県教育委員会では、8月19日(木)、県内10か所において、第9回科学の甲子園ジュニア三重県大会(地区予選)を開催しました。
中学校(国立、私立を含む)14校1団体82チーム(246名)の申し込みがありましたが、欠席等により13校1団体79チーム(230名)の参加となりました。
当初、県内5会場での開催を予定していましたが、地域の感染状況を踏まえ、会場を10か所に増やすとともに、感染対策を徹底して実施しました。また、地区予選大会の上位12チームが出場する決勝大会を9月11日(土)に行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、中止を決定しました。
地区予選大会の成績を基に三重大学教育学部附属中学校Aチーム、高田中学校Bチームをそれぞれ優勝、準優勝とした上で、両チームによる合同チームを編成し、12月3日(金)~5日(日)に、兵庫県姫路市で開催予定の全国大会(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構、後援:文部科学省等)に、県代表として出場する予定です。
(1)大会結果
優 勝 三重大学教育学部附属中学校Aチーム
準優勝 高田中学校Bチーム
※成績は、筆記競技(250点満点)で決定
(2)出場チーム
13校(公立7校・国立私立6校)と1団体、79チーム
参加人数230名
中学1、2年生対象、1チーム3名
<参加校>桑名市立陵成中学校、四日市市立山手中学校、四日市市立富田中学校、
松阪市立嬉野中学校、多気町松阪市学校組合立多気中学校、名張市立北中学校、
名張市立桔梗が丘中学校、三重大学教育学部附属中学校、暁中学校、海星中学校、
高田中学校、三重中学校、鈴鹿中等教育学校
<参加団体>三重ジュニアドクター
(3)大会概要
〇目的
・理科、数学等における複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、科学の楽しさ、面白さを
知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供しま
す。
・科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性を育成します。
〇主催:三重県教育委員会 後援:国立研究開発法人科学技術振興機構
協力:三重県中学校理科教育研究会
〇日時:令和3年8月19日(木)10時20分から12時00分まで (於:県内10か所)
〇実施内容
・物理、生物、地学、数学、情報分野における筆記課題に対し、各チームが分担、相談するなど協働
して取り組み、競い合いました。
(4)大会の様子
・参加生徒、引率教員、大会運営者のマスクの着用、手指消毒、受付時の検温、会場の換気や消毒は
もとより、会場を定員の半分以下にしたり、協議中の相談は筆談で行ったりするなど、新型コロナ
ウイルス感染症対策を徹底した上で実施しました。また、当初5会場としていましたが、参加校の
協力のもと、一部学校開催も含め10会場で実施することで、生徒どうしが密にならないよう対策
を講じました。
・出場した生徒は、得意な分野をチームで分担したり、筆談で相談するなど、協力して問題を解いて
いました。