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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成26年12月3日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・「Cotti菜」のオープニングイベントの開催(発表)
「みえの現場・すごいやんかトーク100回メモリアル」の開催(発表)
・みえの学力向上県民運動「フォローアップイベント」の開催(発表)

 質疑項目

・発表項目に関する質疑 
・衆議院議員選挙
・木曽岬干拓地でのメガソーラー建設
・中小企業・小規模企業振興条例に基づく三重県版経営向上計画の認定
・知事の学校訪問
・性暴力被害者支援センター(仮称)の設立 

発表項目

(知事)1つ目は、ステップアップカフェ「Cotti菜」のオープニングイベントの開催についてです。12月24日(水)のオープニングイベントですが、まず当日は、私も参加します「障がい者雇用のこれから」を考えるトークイベント、それから親子音楽ユニットRAMOのスペシャルライブや、ものづくりを通じた障がい者との交流イベントを開催するほか、障がい者自らが接客し、自分たちが作った商品を販売するなど、盛りだくさんの内容となっています。また、クリスマスイブということで、会場全体にクリスマスらしい雰囲気を演出したり、ご来場いただいた皆様には素敵なプレゼントも準備をしています。今回のイベントの名称とコンセプトですが、今回のイベント全体を通じまして様々な人が知り合い交流することで新たな繋がりが生まれ、障がい者雇用の未来についてみんなで一緒に考え、取り組んでいってほしいというのが我々の取組の方向性ですので、こういう取組方向について県民の皆さんに分かりやすく伝えていくための統一コンセプトを、今回のイベントの統一コンセプトですが「シル。ツナガル。ツムグ、ミライ。」とし、イベント名を「ツムグ未来製作所」としました。障がい者やそのご家族の皆さんに未来への夢と希望を持っていただけるよう、また参加する方々には新たな繋がりを感じ取っていただける、そんな記念すべき一日となるよう、ぜひ多くの県民の皆様にご来場の上、「Cotti菜」自慢の食事やオープニングイベントを楽しんでいただき,一緒に盛り上げていただければと思います。現在「Cotti菜」では、オープンに向けスタッフの皆さんの研修が進んでいますが、「不安はあるけど頑張ってみたい」そんな思いを持ち、来店されるお客様に満足していただけるよう懸命にトレーニングをしていると聞いています。これから就労をスタートするにあたっては、いろんな不安や課題にぶつかると思いますが、そこを乗り越えてほしいと願っています。そして、そのような姿が障がい者雇用に対する県民や企業の皆さんの理解を深めていくことを期待しています。それが1点目ですね。

2点目、「みえの現場・すごいやんかトーク100回メモリアル」の開催です。平成23年度、玉城町で第1回をやってから、今年の10月の名張で100回になりました。で今回、そこでトークに参加していただいた団体の方々に集まっていただく「100回メモリアル」を12月9日(火)に三重県総合文化センター「フレンテみえ」で開催します。今回、10月末までにすごいやんかトークに参加いただいた104団体に「100回メモリアル来てくれませんか」ということで呼び掛けましたところ、大体20団体ぐらいを想定していたんですが、36団体、98名もの方に参加していただくことになりました。当日は、全ての団体から、すごいやんかトークへの参加をきっかけに活動が活性化した事例を報告していただくほか、新たな課題などについても話し合う予定です。ちなみに、時々いらっしゃる方もいると思いますけども、これまでのトークで聞いた夢とか希望とかそういうので、三重県として事業化した事例を幾つかちょっと申し上げたいと思いますが、まず1つは、神島のPRに協力してほしいという意見を受けまして、神島の監的哨リニューアルオープニングイベントに女優の吉永小百合さんを招聘(へい)できた事例とか、外国人小学生の日本語教育には紙芝居が有効だというご意見を受けて、私がブラジル訪問時にその紙芝居を教育機関に寄贈したとか、「婚活」への取組が必要だという多くの意見を受けまして、南部地域活性化基金を活用した「婚活」に関する支援を開始した事例とか、UDツアー、ユニバーサルデザインツアー、建物にUDの考え方を入れてほしいという皆さんとの時には、博物館でのUDツアーの計画に繋がった事例、それからハマグリの密漁防止パトロールに知事も来てほしいということでしたので、私が参加したことや、木曽岬町で新しく商品化するトマトを命名してほしいという意見を受けて、私が「とまリッチ」と命名した事例とか、種苗放流したアワビの回収率を高めるためには種苗の大型化が必要だという意見を受けまして、今年度からやっていますけれどもアワビ種苗の大型化の実証試験を予算化して開始した事例などが挙げられます。私としても、これまで地域で頑張っている方々との対話を通して、地域の実情などを勉強させていただくとともに、多くのアイデアと元気をいただきましたので、今回再会する皆さんとのトークを大変楽しみにしています。

次です。3つ目、みえの学力向上県民運動「フォローアップイベント」ですが、今月19日(金)に三重県総合文化センターで開催します。今年4月に実施されました全国学力・学習状況調査の本県の結果は、これ何度も申し上げておりますけれども、3年連続で全ての教科で全国平均を下回るなど大変厳しいものでした。そこで、このイベントでは三重の子どもたちの学力向上のために、本年度の学力調査で著しく成果が見られた沖縄県の取組や県内における先進事例等の発表などのパネルディスカッションのほか、「学校における授業改善の取組」など4つのテーマの分科会で深い議論を行います。パネルディスカッションでは、三重大学の内田学長をコーディネーターに、沖縄県教育庁で学力向上推進室長として指揮を執る宮國義人さんや、本年4月当初から月1回の土曜授業に取り組まれている玉城町の山口教育長など4人のパネリストにより、「明日の三重の学力向上のために」をテーマに議論を行います。今回のイベントを通じて、本年度の学力調査結果から課題が浮き彫りになった、学校での授業の進め方、家庭での学習習慣、他県と比べて長時間となっているスマートフォンの使用等の生活習慣、地域での子どもたちへの支援などについて議論を深め、今後の具体的な実践に繋がっていくことを期待しています。学校関係者はもとより、保護者の皆様、子どもたちを地域で支えていただいている皆様など、多くの県民の皆様方のご参加をお願いいたします。「フォローアップイベント」というふうに付いてますけども、県民運動これで終わりではなくて、中間的にこれまでの取組を検証してみようと、そういう意味も込めて「フォローアップイベント」という名前になっています。はい、以上です。

発表項目に関する質疑
○「みえの現場・すごいやんかトーク100回メモリアル」の開催(発表)
(質)幹事社から幾つか質問お願いします。100回メモリアルなんですけれども、1回目から今までの中で知事が三重県に対して見方が変わったなと思われるようなことってありますか、100回重ねると。 
(答)僕がその方々の話を聞いて三重県ってこういう側面もあったのかみたいなそういうやつですか。そうやな、印象に残っているのはたくさんありますけども、三重県がというよりは、例えば障がい者雇用をテーマにしたすごいやんかトークの時に障がい者をお持ちの保護者、そのPTAの会長の方のお話の中で「自分は子どもがこんなにできると思っていなかった」と、でもある特別支援学校のいろんな実習とかで自分の子どもってこんなにできるんだっていうようなことを知ったと、そういう保護者の方の思い、そういうのはこういうふうに見ておられたのがこういうふうに変わったんだということについて印象深かったのがありました。幾つかありますけどそうだな、尾鷲の三木浦の所で空き家を改造して造ったゲストハウスみたいなやつは、ちょっと中に入っていかないといけないんですけど、こんな美しい景色の場所があるのかみたいなのを再発見したりとかそんなんありました。

(質)すごいやんかトークのことなんですけども、100回やってらっしゃってどんな成果があったか改めてお願いしたいんですけども。
(答)先程少し幾つか申し上げたような形でトークでお聞きしたご意見を事業化した事例、例えば「婚活」のこととかあるいはアワビの種苗の大型化とか、あとは予算とかの事業化に繋がったものや吉永小百合さんを招聘(へい)したりとかそういうような皆さんの希望を叶えることができたこととか、あとは何て言うのかな、一緒に汗をかくと言うんですかね、ハマグリの密漁のパトロールとかですね、そういう予算とか事業化だけじゃなくて県民の皆さんが県行政とかに対して求めておられることはそういう予算だけじゃなくて一緒に汗をかくということや、自分たちのことを理解してほしいというようなことも多いんだなと改めて思いましたし、非常に何て言うのかな、そういう成果があったというふうに思ってますし、僕自身も多度のものづくり(正しくは多度の子どもアイデア)楽工(がっこう)、楽工って楽しむに工作の工と書くんですけど、多度の小学校、閉校になった所の場所を使ってやってるんですけど、そことかもそうでしたけどやっぱり何て言うか、ありのままでじゃないけど自分たちのペースで自分たちの地域に対して自分たちの手で頑張るっていうような芽が結構あるなっていうふうに思ってそこは非常に嬉しく思ったりした所でしたね。

(質)意見を参考に今後事業化とか検討するとかの予定はありますか。
(答)全部を網羅的には分かんないんですけども、一番近い所でお聞きしたお母さんたちがほっとできる場、鈴鹿のある施設、空家を改造してお母さんたちの駆け込み寺みたいな所を作ってたんですけど、そこでつまり子育て中のお母さんは早く復帰することとか復職することとかに非常に関心高いんだけども、いきなりフルタイムとかじゃなくてもう少し緩い働き方というのかな、例えば午前10時から2時ぐらいまで4時間ぐらい働いてあとは子どもの世話をするみたいな形で、それプラス社会貢献をしたいみたいな形で1次産業の担い手が少ない所を手伝いたいみたいな話があったので、そういう事業化するかどうかは分かりませんけども、そういう繋ぎとかマッチングみたいなのを農業の担い手で困ってる人たちとかがたくさんいらっしゃいますから、そういう所にそういう短時間でも昼間の時間だけでもお手伝いできるようなそういう女性のパワーと言うかな、子育て中の女性のパワーを生かすようなこととかは事業化できるかどうかは分かりませんけど、何かそういう事例は増やしていきたいと思いましたけどね。

(質)では発表項目以外でお願いします。

その他の項目に関する質疑
○衆議院議員選挙
(質)改めてになるんですけども、昨日衆議院選が公示されまして、いよいよ本格的な選挙になったわけですけども、改めてどんな論戦を望むかコメントをお願いいたします。
(答)私昨日の議会でも申し上げさせていただいたんですが、争点とか論点とかっていうことについては、有権者の方々がお一人お一人が自らの環境とか自らの状況に合わせてどういうことに関心を持っていただくのかというのは、その方ご自身が設定していただければいいと思いますので、私がこういう争点、論点と言うのは差し控えたいと思いますが、とは言え仮に解散に大義がないというようなことであったとしてもですよ、そういう感覚を受けてる方がいらっしゃるとしても、実際選挙になったわけですから絶対に投票に行ってほしいです。棄権をせずに、棄権は意思表示になりません。ぜひともしっかりと投票に行ってほしい。そこで自分の意思を表示していただくということが大事だなと思いますので、確かに年末とかでお忙しい部分もあるかと思いますけれども期日前投票とかもありますし、ぜひ選挙に棄権せずに自分の一票では変わらないんだと、そんなことは思わずにぜひ選挙に行っていただきたいと思います。

(質)今選挙に行くようにというふうに知事おっしゃいましたけど、やっぱり知事自らそういうふうにおっしゃるほどやっぱり今回の選挙って盛り上げりに欠けるようなご意識があるのかどうかいかがでしょうか。 
(答)そういう突っ込みか。盛り上がりに欠けるというか、やっぱり年末の慌ただしい時ですし、なかなか盛り上がりというか、そういう部分もあるかもしれないですね。あと僕もテレビのインタビューとかでもそういうの聞いたり見たりしたのがあったので、関心がないとか、どうせ行っても仕方がないとか、誰がやっても一緒やみたいなのを見たりしたのもあったので、そういうのもミクロ、マクロ両方でぜひ投票行ってほしいなと思ってる、そういうことですかね。

○木曽岬干拓地でのメガソーラー建設
(質)知事ちょっとフライングかもしれないんですけども、昨日議会の話でもあった木曽岬干拓地のメガソーラーなんですけれども、あれは稼働は1月の何日かっていうのは決まってるんですか。
(答)まだ、オープンにしたらあかんのか分かんないですけど、オープンセレモニーみたいなんを決まってますよ、日、僕の日程には入ってます。だから、しかるべき時に多分オープンにするんじゃないのかな、こういう定例会見とかぶら下がりとかで、決まってますよ。

(質)まだということですよね。
(答)まだ言ったらあかんのやろ。俺覚えてるけど日程。本当は知りたいよね。前のエネルギー対策本部で発表すればと言ったんですが、ちょっと丸紅との調整が間に合わへんというのであの時は見送ったんですけど、近々公表しますので、順調に行ってますから工事も年内完了して、ちゃんと日程決まってますので。

(質)改めてになりますけれども。
(答)確かにフライングやったね。

(質)改めて12月中にもう完成予定ですから、メガソーラーへの何か知事からの期待とかありましたらちょっとお願いします。 
(答)メガソーラーそのものもさることながら、あそこは昨日の答弁でも少し申し上げましたけれども、約半世紀にわたって塩漬けになっていた土地を利活用するということについて第一歩を踏み出したという、あくまで第一歩ですけども踏み出したということで私自身は非常に意義があることだというふうに思っていますので、昨日の答弁ではメガソーラーだと雇用が生まれないではないかという話もありましたが、実際にここの完成工事まで至るまで1日平均で大体100人ぐらいの人があそこに工事で投入されて仕事が増えているというのもありますので、一定のメガソーラーであっても雇用や経済効果には、また税収も26億円ぐらい入ってきますのでそういう経済的効果もあるんじゃないかと思ってますが、いずれにしても第一歩を踏み出したということが非常に大きいと思いますので、今後特に伊勢湾岸道から北の部分は、30年以降利活用できるようになりますので、まずそこに向けて、30年というのはすぐですから準備を進めていきたいなというふうに思ってます。

○中小企業・小規模企業振興条例に基づく三重県版経営向上計画の認定
(質)4月の1日に施行されました中小企業・小規模企業振興条例なんですけど、この中で三重県版の経営計画向上支援みたいなのが15条か16条にあったと思うんですけど、それは何か全国だと三重県と鳥取県だけという話だったんですけど、これができた背景というのは三重県がそういうものを条例の中の項目に入れようとしたのか、あるいは中小企業団体中央会とか商工会連合会の方からそういうこう要望があったのか、どういうふうな経緯なんでしょうか。
(答)ストレートにそういう計画を作ってくれとの要望はなかったんですけども、様々な意見交換の中で私たちがそういう制度を作ることを考えたということなんですが、そもそもの経緯は国に経営革新支援法(正式名称は中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律)という法律があって、その経営革新計画っていうのを認定を受けると何か融資とか補助金とか受けれる制度があるんですが、あの経営革新計画をやろうと思うとドッチファイル1冊ぐらいの書類を出さないといけなくて、非常に手続が煩雑な上にその支援制度のメリットがそんなに大きくないというような声があったので、もう少し簡易に、簡易な手続で経営向上に資するようなメリットある制度ができないかという要望はあったのでそれを踏まえて考えたのと、常々私たちが中小企業・小規模企業の皆さんと話しているのは、今回の経営向上計画のポイントは、ステップ1、2、3というふうになっていて、ステップ1では自分たちの強みとか弱みをまず分かってもらうということの専門家派遣をしてコンサルテーションみたいなのをするわけですが、常々やっぱり中小企業や小規模企業の皆さんは日々の資金繰りとか日々の販売計画とかで大変なので、今一度立ち止まって自分たちの強みとか弱みを把握することに少しそういうのが十分ではないというのが我々の認識でしたので、そういうとこからお手伝いをしていこうと、そういうのがないとさっきの国の経営革新計画の方にも行きませんので、そういう経緯というとあと僕たちの問題意識というとそういう形でできたということですので、で現在までで21件認定をさせていただいてるというふうに思います。
【補足】三重県中小企業・小規模企業振興条例に基づく三重県版経営向上計画の認定件数 31件(11月末現在)

(質)21件っていうのは、多分専門家派遣除いての数?
(答)かな。分からないですけど。

(質)この間、11月14日現在で雇用経済部の方に確認したところ28件って言ってました。
(答)じゃあそうかもしれないです。

(質)専門家派遣を除けば今おっしゃった21件ということだったので、それでよろしいですかね。
(答)はい。

(質)この数字に関しては、4月1日に施行して、そのくらいの利用があったっていうのは知事としては、まあこんなもんかなというか、予想以上に多かったなとかその辺はいかがですか。
(答)大体それぐらいじゃないですかね。もうちょっと多くてもいいかなとは思いますけども、新しい制度ですのでやっぱり周知してあれを使って良かったよという口コミがやっぱり中小企業や小規模企業の皆さん、僕らがワーワーワーワー宣伝するよりは中小企業や小規模企業の皆さん同士の中で口コミが進んでいく方がきっと広まっていくと思いますのでそういう意味ではこの段階ではそれくらいなのかなという感じですけどね。

(質)国の経営計画っていうのは相当小さな事業者でも認定されたりしてますよね。あれ、 ああいう人たちでもファイル1冊分の書類を作成するって非常に大変だと思うんですけど。
(答)そうですね。

(質)その辺、でも事業者が単独でやってる。 
(答)そういうのが得意だったり好きだったりされる方もいらっしゃると思いますから、 様々なケースがあると思いますけどね。はい。

○知事の学校訪問
(質)1点だけ、知事が学校訪問されるっていう話があったと思うんですけど、あれいつからですか。
(答)あれいつからやろ。

(質)具体的に14日より前ですか後ですか。12月14日より前ですか後ですか。
(答)12月14日よりは後やと思いますよ。

○性暴力被害者支援センター(仮称)の設立
(質)昨日の議会答弁の中で女性の性犯罪に関する質問の中で、ワンストップ的な窓口というか、そういったものについて検討していくというような話があったんですけども、これはもうかなり具体的な話が進んでいるのか、例えば何年度までにどこにこういう窓口を作りますとかっていうような具体的な話になっているのか、現在まだかなり下火というか下交渉じゃないですけど内部の検討に過ぎないのかどちらなんでしょうか。
(答)難しい質問ですけども、かなり具体的な検討は進んでます。で、どういう、やるなら、やるならどういう中身にしたらいいのかっていうこと、もう12県のベンチマークも全部終わってますし、既に設置している。その中でいろんなパターンのやつがあって、一つの箱を新しく新設してやるのがいいのかとか、各機関が連携する連携型がいいのかとか、やっぱり医療機関との連携、例えばメンタル面もそうだし、あと初期の産科とか婦人科の病気とか、そういうのとの連携する形がいいのかとか、どういう相談員を置くのがいいのかとか、実はやるならかなりもう具体的にこんな感じっていうのはほぼ検討、かなり煮詰まってますけども予算編成がありますので、予算を付けるか否かという意思決定を予算編成プロセスの中でしないといけませんので、そういう意味では今はまだ確定的に申し上げれるところではないけれども、やるなら、予算が付いたらこういう形がいいんじゃないかというのはだいぶ検討は進んでいます。

(質)これはあの例えば県だと女性のそういった対応をされているのは県警だとかですね、県でも対応されていると思うんですけど、そういったどちら側に置くような、例えば県の外部的に置くのか県警の中に一つそういった窓口を置いてもらうのかとか、そういった何か。
(答)今、犯罪被害者支援センターがありますので、それと近い所で県警の中とか県庁の中じゃなくて犯罪被害者支援センターの近くで、でまた別途、ちゃんと女性相談員とかを置いてという形になるのが濃厚ではないかというふうに思ってますけど、やるならね。予算編成がまだありますんでね。昨日私が答弁させていただいたように、刑法犯認知件数は下がっているもののそういう犯罪とかあるいはDV、ストーカー、付きまとい、こういう部分については過去最高の数値に平成25年度はなっていますので、これはもちろん全国的傾向ではありますけども、身近に誰も、昨日も言いましたけど加害者の7割近くが面識がある人なんですよね。そういう身近に迫る脅威に対して、また発覚しにくい脅威に対して何とかしたいという強い思いがありますので、かなり検討を進めていただいてるというふうに思ってますし、私もそういう協議は受けています。あとは予算編成の中で最終的に決まってくると思います。

(質)ほかよろしいですか。第2も含めてお願いします。

○Cotti菜(こっちな)のオープニングイベントの開催(発表)
(質)発表項目ですけど「Cotti菜」は、県と争うように県内市町で先に造った施設もあるじゃないですか。こういう関係の施設ですけど。そういう所も当然ご覧になったりとか、あるいはベンチマーキングされて今回この「Cotti菜」に生かそうというのはあると思うんですけど、その辺見られた時の県の場合はこうしようねっていうふうな、そういう思い付かれたものとかいうのはあるんですか、ここを改良したとか。 
(答)うちはまさにそういうこう各県内市町でやってもらっていたり、民間でやっていただいているようなものと、しっかりそれぞれに特性があるのでネットワークをしっかり組まないといけませんねっていうようなことと、あと奈良のカフェとかも「KIZUNA Cafe(きずなかふぇ)」とかもそうでしたけど、やっぱりブラッシュアップ機能っていうんですかね、そのそれぞれの各地域でやってくれている、あるいは物を作ったりしてくれている物をやっぱり障がい者が作った物だからとか障がい者の人がやっているから買おうっていうんじゃなくて、いいものだから買おうというふうにブラッシュアップしていく機能っていうのは、その個々の施設やカフェだけでは大変だと思いますので、そういう部分のテコ入れというかサポートっていうのは県としてしっかりやっていかないといけないところだなとは思いましたけどね。

(質)先行して造った施設等でも結局は障がい者の方がお店を手伝ってるとか、要は広告塔代わりに使われ、結果最初から望んだことじゃないにしても実際の運営の中でそういう所もあるじゃないですか。どこかとはあえて言いませんけど。その辺に県の「Cotti菜」の場合も陥る可能性っていうのは、何かどういう防護策を考えてられるんですか。ブラッシュアップってのもそうかもしれないですけど。
(答)障がい者の方が広告塔代わりに使われるっていうことですか。

(質)そうそう。たまたまお運びだけとか、基礎訓練と言いながらそこの部分っていうのが実際なかなか進まなければ結局いつまで経っても障がい者の店だというふうな、それで人集めする部分あるじゃないですか。でもこれって多分半年、1年ですよね、続いたとしても。
(答)そういう意味ではそうですね。今回もメニューの事とかもですね、かなり議論、担当も運営事業者とも議論させてもらったんですけど、やっぱりいい物を出すということが一番大事だと思いますし、あとはその元々障がい者の皆さんが当たり前のように働いて戦力になるんですよという、こう何て言うんかな、理解を深める場としての機能をここのカフェは持たせようということでありますから、もちろんいい物を出すということと、カフェ機能以外のそういう理解を進めるためのいろんなイベントとかですね、教室とか研修とかそういうのもしっかりやっていって、障がい者の皆さんを売り物というか広告塔みたいなんにしてカフェ事業で儲けようとしているみたいなんじゃない機能の場っていう理解を進めていくってことかなと思いますけどね。

(質)ある意味その最初企画段階で飲食的な物っていうのは総合的ないろんな仕事の要素が入っているから逆に一番いいんじゃないかっていう、そういうくくり方ですか。
(答)そうですね。特に今回はフロントにも出てもらいますので、様々な種類の仕事を切り分けやすいっていうのもありますしそういうのはありますしね、カフェを選んだ理由としては。

(質)県の場合は大丈夫だと。
(答)そういうふうに見えないようにっていうかな、それは当然しっかりやっていかないといけないですね。

○「みえの現場・すごいやんかトーク100回メモリアル」の開催(発表)
(質)あとあのすごいやんかトークですけど、知事は最近トーク慣れしてはって上手だと思うんですけど、これ100人近く居て、約時間100分で1人喋っても1分じゃないですか。1分で収まらない人も当然いますでしょ。これさばけるんですか。
(答)なんか僕まだ詳しくレクを受けてないんですけどさばけるみたいですよ。うまく考えてるみたいです。団体毎にやるんやったっけ?
(答:戦略企画部)団体も時間を制限して。
(答)僕まだちょっと詳細進行を聞いてないんで分かんないですけど、まあさばけるそうです。

(質)この時期にやるという意味は何ですか。
(答)元々は本当は100回の近いところでやりたかったんですけど、それこそ台風とかで何回か中止したすごいやんかトークとかもありましたし、そういう天候の影響みたいなんとかに左右されずということで結構前から日程設定してたのがここっていうことです。あとその今で105回やってんの?
(答:戦略企画部)106回です。
(答)106回やってる。そのずれても大丈夫なようにっていうことでこの辺に設定をしてたということですね。

(質)11月21日の出馬表明とは関係ない? 
(答)全然関係ないです。全然関係ないです。全然関係ないです。この日程設定したのは事務方のメンバーがそういう今みたいな配慮でやってくれたので、11月21日に表明するっていうのは担当メンバー知りませんでしたから。全然関係ないです。

(質)でもなんとなくキックオフ的な感じもしますけど。
(答)全然そんなことないでしょ。それはそういう憶測で。

○衆議院議員選挙
(質)あと、衆院選の投票率っていうのはどのくらいを期待しますか。
(答)そりゃやっぱり、前回を上回る、前回57、8、9パーセントくらい?は、やっぱりそりゃ都度上回ってほしいと思いますよね。今だとそれを下回るっていうような話とかも出てるくらいですからね。まずは、やっぱり前回はしっかり上回って関心が高まってってるっていう形であってほしいと思いますけどね。現実論として100パーセントとかってそれは無理ですから、まずやっぱり前よりも高いということが必要だと思いますけどね。

(質)有権者は寝ててくれた方がいいって発言した元総理が居ますけど、そういうのはやっぱりそれはおかしい?
(答)じゃないですかね。僕はやっぱり国民の皆さんに、有権者の皆さんがやっぱり何らかの意思表示を投票行動でしてほしいと思いますけどね。

(質)あと、知事がお出になった23年知事選もそうなんですけど、県内市町で必ず開票の事務が遅い所があるじゃないですか。それも毎回違うわけじゃなくて、固定してここっていうところがあるじゃないですか。
(答)ありますね。

(質)で、何らかの指導はされてても全然改善されないんですけど、その辺何かお考えありますか。
(答)どうですか、僕ちょっと選管と直接その事務のことを話したことないので、ちょっと様子確認してみますけど、ミスがないということも大事なことですから、それとの兼ね合いとの中で可能な範囲でスピードアップしてもらうってのが大事だと思いますけどね。確かに、僕もあそこのことをおっしゃってるんだろうなあというのは何となく分かりますけど。

(質)何か、一部市町は県への嫌がらせって疑ってしまうような。

○木曽岬干拓地でのメガソーラー建設
(質)あと、昨日議会の一般質問で木曽岬の件で雇用が満たされないじゃないかっていう質問があって、知事もさっきもお答えになりましたけど、1日約100人という話ですけど、ただ元々入っている業者が必ずしも県内業者とは限らないし、あっちの岐阜とか愛知県に近い所って意外と朝日町とか木曽岬の庁舎もそうですけど、岐阜県の業者が入っておられたりするじゃないですか。メインが県内業者じゃなくて、で、それからいくと、散発的な感じが雇用ではするんですけど、その辺はどうなんですかね。
(答)メガソーラーの性質上から見て、雇用が非常に大きい再生可能エネルギーだとか、そういう事業だというのは当然にして言い切ることはできないので、そういう何て言うかな、恒常的に充実した雇用を満たす事業であるとは当然言えないと思いますね。なので、その辺は課題があろうかと思いますけども、私は今回はやっぱりこれまで利活用されていなかった所が利活用に向けて一歩踏み出したっていうことに意義を感じたいと思いますし、私はそういう思いで今回様々な調整続けてきましたので、雇用についてはまた次のフェーズに向けてしっかり頑張るところだと思いますね。

(質)じゃ、1個懸案だったやつ、約50年近く放っておかれたのを知事が天の岩戸を押し開けるように押し開けられて光が差して、木曽岬干拓の活用ができたと、まあそれはそれでいいと思うし、あと本店をあそこへ県内に持ってきましたよね。ですから税収が26億ってのは、そこに大きな意義があると思うんですけど、あと雇用に関しては、今おっしゃったことに関すると次のフェーズで考えるということですね。
(答)そうですね。30年5月以降、5月やったかな、30年度以降にわんぱく原っぱという所が使えるようになりますんでね。あと、あそこの県道木曽岬弥富停車場線というのかな、が上の23号線のところにタッチするまであともうちょっとあるんですけど、これ今年度中に道路タッチしますので、そうしますと湾岸の北側の所、あれ今年度中って言っていいんかな、北側の所に企業のアクセスもしやすくなると思いますので、そういう意味ではそういう条件を整えながら、何とか次のフェーズに向けて取り組んでいきたいと思いますけどね。

(質)協議会等で新規の企業誘致とかアクセスの部分完成するっていう話ならば、新たなビジネスチャンスとか、そういう話ってのはもう具体的な案って出てきてるんですか。
(答)企業名とか業種はちょっと申し上げられませんけれども、幾つかこういう企業に当たりを付けているとかは、そういう議論に桑名市長や木曽岬町長とかとやらせてもらってますけどね。誘致が決まったとかは全然ないですけど、こういう企業に当たりを付けたり、訪問したりしてやっているというようなことは議論したりしてますけどね。協議会のそのオープンな場ではないですけども。

(質)航空宇宙産業の特区のある程度指定範囲に入ってますけど、ただ、実際の県内ものづくり企業といっても、そこのメインのものを造れる会社ってのはほとんどないじゃないですか。で、部品とかいろいろ業者多種多様にあるというふうにおっしゃいますけど、その辺、今後の展開としてどういう、そこのやっぱり細かい部品とかそういう所に頼っていくのか、あるいはメインで何か持って来たいとかその辺の戦略はどうなんですか。
(答)それは、航空機産業全般ですか。木曽岬ですか。

(質)木曽岬も含めた話で。
(答)木曽岬の場合は、まず地盤の問題があるので、例えば今3重工は、三菱重工とか川崎重工とか富士重工がやっているような航空機本体の組み立てとかそういうのはできませんけれども、航空機の全体を見ると7割が装備品とか部品なんですね。ものづくりの中で、航空機1機あるうちの3割ぐらいしか全体の組み立てってないので、その7割の、例えば電装部品とかもそうですし、中のトイレとかもそうですし、冷蔵庫とかもそうですけど、そういう様々な部分がありますので、県としては県の航空機全体のビジョンは、今研究会やってもらってますけれども、愛知や岐阜と同じような航空機本体組み立てをやっても仕方がないので、むしろ装備品とか部品とかあとはメンテナンス、MROって言うんですけども、メンテナンスとか修理の事業者が県内には少ないので、県内というか中部圏全体、日本全体に少ないので、そういうところをしっかり持ってくるとか、あとは認証、リスキューという認証を取るのが結構大変なので、その認証の支援をするとか、まあそういう形でやっていきたいと思っているので、木曽岬も航空機本体組み立てはちょっと地盤的に難しいと思いますけど、そういう部品とか航空機の物流の関係とかだとあり得るのかなと思いますけどね。

(質)木曽岬の土壌軟弱っていう条件は、今だに変わってないんですよね。
(答)と思いますね。

(質)メガソーラーのあの程度のものならば、ちょっと土壌改良やりゃオッケーだけど、本格的な、例えば企業誘致とか工場とかそれやるには、それなりのお金掛かるということですか。
(答)大きい、重い、ヘビーなものづくりとかは、やっぱり一定の土壌、盛り土したり、土壌改良的なものが必要な箇所が多いと思いますね。単に例えば農業系とか植物工場とかああいうのとか軽いやつとかは、結構全然そこまでしなくてもできると思いますけどね。

(質)元々木曽岬干拓が愛知と涙を飲んで分けて取り分決まった時に、だいたい1平米、当時の20年ぐらいの前の金で20万円ぐらいは掛かると、で、これだけの県費を注いで土壌改良してそこへ企業誘致することが県民が納得できるかどうかっていうところで、ずっと歴代県政は滞ってきたじゃないですか。で、そこを今回メガソーラーという割と軽めの設置物でいけるという話ですけど、今後も土壌改良を基本的にある程度投資してやるんじゃなくて、少し重さにおいて軽めの、そういうさっきおっしゃた植物工場とかそっちの方が有力って話ですか。
(答)そうですね。協議会でも分析調査やった結果として、物流や食品とかそういうのが上がってきてますので、なるべく県費投入のところで企業誘致が滞るというのがあっては、せっかく利活用に踏み出したわけですから、あってはならないと思いますので、そういう障害をハードルをなるべくなくすという観点から、それに適した業種が優先されるというふうに思ってますし、そういう意見になってます。

                                                       了


 


                                                            
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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