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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成21年 4月22日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目等

なし 

 

2.質疑応答

・ 尾鷲市長への不信任決議について
・ 県立病院改革について
・ いなべ市の通所介護事業所に対する行政処分について
・ 経済対策について
・ 尾鷲市長への不信任決議について(再質問)
・ 漁協の組合員の資格審査について
・ 経済対策について(再質問)
・ 全国知事会について
・ 高齢者にやさしい自動車開発推進知事連合について
・ 美(うま)し国おこし・三重のオープニングについて
・ 県立病院改革について(再質問)

(質)20日、尾鷲市議会で市長の不信任決議が可決されたのですけれども、どういう感想をお持ちかお聞きしたいのですが。
(答)まず基本的には尾鷲市の市議会が判断されたことでありますから、私の方が特にどうのこうの言う立場ではありませんけれども、しかし、通常の選挙と違って解散されて市議会議員選挙が行われるということについては、早くそういった市政での混乱が収束されることを私としては見守っていきたいなと、こういうふうに思います。

(質)知事の目から見ると、ちょっと尾鷲の市政、まだ混乱しているのじゃないかというふうに捉えてらっしゃるということですか。
(答)いや、例えばこの市議会が解散されるのかどうなのかまだ私は結論を聞いておりませんけれども、あるいは解散されてもその後どうなっていくのかということもありますから、いろんなケースがあるようでありますから、そういう意味では本来、たいへん課題山積している時でありますから、早くそういった混乱が修復されるということを期待したいと思います。

(質)今日、病院改革をめぐって公聴会が開かれると思うのですが、公募で選ばれた1人と識者1人が反対意見を述べるのですが、そういう反対意見というのも今後ご参考にされる予定があるのかどうか。
(答)議会の公聴会そのものについては、いろんな立場から病院改革について意見を述べられ議論をされるということで、そのことは有意義であろうと、こういうふうに思います。私ども、公聴会の状況、これも参考にさせていただいて、今後県の考え方、今案を提示しておりますが、その決定に活かしていかなければいかんと、こういうふうに思ってます。

(質)応募段階で8人の応募がありまして、6人が反対と賛成と中立に分けると反対派だったのですが、私は単純に思ったより多いなあと思ったのですが、知事として6人が反対ということについてはどう捉えるというのはありますか。
(答)賛成、反対、いろんな意見があるものだと、こういうふうに思っております。数の話ではなくて、よくその中身をしっかり聴いていくということが大事だと、こう思っています。

(質)16日にいなべ市のデイサービス施設で18人の高齢者が常態的に宿泊していたことが分かったということだったのですけれど、他にそういった施設があったり、今後そういうことをする施設が出てくるかもしれないということを考えて、今後チェック体制の強化とか、あるいはそもそも施設不足解消とかに向けて何か対策を取る予定はありますか。
(答)いなべの通所介護事業所、デイサービス事業所でありますけれども、その「みさと苑」でああいった事件が起こっていることについては大変残念、遺憾なことであると、こう思っております。デイサービスというのは昼間のサービスでありますから、夜も宿泊させたり、大変狭い部屋に4人が寝泊まりしているというような状況であったわけであります。即刻デイサービスの業務については停止をさせたところであります。隣が老人ホームということでありまして、緊急的にはそちらの方へ高齢者を移動させたというようなことでございます。他のデイサービスでこういうふうな状況がどうだということにつきましては、今後デイサービスというのは昼間だけのサービス事業でありますけれども、こういう事例がありますから、そういった宿泊が行われているかもしれないという、そういう視点を含めて実地の指導監査に臨んでいく必要があります。県としてもそういう対応で今後やっていくということでございます。ご指摘ありましたように施設が不足しているということも一因ではないかというようなことでありますが、確かにそういったニーズも増大しておりますから、県としても、そういう意味では老人関係の施設、例えば特別養護老人ホームだとか、あるいは老人保健施設、それからグループホーム、こういったことをニーズに合わせてバランス良く整備をしていくという、そういうことが大事であると、こう思っております。ただ、最近の状況としては、事業者から施設整備に対する要望が非常に少なくなってきているという状況があります。それにつきましては、例えば介護報酬がマイナス改定になって非常に経営が難しくなってきたという近年の状況もございました。それから介護人材そのものが不足をしているという、そういったこともあろうかと思います。介護報酬については4月から3%のプラス改革がなされたということでもありますけれども、今後もこういった介護職員の処遇改善なり、あるいは人材不足の解消、こういったことも併せて行われていかなければならない、そう考えております。国の施策とも連動していきますけれども、県としてもそういう中で今後の施設整備について考えていきたいと、こう思ってます。

(質)お話の中で出てきた「実地の指導監査」というところなのですけれども、監査というのは具体的に例えば夜行くとかそういうことを指すのですか。それとも昼間行った時にそういう宿泊の施設がないかどうかちゃんとチェックするとかそういう意味でしょうか。
(答)具体的にどういうふうにやるのかということについては担当部署の方にもお尋ねいただきたいと思いますけれども、県としてはこういう事態がありましたので、今後、例えば昼間行きましても布団とかベッドを片づけているというようなことで、宿泊の実態にはなかなか気づかないわけです。ですから、今申し上げたようなことをきちっと監査指導していくということになりますと、その具体的な方法は担当の方で工夫をしていくわけであります。どういうやり方でやるのかということまで私の方では承知しておりません。

(質)なかなか経済状況が県も国内も回復しないのですが、県独自で追加の経済対策をするご予定はあるのでしょうか。
(答)経済対策につきましては、まず先般国の方で発表された経済危機対策につきまして、これまでの経済対策と比べまして、緊急的な対策だけではなくて成長戦略というような中長期的な視点に立った政策も盛り込まれておりますし、また地方につきましても地方負担の軽減とか、あるいは地域活性化といったような、そういった地方が元気になる配慮もしているということで一定の評価をしているところでございます。県では、先に総額68億円の平成21年度当初予算を編成して、運用に入ったところであります。その中で基金によります雇用の創出とか、あるいは企業経営の安定化や、あるいは公共事業の前倒し、こういったことに今取り組んでいるところでございます。ただ、この予算編成時と比較しましても、今日、より厳しさを増しているというような状況でございます。見方はいろいろあります。今年の前半が底で今後上昇していくのではないかという、そういう見方もありますけれども、しかし今の状況を見る限り以前の水準に戻っていくのには相当やはり時間がかかるのではないかと思います。そして現に今予算編成時に比べまして、雇用経済情勢、極めて厳しい状況にあります。それから、経済危機対策会議、これも今度24日にまた3回目を予定しているところでありますけれども、あるいは県議会からもいろんな議論、あるいはご要請も出ているところであります。いろんな所から様々な意見、要望もいただいております。そういう中で私どもとしては追加的な雇用経済対策を行う必要があると、こういうふうな認識を既に持っているところでございます。国の経済対策については4月27日に国会に上程されるというようなことも伺っているところであります。私どもは追加対策が必要だという認識の上に立って、さらに国の動向等についても情報収集をしっかりしながら今後まとめていきたいということで、各部局にそういった指示を既に出しているところであります。

(質)現時点でこういうことをするという決まったものというのは今のところはないのですか。
(答)今中身についてそれぞれ検討中であります。

(質)尾鷲なんですけれども、市議会から不信任決議案を突き付けられたと言いますか、反対が1人しかいなかったという圧倒的な状態で、それでも市長がまだ、自分は市長として残るよと、議会を解散するよと、そういう市長の考えについて知事はどういうふうにご覧になりますか。
(答)一応、法律的に手続きの方法、ルールがあるわけです。そのルールの中でそれぞれ選択をし、意思決定をしていくということだと思います。市長の立場の判断についてどうこうということについては、まだどう判断されたのかということを伺っておりません。それはまた、市長の判断に関することでありますから、私がそれについて論評する立場ではないと、こういうふうに思います。

(質)これはまあ、混乱、一つあるわけですけれども、美し国イベントの絡みで、何か知事がご心配される面というのはあるんですか。尾鷲に関して。
(答)行政のトップである市長と、それから車の両輪である議会との話で、尾鷲市政の一番根本のところの問題であります。したがって先程も言いましたように、大変、課題が山積をしていて、美し国だけではなくて、それどころか尾鷲市の市民生活すべてに掛かってくる問題でありますから、そういう意味で、その混乱をできるだけ低くするということ、その混乱をできるだけ避けるようにしていくということ、そして早く正常な形に戻るということが大事ではないかと、こう思います。

(質)美し国における尾鷲関係のイベントに、今の状態が影響があるとは考えられないですか。
(答)ないとは言えないのかも知れませんけれども、美し国だけに特化した問題ではなくていろんなところに問題、影響が起こり得ることだと、こういうふうに思います。

(質)ちょうど熊野古道の世界遺産登録5周年が7月に控えていると思いますけれども、これまあ、仮定の話で恐縮ですが、その位にまた出直し市長選みたいな話になってきたら、結構県の施策にも影響が出るでしょうし、全国的にも世界遺産の場所ですから、影響も出てくるんじゃないかなと思いますけれども、その辺りどうですか。
(答)今後どうなっていくのかということについて、よくまだ分かりません。多分、市長の決断もどうされるのか、ここ数日の間に出てくるんでありましょうから、そういう状況を見ながら、県として考慮していかなければならない、あるいは検討していかなければならない、そういうことがあれば考えていきたいと、そう思ってます。

(質)漁協の組合員の審査の話なんですけれども、古和浦漁協、南伊勢町の漁協が、出席者の半分位が資格がないんじゃないかというような裁判所の判断も出たんですけども、資格を指導する立場の県としてこれをどう見てらっしゃるのか、どう対応していくのかということなんですけど。
(答)古和浦漁協の総会決議の取り消し請求につきましては、先般、総会決議が無効であるというような判断が裁判でなされましたが、これ自体については、古和浦漁協の方で控訴をしたというふうに、今朝聞いたところであります。したがいまして、控訴後の動向についてしっかり把握をしてまいりたいと、こう思っております。もしも無効ということになりますと、総会では定款の一部改正とか、あるいは区画漁業権の免許申請等の決議とか、あるいは理事の選挙とか、こういうものが行われているわけです。そういった決定が、もしも裁判が無効であるというふうなことが確定したりいたしますと、その取り扱い等については私どもも水産庁と協議をしまして、適切な、円滑な、そういう手続きが今後できるように指導してまいりたいと、こういうふうに思います。漁協全般につきましては、組合員の資格審査についてはこれまでも厳格にやるように指導をしてきたところであり、今後もこの点については古和浦漁協に限らずしっかりやっていただくように、県としてはまず基本的に指導に当たっていきたいと、こういうふうに考えております。

(質)これまで以上に、その取り組みを変えていくとかそういうことはないんでしょうか。
(答)一応、この資格審査については各漁協の方でやっていただくことになっているところでありますから、これまでもいろんな漁協に対して、資格審査の問題で疑義が言われるような漁協があった場合に、かなり漁協に対してそのことをしっかり伝え、指導してまいりました。今後も基本的にそういう立場で指導していくということを考えております。

(質)幽霊組合員というような言われ方をするんですけど、そういう人がいることで漁協というのが、漁協という組織がどう歪められてるとか、そういうことについて何かコメントをいただきたいんですけども。
(答)これまでのいろんな経緯とか歴史とか、そういうものがあると思います。そういう中で、漁業をしなくなった人、組合員でありながら漁業をもうしなくなった人がそのまま組合員として残っているというような実態は、結構過去においては見過ごされてきたところがあったのかなと、こういうふうに思います。しかしご承知のとおり今日は、漁業を取り巻く環境は大変厳しいものでありますし、そして漁業者の一番の拠り所にもなる漁業協同組合、この経営は大変な状況になってきているところであります。したがってそのために三重県では今、漁業協同組合の再編・統合を進めようということにしているところであります。そういう時であるだけに、漁業協同組合そのものがしっかり襟を正してきちっと立ち向かっていただくということが必要であります。その基本的な問題としてこういった資格審査の問題というのがあるわけであります。それだけにこの問題には、県としては厳格に対応していくという必要があると、こう思ってます。

(質)追加の経済対策なんですが、現時点で財源はどういうふうなイメージをされてますか。
(答)これについては財源も含めていろいろと検討をしているところであります。まだ基金等の活用を追加的にしていかなければならないというものも勿論あります。それから、場合によっては県単で実施をしていかなければならないというようなものもあろうかと思います。したがってその場合、財源がどのぐらいの規模でまた必要になってくるのかというようなことで、いろいろふりあてを考えていきたいと、こういうふうに思っているところであります。

(質)そうしますと可能性としては県単での対策もあり得ると?
(答)県単での対策ももちろんあり得ます。今後随時、こういった経済対策については必要に応じて追加的に出していく必要があるのかなと、こういうふうに思っております。国の方からも、今度の経済対策につきましては、例えば地方への配慮というような形で、地域活性化経済危機対策臨時交付金、これは1兆円予定されてますし、それから地域活性化公共投資臨時交付金、これが1.4兆円予定をされているところであります。こういったお金の使い方ということについても今後検討していかなければならないと、こういうふうに思っています。

(質)時期については、いつ位までにという目処はございますか。
(答)当面、この国の補正予算の成立を待ってというのではいつになるか分かりませんので、当面できることについて、例えば基金の活用、あるいは今手当てできる県単での事業、こういったことについて、今後早急にまとめていきたいと、こういうふうに考えております。ただ、当然議会においても対応していただく必要が出てくるということでありますので、今後議会等とも連携をしながら、議会とも相談をしながら、具体的に詰めていくということになろうかと思いますが、そういう意味では、今もう少し時間が掛かるのかなと、こういうふうに思います。

(質)先程、当初予算の対策の中でも企業経営の安定ですとか、公共事業の前倒しとかいろいろやられてますけれども、そういう中で、現時点で特にこの部分は足りないかなというふうに知事がお感じになられている部分は何かございますか。
(答)基金の活用については、県としても早急に入れられるものについては、3月議会のところで既に補正の対応もしたところであります。そして21年度予算についてもそれの対応をしてきているところでありますが、まだまだ出足りないところがあるかと思います。それから市や町においても基金の活用をお願いしているところでありますけれども、これも市町によってかなりばらつきがあったりいたします。市町に対してもさらに一層の活用のお願いをしていくということ、これが必要だと、こう思ってます。それから、公共事業の前倒しについては、国の方もこれまで以上の前倒しをやっていこうというようなことを考えているようでありますけれども、県においても業務上ぎりぎり早められるところまで何とか前倒しを早めていきたいと、こういうふうに思っております。それから例えば求職者総合支援センターを四日市の方にオープンをいたしましたけれども、そういった状況も見ながら、今後こういった離職者に対する相談の体制についても、今後さらに一層検討を加えていく必要があるかなと、こういうふうにも思っているところであります。具体的な中身につきましては、それぞれ今検討を行っておりまして、一定時間お待ちをいただかないと具体的な中身について申し上げるということは、今の時点では難しいと思います。

(質)補正を出すとしたら、議会との相談ということは6月会議ぐらいがちょうど頃合いかなということですか。目標としては。
(答)今後、相談をしていくということであり、時期についてもまだ議会との相談に入っていませんから、まだこれから日にち的には考えていくということです。ただ、できるだけ早く迅速にということを言っていますので、私どもとしてはそういった形での今後の取り組みを実行していきたいと、こう考えています。

(質)その当初予算で、3本柱ということで、雇用対策、経済対策、生活対策と3つありましたけれども、その3本柱の中で知事が現段階で一番重視されることがあれば。
(答)やはり、一番緊急的に大事なのは雇い止め数が、今非常に多くなっています。6月までの雇い止め数が7,959人というような数字が先般も出ているところであります。それから、有効求人倍率も県全体で0.55、特に伊賀では0.37とか、鈴鹿では0.38というような数字も出ているところであります。こういったことにどう対応していくのかということ、これがやっぱり一番大きなことかなと思います。この場合に、いろんな仕事を創り出していくということも一つでありますし、それからミスマッチだとか、そういったこともあります。従って、次のチャンスに向けた、例えば職業訓練だとか、そういった機会も作りながら、全体的な対応をしていくということが、今、やはり最も重要なことだと思います。ただ、その時に、戦略性ということからいきますと、国のほうでも成長戦略というふうに出してきておりますように、そういった物差しでの考え方もしっかり展開できるようにしていかなければいけない、こういうふうに思います。

(質)県内の市町とか知事会とかで、そういうところで国が出してくれた緊急雇用経済対策の中で、メニューが使い勝手が悪いとかいう話は出ていませんか。
(答)そういう指摘はあります。私どもとして、知事会からも言っているところでありますけれども、できるだけ、使い勝手がいいようにお願いをしていくということがあろうかと思います。例えば、国のほうで、今度ついてくる、地域活性化公共投資臨時交付金なども建設地方債の発行等については適用できるのでありますけれども、しかし、例えば維持管理というようなことについては、どうもまだ、それに適用できるような状況ではないようなことも伝わってきています。従って、既にこういったことについては、やはり使い勝手がいいように、是非、弾力的な運用ができる制度にしてほしいというお願いを出しているところであります。

(質)5月の全国知事会で次期会長を選ばれることになるかと思うのですけれども、それについて2点伺いたいのですが、まず麻生会長の2期についてのご感想と、あと次期会長はどなたがふさわしいと考えてらっしゃるか、その2点をお願いします。
(答)これまでの麻生会長の歩みを見ておりまして、私、あの方はわりと地味な方で、パフォーマンスを特にやられるというような方ではありません。ただ、着実に取り組みをやられてきた、こういうふうに思っています。そういう意味では、私は、麻生さんの会長としてのこれまでは評価されるべきものだと、こういうふうに思っているところであります。今後、次の会長ということにつきましては、特にどなたが次に出るということまで出ておりませんけれども、麻生会長がまた望まれるということなら、私は麻生さんを支持したいと、こういうふうに考えています。

(質)麻生会長の着実な取り組みをされてきたところについて、具体的に麻生さんのどういったところを評価されていますか。
(答)あの方も官僚出身でありますから、かなり、細かい行政のルールなんかについてもご存じの方であります。従って、やみくもに、できるできないというようなことを度外視して、パフォーマンス的にやられるということはない方であります。そういう意味では、かなり、やられることについては手堅さが感じられるところであります。しかし、今現在、非常に地方分権の推移を見ましても、課題山積しており、しかも前会長の時のだましの三位一体のような、ああいう悪夢とは言いませんけれども、ひどい仕打ちのあとの知事会の運営であります。そういう意味では、戦略性も必要でありますし、そういったことについても手堅くやってこられたと、こういうふうに思います。それから、私自身がもう一つ評価をいたしていますのは、私はこれまでの国の施策について厳しく批判をしてきました。なかなか、それが大勢となり得ない状況を歯がゆく見てきたところでありますけれども、幸い経済危機対策で、これまでの政策の誤りを皆が認める状況になりつつあります。そういう中で、それ以前から、麻生会長にはこの国のあり方そのものについて、知事会としては地方に関することだけではなくて、この国のあり方そのものに対してもっとしっかりものを言っていくべきではないかと、こういうことを申し上げてまいりましたし、麻生会長も同じような考えをお持ちで、私のそういった意見に応えようとしてきてくれていました。今、知事会はそういう方向へ、どういうふうに持って行くのか、知事会としてどう議論していくのかということ、これが大きな課題だと思っています。幸い今年は三重県で全国知事会がございます。私としては新会長が選ばれた後の知事会でありますけれども、今年の知事会はそういったひとつの動きになるような、そういう三重県での全国知事会にしたいと、こう思っています。その方向性について、麻生さんとも共通のものを持ってきたと、こういうふうに思います。

(質)知事会とは別に、34道府県知事で知事連合を形成されまして、野呂知事も参加されてますけれども、これは知事会との関係というのはどういう補完関係になるのか、三重県知事として参加される狙いと、それはどういうことをやっていかれたいのか。
(答)知事会そのものとは直接リンクするものではありません。ただ、お誘いのあった県につきましては、今後さらにいっそう高齢化が進んでいく中で、高齢者にとって使い勝手のいい自動車のあり方、こういったものを提言していこうというものでございます。大都市の方とはまた違って地方では車の必要性はさらに大変大きなものがあります。しかし、そういう中で、高齢者がどんどん増えていくわけでありますから、高齢になっても車を自分で使える間は使っていくということ、これはもう生活していくためになんとしても必要なことでございます。従って、その高齢者が年をとっても使い勝手がいい車が出来てくるということは大変意義深いこと、意味のあることだと、こういうふうに思いまして、私どもも参加をしようということにしたところであります。ただ、具体的に今後どういうふうに取り組んでいくのか、子細の中身まではまだ承知をしていませんので、活動が始まってくるなかで、三重県としても県民にとって有効な取り組みになるように、その中での活動をしていきたいと、こういうふうに思います。

(質)大都市と違って、車の必要性がさらに大きくなっていくかもしれない、それはやはり都知事が参加されていないということもそこらへんが関係あるのでしょうか。
(答)僕はメンバーは全部は承知してないんです。東京とか大阪等の都心部は地下鉄だとかあるいは電車、バス、こういった公共交通機関が極めて充実していますから、私ども三重県といったような地方とは全く事情が異なるので、それだけに自動車への需要、ニーズは高いものだと思っています。

(質)美(うま)し国イベントが18日にオープニングを迎えましたが、改めてオープニングしたわけですから、思い入れなり、あるいは考えられることがあったら。
(答)18日にあって、総合文化センターの方にも多くの皆さんにお集まりをいただきましたし、それから、北から南まで各地域で関連したイベントも多くの皆さんが展開をしてくれました。私としては「美し国おこし・三重」のオープニングがああいう形でできたことをたいへん嬉しく思っているところであります。とは申せ、これは今後6年間に及ぶ取り組みであります。まずは美し国おこしをどういう人たち、グループができて、どういうテーマを持ちながら、どういうふうに展開していくのか、これはこれからのことであります。少なくとも今年、オープニングの年には一つのモデルになるような、そういった取り組みも広く紹介できるようなそういう機会を持っていきたいと、こう思います。それから、来年度以降に向けての準備もしっかり進んでいく年にしたいなと、こういうふうに思っております。そういう意味では、座談会であるとか、ワールドカフェであるとか、今そのきちっとしたスタートをしていくための活動展開をやっておりますから、そういったことをしっかり当面取り組んでいただきたいなと、こう思っております。

(質)オープニングを迎えたということで、県議会等で2、3月会議で批判もありましたが、批判的な意見と言うか、そういうものというのはある程度沈静化したと見られますか。
(答)文化力によるまちづくり、地域おこしを、古来から美し国と言われている三重県のすばらしい地域資源等を活かしながら取り組んでいこうと、まあこういうことでありますけれども、そんなに一朝一夕にさっとできるような課題ではなくて、地域づくり、まちづくりでありますから、極めて大きな課題であります。したがって、文化力でもよく漢方薬的と、こう言っております。決して焦らずしかし着実に一歩一歩しっかり取り組んでいくということが大事だと、こう思います。だんだん取り組みができていくにしたがって、その活動が立ち上がり、広がっていくにしたがって、ああ、こういうものかというイメージも掴みやすくなって、理解もさらに進んでいくだろうと、こういうふうに思っておりますし、ぜひ県民こぞって、この取り組みに、何と言いますか、三重の未来についての夢、期待というものを持っていただけるような取り組みになっていけばなと、こう思ってます。

(質)かなり戻るんですが、県立病院の話、先程は、公聴会、意見述べられることは有意義であると、その状況を参考にして県の考え方の決意、決定に活かしていきたいとおっしゃいましたけれども、例えば、反対意見の方が説得力があるということになれば知事が示された改革方針案の変更もあり得るということなんですか。
(答)今後、いろんな皆さんの意見をお聞きはしていくわけであります。その一つとして県議会がやられます公聴会につきましても注目もいたしているところであります。そのほかパブリックコメントも今実施をしているところでありますから、そういったこともあります。それから住民説明会も今後やっていく予定で、これについては、今、津や志摩と5月下旬を軸に調整中でございますけれども、こういった機会もあり、したがってそういったいろんな機会に、ご意見を承っていきたいと、こう思います。一番の問題は、やはり地域のみなさんはそれぞれ医療に対する期待を持っているわけです。そういう期待を私どもは、地域のニーズとしてどう捉え、それにどう対応していくのか、どう対応できるのか、この点が一番中心であります。心配だから反対だとか、どうのこうのというのではなくて、どういうニーズにどう応えていかなければならないのか、こういうふうな形でしっかり皆さんのご意見を伺っていきたいと、こう思います。もう一つは職員の皆さんの問題がございます。自分の身分に関わってくるような問題等については、これはそれぞれ大変な問題であります。したがいまして、そういった職員の不安に対しても、具体的にどういうふうに対応するのか、こういったこともお応えしていかなければならないだろうと、こういうふうに思います。

(質)住民説明会というのはそれぞれ1回ずつ行うというイメージですか。
(答)今、当面とにかく5月の下旬に志摩市と津市において開催をするということにしております。その後どうかということについては、まだ今判断しておりませんけれども。まず下旬にやらせていただくということです。

(質)現時点で不安に思っていらっしゃる方もいると思うんですけども、知事としてどういう部分が不安に思われていて、その不安解消のためにはどのような説明を、どういうことを説明すべきだというふうにお考えですか。
(答)それぞれ地域のいろんな事情がありますけれども、その皆さんが、例えば住民説明会では、いろんな地域においてこうあって欲しいとか、あああって欲しいとかという話が出るかと思います。これは何かそこの地域だけ突出して県の方で対応するとかそんな話ではなくて、県全体の中でこの地域についてのニーズについてどのように対応してくのかということだと、こう思います。そのためにはもちろん地域の医療計画や他の医療機関との連携だとかそういったこと、それからもちろん三重大学等との連携、こういったことも組み合わせてどう対応していくのかということになっていくと思います。病院が変革されるということでどうなるのかなという不安ばっかりが先走って、いろいろ心配しておられる方もあるかと思いますけれども、より具体的にその中身について説明をしていくということが県としては今大事だろうと、こういうふうに思います。

(質)その説明会は、多分津は白山、美杉地域でされると思いますが。いいんですよね。
(答)とにかく一志病院のある地元に近い方でやるということになると思います。まだこれからの調整です。

(質)知事ご自身は参加されますか。
(答)私は出る予定をしておりません。担当の部署で対応させていただきます。もしも必要あるならば副知事が対応するということもあり得ることかなと。

 (質)一義的には小山庁長? 
(答)いや、健康福祉部、それから病院事業庁、これは両方が当たります。

                              (以上)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 戦略企画部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
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ファクス番号:059-224-2032 
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