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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成26年 9月26日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・ステップアップカフェ(仮称)の名称が「Cotti菜(こっちな)」に決まりました(発表)
・「学力向上緊急対策チーム」を設置します(発表)

 質疑項目

・発表項目に関する質疑
・教員の懲戒処分
・三重テラス1周年
・みえ旅パスポート
・体感治安
・台風11号の検証
・埋蔵文化財の紛失
・滋賀県知事との面談
・新名神高速道路三重・滋賀建設促進県民協議会
・インド・タイ・マレーシア訪問
・知事の政治団体

発表項目

(知事)まず1つは、三重県で障がい者雇用を推進する取組のひとつとして三重県総合文化センター「フレンテみえ」内に整備を進めています「ステップアップカフェ(仮称)」の概要が決まりましたのでお知らせしたいと思います。まずは、店舗名称とロゴについてですが、こちら「Cotti菜(こっちな)」です。これは運営事業者から提案いただいた名称をベースに、関係団体の意見を伺いながら決めましたけれども、「Cotti菜(こっちな)」っていうのは三重県独特の「な」ことばですね、「な」ことばと、提供するメニューイメージのサラダバーとかスムージーを出すんですけど、この「菜」ですね、「菜」、というのを掛け合わせたもので、多くの方が入りやすいお店として、これまで障がいに関心がなかった人にも気軽に利用していただき、「Cotti菜(こっちな)」を拠点としてネットワークを拡大をしてほしい、そういうようなことでこの「Cotti菜(こっちな)」という名前にしました。それから店舗の完成イメージでありますけれども、これが、これやな。「フレンテみえ」を入ると、右奥にこれが、こうドーンと見えるという形になります。この横はこの皆さんご案内のとおりガラスなんですけどね。こういう形で開放的に見えるようにというようなことが1つのポイントとなってますが、で、こっち、中に入ると、今の裏側がここですね、ここになります。で、さらにこの奥に入っていくと、こういうふうな形であるというようなことなんですけども、この設計の店舗のポイントを資料にも書いてますけども、まずは働く障がい者の姿が見えて、来店者との交流も促進されるよう入口正面にカウンターを設置、あれですね、入口正面にカウンターを設置して開放的な空間にしたということが1つのポイントです。それから厨房機器を作業工程順に設置するなどして、調理や配膳がしやすいよう動線を確保して、障がい者が自信をもって働くことができる環境づくりへの配慮を行っているというようなことで、工事の施工にあたっては引き続き運営事業者の意見を聞きながら進めていきたいと思っています。あとは、これとかこれ見ていただいたら分かりますように、木目調の優しい雰囲気や暖かい色調のこのレンガをやって、優しい雰囲気の落ち着いた空間を作りたいと、そういうような思いでこういう店舗イメージにしてあります。それからオープン日ですけども、12月24日、クリスマスイヴ。記者の皆さんには大変申し訳ありませんけれどもクリスマスイブにオープンをやらせていただきたいというふうに思っています。本当に、現在ご尽力いただいている関係者の皆様、そしてこれから働いてくれる障がい者の皆さん、それからご家族のみなさんにとって記憶に残る日にできればというふうに思っています。オープン当日は、三重県総合文化センター「フレンテみえ」の各施設を活用したオープニングイベントを開催いたします。詳細については後日、そのイベントの詳細については後日ご案内をいたします。なお、この「ステップアップカフェ」というのは、店舗名としては「Cotti菜(こっちな)」というのを使っていきますけれども、各団体の皆さんとかに来てもらっている会議の中でもあったんですが、障がい者が一般就労に向けてステップアップすることに加えて、障がい者を取り巻く地域全体もステップアップできるようにとの意味合いがあって付けてきたわけなんですけれども、そういう関係機関の皆様からの声もありまして、引き続き障がい者雇用を推進する取組の名称として「ステップアップカフェ」という、こういうカフェをやる取組の名称として「ステップアップカフェ」といいますが、店舗の名前は「Cotti菜(こっちな)」というようなことでいきたいというふうに思っております。ちょっとややこしい説明ですけど、まあ「Cotti菜(こっちな)」覚えてもらったらいいですよ、「Cotti菜(こっちな)」覚えてもらったら、はい。よろしくお願いしたいと思います。それが1つ目です。

2つ目は、学力向上緊急対策チームの設置です。全国学力・学習状況調査の厳しい結果を受けまして、本年10月1日付で県教育委員会事務局内に、副教育長をチームリーダーとした学力向上緊急対策チームを設置することとしました。学力向上緊急対策チームは、担当次長及び関係課長等を構成員として、各課の学力向上に向けた取組を横断的・一体的に推進することにしており、学校教育を中心に、これまで実施してきた学力向上施策の検証を行い、改善策や新たな強化策を検討して、次年度の予算とかそういうものを待つことなく、決まったものから実行に移していくというような場にしていこうというふうに思っています。具体的には、対策チーム会議を毎月1回開催しまして、そこでは指導主事による学校訪問や「みえスタディ・チェック」を活用した授業改善等の重点取組項目を中心に進捗管理を徹底するとともに、学力向上に効果的な取組に関する情報の収集と発信を毎月行い、各市町教育委員会や学校への指導・支援を行います。また、県教育委員会の事務局体制の見直しを行いまして、地理的状況に伴う移動時間も考慮しまして、10月1日付で県の尾鷲庁舎に小中学校教育課の尾鷲駐在を置くこととしました。ここには3名の職員、課長補佐級1名、指導主事2名を常駐させて、東紀州地域の各市町教育委員会や学校への支援を充実します。県教育委員会と市町教育委員会や学校が危機感を共有し、三重の子どもたち一人ひとりの可能性を引き出すことができるよう、学力向上に一丸となって取り組み、保護者や県民の皆さんの期待に応える結果に結びつけたいと考えております。

発表項目に関する質疑
○ステップアップカフェ(仮称)の名称が「Cotti菜(こっちな)」に決まりました(発表)   
(質)「Cotti菜」の「菜」なんですけど、どんな野菜を使うのが予定されてますか。
(答)この運営事業者の朋友さんのところでは、レタスとかトマトとか、あと何作っとったかなあ。かなりたくさん使ってますんでね、で、サラダバーみたいなのもやるので、相当たくさんの野菜が出てくると思っていただいていいと思います。

(質)皆さんが作った物をこちらで、ということですか。
(答)もありますし、普通に仕入れてくる分もありますけど。うちが別途進めてる農福連携みたいなやつで、水耕栽培とかやってる方々県内にたくさんおられますのでね、そういう方々からも調達をして並べていきたいと思います。

(質)障がい者雇用を推進するということなんですけれども、いわゆる作業所という位置付けではなくて、雇用される、賃金をいただいて、という形になるんでしょうか。
(答)あ、ここで働く障がい者の人ですか。ここで働く障がい者の人はもちろん賃金もらえますよね。はい、もらえます。障がい者雇用の促進って、量的側面と質的側面の両方が課題があると思うんですけど、要は障がい者の雇用をたくさん増やしましょうということはもちろん当然大事なんですけど、それはこの1カ所のカフェだけではできなくて、僕たちがなぜ障がい者雇用が進まないかといろんな、去年でいうと1万4,000社の事業所にアンケートを取ったところ、障がい者の皆さんと働くということについての理解、障がい者の皆さんがどういう仕事ができるのかという理解、そういうものが身近に障がい者の方がいないのでどういうふうな生活のされ方をしているのか分からないという、その理解が足りないというような部分が課題としてたくさん私たち聞いてきましたので、そういう意味ではこういうカフェというのを通じ障がい者の皆さんが働いているところをよく知っていただいて理解をしてもらう、そういう質的側面を改善する場としてこの「ステップアップカフェ」を位置付けている、そういうことです。

(質)発表は11月半ばになるかと思うんですが、県の障がい者雇用の数字がかなり改善するのではないかという、ちょっと聞いたんですけど、いかがですか。
(答)今回は、昨年分が発表になった時に労働局長と連名で異例ですけれどもそういう「障害者雇用改善プラン」というのを立てて、あの時は実雇用率が1.6パーセント、それを1年で1.7パーセントにまずしようというようなことで、私自身も労働局長とともに障がい者雇用が遅れている、あるいは県内のリーダー的存在の企業、そういう所を訪問させていただいたり、労働局も県の雇用経済部もみんなで回ったし、経済団体も回ったし、かなり多くの皆さんで一丸となって取り組んできたので、改善していることを期待をしています。

○「学力向上緊急対策チーム」を設置します(発表)
(質)学力向上に関してなんですが、これ、なぜ尾鷲庁舎なんでしょうか。
(答)様々、実際の学力・学習状況調査の結果とか、あるいはその授業内容とか、あるいは教育資源というのかな、先生の数とかも含めて、そういうものに東紀州地域に課題があるというようなことで、そっちの方の東紀州の地域の支援を手厚くしようというようなことと、やはり身近で顔が見える関係で、より濃密にサポートを日常的にさせてもらった方がいいということで、尾鷲庁舎の方に場所を確保するということにしました。

(質)こういうチームを置かれること自体、知事の危機意識は高いと思うんですけれども、 改めて学力テストの結果に関してどのような印象をお持ちなのか、お願いいたします。
(答)3年連続で全国平均を下回るという、大変厳しい結果になったというふうに思っています。これまでも答弁等で申し上げていますが、全国学力・学習状況調査の結果だけが学力ではないものの、1つの目安であることには紛れもない事実でありますから、それを真摯に受け止めなければならないと思ってます。僕は、三重県の子どもたちが他の県の子どもたちと比べて能力が劣っているとか、可能性がないとか、そういうことは絶対にないと思っていますので、そういう意味では大人の引き出し方に問題がある、あるいは取組の内容に不十分なところがある、そういうふうな認識に至っておりますので、まず今の取組を検証し、今からできることでも即座に始めようと、予算編成とかを待つことなく、できることはどんどんやろうと、そういう思いで今回のチームを人事を充てられる10月1日という1つの目処を節目に設置をさせていただいたと、そういうようなことですね。

(質)その中で29市町別の成績公表なんですけれども、今のところどのように検討なさってるのか、知事のお考えをお願いいたします。
(答)大体、今回の学力・学習状況調査の分析について9月中には概要を、で、10月には詳細をっていうのを示すことができると、今県教育委員会から聞いていまして、その市町の公表のあり方については、今その中で県が示したモデル様式とかでできないか引き続き要請、調整を続けているというふうに聞いております。

(質)そうするとやっぱり公表には後ろ向きな自治体もあるというふうに考えていいんでしょうか。
(答)後ろ向きっていうと語弊があるかもしれないけれども、それはそれぞれの、序列化に繋がってはいけないとか様々なご配慮がある中で各市町教委ごとに考え方があるんだと。一方で僕たちは、とはいえ、この全国学力・学習状況調査の結果を活用して改善に繋げてほしいと思っているので、そういう意味では多くの皆さんと一定共有することには意義があると我々は思っていますから、そういう要請、協力をお願いしてますけれども、結果としては市町教育委員会の判断に委ねると、そういうことです。

(質)尾鷲の増員は、三重県南部で成績が悪かったっていうこととは関係ないんですか。
(答)んーとね、まあ東紀州がとりわけ結果が悪いということではないんですけれども、一定のそういう結果面、あるいは教育資源ですね、先生の数とか、あとは地域の学習のボランティアの方とか、そういうことを含めた地域的な教育資源が県内の中では少ないというようなこととかを総合的に、あとは距離的な部分もあって、総合的に判断をしてそっちに3人置くというようなことにさせてもらいました。

(質)公表は市町別を念頭にしていて、学校別ではないんですね。
(答)我々が示させていただいてるモデルのやつでは、市町のやつが載ってるモデル版だったと思います。

(質)関連して、先日、静岡の川勝知事が成績上位校の学校の校長名とかを独断で、独断と言っていいと思いますけど、公表したことがいろいろ話題になりましたけど、知事はそのことについてどのようなご見解をお持ちですか。
(答)やはり行政で実施する取組である以上、一定の定められた実施要領というのは守るというのは大前提だと私は思っています。そういう意味ではそこからはみ出た部分であるということについては、行政の取組としていかがかなあと思う部分はあります。一方で、そのやり方は別にして、危機的意識を知事が持たれているということについては、多分川勝知事も静岡の子どもたちが他の県の子どもたちと比べて劣っているとか、そういうふうには思ってないから危機意識を持っておられるんであろうと思っていますので、何ていうのかな、やり方は別として危機意識を感じるということについては理解できる部分もありますね。

(質)学力テストの公表のことなんですけれども、県としては公表の対象っていろいろあると思うんですが、教育委員会だと保護者レベルでは最低限やりたいとか、知事としてはこの場合書いてる公表というのはどのレベルぐらいを、公表に向けて市町等を支援するとありますけども、どのぐらいのレベルを。
(答)今、県教育委員会で示させていただいているモデル様式は、市町全体の、ちょっと僕あの、最新のモデル様式、自分が見たやつが最新のモデル様式かそうじゃないかちょっと確実ではないんですけども、市町別の、市町全体の例えば国語Aの平均点と、全国平均とか三重県平均との差に加えて、こういう課題があるっていう、で、それをこう改善していくっていうようなことが書いていると思うので、改善部分とか分析部分について市町とやりとりをしながら、どういうことなのかっていう分析をしたりすることじゃないかと思いますけどね、公表に向けた支援というのは。

(質)公表というのは、今要するに第三者を含めた公を目指すのか、あるいは例えば保護者だったり一部関係者だったりレベルでも最低限そのぐらいでもいいのか、そこの公表っていうのは県としては。  
(答)今これはさっきの話ともちょっと関連しますけど、県の教育委員会が独断ではできませんので、市町の教育委員会の皆さんとよく話をしながらどういうレベルのどういうものになるのかっていうのを今まさに詰めているところだと思います。今現在、最新状況まだ聞いていませんのでそういうことだと思います。

(質)その場合全市町で統一の公表基準を設けるわけではなくて、そこは各市町の意向に従って要するにバラバラになるということになるんでしょうか。
(答)の可能性が高いんじゃないですか。それは先ほども言いましたようにそれぞれの市町教育委員会でそれぞれの公表に対する考え方があると思いますから、基本的には県教育委員会としてはそれを尊重するというのが実施要領に定められているところですので、そこは完全、29一気にドーンという形ではないと思ってます。

(質)逆に県の教育委員会として取組が効果を上げていると、そういう学校を公表するお考えは特にないですか。
(答)どうなんですかね、今、学校別に取組が効果を上げている所を公表したいという意向を教育委員会から今は聞いたことはないですけども、その取組内容、そのどの学校とかは特定せずに取組内容を県内で共有できるような仕組みは考えているんじゃないかなと思います。今回これどっかに書いてるのかな、「学力向上通信」っていうのはまさに優良事例を市町教育委員会とか学校に共有していくものなので、どこと特定することは多分ないと思うんですけども、こういういい事例がありましたというのは共有していくんだと思います。

(質)重点取組の中で全小中学校の訪問とあるんですけど、小学校か、訪問して要するに授業見学するということなんですか。
(答)まず、三重県に小学校が380校くらいあるんで、大体3分の2ぐらいにあたるところなんですけれども、授業を単に見るというだけじゃなくて先生たちと指導主事が会話をしてどういう授業改善の取組をしているのかとか、あと全国平均と比べて校長先生が学校を見回る数が三重県は平均が低いというようなこととかもあって、逆に秋田とか福井とか校長先生が学校内をしっかり巡回している率が全国平均より高い所は学力の調査の結果が高くなっているケースもありますから、なぜそういうことができていないのかとか、授業だけじゃなくて学校の体制、こういうことも含めて見てくるんだと思ってます。で対話をしっかりすると、前のぶら下がりの時かでちょっと言ったかなと思ってるんですが、やっぱりこの3年間学力向上やってきたけどもやっぱりその現場の皆さんの気持ちに火がつくというかな、本当にやらなきゃというこの浸透という部分においては、まだまだ足りなかったと反省をしているので、学校に行って指導主事が丁寧な対話を重ねることで、現場の先生方の心に火をつけるというかな、一緒に現場とさらに一緒になってやっていけるようにしたいと、そんなこともありますね。

(質)ちょっと蛇足になるんですけど、例えば先生の、これ結構先生に負荷がかかるような気がするんですけど、要するに体制としての人員とかのその辺の量的な問題とかそういうところって考えられないのかな、先生の持ってる仕事量って非常に多いっていうのがありますけども、さらに学力テストの成績を上げるということをやった時に多分質的な問題だけで解消できるのかというところが何となく思うんですけど。
(答)おっしゃるとおりですね。教育においては、人、予算、設備これが結構中身以外のところで重要な点だと思っているので取組だけやるんじゃなくて、そういう人員面の負担軽減に向けたサポートっていうのは大変重要だと思っていますので、それを正規の教職員として増やすか非常勤の方に手伝ってもらうのかボランティアの人に手伝ってもらうのか、それはものによって変わってくるとは思いますけれども、教員の負担軽減に向けた人員の確保っていうのは大変重要な課題だと思っていますから、来年度の予算編成の中でも十分教育委員会と議論したいと思ってます。一方でこの「みえスタディ・チェック」っていうのをやって先生に採点してもらうんですけど、これは先生に負担が掛かるんじゃないかという議論もあったんだけれども、逆に先生に自分の担任している子どもの採点をしっかりしてもらうことでどこにつまずきが見られるのかということとかを先生自身に把握してもらうということも大事だと思っていて、じゃそれを集計したりする手間はやっぱり手間かかるんで集計支援ツールというのを僕ら作ってそれを各先生方とか学校に使ってもらえるように今していますので、なるべく負担軽減を図りながら今質的な面でのサポートもしっかりとやっていきたいと思います。

(質)それとあと1点。これをやって知事としては学力テストに目標設定を定めるのがいいのか悪いのかとまた議論はありますけれども、目標としてどういうところを定めてらっしゃるんでしょうか。例えば全国平均をいつまでに上回るとかそういう時期的なものとか数値設定みたいなものはやってらっしゃるのか。
(答)今私がそういう目標みたいなのを設定して論ずるのは適切ではないと思うんですが、今平成27年度末までの「三重県教育ビジョン」の次期改定の時には当然学力の育成、向上というのがメインテーマの1つになってこようと思っていますので、それで当然行政の計画ですからどういうところにそれが数字的目標になるのか分かりませんけれども、どういう部分を目指す姿とするのかというのはその教育ビジョンの改定の中でしっかり議論したいと思います。

(質)そこでは何らかの数値が盛り込まれるのでしょうか。
(答)有識者の意見とかも聞くんで彼らの意見とかもありますからね、それで最終的に判断することになると思います。私たちはやっぱり来年度から地教行法も改正されて、総合教育会議というところで教育委員会事務局や教育委員会だけでなく地方をあげて教育に取り組んでいかなければならないという責務、権限を負ったわけですから、私たちも教育委員会だけに任せるのではなくてしっかり県民の付託に応えれるような議論をしていきたいと思いますけどね。

(質)その中で関連なんですけど、知事としてはやっぱり全国テストの順位目標を掲げるべきだとお考えなのか。
(答)どうでしょうね。政策集のこと持ち出されるとなかなか厳しいんですけども、今はとにかく順位、ここにまでいかなきゃいけないというよりも3年連続で取組をやってきているのにその成果が表れていないということのこういう危機をいかに脱するかということが大事なんじゃないかと思いますけどね。

(質)そもそも昔あった学力テストが中止になったのも不毛な各自治体間とかの競争とかが背景にあって無くなったと思うんですけど、そういった観点を踏まえてそもそも学力テストを多大な事業費を割いてやることがどうなのかという議論になってくると思うんですけども、知事としてのお考え、学力テストの存在意義自体はどうお考えですか。
(答)私先ほども申し上げたとおり全国・学力学習状況調査がイコールそれだけが学力とは思わないけれども、1つの目安として活用できるものだと思うし、で点数に結構皆目がいきますけれども、さっきも言いました学習状況の調査という、例えばテレビを見ている時間があるいはスマホを使っている時間が全国の中学生と比べて三重県の中学生は長い時間やってるとか、学習状況の調査等も併せてやるという意味では、僕は一定の意義があると思っていますし、僕自身は第1次の安倍政権の時に教育再生会議でこの全国学力調査を復活させるという議論をやってる時に官邸に出向してその実務の一端を担っていましたので、私自身は全国学力調査だけが学力ではないけれども目安として活用するための意義はあると思ってます。

(質)状況等についてのお話もありましたけど、例えば南部ですね、先ほど人的な問題もあって3人を常駐するということですけども、それをもってして人的な負担が軽減されると、そういったことは難しいと思うんですけども、例えばこういうところに南部の地域では状況についてもそうですし成績でもそうなんですが課題があって特に重点的に解決したい、3人の人員を置くことで解決したいことみたいなのはあるんですか。
(答)どうですか、推進監。
(答:教育委員会事務局)南部の方でもいろいろ取組を進めていただいとるんですけども、その中で一定の方向性を向いて一丸となってやっていくためには、今知事がおっしゃっていただいたように顔が見える所で来やすい時に学校へ多く会う機会を増やしてそういう意味でさせていただこうと。
(答)南部特有のこういう課題があってこういうのを特に解決したいなという推進監の思いでもいいんですけど。質問そういうことでしょ。

(質)そういうことです。
(答:教育委員会事務局)南部の全体比べて基本的にここが際立って悪いというところではなくて、全体的な底上げっていうところが中心になるのかなって思ってます。そういう意味では教育環境面ではいろんなサポーターというかそういう情報面も含めて研修していただく機会というのも時間的なあるいは距離的な部分もございますのでそういうことも向こうでできるだけ開催したりとか、そういう情報を発信してそういう面を充実したいなと思ってます。

(質)際立って悪いとか言うと分かりやすいんですが、そうじゃない課題って何なんですか。聞いてるのはそういうことだと思いますけど。課題は一定その3人を配置しなけりゃいけない理由があって配置すると思うんですけど、今の説明ではその説明になってないと思うんですが。
(答:教育委員会事務局)学力・学習調査の中の結果で見ていきますと家庭での学習時間でありますとか、あるいはそういう取組、あるいは授業の中での研修会を行っているという状況等と結果との差といいいますか、何で表れているかという面でアドバイスをしていきたいと思います。

(質)東紀州がそういうのが劣っているというのだったら分かるんです。そういうことなんですか。
(答)結果の面においても東紀州の市町において全国平均との乖(かい)離が数年連続で乖(かい)離がある、県内の市町よりも数年連続そういうで乖(かい)離になっている部分が見られる地域があるのも事実だし、加えてさっき推進監もちょっと言いましたけど優良事例の収集とかそういうのが非常になかなか難しいということと、あとはさっき言った学校の先生以外も含めた教育資源が乏しいというようなことがあります。東紀州が全て今申し上げたように平均と乖(かい)離が大きいというのではなくて、そういう連続して乖(かい)離している市町が見られるのも事実だということです。
(質)それなりに多いということですね。

(質)その関連なんですけど、やはり県内の順位とか成績を公表しないことによってなかなか問題が今の受け答えみたいなように直視できないんじゃないかというふうにずっと取材していて思うんですが、知事いかがでしょうか、そこは。
(答)先ほど来申し上げているとおり、行政の取組なのでその決められた実施要領とかからはみ出てやるっていうのは非常にそれを守りながらやるというのが大前提の中ですからそこはなかなか難しいところではあるものの、僕は元々従来から申し上げているとおり一定の現状が理解される方が皆の危機意識の共有や取組の推進に繋がるというふうに僕個人としては思ってますので、そういう道が今後開けていくといいかな思いますけどね。

(質)対策チームはいわゆる期限を定めたものになるんでしょうか、それとも。
(答)まず今年度いっぱいやってみようと思ってます。で、また4月には組織改編も考えてますのでこういう臨時的なチームじゃなくて恒常的な組織にする可能性もありますから、まずこのチーム自体は年度内をまずやろうというふうに考えてます。

○ステップアップカフェ(仮称)の名称が「Cotti菜(こっちな)」に決まりました(発表)   
(質)「ステップアップカフェ」のことについて12月24日っていうのは、他に例えば総文の中で他のイベントがあって兼ね合いで一緒に何かやります、っていう意味で24日なのかなと。
(答)12月24日は都合つけるのが難しいと?

(質)私はその日はフリーなんですが。
(答)年内にスタートさせたいという思いの中でいろんな発注業務とかをやっていくと、大体10月末から11月の頭ぐらいには一定の工事が終わり、11月の途中からプレオープンというか試行みたいなんをやらせてもらって、で正式なオープンを12月中にと考えた時にいろんな日程調整の中で何かイベントがあるというよりは、皆に覚えてもらいやすいインパクトのある日であった方がいいなというようなこともいろいろ考えた結果、12月24日にしたということです。なので、いきなりプレオープンというか試行とかやらずにオープンしようと思ったらもっと早い時期にやるというのも可能なんですけど、こういう店の店舗の性質上試行錯誤して改善し、というのがあった方がいいと思っているのでその期間をとった結果12月24日になったと、そういうことです。

(質)プレオープンってどんな形で。
(答)プレオープンってどんな形なの?
(答:雇用経済部)関係者の方たちに見ていただいたりとか、障がい者の方がやはり働きやすい環境になっているかどうかというのを確認しながら進めていきたいと思います、11月中に。
(答)特に今三重テラスでもそうですけど、ハードのやつで1回固定しちゃうとなかなか変えにくい部分もあるので、今は厨房をそうやって工程順に並べるのがいいと思っているけれども、本当にそれがいいのかどうかとか、今はこういう状態で置いてますけども、ここで皆で作業体験とかいろんなイベントみたいなのもやったりしようと思っているんですけど、その時のレイアウトとかもやってみてそれで本当に動線確保できるのかとか、そういうのもあるのでオープンしてからだと実際にお金を頂いてるのに混乱があるというよりは、プレで1回実験やろうとそんな感じですね。

その他の項目に関する質疑
○教員の懲戒処分
(質)これは知事部局の話ではないんですが、ここのところ毎月のように教員関係の方が懲戒処分が発表されていて多分今日も発表されるんだと思うんですけど、教員の方もちろん大多数の方が日々素晴らしい教育やられてて仕事にまい進してると承知しているつもりなんですけど、こう続くと全体のイメージダウンに繋がりかねないし、モチベーションの維持が難しくなるということにも繋がりかねないと思うんです。このことに関して知事の受け止めと改善に向けた期待感みたいなのをお願いします。
(答)今おっしゃったように大多数の教員の人たちは目の前の子どもたちと向き合って真剣に多忙な中も頑張ってくれているにも関わらず、そういう一部の、案件にもいろいろよりますけども、全てが同じ事案ではないもののそういうイメージやモチベーションを下げるような事案が発生しているというのは大変遺憾ですし残念であります。僕が知事に就任して2年目やったかな、平成24年度かな25年度かちょっと忘れましたけど、特にそういう懲戒事案だけじゃなくて先生方のメンタル的な部分についての事案というかあったり少し増えたりしたのでメンタルケアというものについて強化するよう当時の、そうか2年前やな、津高の小野さんが副教育長の時に指示をして一定の体制強化とかもしておるんですけれども、まだまだ現場にいろいろ内在した部分があるんだと思いますので、より市町教育委員会と連携して現場と向き合ってなぜそういうことが起こってしまうのか、コンプライアンス、リスク管理、メンタルケアそういう面でよく現場と向き合ってほしいなと思います。

○三重テラス1周年
(質)話は全然変わって三重テラスの件になるんですけども、開館からもうそろそろ1年になりますけども、まず全体の評価を知事お願いします。
(答)この9月28日で1周年を迎えるということで、来ていただいたお客さんの数は56万人を超えるくらいになっていますので、あと加えて議会の方に提示させていただいた成果指標も全てクリアをしていますのでそういう意味では一定の評価ができるかなと、あとメディアの部分については、25年度分だけだと思いますけども三重テラスのみがメディアに取り上げられたことの広告換算効果が2億2,000万円という、25年度までですから約半年分ぐらいですけども、という効果も出てますので一定の成果は上げているというふうに思います。一方でショップの商品のラインナップ、生鮮食品を中心としたラインナップ、それからレストランの価格やメニュー形態、そういうものなどについてまだまだ改善のご指摘をいただいているところもありますので、日々改善をしながらより良い運営に向けて、また特にオープンしたのが平成25年度ということなので三重県としては三重県というのがいろいろ全国的に情報で取り上げられる機会が多かった時であるというのもありますから、今後の安定的な運営という意味でも情報発信の工夫というものも飽きさせない、そういう努力が必要だというふうに思ってます。一方で幸いだったなと思っているのが、コレドの室町の2、3ができたことで、今年の3月から非常に、特に我々「ニッパチ」と言って小売りの所は2月、8月は非常に大変なんですけども2月は実際大変だったんですが、8月は天候不順であったにも関わらず一定の数の方に来ていただいていますので、コレド2、3ができた効果はラッキーだったなというか見込んでそこにしているんですが、ありがたかったなと思ってますけどね。

(質)その中で知事もおっしゃった1階のアンテナショップ機能の部分なんですけど、例えば松阪牛や伊賀牛の販売が少し遅れてしまったりとか、外部からの指摘、知事も含めた指摘があってやっと始めたと、もう少し改善の余地が必要かなと思うんですが、知事何かお気づきの点があればもう少しお願いします。
(答)おっしゃるとおりですね。とか、赤福さんもイベントごとに今度の1周年の時に置いてもらうことにしているんですけども、そういう三重県と言えばと思う物が置いてなかったりとかっていうことについては、運営事業者が置きたくなくて置いてないのだけではなくて、出したいというご意向とかもまだない部分もあったりするので、それはしっかり掘りおこしと出してくださいというリクエストをこっちからもして三重がトータルで売り込めるような場所にするというのが大事だと思ってますし、あと今工芸品とかが非常に多いですけれどもそういう部分の割合をどうするかとか、あと棚割りをどうするかとかそういう部分もいろいろあろうかと思いますので、引き続きたくさんの人の意見を聞いて改善をしていきたいというふうに思います。やっぱり何かかんかテレビとかで紹介していただいたり、あるいは三重高が準優勝で準優勝セールみたいなんをやったんですけど、そういうのやとすごい人来はるんですね。そういういろんな仕掛けもよく考えて繰り出していきたいと思います。

(質)知事のおっしゃった赤福の件なんですけども、なかなか常駐という訳にはいかないんでしょうか。
(答)常駐してほしいですけどね。なかなか輸送の問題とか赤福さんご自身の経営形態の問題もあって常駐っていうのは難しいようでありますが、そういう節目節目でしっかり置いていただくと、イベントに合わせて置いていただくということですので、なるべく多い期間置いていただくような努力をしたいと思います。

○みえ旅パスポート
(質)その中でみえ旅パスポートの件でもう30万部発行したすごくユニークな企画だと思うんですけど、なかなかその三重テラスはスタンプラリーの場所にはなっているんだけども、それを提示して割引が受けられることはないのかなと思うんですが、そこについて知事、東京の中の三重で使えるようにどのようにお考えでしょうか。
(答)みえ旅パスポートは三重県に来ていただいた方にみえ旅をもてなす施設で見せたら何か生ビール一杯とか抹茶アイスクリームとかっていうサービスを受けれる、ていう仕組みにしてあるので三重テラスは東京なんで、発給だけでええかっていうふうにしてあるんですけど、まあそうかなるほどな、三重テラスでもサービスね、まあちょっと考えてみますけど、基本的な思想としては今言ったような三重県に来ていただいた方、あれ元々パスポート自体が三重県を周遊していただくためのツールだったので三重県の観光の課題が周遊だったので伊勢へ行ったら伊勢だけとか、伊賀へ行ったら伊賀とかだけだったやつを複数地域行ってほしいというのやるためにスタンプラリー形式にしてあるので、だからその本筋と合うかどうかがあるので、例えばプレミアムステージで幾つか三重を回ってきていただいた部分だけはいいとかね、そういう根本思想は曲げないようにはしたいと思いますけど、まあちょっと考えてみます。

(質)関連で、去年の遷宮あって、今年も7月の熊野古道10周年が終わったというか一回りしましたけど、スペースを利用して講演会だったり、セミナー開いたり、いろんな方に足運んでもらって、一つ賑わい作りのきっかけにはなったと思うのですけど、今後、そこで何か集会なりセミナーをやるっていうことの何か材料とかってのは、2個3個もう出てきてるもんなんですか。
(答)ああ、その、あれですか、2階の方の?

(質)ええ、そうです。
(答)あー、はい、はい。えーっとね、来年で言うと、あっそっか、まだ言ったらあかんのやんな。えーっとね、幾つか準備してますよ。かつ、その何て言うんですかね。まあ、イベントとか機会を捉まえてっていうのに加えて、そうじゃない持続的な、例えばこの前も鈴木おさむさんとやらせてもらったわけですが、鈴木おさむさんは結婚7年目で結婚式を伊勢でやってもらい、それ以来毎年伊勢に来てくれているという、そういう伊勢ファンの人なんですよね。そういう持続的に三重を発信する仕組みというのと、あとは今度9月28日、この日曜日は、この前、あれ何映画祭やったっけ。主演、主演じゃないや監督賞とった呉美保さんね、と、僕、トークショーやらせてもらうんですけど、そういうこう、旬が来たらオファーして来てもらうみたいなそういうのも、あれ何の映画祭やったかちょっと忘れたな。吉永小百合さんと一緒にこう映ってたやつあったでしょう、最近。伊賀出身のあの監督さんで。
(答:戦略企画部)ミラノと違ったっけ?
(答)ミラノやったっけ?ミラノ国際映画祭やったかな。
(答:戦略企画部)じゃないかな。と思うんですけど、違いましたっけ。

(質)モントリオールだろ。
(答:戦略企画部)モントリオール。失礼しました。
(答)そう、とかいう、いろんなものを捉まえてやりたいと思います。幾つか大きめのやつも企画してますけど、まだちょっと言ったらあかんかったような気がするので。

○体感治安
(質)一つ県政の課題のことに関してお伺いしたいのですが、先日、知事の講演を聴く機会があったんですけど、その中で県政の課題として、体感治安が少し悪くなっているのかなというご発言があったかと思うのですけど、そこについて、知事、どんな認識を持っていらっしゃるのか、少し説明をお願いします。
(答)実は今回、この前、オープン、あれ政策会議オープンやったよな?経営方針やったやつ。
(答:戦略企画部)そうです。はい。
(答)でも示して、今度全協で10月2日にお示しする経営方針にも書かせていただいているんですけども、刑法犯認知件数は下がってきて改善が見られている一方で、ストーカー、DV、性犯罪、つきまとい、インターネットバンキング、それから危険ドラッグ、まあ危険ドラッグは全国値ですけども、などの数が、平成25年度急拡大して過去最高にそれぞれなって、全国的な部分もありますけれども、で一方で県民意識調査でやっている「犯罪が少なく安全な暮らしができている」というのを実感している、していないというのは微増しているものの、地域に差があったり世帯収入によって感じ方に差があったり、結構年収が200万円以下の方だと全体平均から7ポイント低かったりとかって、これ7ポイントって結構高い、大きい数字なんですけど、っていう偏在が見られているという部分、あと地域別にいくと北勢地域の体感治安というかな、今言った県民意識調査のやつでいくと低いので、そういう刑法犯認知件数が下がっていて改善が見られているのに最近急拡大している過去最高となっている犯罪が多数あるということ、それから「犯罪が少なく安全に暮らせている」という幸福実感において、地域差それから世帯収入差というのがあるというような事実を捉まえて、これらを啓発や取組の強化をすることで少し改善していきたいなと、そういう思いが実はありまして、あとはそういうどれの事件というのはちょっと申し上げませんけど、県内でも一定の地域においてその地域の住民の皆さんが不安になるような事案もありましたし、そういうことも踏まえて、であと今申し上げたストーカーとかDVとか、危険ドラッグ、インターネットバンキングっていうのは、の不正送金というのは、急拡大しているということと、発覚しにくいんですよね。特に性犯罪の部分なんかだと、あったんだけどもそれを相談しにくいので発覚していないというようなこと、それから非常に身近な例えばDVっていう、配偶者DVだと自分の配偶者との関係で起こる犯罪であったりとかとかっていう、そういう意味で県民の皆さんを脅威に陥れてしまっている部分があるかなと思いますので、そこの改善を少しでも図りたいというようなことで来年度は特にその部分に力を入れる、そんな形で政策構成も考えています。そういう認識です。

(質)具体的に言うと、例えばどんな対策を今知事お考えなのか、少しお願いします。
(答)ストーカーとかDVのところは認知をどうするかということがあるので、ストーカーとかDVのところは重大事件に発展する前に保護をする、緊急一時避難の宿泊費とか場所の確保とか、あとビデオカメラなどを活用した保護措置とか、そういうところとか、あとは見回り活動を一層充実させることとか、あとは性犯罪の部分でいくと、今、犯罪被害者支援センターというのがあるんですけど、やはり全国、うちの職員が一生懸命頑張ってベンチマークした結果、女性に対しての方が相談しやすいとか、そういう特定のそれ用の相談窓口の方が相談しやすいというようなこともあるので、そういうワンストップの相談体制を作るとか、あと危険ドラッグはもちろん啓発もやりますけれども、早期の鑑定、検挙というのをやるために分析機器の整備とか危険ドラッグの、そういうのとか幾つか今申し上げたような対策、これから予算議論しますので、どれをどうするかというのはもうちょっと精査しますけど、例えばそういうような形を考えています。

○台風11号の検証
(質)防災の件でお尋ねしたいのですが、先週、防災対策部長が気象庁へ提言されて、特別警報の運用見直しについては厳しいというような意見も出て、その際のぶら下がりでも出たんですが、今後自治体と協議して、特別警報が出た際に共通の例えば避難呼びかけ等のルール作りをしていきたいという話をしました。一方で、昨日は鈴鹿市で市長が当時の特別警報出た際の市の対応を検証した結果を出して、改善部分56点ほど出したということなんですが、改めましてお伺いしますが、台風11号の件に関して、県として今後、その後のアクション、例えば検証だったり改善する点など考えているところがあればお聞かせください。
(答)今検証中で、台風11号発生し、全市町に対してアンケートと聞き取りをやって9月4日に1回会議をやって、また10月2日に会議をやります。でそこで、その市町の皆さんから聞き取った検証の、検証に対する県の考え方をお示しして、じゃあ一緒にやる対策をどういうふうにやっていくかというのを改めて協議をしようと思っていますが、そこで出されている課題というのは、まず避難指示とかの基準に関して整備あるいは再点検をしようというようなことで、県としては地域総合防災事務所それから地域活性化局が市町と一緒に避難基準とかの避難指示とかの基準の再点検をやろうというふうに思っています。それから、そういうのの中で出てきた課題として、避難所をいかに早期に開設するか、急に避難指示とか避難所整備せずには本来できないので、いかに避難所を早期に開設するかっていうようなことでの避難所運営のマニュアルとかを引き続き整備をしていくと。あとは、先ほどもあった大雨特別警報が出た時に、市町としてどういう対応を取るのか、その辺りのマニュアルとかルール作りについて県もサポートさせてもらうというようなこと、それからあとは避難情報の伝達を住民の皆さんにどうするか、これは緊急速報メールの活用とか様々あると思いますけれどもそういう点、それから特別警報とはどういうものなのか、土砂災害警戒情報とはどういうものなのか、河川の氾濫危険情報とはどういうものなのかについての住民の皆さんに理解をしてもらう啓発活動、これについても非常に課題があると出てきましたので、その辺りを県、市町一緒になってやっていく、今出されている主な課題としてはそういう辺り考えていますけども、今後市町の皆さんとお聞きして来年度の予算編成とか体制整備に間に合うように、遅くとも年内には全ての検証を終えたいと思ってます。

○埋蔵文化財の紛失
(質)先日ありました明和町の地元から預かった例の埋蔵文化財を博物館が無くしたという、ぶら下がりでちょっと出たかも分かりませんが、改めて受け止めと今後の再発防止策をお願いします。
(答)本当に、自治会からお預かりしたその地域にとって大事な物を県の関係施設が紛失してしまうというようなことはあってはならないことだし、大変申し訳なく思っているところであります。うちの方も部長や副部長が自治会の方にも行かせていただいて、そのお詫びもさせていただいたところでありますけれども、今回ちょっと言い方あれかもしれません、公開捜査みたいな形でもう一度しっかり探させていただくというようなことをやるということと、展示品というか物の出入の管理の徹底とか、それを人員も異動していったりしますので、そういう部分でずっとちゃんと引き継いでいけるかどうか、そういうことについても徹底をして二度とそういうことがないようにしたいというふうに思ってます。いずれにしても、本当に地元の皆さんにとって大事な物を無くしたということは非常に申し訳なく思っております。

(質)ちなみにですけど、他にこういった事案があるのかないのか、それとも分からないのか、どうですか。
(答)調べてみました。僕らももしあるならね、それをしっかり公にしてお詫び申し上げて、次なる対応を取っていくべきと思いましたので調べましたけれども、現時点においてはそれは把握してませんし、ないというふうに思っています。

○ステップアップカフェ(仮称)の名称が「Cotti菜(こっちな)」に決まりました(発表)   
(質)障がい者カフェ、「ステップアップカフェ」ですけど、内覧会、メディア向けの内覧会とかは計画ないんですか。
(答)あっ、やるよな。いつやるんや?プレオープンの前でやるんやんな?
(答:雇用経済部)プレオープン後になると思います。
(答)後?

(質)はーっ?
(答)プレオープン後って何か変じゃない?
(答:雇用経済部)同じくらい。
(答)プレオープンする時期ってことね。
(答:雇用経済部)プレオープンする時期。
(答)やります。内覧会。僕ちょっと詳しい日程が分からないですけど。

(質)オープン後にやるっていう意味は何なんだ?普通は前だろ。
(答:雇用経済部)すいません。プレオープンの時期に。
(答)普通内覧会やってプレオープンやで。
(答:雇用経済部)そうですね。内覧会やってからということで。
(答)それでええんやな。
(答:雇用経済部)はい。
(答)内覧会が先です。

(質)で、日にちはまだ決まってないの?
(答)工事が、一応進捗の中で最終日程が確定してから発表させてもらおうと思ってますので。

(質)これ元々構想打ち上げてから約1年半でよかったでしたっけ。
(答)そうですね。構想、そうだな、雇用創造懇話会、それぐらいになりますかね。

(質)ですね。で、その間に消費税も3パーセント上乗せされて、8パーセントになって、その分は公金の余分の支出になってますよね。
(答)なるほど。

(質)ただ元々年内というふうにおっしゃってたんで、そこのところは織り込み済みだと思うんですけど、その辺含めて、オープンしたことのプラスの面もあるでしょうけど、ここに至ったことについて何か知事のご見解があれば。
(答)三重テラスをオープンしたりする時とか、その他の施策と比べて時間がかかった、特に年度をまたいでるというのはあんまり施策としてないものの、そういう意味ではスピード感が、スピード感っていう言葉を使うと不足してた部分はあるかなとは思いますが、案件の性質上、多くの関係者の皆さんと議論を積み重ねながら丁寧にやってきたということでありますので、一定やむを得ないかなあとは思っています。

(質)でも、途中で知事はこれについてはスピード感ありませんねって認められましたよね。
(答)まあ、そうですね。スピード感という言葉についてはそうですね。

(質)えっと、それで障がい者雇用ですけど、11月に結果が出るとして、国内で約800万人ぐらいの障がい者の方、知的とか身体とか諸々入れて、その中で実際働ける数というのは120万人ぐらいだと言われてるらしいんですけど、この方々を人口減少であるとか労働力不足であるとか、その観点から活用するっていう骨子の基に障がい者雇用やられるのか、それともそこはまだ基本計画として織り込んでないのか、その辺いかがですか。
(答)労働者不足なので障がい者の皆さんを活用するという発想は基本的にないですね。障がい者の皆さんが働きたい、働くということを希望している、自立していきたいと思っているにもかかわらずその術がない、そういう環境が整備されていないので、その希望を実現するというふうには力点があるのと、特に障がい者をお持ちの保護者の皆さんたちから、自分たちが生きている間はいいけれども自分たちが亡くなった時にこの子たちの面倒は看れなくなったらどうなるんだろうかっていう不安の声なんかをやっぱり聞く中で、じゃあ少しでも働けるようにして希望を持っているのなら働けるような環境を作っていこうと、そういう思いが一番強いんで、したがって国の労働力不足を障がい者の皆さんで補うという考え方は基本的にないです。

(質)構想日本の加藤さんが出られたの、経営者会議でしたっけ。
(答)経営戦略会議。

(質)ああ、経営戦略会議ですね。あそこでも人口減少と労働力不足の話で出てましたけど、要は外国人労働者を入れるか国内でカバーするかっていう話で、そこのところは必ず突き当たる問題じゃないですか。で、その時に外国人を入れてもフランスでもそうだけど、せいぜい年間3、40万人じゃないですか。だとすれば、120万人を生かした方がいいよねという話になる場合もあるじゃないですか。その辺を今後何らかの形で織り込むなり検討するというのはどうですか。
(答)僕の場合は、労働力不足に対しては、労働力不足っていうのかな、高齢者とか女性とか、まず国内の皆さんに雇用の場を提供することで、結果として労働力不足を補っていくということじゃないかと思っていて、でも外国人もそうなんですよね、難しいのは例えばドイツとトルコとの関係でいっても、元々はドイツの方から頼んでというかな、ニーズがあってトルコの人たちに来ていただいたけど、結果、使い勝手がいいのか分からないですけど、トルコ人の雇用を確保して拡大してドイツ国民との間に軋轢(あつれき)が生まれたとか、あとは元々共和制ローマにおいても、当時ゲルマン人が、要は共和制ローマがパックスロマーナを維持するために軍隊を拡大する必要があって、ローマ人だけでは無理なのでゲルマン人を入れていって、ローマ人が入れたいといって入れたのに、ゲルマン人が増えていったらローマ人が文句言ったとか、そういうそれぞれの経緯があるので一概になかなか外国人のところ言いにくいですが、私としては労働者不足を補うということについては、女性や高齢者の皆さんがまず国内のリソースをしっかりと十分活用できる環境整備をして、結果として労働力不足を補うというのが筋じゃないかと思ってますけどね。

○「学力向上緊急対策チーム」を設置します(発表)
(質)あと学力テストですけど、この間の一般質問及びその関連質問で出てましたが、関連質問の中で公明の中川さんが言われたようにある程度知事の思いが現場に届いていないというふうなネジを巻かれたじゃないですか。この知事の思いというのは、中川さんが考えている知事の思いと知事自身の思いは違うかもしれませんけど、知事はどういう思いを持っていますか。学テの結果に対して、特に現場が仮に知事の思いが届いてないとすればですよ。
(答)僕としてはね、あの場でも多分言ったと思うんですけど全国学力・学習状況調査だけが学力ではないけれども子どもたちの学ぶ力って言うんですかね、一人の人間としての学ぶ力を計る目安の1つであることは紛れもない事実だと思っているので、これを活用しない手はないし、あと三重県の子どもたちが他県の子どもたちと比較して能力や可能性が低いというようなことはないというふうに思っているので、子どもたちのために、目の前の子どもたちのために学力調査も活用して子どもたちの学ぶ力が上がるための取組を一生懸命やろうじゃないかというですね、そういう部分の思いが、どうだろうな思いもさることながら取組の中身とか意義とかそういう部分の浸透というのが足りてなかったのかなというふうに思いますけどね。それは根幹が思いであるとするならば、それが伝わってないので取組が伝わらないということなのかもしれませんけどね。僕が何か国家のために学力を上げた方がいいんじゃないかと僕が思っているというふうに何か勘違いされている方が何人か現場や県民の方にいらっしゃるというようなことをどっかで小耳に挟んだ事があるんですけど、僕は全くそんなことなくて子どもたちのために自身のために学力を上げることが大事だと思っているので、そういう思いも含めてちゃんと伝わってないってことなのかなと思いますけどね。

(質)駄目もとでいいですけど、要は現場の教員に、私は決して奇麗ごとは言わないので、大多数の方が頑張っておられるなんてことは絶対言わないですけど、現場の教員に対しての怒りであるとか、あんたらがもっとしっかりやったらどうなんやっていうふうなのは教育長なんかは内々でおっしゃるんですけど、そういう思いっていうのは知事としてはいかがですか。
(答)本当であれば目の前の子どもたちのことなら真剣になれるはずなのに様々な経緯や背景要因みたいなものがあって、仮に真剣に取り組めていないとするならば、それは真摯に向き合ってほしいなと思う部分はありますけれども、あんたらがっていうところまでは思ってないですけどね。いろんな仮に例えば人件費の削減のこととかね、あるいは僕が知事になる前に主張していたようなこととか、そういうふうなこととかを背景として何か目の前の子どもたちのために本来取り組むべき取組を避けているのであれば、それは真摯に向き合ってほしいと思いますけど。そこの現状とか実態も含めてまだまだ僕らも一つになれてないなというのはありますけどね。

(質)ただ、漏れ聞くところによると最近、小学生、中学生よりも特に小学生らしいですけど、僕たちは全国で最下位だからとかいうのが子どもたちの間で広まったりとか、結局逆に言ったらその分で子どもたちが傷ついてる部分があるんだけど、現場教師はそこのところまでフォローしきれてない。PTAなんかでそういう話が出ているらしいですけどね。あと、小中学校の市町の校長会がこの前正副議長のところに待遇改善を要求した要望書を持ってきたじゃないですか。結局そこで自分たちの時間に給料が見合ってないみたいなことも含め待遇改善をあげてると、こういう教育現場っていうのがこれが事実なんですけど仮に知事がお調べになった事実だとしたときに、ある程度、来年からは権限が移行する部分があるんで、どういう教育体制っていうのを作られるんですか。
(答)そこは今まさに体制の部分も含めて来年度からの総合教育会議、地教行法改正に伴って知事という職、あるいは県全体を挙げて、どう教育の議論をしていくかということを今まさに議論中なので、今僕がこうですと答えを出すとあまり適切じゃないと思うんですけども、そこが一つの契機にもなると思いますんで法律改正というのかな、よく十分議論したいと思いますけど。あとは今、前におっしゃってた子どもたちから仮にそういう言葉が出てるとするならば大変申し訳ないし残念なことだし、実際9月20日に僕がみえ未来人育成塾をやった時も高校生からも「何で三重県は学力低いんですか」って真剣に僕と教育長に詰め寄られたシーンもありましたので、そういう率直な疑問をぶつけられた時もありましたので、子どもたちにそういう意識がいくっていうのはやっぱり良くないと思いますので、なるべく早期にそういうのを解決するべく、現場とどう一体になれるかっていうのは重要な課題だと思いますので。

○埋蔵文化財の紛失
(質)あとさっきの紛失の絡みなんですけど、これ知事はこの似たような類似例はないとおっしゃったのは、あくまでもこういう文化遺産的な物に対しての関係で紛失的なものはないということでよろしいですか。
(答)はい、そうですね、博物館所蔵とか美術館とかあとその斎宮とかですね、そういうものでの類似案件はないと。

(質)平成20年ぐらいだったと思いますけど、上海でやった県の物産展で萬古焼を四日市の人たちが寄贈したやつが紛失した形で謝罪会見ありましたよね。
(答)平成20年?

(質)20年ぐらいだったと思います。産業支援センター理事長に石垣さんがなった年なんで。 
(答)なんか石垣さん言ってたな。

(質)それは当然外しての話ですよね。
(答)そういう物産展とかで持ち出してというようなことに関する類似例っていうのは調べてないですけどね。博物館とか斎宮とかですね。

○滋賀県知事との面談
(質)この間、新名神の鈴鹿での滋賀県との大会あったじゃないですか。で三日月知事が誕生された頃に一度お話をされるというような話がありましたけど、それはされたんですか。それともこの前、鈴鹿で初めて。
(答)前、会いました。子育てのことと滋賀県も東京に営業拠点を置きたいというようなことで先般も三重テラスに見学に来られましたけど、それについてと、あと道路の新名神と名神名阪連絡道路の関係と、観光の連携も言われました。

(質)観光?
(答)それはちょっと、これまでの経緯もあるんでっていうふうに言っときましたけど。

(質)鈴鹿山麓の?
(答)そうそうそう、前、僕がもう今回限りって言ったやつあったでしょ。ああゆうのをっていう話がありましたけど、それはちょっとという感じで、会いましたよ。

(質)うまくやっていけそうな感じですか。
(答)元々国交副大臣やられている時から存じ上げてますんで基本的にはうまくやっていけると思いますけどね。

○新名神高速道路三重・滋賀建設促進県民協議会
(質)新名神はどっちかというと滋賀から大阪へ向かっての線の方がまだ未整備が多いじゃないですか。三重県の県内は比較的着工の目処もついてるじゃないですか。それでも同盟はまだやっていかなきゃいけないんですか。
(答)実際何ていうんですかね、三重県区間平成30年ていうふうに言われているもののですね、用地買収とか工事の発注とかも今は順調に行ってますけれども、今後東京オリンピックに向けたインフラ整備とかが優先的にやられていく中でちゃんと予算確保もしなきゃいけないし、さらに建設費が高騰していってるのでしっかりした予算確保をしないといけないので、そういう意味での国やネクスコへの働きかけは引き続き必要なので、しっかり完成する日までああいう取組は強力にやることが必要だと思ってます。

○インド・タイ・マレーシア訪問
(質)この前のアセアンミッションでちょっとお伺いしたいんですけど、要はこの前マレーシア等でやられた物産展等はハラルの事は関係なしにテストケースだと、中華圏でやられるんでもともと問題ないというふうにおっしゃってましたけど、この前NHKさんでハラルの事やられてましたけど、その観点で行くと県内企業でハラルに対応できるっていうのはモクモクさんぐらいしか今ないと思うんですけど、あそこと交渉していて県内企業で今後使えるとかそういうふうなものっていうのはあるんですか。
(答)モクモクさんのハラルのやつは大変期待をしているので、そういう県内の皆さんにとってのゲートウェイ的なものになればありがたいんで、全く僕自身が直接交渉してないんで、どこまでうまくいくか分かりませんけども、頼れるものはどんどん頼りたいと思ってますし、あと一個ちょっと名前忘れちゃったけど醤油屋さんの一つはハラル対応の醤油を、醤油やったかな、なんか作り始めてるんですよ。そういうハラルに関する認識も広まって、そういうハラルに対する対応が出来る所も増えてくるように我々も啓発とかしていきたいと思いますけどね。

(質)マハティールさんとの話の中でハラル的なものの話っていうのは出なかったですか。
(答)食べ物でハラルは、そうだなマハティールさん自身が松阪牛好きですからね、肉食いますからね。あんまりハラルのことというよりは彼がやっている彼の出身のケダ州が農業州であるということと食品加工の技術、具体的に彼が言ってたのは彼がパン屋とクッキー屋を持っているんですね、これマレーシアの中ではむっちゃくちゃ人気あるんですけど、14店舗ぐらいあるんですけど、それのクッキーとかを運ぼうと思うとマレーシアは湿度が高いので、それを非常に丁寧にしかも薄くパッケージできる技術みたいなのがないかとか、そういう食品加工のことでいくつかご質問を受けましたけど、ハラルのこと自体はおっしゃってなかったですね。

(質)その番組の中で、実はマレーシアの国家戦略だとハラルっていうのははっきり言って精神的なものなんで、マレーシアでハラルをクリアしていても他国の回教圏ではイスラム圏ではしないとか、ISOの食品版みたいな感じじゃないですか。この戦略そのものっていうのは日本でどうのこうの言ってもしょうがないんで、そこはでも乗っかってってマレーシアとの県内企業の交流は深めていくということですか。
(答)そうですね。具体的にどういう体制でというところまではあれですけど、今この3月に作った農林水産の輸出協議会においてもハラルの勉強をするっていう事にしてあると思ってますので、それは当然とらまえていきたいというふうに思ってますけどね。実際にそうなんですよね、今回のイオンのマレーシアの三重県フェアみたいに出してみて、これはこうなのかっていうのも幾つかやっぱありましたので、例えばこんにゃくとかシラタキとか持ってったんですけど、そこの出汁っていうか、それにハラルのあかんやつが入ってたら使えないとか、当然の事なんですけど、そういうのもありましたんでね。まあ検討していきたいと思いますけどね。

○知事の政治団体
(質)あと、この23日に四日市でやった俗にいう政治資金パーティー、まあ県政報告会アンド懇親会なんですけど、今知事の後援会っていうのは全部で幾つあるんですか。
支部は別にして。
(答)支部は別にして?

(質)だから、すずき英敬後援会、あとなんか東京の大道会、この2つぐらいですか。
(答)後援会としては1本ですね。後援会。それから東京の大道会、あとまあ政治資金管理団体としてのAK維新の会というのがあります。その3つじゃないですかね。あとはあれだな、僕のというか僕が関連しているということでいくと知事選の時に未来展望みえの会かな、まだ政治団体登録されてると思いますけど。

(質)残してるんですか。
(答)と思います。

(質)県政報告会の最後にスライドというかスクリーンに、「今後も引き続き頑張りますのでよろしくご指導ご鞭撻(べんたつ)をお願い申し上げます」ってあの言葉に深い意味はないですか。
(答)ないですね。任期が残り7カ月ですので、7カ月を引き続き頑張るということです。

(質)続投表明っていうことでもない。
(答)違います。7カ月を全力で頑張るということです。


                                                    了

 

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