【Hello!とうけい】vol.62 一世帯あたりの購入量および支出金額からみる三重県の日本一
消費者のし好、特に食生活にはお国柄があらわれます。例として、ぎょうざの街、宇都宮(栃木県)やうどんの街、高松(香川県)などがあげられます。そこで今回は、三重県の日本一について、家計調査の一世帯あたりの購入量および支出金額からみてみましょう。
平成15年~17年平均の都道府県庁所在市別ランキングでは、魚介のつくだ煮にかける金額と園芸品・同用品にかける金額が日本一となっています。
中でも魚介のつくだ煮にかける金額は、全国平均の倍以上となっています。
魚介のつくだ煮にかける金額(1世帯あたり品目別年間支出金額)
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園芸品・同用品にかける金額(1世帯あたり品目別年間支出金額)
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三重県の特産物として、松阪牛、伊勢エビがあげられますが、購入量および支出金額からみてみると、牛肉の購入量は全国16位、支出金額は全国3位、伊勢エビを含むエビの購入量は全国4位、支出金額は全国3位となっています。
牛肉の購入量(1世帯あたり品目別年間購入量)
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牛肉にかける金額(1世帯あたり品目別年間支出金額)
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エビの購入量(1世帯あたり品目別年間購入量)
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エビにかける金額(1世帯あたり品目別年間支出金額)
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こういったさまざまな見方ができるのは、家計調査にご協力いただいた皆様が丁寧に家計簿を書いていただいているからこそです。
家計調査の結果は、経済政策の基礎資料、需要予測、給与ベース算定、国民経済計算、公共料金改定、消費者物価指数のウエイトの算定など広く利用されています。
調査員がお伺いした節は、ご協力をよろしくお願いします。
これらデータは 総務省統計局HP http://www.stat.go.jp/data/kakei/ で見ることができます。興味がわきましたら一度ご覧ください。
このほかにも、三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/ に満載です。
次回のHello!とうけい♪vol.63は、4月26日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!