【Hello!とうけい】vol.189 時代を映す家計調査の品目分類
家計調査は、家計の収入・支出 、貯蓄・負債などを明らかにし、国や県及び各企業において、経済政策の基礎資料、需要予測、給与ベース算定、国民経済計算、公共料金改定、消費者物価指数のウエイトの算定など広く利用されている統計調査です。
家計調査では米・家賃・電気代等、500以上もの品目について、消費額・消費量を調査しています。家計調査の品目は、その時代の家庭での消費実態を勘案して選ばれ、絶えず更新されています。
例えば、こちらはテレビ・ラジオの変遷です。
真空管を使用した大型ラジオから、トランジスターラジオ、白黒テレビ、カラーテレビと、調査品目が移り変わっていった様子がわかります。
では、私たちに最もなじみ深い、「米」はどうだったのでしょうか。
今は「米」という一つの調査品目で分類されていますが、昔はこんなにも複雑に分類されていたのです。
家計の消費実態を正確に把握するため、家計調査ではどの家庭でも使われているような一般的な品目を選んでいるのでしょう。家計調査の品目の更新は、時代の移り変わりを映すものと言えるのではないでしょうか。
家計調査の詳しい・燉eは
総務省統計局ホームページhttp://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htmでご覧になれます。
三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.190は、平成25年9月25日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!