画する意義について、知事はどのようにお考えでしょうか。

(答)

県政運営の3本柱の一番最初に挙げておりますのが、「県民が主役の県政」ということでございます。そういう意味では県民の皆さんに、正に県政そのものは皆さんが主役になっていただくという意味で、それをしっかりご認識をいただいた上で、県政に対するいろんな思いをお持ちでありましょう、そういうものを平素からしっかり我々としては受け止めて、そして一緒に県政を推進していくという姿勢が大事だと思っております。そういう意味では、いろんな計画を作る時に県民の方々に参画をしていただくということ、これは非常に大事なことでありますが、併せてそれを推進をしていく中におきましても、いろいろと事業の展開や、そういったことについて県民の思いをお聞きしながら、当然、事業の推進についてはプラン・ドゥー・シーで、サイクルで回していくわけでありますから、その過程の中で県民の皆さんにもまた次年度へどう新たな知恵をつぎ込みながらやっていくのか、いろんな観点でご提案をいただくということは大事ではないかと、こう思っているところであります。それで今回、こういう「みえの舞台づくり会議」をやろうということにしたところであります。

(質)

この第二次戦略計画というのは、いつまでに策定するのでしょうか。

(答)

既にありまして、来られたばかりなのでよくまだご承知でないかも知れませんが、昨年の7月に正式に策定をいたしました。私が2期目のスタートということで、ちょうど実施計画が途切れたその時でありますので、第二次の戦略計画をすぐ策定いたしまして、議会でのご議論もご意見もいただいた上で、昨年の7月から正式にスタートをしております。

(質)

この平成20年度のテーマの①にある「地域の知の拠点」というのは、例えばどういう所なのでしょうか。

(答)

ご承知のとおり今、例えば県立の図書館であるとか、あるいは文化施設ですね、それから県立の大学もございます。こういう所を中心にして県民の皆さんが自ら学ぶ、あるいは地域活動に役立てる、そういうことでそれぞれの機能の充実とか施設間の連携、こういったことについて、ぜひご提案をいただこうというふうに考えているところでございます。そんなことでよろしいでしょうか。もう少し詳しく申し上げますと、まず今、例えば県立の図書館につきましては、この新しい時代の図書館のあり方等を検討してまいりました。そういう意味ではレファレンスサービスや、これを充実させるとか、多様な学習機会を提供する、こういったことによりまして知識と情報の拠点としての整備を整えていくということが大事でありますし、それから地域の歴史的な文化的な資源をストックし、その活用を図るというようなこともまた大事なことであります。それから高等教育機関の知的資源としての活用、こういったことも大事でございます。それぞれにつきまして、これまでいろんな取り組みをやってきたところでございます。その中で特に私どもとしては、県民の皆さんの自己実現のその支援ということを、ぜひこういった知の拠点が果たしていく、機能していく、こういうことが大事だと、こう思っておりますし、さらにこういった機関が連携することによって新たな取り組みとか、あるいは機能を創造していくということも可能ではないか、こう思っているところであります。そういう意味では、県民の皆さんの視点も十分踏まえてやっていく必要がございます。したがって、このテーマによりましてそれぞれの施設の充実とか施設間の連携、これを自らの学びであるとか、あるいは地域活動に役立てていくためにどう進めていったらいいのかというようなことに対してご意見をいただくとか、あるいはそれぞれのその展開の中で県民の皆さんに、例えばどういうふうにそれにまた参画をしていただくのがいいのか、こういったことについて、この会議においてご意見をいただければ、ご提案をいただければいいのではないかなと、こういうふうに思っています。

(質)

委員の応募資格なんですけれど、確認と言いますか、年齢が満15歳以上という、かなり若い層にも門戸を開くんですけれども、その意図というのは?

(答)

県民の皆さんになるべく幅広く、こういったことについてもご参画をいただく、そういう意味では、若い方の思いというものは極めて重要であるのかなと、こう思っているところであります。したがいまして今回、満15歳以上の方ということを要件にさせていただいたわけであります。これによりまして、若い方からも、例えば行政、県政に対する関心も深めていただくといいし、それから、一体県政というのは誰のため、何のためにあるのかという私どもの原点、これを若いお立場の皆さんにもご認識いただく、そうなればさらにすばらしいことではないかなと、こう思っております。

(質)

今回、各高校にもこういう告知をされたりはしない?

(答)

今、高校等にも行っていただくようにしております。

(答:政策部)

準備を進めております。

(質)

百人委員会との違いはどうなんですか。

(答)

百人委員会の時には、ちょうど第一次戦略計画が終わりになってくる段階で、それを踏まえまして次の県政のあり方、すなわち第二次戦略計画の策定ということについて、いろんな県民の皆さんのご参画をいただこうということでやったわけであります。実際には「百人」というのが二百数十名に及ぶ大きな会議でございました。大変多くの皆さんに関心を持っていただき参画をしていただいた、そのことは大変良かったと思います。実はそういう経緯があったことから、今年度いろいろ議論をいただきました皆さんには、第二次戦略計画でいろいろ自分たちも意見を言ったと、その後第二次戦略計画、これは重点的な取り組みも含めて、毎年、日々成長させながらと言いますか、柔軟に、しかし常にフレッシュな形に、政策そのものも置いていこうということで、取り組もうということにしておりました。そういう段階の中で県民の皆さんにも意見をいただくことは大変いいことですし、さらに具体的な取り組みについて県民の皆さんからご意見をいただくということは、またこれも大変価値のあることであると、こう考えてまいりました。ご議論の中でも、そういったことについて深く突っ込んで議論をしていただき、そして実際にはどういうふうにやったらいいのかということで、モデル的に取り組みをやっていただきまして、その上で、こういった来年度以降の取り組みの中身がいいんではないか、という皆さんのお考えもいろいろご検討の中でまとめていただきましたので、それを受けて私どもとしてもこの展開を積極的にやってまいりたいと、こう考えているところであります。違いと言えばそいういう状況で、過程の中では、スタートとしては百人委員会というものがあったわけでございます。

(質)

知事は参加、出席はされないのですか。

(答)

先程申し上げましたように、全体会議を持つことにしておりますので、全体会議に出るということ、それからこれはまだこれからの段階なんですが、例えば私も「本音でトーク」というものもこれまでずっとやってきたわけであります。「本音でトーク」は平成19年度は、最後の1回は別でありましたが、先にありました5回分はテーマを設けまして「本音でトーク」をやりました。そういう意味では、この「舞台づくり会議」の方もテーマを3つ設けているところでございますので、このテーマを例えば「本音でトーク」でも連携させていくというようなこともあるのではないかと、こう考えているところであります。それはまだ、今後正式に検討してまいりたいと、こう思っておりますが、そういったことになりましたら全体会議のほか、そういった関連のところで直接県民の皆さんにご意見をお聞きするということにもなろうかと、こう思います。

(質)

先頃、副知事と教育長の選任の議会同意がされましたけれども、2人目の副知事として新しく安田教育長を選任されたわけなんですが、この安田教育長を選ばれた知事の思いというのがございましたらお願いします。

(答)

私が知事になりまして1年後の人事におきまして、それまで防災関係の責任者でありました安田さんはしっかりやってもらっておりましたので、教育長ということにしたところであります。その後4年経ってまいりましたが、この4年間、三重県の県立学校を始め、教育については目覚ましい展開が見えてきているところでございます。そういう意味ではしっかり教育行政にも責任を持ってやっていただいているなと、高く評価をしてきたところでございます。また、極めて今はチーム力だけではなくて、総合的な連携が図れる、そういう人物ということがトップにも要求されるところであります。そういう意味で、彼の平素からの人間的な点も大いに県政の中で発揮していただいているのではないかなと、こう思って今回、安田さんを2人目の副知事ということで議会の方に提案をさせていただき、ご同意いただいたということであります。

(質)

教育長は?

(答)

教育長につきましては、私としては部長の中から後任をお願いしたいなと、こう思いました。それぞれしっかり取り組んでいただいている部長はいろいろいますけれども、極めて理論的にもしっかり、これまで政策展開に立ち臨んできた向井というのは、部長の中でも抜きん出る一人かなと、こう思って考えています。いろんな点、特に教育委員会での過去の経験といったことも踏まえ、向井が適任者であると、こういうふうな判断をしたところでございます。

(質)

今の件に関連しまして、改めて4月から副知事2人制ということですけれども、知事として期待するところと言いますか、県政に臨む姿勢をお聞かせ願いたいんですが。

(答)

これまで出納長には、私、そして私を補佐する副知事だけではなかなか全体の県政推進をするについて足りない部分をかなりしっかり補佐してもらったと、こう思っているところであります。今回、副知事が2人ということになりますので、そういう意味ではこれまで出納長が本来の職務以外にかなりの部分を県政全般で私を補佐していただいたのを、副知事という正式な私の補佐役としての立場で補佐してもらうということになります。県政は非常に範囲が広くて、それぞれの業務についても責任が重いものでございます。したがいまして、副知事が2人になるということから、これまでにももうお示ししておりますように分担する部分、全体総合的に2人共に関わってもらう部分、こういったことを仕分けて、より県政の推進に副知事2人制が大きく機能するようにやっていきたいなと、こういうふうに思っているところであります。

(質)

出納長の本来の職務以外に、これまで知事を補佐してきたということですけれども、例えば今回、安田副知事選任に当たって議会との関係性というのも視野にはお入れになったんですか。

(答)

議会との連携ということは二元代表制とか、そういう議論の中で大変大事な要素であります。したがいまして副知事や出納長にも、これまでもいろんな観点でその任務をやっていただいたりしてまいりました。少なくとも総務部だけではなかなかできませんから、そういう意味で今後も二人でしっかり仕分けながらやっていただくということが、より大事ではないかなと、こういうふうに思っているところであります。

(質)

分担ということをおっしゃられましたが、今のところもうすでにお考えなんでしょうか。こちらの副知事にこちらを担当させて、というような。

(答)

まだ皆さんの所へそれはいってませんか。

(答:政策部)

資料提供させてもらったようですが、どの副知事がどうということではなく、「A副知事」「B副知事」という表現です。

(答)

分担表は見てもらっていない?

(質)

そっちは見てるんですけども、こちらの方にこっちを持ってもらうとか、というところまで、もう既にお考えなのかな、というのを聞きたかったんですが。

(答)

近いうちに、要綱ということでいいのかな、望月副知事と安田副知事の具体的な担当職務について、あるいは分担の領域について、これを作りますので、その上でまたお示しさせていただきたいと、こういうふうに思います。考え方としては、望月副知事には企画並びに部を約半分程持ってもらい、それから安田副知事には総務部と他の部を半分程持ってもらうというような、そういった形で大体仕分けようと。ただし、県政の非常に重要な課題についてはお二人とも私の補佐として一緒にやってもらうと、こういうふうに考えております。

(質)

望月さんはAで、安田さんはBでいいんですか。

(答)

副知事の、いわゆる知事の代理職としての順位付けの話だと思うんですけども、そういう意味では?

(質)

仕分けでA・Bとあったんですが、仕分けのAの方に該当するのが望月さんでいいんですか。

(答)

副知事の順位として一番が望月副知事、そして二番が安田副知事と、こういう形で考えております。

(質)

そういう呼び方になるんですか。第一副知事、第二副知事と。呼び方は関係ない?

(答:政策部)

職務代理の場合の順位ということです。

(質)

退任される出納長の土橋さんに対する評価をお聞きしたいんですが。

(答)

土橋さんにつきましては、5年前に知事に就任をいたしまして、そしてまず教育長というお立場でございましたので、しっかり取り組みをやっていただきました。1年間の教育長としての取り組みを見て、私としては出納長にはこの人しかいないと、こういう思いで土橋さんに出納長をお願いするということにしたところであります。この4年間、県政はまたいろんなできごと等もございました。そういう意味では、出納長にはしっかりその場その場での補佐役というのをやっていただきましたし、またこれまでの長い県政での経験を生かしながら、将来的なことにも土橋さんからは適切な助言をいただいてきたと、こう思っているところであります。私としては、最後の出納長ということになりましたけれども、この4年間しっかりお取り組みをいただいたと、こう思って感謝をしております。

( 以 上 )

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