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平成20年12月05日

三重の統計 - みえDataBox

【Hello!とうけい】vol.69 四日市港で、近年飛躍的に伸びたものって?

 今回は、製品や原材料を運ぶ「物流」にスポットをあて、その一大拠点である四日市港について見てみることにしました。

 四日市港は、明治32年(1899年)に開港し、昭和27年に外国貿易上特に重要な港として「特定重要港湾」に指定され、石油化学コンビナートの誕生による原油の輸入や、自動車の輸出拠点として発展し、平成16年には、海上出入貨物量で、全国の特定重要港湾中、輸出入量第8位(4,156万トン)、国内移出入量第17位、 (2,074万トン)、総計で第13位(6,230万トン)と全国有数の位置に占めるに至っています。

 この四日市港の取り扱う貨物で、過去14年ほどの間に、取扱量がほぼ10倍と、飛躍的に伸び続けているものがあります。

 何がそれほど伸びているのでしょう?
 それは、コンテナ貨物の輸出入量なのです。

 自動車、石炭や原油などといった貨物の輸送は自動車運搬船やタンカーなど、その貨物専用の船で運搬されますが、そういった貨物以外の、コンテナで運べるものはコンテナ貨物船で運びます。そのほうが港での積み降しや、荷受先への運搬作業が機械化され扱いやすくなり、コスト面でも合理化されるためです。船会社では、コンテナ貨物船の寄港する港や時間を定めて定期航路を設定し、週1回寄港というふうに継続した貨物の集配に対応しています。
貨物輸送のコンテナ化は、四日市港でも昭和44年からその取扱いを始めていたものです。


四日市港コンテナ貨物取扱量の推移


 上のグラフは、最近の四日市港の輸出入コンテナ貨物取扱量の推移を示したものです。(出典:四日市港統計年報 2004年)
平成3年には、25万トンであったものが、平成16年には、247万トンとほぼ10倍に伸びたことがわかります。この取扱量は全国の主要港湾中、第9位という位置にあるものです。

 この背景には、近年、四日市港に寄港する東南アジア、中国向けのコンテナ定期航路が格段に充実した、ということがあったようです。平成16年には、名古屋港とともに「伊勢湾スーパー中枢港湾」(※スーパー中枢港湾・・・官民が連携して港湾の重点投資や機能強化を進め、アジア主要港に対抗できる国際拠点港を育てるプロジェクト)に指定を受けています。  

 今回は、港湾統計から、四日市港の輸出入コンテナ貨物取扱量の推移を紹介しました。

  その他の三重県の統計情報は「みえDataBox」http://www.pref.mie.jp/DATABOX/でご覧いただけます。

 次回のHello!とうけい♪vol.70は、8月10日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!

本ページに関する問い合わせ先

三重県 政策企画部 統計課 〒514-0004 
津市栄町1丁目954(栄町庁舎2階)
電話番号:059-224-2044 
ファクス番号:059-224-2046 
メールアドレス:tokei@pref.mie.lg.jp

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