2025年10月20日、三重県志摩庁舎において「地域型食品企業等連携促進事業」における「第1回低利用魚類
の有効活用部会」を開催し、伊勢志摩地域の水産業に関連した生産者・流通加工業者など5社に参加いただきま
した。
伊勢志摩地域の沿岸部で進行が懸念される“藻場の減少”の要因の一つと考えられる「アイゴなど植食性魚類の
活用促進」を目的として、講義を受講したうえで、今年度の実証を進めるための検討を行いました。
【開催概要】
・講義「低利用食材の活用事例」
<株式会社船井総合研究所 伊藤 順氏>
⇒世界的に漁獲量の30%超が利用されていないというデータをもとに「低利用魚の活用」の重要性を解説いただ
いたうえで、全国で先行して進んでいる活用事例を紹介いただきました。三重県でも「低利用魚類の活用に至
るストーリー」「調理する際の利便性」「保存性・付加価値を高める加工技術」をキーワードとして、事業を
進めてはどうか、とのご提案がありました。
・講義「三重県における藻場の食害対策」
<三重県水産研究所 岡 謙佑氏>
⇒伊勢志摩地域の沿岸部で進行する「藻場の減少」の現状について、県水産研究所が実施する試験の内容も含め
て説明いただきました。藻場を食べるアイゴなどの魚類に適切な価格をつけて販売できる商流が確立されれ
ば、藻場の減少を抑制できるのではないか、とのご意見をいただきました。
・事業実施計画の検討
⇒今年度内に実証を進める「アイゴ等の低利用魚類の活用」について、参加者間で意見交換を行い、検討を進め
ました。
今後、アイゴ等の一次加工の実証を経て、実需者への試食提案会を開催するなど、次年度以降の事業化に向け
た実証を進めていく予定です。
の有効活用部会」を開催し、伊勢志摩地域の水産業に関連した生産者・流通加工業者など5社に参加いただきま
した。
伊勢志摩地域の沿岸部で進行が懸念される“藻場の減少”の要因の一つと考えられる「アイゴなど植食性魚類の
活用促進」を目的として、講義を受講したうえで、今年度の実証を進めるための検討を行いました。
【開催概要】
・講義「低利用食材の活用事例」
<株式会社船井総合研究所 伊藤 順氏>
⇒世界的に漁獲量の30%超が利用されていないというデータをもとに「低利用魚の活用」の重要性を解説いただ
いたうえで、全国で先行して進んでいる活用事例を紹介いただきました。三重県でも「低利用魚類の活用に至
るストーリー」「調理する際の利便性」「保存性・付加価値を高める加工技術」をキーワードとして、事業を
進めてはどうか、とのご提案がありました。
・講義「三重県における藻場の食害対策」
<三重県水産研究所 岡 謙佑氏>
⇒伊勢志摩地域の沿岸部で進行する「藻場の減少」の現状について、県水産研究所が実施する試験の内容も含め
て説明いただきました。藻場を食べるアイゴなどの魚類に適切な価格をつけて販売できる商流が確立されれ
ば、藻場の減少を抑制できるのではないか、とのご意見をいただきました。
・事業実施計画の検討
⇒今年度内に実証を進める「アイゴ等の低利用魚類の活用」について、参加者間で意見交換を行い、検討を進め
ました。
今後、アイゴ等の一次加工の実証を経て、実需者への試食提案会を開催するなど、次年度以降の事業化に向け
た実証を進めていく予定です。