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令和08年10月07日
令和8年度三重県へき地医療体験実習・研修会の様子
体験実習・研修会スケジュール
2026年8月20日(木)・21日(金)に体験実習を行い、22日(土)午後に研修会を行いました。
体験実習について(参加者:学生37名)
合計37名の医学生(自治医科大学、三重大学、奈良県立医科大学)が三重県内のへき地医療機関(12施設)に分かれて体験実習を行いました。
各医療機関の指導医師のご協力のもと、
・施設内の業務見学
診療、予診取り、健診手伝い、看護、介護、リハビリ、検査、調剤など
・訪問診療、オンライン診療の見学
・出張診療所、介護老人保健施設、在宅ケアグループなどの見学
・連携クリニック見学
・患者体験(病院宿泊、病院~自宅への移動、検査など)
・地域見学
等の実習を各施設にて行いました。
研修会 (参加者:83名)
松阪フレックスホテルにて体験実習参加医学生やへき地医療に関わる医療機関職員・医療行政職員が参加し、各医療機関との意見交換や医学生による体験実習報告、そしてへき地医療に関わる特別講演を行いました。
今年度は83名と多数の方にご参加いただき、盛大な会となりました。
≪報告会≫
各医療機関で実習した学生が実際にへき地医療の現場で「見た」「聞いた」「感じた」ことを発表しました。どのグループも限られた時間内で素晴らしい発表をしてくれました。発表後には研修会参加者から多くの質問があり、活気溢れる報告会となりました。
≪特別講演≫
特別講演では、福井厚生病院の内山崇先生より「船医や総合診療医」のご経験をご講演頂きました。
内山先生は、「地域や現場で必要とされることに幅広く応じる総合医」を自身の理念として実践されており、一般内科、救急医療、在宅医療、多職種連携など幅広い分野で活躍されています。特に、船医として医療資源が限られた環境で診療に従事された経験は、へき地医療に求められる総合的な判断力や柔軟な対応力を体現するものです。先生は、専門分化が進む現代医療の中にあっても、患者の病気だけでなく生活背景や地域とのつながりまで見据え、「困ったときにまず相談される医師」を目指して診療を続けておられます。
先生のご講演は、医学生の皆さんにとって、今後医師として活躍していくうえで大変刺激的で、貴重な機会になったことと思います。
≪表彰式・閉会≫
参加者の投票により今年度は神島診療所チームが優秀賞に選ばれました。チームの皆様おめでとうございます。
他チームの皆さんもたくさんの素晴らしい発表ありがとうございました。
≪研修会の感想(アンケートより)≫
・離島は高齢化が進んでいるので、その分、病院へ行けない方に向けた訪問診療が大切になるなと感じました(学生)
・健康教室が住民の交流となっており素敵でした(学生)
・データに基づいて地域医療の現状をまずは把握されていたのが素晴らしかったです(医師)
・地域の特性をしっかり学べていいと思いました(医師)
・同じ病気でもアプローチや注意点が異なるという気づきはとても大切かと思います(医師)
・通院、訪問診療、医療資源など地域医療の課題をしっかりとらえていると感じた(その他)
ご講演いただきました内山先生、座長の皆様、並びにご参加頂きました皆様に感謝申し上げます。
また、ご協力頂きました病院関係者の方々、誠にありがとうございました。
三重県の地域医療の発展ために、今後も盛り上げていければと思います。
来年度も皆様のご参加お待ちしております。